やっぱり日本製がいい!職人がつくる漆塗りの曲げわっぱ弁当箱6選

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

BECOS代表
BECOS代表

見た目もほっこりするような温かさを持つ「曲げわっぱのお弁当箱」は、機能性にとても優れており、いま人気を集めています。

曲げわっぱのお弁当箱は、日本人の心をくすぐるようなデザイン性に優れ、食材を美味しく長く保ってくれる効果もあります。

そんなわっぱのお弁当箱は、「白木」「漆塗り」「ウレタン塗装」の三種類があります。

日本全国の良いものを発掘・販売するBECOSが今回紹介する「漆塗りの曲げわっぱのお弁当箱」は、取り扱いが楽な上に、デザインも良いことが魅力です。

目次

「漆塗りの曲げわっぱ」はやっぱりいい!
BECOSがおすすめするお弁当箱6選

白木やウレタン塗りのいいとこどりをした漆塗りの曲げわっぱお弁当箱は、曲げわっぱお弁当箱ビギナーにもおススメです。

使い勝手もよく、機能性に優れた日本産の漆塗りの曲げわっぱお弁当箱を紹介します。

おすすめの漆曲げわっぱ・その1
【職人手作り!木曽ひのきの曲げわっぱ】

木曽ひのき小判メンパ2段

ひのきを使った軽さのあるお弁当箱です。木曽の職人の技を活かして作られたこの曲げわっぱは職人の思いがしっかり込められており、あたたかみを感じられます。

2段になっていますが、1段でも使用可能。ごはんが蒸れにくく時間が経ってもおいしいお弁当が楽しめるこの曲げわっぱは、レジャーのおともにぴったりです。

酒井産業
木曽ひのき小判メンパ2段

おすすめの漆曲げわっぱ・その2
【使うほどに風格が増していく!天然杉の曲げわっぱ】

曲げわっぱ 大和型 小判弁当箱 700ml

天然の杉の木を使った曲げわっぱのお弁当箱です。中身を3つに仕切れる仕切り板もついているため、おかずを入れやすくなっています。

漆を何度も塗って仕上げているので、使えば使うほど風格が増して美しさを感じられるようになります。ほのかな杉の香りを楽しみながらランチタイムを過ごしてみませんか?

三好漆器
曲げわっぱ 大和型 小判弁当箱 700ml

おすすめの漆曲げわっぱ・その3
【木製箸と箸箱付き!心誠堂の天然杉曲げわっぱ】

曲げわっぱ一段弁当箱 漆塗り 700ml (弁当箱・木製箸・箸箱セット)

天然杉の木目が美しい1段のお弁当箱です。保湿効果のある杉の木のおかげでごはんが冷めても硬くなりにくく、時間が経ってもおいしいお弁当が楽しめます。

漆塗りのため、木地にシミがつくこともありません。丁寧にお手入れすれば長く使い続けることもできます。木製のお箸と箸箱もついていておすすめの曲げわっぱです。

心誠堂
曲げわっぱ一段弁当箱 漆塗り 700ml (弁当箱・木製箸・箸箱セット)

おすすめの漆曲げわっぱ・その4
【高級感と強度が特徴!木曽ひのきのすり漆弁当箱】

木曽ひのきすり漆丸弁当箱 単品

長野県木曽群にあるよし彦は、創業150年以上の老舗です。さまざまな形や大きさの漆塗りお弁当箱を販売しており、そのなかでもオススメなのが丸弁当箱すり漆です。木に直接生の漆をすりこんでいく「すり漆」仕上げなので、ほかの漆よりも落ち着いた高級感があり、かぶせ型のお弁当箱の蓋がお弁当箱を上から下まで覆ってくれます。

不意に蓋が開く心配もなく、側面が蓋と本体で2重がさねになるので十分な強度も兼ね備えています。重い物がのしかかったり、激しい振動があっても耐えることができるので、工事現場などで働いている人でも安心して使うことができます。

木曽の漆器よし彦
木曽ひのきすり漆丸弁当箱 単品

おすすめの漆曲げわっぱ・その5
【経年変化が楽しめる!ふき漆塗りの曲げわっぱ】

曲げわっぱ 小判 弁当箱 ふき漆塗り(大) 秋田杉 750ml

樹齢150~200年の秋田杉でつくられる大館工芸社の曲げわっぱは、職人が一つひとつの製造工程にこだわってつくられる逸品です。黒く見えますが、使い込むごとにうっすらと赤茶色に変化して艶がましてきます。

正しくお手入れしていけば20年は持つような質の良いお弁当箱です。大切に使って経年変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

大館工芸社
曲げわっぱ 小判 弁当箱 ふき漆塗り(大) 秋田杉 750ml

おすすめの漆曲げわっぱ・その6
【小さいうちから本物を!愛情たっぷりの子ども弁当箱】

 うるしの弁当箱(子ども)

職人がひとつひとつ丁寧につくった杉の木の小さなお弁当箱を、「拭き漆」の技法で仕上げた、可愛らしいお弁当箱です。木×漆の天然素材のコンビは実は子どもにも安心です。

子どもの舌だって、美味しいものがわかります。木のお弁当箱に入れたご飯は本当に美味しいので、少食のお子さんだってきっと最後まで美味しく食べられるはず。木の温もりや肌触りを小さいうちから感じて欲しいならぜひ本物をセレクトしましょう

杉の木クラフト
うるしの弁当箱(子ども)

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そもそも「曲げわっぱ」とは?
漆塗りの弁当箱ってどう良いの?

