本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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日本の夏の風物詩といえば、祭りの花火や出店、そして浴衣姿。普段は着ない浴衣だからこそ、どんなデザインの浴衣を着て行けばいいか悩みますよね。
男性の浴衣姿は、すらっと縦長のシルエットになります。また、和の雰囲気もあいまって、女性に対して凛々しい印象を与えます。彼女との花火大会デートの恰好として喜ばれますし、気になる女友だちとの仲を深めるキッカケにもなってくれます。
せっかく浴衣を着るのですから、かっこいい浴衣を選んで、普段とは違う自分をアピールしたくなりませんか?
今回の記事では、花火大会に着て行きたくなるような、かっこいい柄のメンズ浴衣を紹介します。
実際に浴衣を買う前に、まずは浴衣選びのポイントを把握しておきましょう。
仕立て上がりの浴衣(すでに縫製まで終わっている浴衣)を買う場合は、自分の身長と体型を考慮して、慎重に浴衣のサイズを選ぶ必要があります。
浴衣のサイズは、身丈と裄丈によって決まります。
身丈とは、浴衣の後ろ襟から裾までの長さのことです。
実際に帯を締めて着付けた状態で、浴衣の裾から足のくるぶしが見えるくらいの長さが丁度いいとされています。
裄丈とは、浴衣の背面の中心から袖先までの長さです。
へそあたりの腰帯をつかんだ際に、手首の骨の出っ張りが見えるくらいの長さが丁度いいとされています。
仕立て上がりの浴衣は、万人が着られるように調整されています。あなたの身長に基づいてサイズを選んでも、場合によっては、体に合わないこともあり得ます。
骨格が大きかったり、たくましい筋肉を持っていたりする場合は、一回り大きいサイズの浴衣を選ぶといいでしょう。
反対に、細身の方の場合は、それほどサイズを気にする必要はありません。胴回りは着付けによって調整できるので、身丈が合うかどうかを優先しましょう。
色については、黒・グレー・紺などの暗色系が定番です。男性らしい落ち着きと頼もしさを演出してくれます。また、全体の印象が引きしまります。
ただし、暗色系にこだわる必要はありません。花火大会のように、夜間に浴衣を着ていく場合は、ベージュや白などの明るめの色を選ぶと、薄暗さに浴衣の明色が映えます。
柄については、どんな印象を周囲に与えたいのかを考慮しましょう。堅実さなら無地、沈着さなら縞模様、華やかさなら大胆な和柄がオススメです。
普段から着るような衣服でないからこそ、個性的なデザインの浴衣を選ぶという手もあります。花火大会のような非日常の空間では、むしろ個性的な方が雰囲気に合うからです。純和風にとらわれず、洋風や民族風の浴衣も試してみましょう。
メンズ浴衣で使う腰帯といえば、角帯・兵児帯・作り帯の3種類が人気です。
角帯は、形を保ちやすい点が特徴です。ひとりでも着付けしやすく、また見た目が整いやすいです。しっかりとした着こなしを重視したい人にオススメです。
兵児帯は、角帯に比べて柔らかい点が特徴です。腰に巻いても邪魔にならず、動きやすいことが長所です。その反面、形が崩れやすいので、子供っぽい印象を与えます。カジュアルさを優先したい人にオススメです。
作り帯は、あらかじめ帯の終端が結んだ形になっている点が特徴です。腰に帯を巻いていき、終端についている面ファスナーなどを帯の内側に折り込んで固定します。貝の口結びのように、複雑な結び方を覚える必要がありません。浴衣の初心者にオススメです。
履物については、せっかく浴衣を着るのですから、下駄・草履・雪駄のいずれかを履きましょう。
下駄は、歩くたびにカランコロンという独特の音が鳴るので、和の風情を感じさせてくれます。ただし、歩きなれていないと転びやすいので、その点は注意しましょう。
草履は、軽やかさが魅力です。歩くことも走ることも楽なので、人ごみの多い花火大会の通りでも、楽に歩き通せます。
雪駄は、防水に特化した草履の一種です。草履と同じく、軽やかに動けます。雪駄のかかと部分は、金属板で補強されています。歩くたびにチャリッチャリッという音が鳴るところに、乙な風情があります。
和の風情を重視するなら下駄、歩きやすさと風情を両立するなら雪駄、歩きやすさ重視なら草履を選ぶことをオススメします。
より浴衣の風情を楽しんだり、自分なりの個性を出したりしたいなら、小物選びを工夫しましょう。
扇子や巾着袋にこだわることも大切ですが、見た目に分かりやすい帽子やメガネを使うことで、かなり印象が変わります。
