本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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みなさんは大谷焼を知っていますか?素朴でざらりとした感触が楽しい大谷焼は古くから日常的に使われる食器として楽しまれてきました。
そんな大谷焼で作られたコーヒーカップはどこか懐かしくモダンで落ち着いたブレイクタイムを過ごすことができます。
ただ、大谷焼と言われてもどんな食器なのかわからない方も多いのではないでしょうか?
今回は大谷焼の特徴やこの記事ではBECOSJournal編集部が厳選したおすすめの大谷焼のコーヒーカップをご紹介します。
大谷焼とは伝統工芸品の1つで、徳島県鳴門市大麻町を中心に約230年もの間作られている陶器です。
安永9年(1780年)に徳島藩主から南京・唐津(磁器の焼成)を行うことを命じられ、九州から多くの職人を雇って、藩窯を造り、磁器の生産を始めました。
しかし、徳島には磁器の材料がなかったため、利益よりも損失のほうが大きく、すぐに窯を閉じてしまいました。
その後天明4年(1784年)に納田平治平衛が信楽焼の職人を雇って陶器造りの技術を習得して、大谷村(現鳴門氏大麻町)に登り窯を築いて、陶器の生産を始めたのが大谷焼の始まりとされています。
明治には藍甕、大正には戦時景気などさまざまなものが作られ、現在では大甕から日常使いできる食器までさまざまな製品が生産されています。
平成15年(2003年)には経済産業省の伝統的工芸品に指定されており、毎年11月に東林院境内にて窯元合同の陶器市・大谷焼窯祭りが開催され、賑わいを見せています。
大谷焼に使われている土は鉄分が多く含まれており、土のざらりとした風合いの中に金属的な光沢を感じさせています。
この素朴な土の味わいを醸し出した焼き物は高い人気があります。
一般的には焦げ茶色の焼き物が有名ですが、深い銀色や灰色の作品もあります。
大谷焼では甕や睡蓮鉢などの大物陶器の制作も行われており、寝ろくろという二人一組で1人が成形し、一人が寝転んで足で蹴ってろくろを回す方法での製法が有名で、大物陶器を焼く登り窯の大きさは日本一と言われています。
また、精巧なろくろ技術によって作られた酒器は非常に薄いのに丈夫だと人気があります。
以前は大型の水甕や睡蓮鉢など大きい焼き物を製造していましたが、近年では湯呑や茶碗などの普段使いのできる実用品やインテリア製品などが数多く作られています。
【大谷焼の製品】
大谷焼は窯元によって個性豊かな焼き物が作られています。
そのため、窯元をめぐってのんびりお気に入りの作品を見つけるのがおすすめです。
窯元では絵付けや作陶の体験もできるため、カップルや家族、グループで、世界で1つだけの大谷焼を作るのもいいでしょう。
(要予約)
作り方のコツを教えてくれたり、手伝ってくれるため、初心者でも安心して作れます。
どんなものを作るか相談してから体験の予約をするといいでしょう。
≪窯元一覧≫
①田村陶芸展示館(元山窯)
色鮮やかなストライプ模様のカップや徳島ラーメン用の麺鉢などの新しい取り込みも行っている窯元です。
「作り手が楽しく作り、使い手も楽しく使う。
ものを通して心が通い合い、器のある暮らしが心を豊かにしてくれる。」
そんな器づくりを目指し、若い感覚や女性らしい感性が生かされています。
体験では絵付け体験ができ、女性や子供を中心に好評です。
もちろん手びねりや電動ろくろの体験もできます。
②陶業会館(梅里窯)
伝統的な大谷焼の作品だけでなく、風鈴やLEDランプ、傘地蔵などの趣向をこらした作品も並んでいます。
絵付け体験の他に手びねり体験コースと電動ろくろ体験コースの2種類あります。
梅里窯で大谷焼を作る森裕紀さんはTVチャンピオンの陶芸王選手権で優勝経験があります。
③大西陶器
2014年に移転し、工房とギャラリーのある窯元です。
ギャラリーでカップや酒器、茶器などの食器を見ながらテーブルコーディネートを考えるのもおすすめです。
手びねりコースや電気ろくろコース、時間が無い方におすすめの絵付け体験を行っています。
④佳実窯(よしみがま)
焼〆陶、変窯、灰釉などの技法を取り入れている工房です。