曲げわっぱとは、杉の木やヒノキを薄く削りだして熱を加え、円形に丸めて作られた容器のことを言います。

おひつや弁当箱など、食品を保存・持ち運ぶための容器として広く使われてきました。

・木が呼吸し水分調節をするので、中に入れたご飯がもっちり美味しくなる
・作用がありご飯が傷みにくくなる
・木の良い香りが食欲をそそる
・杉の木の色と留め具に使われる桜などの皮のコントラストやデザインがかわいい
・なんといっても開け閉めするときの音がいい
・軽くて持ち運びにもよい
・円形で洗いやすい、日々のお手入れがシンプル

「曲げわっぱ」弁当箱の種類は全部で3つ!
白木・漆塗り・ウレタン塗装の違いとは

曲げわっぱの弁当箱には主に白木と漆塗り、ウレタン塗装の3種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。


今回ご紹介した「漆塗りの曲げわっぱ」は、白木とウレタン塗装のちょうど真ん中で、少し高価ではありますが買って損はない弁当箱です!

白木の曲げわっぱお弁当箱
木の美しさや機能性がダントツ!

木の美しさを一番感じられます。「美しく美味しいお弁当」を最優先に考えるならばこの白木の曲げわっぱ弁当箱が断然おすすめです。

白木の曲げわっぱ弁当箱のメリット

無塗装仕上げの白木の曲げわっぱ弁当箱は、木の香りと肌触りが心地よく、優れた保湿性と吸収性がご飯をおいしく保ってくれます。

さらに、木の殺菌作用がより高く、夏でも食材が傷みにくくなることが白木の曲げわっぱ弁当箱の特徴です。

白木の曲げわっぱ弁当箱のデメリット

油物や醤油などのソースが染みやすく、生乾きや湿気に弱く傷みやすいことから扱いに気を使うという面もあります。


ウレタン塗装の曲げわっぱ弁当箱
機能的で日々の使い勝手が良い!

扱いやすくて便利なウレタン塗装の曲げわっぱ弁当箱。白木の風合いも残しているので見た目重視の初心者さんにおすすめです。

ウレタン塗装の曲げわっぱ弁当箱のメリット

口に入れても安心なウレタンを塗装した曲げわっぱのお弁当箱。汚れにくく、油物や醤油などのソースが染みることもなく、比較的低価格で購入することができます。

見た目は白木と同じように木目が美しく、普通の食器と同じように洗剤で洗うことができ、なかには食洗器OKなものもあります。

ウレタン塗装の曲げわっぱ弁当箱のデメリット

ウレタンを塗装している分、木の本来の水分調節効果や効果は白木に比べ薄くなります。また、ウレタン特有のにおいが気になる場合もあります。

漆塗りの曲げわっぱ弁当箱
白木とウレタン塗装のいいとこ取り!

漆塗りされた曲げわっぱ弁当箱は独特の佇まいがあります。漆と聞くと敷居の高いイメージもありますが、扱いは難しくありません。白木の良さとウレタンの良さを兼ね備えた存在です。一味違う曲げわっぱ弁当箱を求めている方にはもってこいですね。

漆塗りの曲げわっぱ弁当箱のメリット

漆塗りの曲げわっぱお弁当箱は、木の殺菌効果と保湿吸収性に加え、漆自体にも殺菌効果があるため、保存容器として高い機能性を発揮します。

また漆を塗ることで耐久性が加えられ、油や水分が木地に染みることもありません

漆の光沢感と木のぬくもりが弁当の美しさ・美味しさを最大限に演出し、塗り直しを行うことで長年使い続けることも可能です。

漆塗りの曲げわっぱ弁当箱のデメリット

漆で覆われている分、白木のような木がもつ本来の美しさや香りは薄れます。しかしそれに代わる漆独特の佇まいの良さはあります。長年使用することで漆の使用感が何とも言えない色合いになるのです。

また、漆自体が高価なため、少し高価になってしまいます。

「漆」の良さを再発見!
お弁当箱によくある「拭き漆」と「漆塗り」

漆とは、ウルシの木から採れる樹液を主原料とする塗料のことで、天然のものは1本のウルシの木からわずかしか採れないため、大変貴重とされています。

曲げわっぱの弁当箱によくみられるのが「拭き漆」の手法を用いたもの。こちらは生漆(きうるし)を木地に塗り、布で拭き取るという作業を繰り返し行います。

生漆は半透明であるため、木目を生かした風合いのある仕上がりとなります。また、漆器の中では比較的安価であることから人気があります

一方で、お椀や重箱に多い「漆塗り」は、下地・中塗り・上塗りなど幾重にも漆を塗り重ねる技法です。

漆を精製する過程で鉄粉を混ぜ、化学反応によって奥深い漆黒の色味を生み出す黒漆や、辰砂(しんしゃ)などの朱色の塗料をまぜる朱漆が代表的です。

漆器に関しては以下の記事で詳しく紹介しています。

漆の曲げわっぱお弁当箱
長持ちさせる日々のお手入れ

曲げわっぱのお弁当箱はお手入れが面倒と思われる方もいるかもしれませんが、実はいたってシンプルなのです。

・使った後は「早めに洗ってよく乾かす」が基本!

・漆塗りの曲げわっぱであれば洗剤&スポンジOK

・傷みの原因となる食洗機やレンジの使用はNG

漆の曲げわっぱお弁当箱で一味違うお弁当を

漆塗りされた曲げわっぱのお弁当箱は見た目だけでなく、機能的にも優れています。
扱いも難しくはないのでぜひ手にとっていただきたい一品です。

ぞんざいにせず丁寧に扱うことが長持ちの秘訣です。曲げわっぱのお弁当箱を日常にとりいれ、日々の食事に彩りを添えましょう。

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