日本の伝統工芸の”今”を知ることができるWEBサイトまとめ

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

Journal編集長
Journal編集長

年々増加する訪日外国人の数と比例して、日本の名所や名産品が載っているサイトやブログなどのWEBサイトの数がどんどん増えていますよね。しかし、伝統工芸に的を絞ったサイトはあまり多くはありません。今回は、伝統工芸の今を知ることができるWEBサイトを紹介していきます。

知っているようで知らない伝統工芸についてチェックすると日本のよさが再発見できること間違いなしです!

それぞれのサイトの内容と特徴を紹介します。

目次

ワゴコロ

https://wa-gokoro.jp/

『ワゴコロ』は、”日本の伝統文化や職人の魅力を伝えるサイト”として、日本のあらゆる伝統文化や行事、芸能などについて紹介。

ワゴコロの担当者が伝統文化を体験レポートする様子なども詳しくアップされているサイトです。

香道・書道・茶道・華道など日本ならではの『道』の付く諸芸を詳しく解説しているほか、伝統工芸の職人たちのプロフィールや生み出させる作品の紹介もしています。

伝統文化に関わる人を増やし関わる人の役に立ちたいという思いで運営されていますので、書かれている内容もとても深いです。

特に伝統文化に興味がある方は必見のサイトです。

●運営者:(株)ヒトノテ ワゴコロ編集部

四季の美

https://shikinobi.com/

『四季の美』は、”ワクワクするニッポンを未来へ”をテーマに、日本の伝統産業・伝統工芸を応援するためにつくられた求人サイトです。

求人情報だけでなく、工芸・近代文学・人物(職人)・イベント・着物・文化などジャンルに分けて日本について詳しく紹介されています。

伝統工芸品をつくるための技術の身に着けるための学校紹介や、工房・産地組合・自治体経由で職人として働きたい人を支えます。

●運営者:代表:伊藤達也

伝統工芸 青山スクエア

https://kougeihin.jp/

一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会が運営する、経済産業大臣が指定した伝統的工芸品を紹介しているサイトです。

制作風景などが、非常にわかりやすく解説されており、工芸品の理解を深めることができます。東京港区にある「青山スクエア」のイベント情報なども掲載されているので、定期的にチェックしてみてください。

●運営者:一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会

ニッポン手仕事図鑑

https://nippon-teshigoto.jp/

『ニッポン手仕事図鑑』はWEBサイトならではの”動画”をメインに、日本の職人の技術や文化を伝えているサイトです。

動画なので手仕事の様子がとてもわかりやすくなっています。

編集長の大牧圭吾さんは、「記録として職人の技術や文化を残していくだけでなく、サイトを通して人と人が出会い、新しいビジネスが生まれてほしい」と考えています。

職人の手仕事がずっと伝承されていくためのお手伝いとして動画作成やイベント企画運営などを受け付けています。

●運営者:株式会社ニッポン手仕事図鑑

REAL JAPAN PROJECT

https://realjapanexperience.com/

『REAL JAPAN PROJECT』は”日本のものづくりをもっと身近に、そして未来へ”という想いから始まったプロジェクトです。

工芸品や食・観光などの日本の文化についての情報発信、工房や職人の紹介がされています。

商品開発・PR・販売も手掛け、オンラインショップで商品が購入できます。

渋谷区千駄ヶ谷にはショールームもあるので、日本のものづくりを手に取って体験したい方におすすめ。

イベントやワークショップも開催されています。

●運営者:株式会社 リアルジャパンプロジェクト

JIZAI

https://jiz.ai/

『JIZAI』は、陶磁器・染織品・漆器・金工品・木工品・人形などのカテゴリ別に日本の伝統工芸を紹介しているサイト。

作品の画像をクリックすれば、職人のプロフィールやほかの作品にいたるまでの詳細を知ることができる”ものづくりサイト”です。

こちらでは商品の販売などはされていませんが、コメントを書き込むことができるので、気になる作品や職人がいる方はぜひアクセスしてみてはいかがでしょうか。

●運営者:株式会社ワークス

さんち~工芸と探訪

https://sunchi.jp/

”工芸の後ろ側には、悠久の時間と職人の織りなす物語が流れている”ととらえ、その物語に触れることで工芸愛を深めてほしい願いをこめてつくられたサイトが『さんち~探訪』です。