落ち着いた風合いが人気の大谷焼が人気があります。
体験では手びねりコースと電気ろくろコースがあり、先生が丁寧にコツを教えてくれます。
また、本格的に陶芸を楽しみたい方におすすめな陶芸教室も開催しています。
⑤森陶器
石が積み重なった小高い山のような登り窯が特徴の工房です。
登り窯の中も見学でき、登ってみると、水琴窟の音も楽しむことができます。
店内には湯呑やコーヒーカップ、皿など多くの焼き物が並んでおり、お祝いに送るのにぴったりの品もあります。
絵付け体験や手びねり、ろくろ体験もできます。
⑥矢野陶苑
大谷焼の中で、最も古い歴史を持つ窯元です。
新聞でも紹介されたことのある干支の焼き物や湯呑、茶碗など数多くの作品が並んでいます。
矢野陶苑では矢野耕市郎さんが独自の新ブランド「SUEKI CREAMICS」を立ち上げ、新しい作品を生み出しています。
OTANIYAKI tamura 1784は、上記で紹介している田村陶芸展示館(元山窯)のブランドです。
こちらの商品は魔法のカップのよう。色合いもターコイズブルー、瑠璃、藍がとてもきれいに発色されています。
取っ手の上の小さなポッチがあることにより、持ち上げた時にちょうど親指に当たり手に力が伝わるため、持ちやすくなっています。
是非コーヒーなどマグカップとして使用したいですが、丸みを帯びた形と筋模様のデザインが、花瓶として利用しても相性が良いですね。
OTANIYAKI tamura 1784
【マグカップ】3点セット (ターコイズブルー、瑠璃釉、藍マット) | 大谷焼 | OTANIYAKI tamura 1784
こちらもOTANIYAKI tamura 1784が作ったフリーカップです。
ターコイズブルーに線模様が入っています。爽やかでシンプルでありながらも、土の温かみも感じられる商品です。
とても涼しげな雰囲気なので、暑い夏に飲むアイスコーヒーにぴったり。
アイスコーヒーがしっかり飲める容量ですが、飲み口に向かって広がっていくように作られ、持ちやすく手に馴染むよう工夫されています。
OTANIYAKI tamura 1784
【フリーカップ】ターコイズブルー | 大谷焼 | OTANIYAKI tamura 1784
こちらは梅里窯が作るデミタスカップ&ソーサーの2点セットです。
木の葉型をしたソーサーとセットになっている点がとても印象的で、他ではなかなか見かけない商品です。少し渋さを感じながらも、木の葉型や色合いから自然の優しさも感じられます。
ソーサーは小皿として焼き菓子や小さめのケーキ等を盛り付けて使うことも可能です。
カップに入る量は80mlのため、エスプレッソなどコーヒーをしっかり味わいたい時におすすめです。
梅里窯
【大谷焼】梅里窯 デミタスカップ&ソーサー 2点セット (瑠璃唐津, 碧緑唐津)
こちらも梅里窯の商品ですが、作り手が「15年かけて生み出した、驚くほど軽く、持ちやすい、一度使うと戻れない、究極のコーヒーカップ」というほどの優れものです。
たっぷり入るのに軽い、重ねて収納ができるなど、軽さ、持ちやすさ、内容量、保温性、口当たり、収納のことをしっかりと考えられ、作られています。
他の色(技法)も展開していますので、是非お好みのものを選んだり、色違いで揃えてみて下さいね。
梅里窯
【大谷焼】梅里窯 究極のコーヒーカップ 芥子唐津
大西陶器が作るマグカップです。
白色と淡い水色2色が3段階に色付けされ、グラデーションのようにもなっており、穏やかな優しい色合いです。
飲み物の香りがふわっと広がるようにカップの内側の底に丸みがつけられています。コーヒーやフレーバーティーなど、香りが楽しめる飲み物におすすめ。
たっぷり入れても軽い作りとなっており、朝食時やデスクワーク時など、日常使いにぴったりです。
大西陶器
【マグカップ】3color | 大谷焼 | 大西陶器
こちらは上記で紹介したものと同様の色使いをしたティーカップ&ソーサー&スプーンのセットになります。
ソーサーが正方形をしていることがこの商品の特徴で、スプーンも同じ作りで揃えられているため、温かみもあり、かつ個性的です。
このセットでお客様にお出ししたら、話題になるに違いありません。
もちろん、日常のほっとひと息つく時間に自分のために使い、コーヒータイムを楽しんでも良いですね。
