本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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いつも食べているご飯の味に満足していますか?炊飯器から茶碗に盛って食べると、炊き立ては美味しくても保温をしているうちに味も食感もかなり落ちてしまいますよね?そんなお悩みは、結構多いです。
そこでおすすめなのが杉の木でつくられた「曲げわっぱのおひつ」です。ご飯の味が本当においしくなるんです!
曲げわっぱは奈良時代マタギ(木こり)が杉の生木を薄い板状にしたものを曲げ、桜の皮で縫い留めたお弁当箱を作ったのが始まりだと言われています。
このような形状のおひつやお弁当箱は日本各地でみられますが、「曲げわっぱ」の名で呼ばれているのは、秋田県の伝統工芸品「大館曲げわっぱ」のみです。
天然杉のまっすぐで弾力性に富んだ木目を利用して作られるので、機能性はもちろん、見た目にもモダンでおしゃれ。そんな曲げわっぱのおひつの特徴やおすすめを紹介します!
曲げわっぱのおひつには、陶器や金属性のモノとは違う、次の5つの特徴があります。
曲げわっぱの材料に使われる杉の木は、「柾目(まさめ)」と呼ばれるまっすぐな木目が特徴です。この柾目が余分な水分を吸収してくれるため、とても通気性が良いことで知られています。「呼吸する素材」と言っても過言ではないでしょう。
それにより水滴がたまリ過ぎないので、ご飯が蒸れません。水分バランスのよい、ふっくら炊き立て状態をキープすることができます。
ご飯を炊飯器に入れっぱなしにしておくと「ぷ~ん」と蒸れたようなニオイを感じたことはありませんか?炊飯器のような使い勝手の良い製品には密閉性がありますが、どうしても通気性が悪くなり、汗をかいたように余分な水分がたまってしまいがちです。
曲げわっぱのおひつにご飯を移し替えれば、そんな悩みも解消できますね。
曲げわっぱに多く使われる「杉」の木には天然の抗菌作用(フィトンチッド効果)があると言われています。お弁当箱やおひつだけでなく、お酢やお酒を仕込むための樽などにも昔から杉が多く使われてきました。
そのため、入れたご飯が痛みにくいという特徴があります。大館曲げわっぱ伝統工芸士・栗久六代目栗盛俊二さんによると「曲げわっぱのおひつに入れたご飯は、春・秋で二日、夏場で一日おいしい」のだそうです。
曲げわっぱには、夏場は保冷効果、冬場は保温効果が期待できると言われています。これは機械的な働きではありませんので「ある程度の」温度調節ととらえてください。
このような杉の持つ天然の温度調節機能を利用して、冷蔵庫などがなかった時代にもご飯を美味しく食べることができた昔の人の知恵はすごいですね。
ご飯を曲げわっぱのおひつに入れることによって、ご飯の水分調整や温度調整、気になる鮮度キープまでを天然素材である杉が引き受けてくれます。保湿効果もあるので、ご飯が冷めても乾燥せずにふっくらです。
つまり「曲げわっぱのおひつを使うと、ご飯のおいしさを保つことができる」という結論に達します。ついつい炊飯器の保温に頼りっぱなしで、最後のほうはどうしても不味くなって捨ててしまっていた!なんてことがなくなるかもしれません。
美味しさが保てる曲げわっぱに入れたご飯は「冷凍」しても美味しさが保てると言われています。炊き立てを曲げわっぱのおひつに移したら、食べきれない分はラップをして冷凍庫へ入れると無駄にならずベストですね。
曲げわっぱの素材として使われている杉には、杉特有の香りがあります。そのため手にしたときから杉の清々しい香りを感じることができるでしょう。
そしてさらに炊き立てのご飯を入れれば、その香りはさらに引き出されます。この杉の香りの成分の中には「セドロール」と呼ばれる鎮静効果のある物質が含まれていると言われています。
曲げわっぱの木の香りを楽しみながら食べるご飯は、いつもよりもリラックスして楽しめそうですね。
曲げわっぱのおひつは、伝統工芸品の中でもシンプルなデザインなので現代のインテリアにも浮き上がらずにさりげなくマッチします。
それでいていつものご飯を極上の味にしてくれるのですから、普段使いにしたり大切なあの人への贈り物にしたりするのに最適です。モダンでおしゃれな、曲げわっぱのおひつを厳選して4つ紹介します!
京都に工房を構える「桶屋近藤」のおひつです。
木の縮みも計算して作り上げるなど、人間国宝から学んだ技が随所に光っています。
素材の椹(サワラ)は肌目がきめ細かで、耐水性や耐湿性に優れていておひつには最適です。
京都の桶の特徴である、丸みを帯びた面が上品さを感じさせる逸品となっています。
桶屋近藤
【京指物】桶屋 近藤 おひつ 七寸 /椹 (サワラ)
老舗「大館工芸社」の曲げわっぱのおひつです。
約三合のご飯が入るサイズで、塗りヘラもついています。
素材は樹齢100年前後の秋田杉を使用していて、美しい木目が目を引きます。
また、桜の皮で縫い合わせた接地面がシンプルな中に小粋なアクセントを与えています。
大館工芸社
大館曲げわっぱ おひつ 隅丸・七寸
六寸という手ごろなサイズの曲げわっぱのおひつです。
白木のへら付きで、約二合分のご飯が入ります。
秋田杉特有の細かくてまっすぐな木目の白木を使用していて、潔いまでにシンプルなデザインが現代風のインテリアにもよく合います。
大館工芸社
曲げわっぱ おひつ 六寸 2合(木地仕上)
秋田大館曲げわっぱの老舗「栗久(くりきゅう)」のおひつです。
ご飯はたっぷり三合入るので家族で囲む食卓におすすめです。
おひつの隅のご飯が取りやすいように、底面にはゆるやかなカーブを付けるなど、使い手に優しい逸品です。
栗久
曲げわっぱ ご飯の水分調節 おひつ3合
日本の毎日の食卓に欠かすことのできない主食であるご飯。炊飯器の進化などにより、スイッチ一つで誰にでも「美味しく炊く」ことができるようになりました。
しかし、炊き立ての美味しさをキープしてくれるのはやっぱり「おひつ」です。時代が変わってどんどん便利になったからこそ、あえて炊き立てのご飯は「おひつ」に移して食べてみてほしいのです。
とくにモダンでおしゃれな「曲げわっぱのおひつ」なら、抗菌・消臭効果も兼ね備えており衛生面が気になる人にもおすすめできます。
いつものご飯をもっと美味しく楽しめるようになる、曲げわっぱのおひつを使ってみませんか?おひつの味を知ってしまうと、炊飯器からおひつにご飯を移すのが「手間」から「楽しみ」に変わるかもしれませんね。
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