『工芸・食・商・本・探訪・宿・人・暦』のカテゴリ別に分けられているので、サイト全体を一つの”読み物”として好きなジャンルから読んで行きましょう。

”探訪”をチェックすれば工芸を目的にした旅のプランづくりにも役立ちます。

●運営者:中川政七商店

COLE

http://cole.ne.jp/

『COLE』は陶磁器工芸をメインにし、それを使うのに欠かせない”食”をコラボさせた”工芸×食べる”WEBサイトとしてはじまったサイトです。

有田焼や伊万里焼、波佐見焼など各地の焼き物工房の様子や、開催されているイベント情報、美しい焼き物に盛りつけられた料理のレシピも公開されています。

また、求人コーナーもあり、全国各地の工芸の求人掲載も募集しています。

●運営者:株式会社 平成浪漫

KARAKURI JAPAN

http://karakurijapan.jp/

『KARAKURI JAPAN』は、インターネットを通じて日本の伝統技術を全世界に”クールに”伝えるサイトです。

YouTubeチャンネルもあり、堅苦しく敷居が高いイメージの伝統文化をエンターテインメント性たっぷりに楽しく伝えています。

折り紙や筆ペン書道など手軽に始められる伝統技術の紹介やオリジナルグッズの販売、インスタやフェイスブックなどでのアピールも積極的に行っています。

●運営者:株式会社 K.Recran

SHOKUNIN

https://japan-traditional-crafts.com/

『SHOKUNIN』は、”日本の伝統工芸品をつくる職人さんたちの人柄と思いをただただ紹介したい”という純粋な想いから始まったWEBサイトです。

有名な伝統工芸品については、インターネットでも多く取り上げられていますが、”日本全部”の工芸品や職人となると、まだまだ知らないことはたくさんありますよね。

そんな情報を集めながら成長中のサイトです。

KOGEI STANDARD

https://www.kogeistandard.com/

『KOGEI STANDARD』は、洗練された工芸品と作り手のインタビュー等を掲載したWEBサイトです。

東京とシンガポールを拠点に活動しているHULS社が運営しており、英語サイトも充実しています。

日本だけにとどまらず、世界中に日本の工芸品の魅力を伝えているサイトです。

粋~IKI~

https://i-k-i.jp/

”今日よりちょっと粋な明日を”をテーマに衣食住にまつわる日本の伝統文化や伝統工芸を解説するサイトです。

職人インタビューなどもとても豊富で読み応えがあります。

エリアなどからも検索が可能で、旅先などで伝統工芸の体験や伝統文化に触れる機会を増やしたい方は必見のサイトです。

Made in Japan : 日本の匠

https://artsandculture.google.com/project/made-in-japan

Googleが提供する伝統工芸や日本の文化に特化したオンラインメディアです。

美しい写真や動画で、工芸品の製作工程や職人さんの想いを知ることができます。伝統工芸品だけではなく、絵画や食文化なども紹介されており工芸品や日本文化が好きな方にはたまらないコンテンツになっています。

特に、動画コンテンツが充実しており職人さんへのインタビューなどが作り込まれています。

職人圖鑑

https://shokunin-zukan.jp/

出版物や企業広告を手がける編集プロダクションが運営しているWebメディアです。

美しい写真と分かりやすい文章で、ものづくりの魅力について書かれています。モノの魅力だけではなく作り手の「生き方」にフォーカスした記事が多く読み応え十分です。

CRAFTWORKS

https://craft.asahi.com/

朝日新聞デジタルとサッポロビールが手掛ける日本のものづくりに特化したWEBメディア「最高の体験の裏側には、丁寧な職人の仕事がある」をテーマに、
ものづくりの魅力を発信している。

とらくら

一般社団法人伝統文化デジタル協議会 tcdc.jp 所属の学生アンバサダー部隊 「とらくら」運営。 2021年2月20日に外部公開。伝統工芸×Z世代 という新しい切り口で次世代に伝統工芸の魅力を発信するwebメディア。工房や職人へのインタビュー記事やコラムを掲載。

https://torakura.com/

まとめ

日本の伝統工芸といえば、ちょっと年齢層の高い人だけがこだわる、堅苦しくて敷居の高い世界だと思っている人も多いかもしれません。

しかし、今や日本の文化や伝統は世界中から注目され、職人の手仕事を体験したいという外国人も増えています。

職人の世代も若い人に交代した今では、伝統工芸は閉鎖的なものではなくなり、WEBサイトを通じて世界中に情報発信されるようになりました。

そのため海外の方にも、とても親しまれるようになってきています。

昔からある伝統工芸が”今”どうなっているのかを知るなら、今回紹介したサイトをチェックしてみるのが一番です。

日本の伝統工芸を10年後も100年後も受け継いでいくために頑張るWEBサイトを応援していきましょう!

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