大西陶器
【ティーセット3点セット】3color (カップ & ソーサー, スプーン) | 大谷焼 | 大西陶器
こちらも大西陶器が作るマグカップです。
徳島県で盛んな「藍染」が表現されています。藍色と白色の組み合わせに茶色の細いラインがとてもバランスよく、シンプルでありながらも優しくかわいい色合いをした商品です。
こちらも上記に紹介しているマグカップと同様、カップの内側の底に丸みをつけているので、コーヒーやフレーバーティーなどでは香りを楽しむことができます。
軽さにもこだわり、普段使いとして1つ持っておきたい素敵なマグカップです。
大西陶器
【マグカップ】藍-indigo- | 大谷焼 | 大西陶器
こちらは上記商品と同じデザインのフリーカップになります。
上記マグカップとは逆に、飲み口に向けて藍色が広がり、下部のシュッとした部分に白色を、茶色のラインが3本入れられ、色でも下部に向けて引き締められバランスの取れたデザインです。
飲み口に向かって自然に広がるデザインのため持ちやすく、アイスコーヒーにぴったりの商品です。ビールをギリギリまで注いで楽しんでも良さそうですね。
大西陶器
【フリーカップ】藍‐indigo- (白) | 大谷焼 | 大西陶器
こちらは佳実窯が作るカップ&ソーサーの2点セットです。
赤色と青色の組み合わせがマッチしており、少し灰色がかったような色合いであるところが土の味わいを感じ、魅力的な商品です。
コロンとしたフォルムで可愛らしく、厚みも適度なため口当たり良く仕上げられています。
ソーサーは小皿としても使用できるため、和菓子やケーキなど、美味しいお菓子を載せても良いですね。
佳実窯
【大谷焼】佳実窯 コーヒーカップ & ソーサー 2点セット (辰砂, 青釉)
こちらも佳実窯が作るマグカップになります。
青釉は焼き方によって様々な表情を見せてくれるそうで、こちらの商品はしっかりと青色が入りながらも、土の雰囲気もしっかり味わえます。
カップに緩やかなくびれをつけることで自然と手を添えられる作りとなっています。たっぷり入れても持ちやすく、仕事や自宅使いなど、1杯をたくさん注ぎたい時にぴったりの商品です。
温かいコーヒーだけでなく、お茶やスープなど様々な用途に利用することができます。
佳実窯
【大谷焼】佳実窯 マグカップ 青釉
こちらは森陶器が作るマグカップのセットです。
森陶器では徳島県で馴染みのある藍色が十八番のカラーとなっているそうです。深いインディゴブルーがとても鮮やかです。
熟練の職人がロクロ成形で丁寧に作り上げ、土の温かみも感じられつつ、飲み口も丸みのある優しい口当たりにされており、たっぷり入るため飲みやすさも工夫されています。
コーヒーの茶色とカップの藍色との相性が良さそうです。コーヒー以外にも、ヨーグルトなどを入れると色のコントラストが楽しめそうです。
森陶器
【大谷焼】森陶器 マグカップ 2ヶセット 藍
ペアカップとハートの形の和三盆のセットでプレゼントにおすすめの品です。
ペアカップは釉薬で作られた曲線が特徴的で、ざらざらとした質感が残っています。
湯呑としてはもちろんビールなどのお酒を楽しむのもおすすめです。
徳島県物産センター
大谷焼 陶器 ペアカップ(ジョッキ焼〆流し)&ハートの和三盆
森陶器
大谷焼 陶器 マグカップ(鉄砂 流し 短丸型)和食器/コップ/ティーカップ/日本製/徳島県伝統民工芸品/贈答/ギフト
森陶器
大谷焼 陶器 マグカップ(オリベ 長型)和食器/コップ/ティーカップ/日本製/徳島県伝統民工芸品/贈答/ギフト
森陶器
大谷焼 陶器 マグカップ(灰釉ゴス/短丸)和食器/コップ/ティーカップ/日本製/徳島県伝統民工芸品/贈答/ギフト
大谷焼のマグカップは温かみがあり、落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
食事のときはもちろんのことちょっとしたブレイクタイムにコーヒーや紅茶などを楽しむのもいいでしょう。
もちろんプレゼントとしても大変喜ばれますのでお気に入りの1つを見つけてみてください。
1位
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