帽子は、ストローハットやハンチングハットがオススメです。ストローハットは、夏の雰囲気に合います。ハンチングハットは、浴衣のような和の装いに似合います。
メガネは、丸縁のレトロメガネがオススメです。浴衣姿と相まって、より和の風情を楽しめます。
男性用の浴衣は、女性の浴衣と違って、簡単に着付けられます。浴衣や帯などが手元にそろったら、着付けに挑戦してみましょう。
浴衣を着る際は、襦袢と呼ばれる通気性のいい肌着を着ます。ただし、VネックのTシャツで代用しても構いません。
下着については、ステテコを履くことが一般的です。こちらについても、厳密な決まりはないので、あなたにとって都合のいい下着を使ってください。
浴衣を着付ける際は、まずは腰紐を巻くことで、浴衣を仮止めします。その後、腰紐の上から腰帯を巻きます。
浴衣を羽織ります。袖口を持ちながら両手を伸ばすことで、背中と浴衣の中心を合わせます。
後ろ襟を首に密着させたら、浴衣の右手側の下前を持って、やや引き上げるようにして左腰に合わせます。その際、背中の方まで回るほど余裕がある場合は、端を少し折りたたみましょう。下前が動かないように押さえつつ、左手側の上前を右腰に合わせます。
へその下に腰紐を当てて、後ろに回します。背後で交差させた腰紐を前に持ってきたら、2回からげます。
左右の紐を半回転させて、結び目を逆にします。腰紐の両端が余っているようなら、その先端を「胴体と腰紐の間」にねじ込みます。鏡を見ながら、次の3点を確認します。
襟の交点が首の中心に来ているか、腰回りと背中にシワが寄っていないか、背中と浴衣の中心が合っているかを確認します。
腰帯には、さまざまな結び方があります。
一例として、腰帯の代表的な結び方である「貝の口結び」を紹介します。
腰帯の端から40~50cmを2つ折りにします。これを「手先」と呼びます。長く余っている腰帯の方は「たれ」と呼びます。
「手先」の元(端の逆)をへその辺りに当てて、腰紐の上から「たれ」を1回巻いて、キュッと締めます。続けて、もう1回「たれ」を巻きます。こうすると、「手先」の位置が固定されます。
右手に「たれ」を持って、どれくらいの長さが余っているか確認します。「たれ」の先端が床に着くほど余っていたら、さらに1回だけ腰に巻きます。
残った「たれ」の中間を右手で持ち、「たれ」の先端を左手で持って、2つ折りにします。「たれ」の先端が腰側になるようにしましょう。
2つ折り状態の「たれ」を「手先」の上に被せるように交差させます。交差点の内側にある空間に「たれ」の先端を下から通して、へその方へ垂直に立てます。
「手先」を斜めに持ち上げて、「たれ」と「手先」で「レ」の形を描きます。
立てていた「たれ」を下に折ります。「手元」と「たれ」の間に空間が生まれるので、そこに「たれ」の先端を通して、引き絞ります。
右手で帯の上、左手で帯の下を持ち、結び目を腰の後ろへ右回りで回します。最後に結び目の形を整えます。
花火大会に着て行きたくなる、かっこいい柄のメンズ浴衣を6つ紹介します。
色鮮やかなブルーの浴衣は、非日常的な雰囲気の祭りにこそ着ていきたいデザインです。ブルーに黒色が混じることで、男性らしい印象を与えるともに、全体の印象を引きしめています。
浴衣 ・帯・下駄・腰紐が一式そろった浴衣セットです。
コシノジュンコ
男メンズ浴衣4点セット
グレー・ブルー・マスタードともに、大人の男性にふさわしい、落ち着きのある色合いです。濃淡を繰り返す柄は、単色よりも鮮やかな印象を与えます。
浴衣・角帯・焼桐下駄・腰紐の4点セットです。
きもの市場あんのん
国産高級生地使用 浴衣 4点 セット
イタリアのデザイン工房による図案が使われている浴衣です。浴衣には色鮮やかなベルト柄が入っており、全体として洋風の趣が強いです。
つばの丸い帽子と組み合わせることで、さらに洋風寄りの装いを楽しめます。
Ummm.
イタリア伝統柄・ 男性用お仕立て上がり浴衣4点セット
伝統にとらわれない、自由で刺激的なデザインの浴衣や着物を提案するブランド「VEDUTA」の浴衣です。デザインは人類の絆を世界へ示す印として、またはヒップホップやスケートボードのカルチャーを象徴するバンダナモチーフ。
素材には吸汗速乾性の高いジャージ素材を使用しているので、伸縮性に優れ、着心地も抜群です。ラフに着ることができる浴衣で、部屋着としても活躍します。
VEDUTA
【浴衣】”STAY HOME” YUKATA:Bandanna | 着物
上品なデザインと華やかさが調和した、夏の装いにぴったりの一着です。南国の風景が夏の季節にふさわしい優雅な雰囲気を醸し出しています。縄帯もセットになっていますので、全体のコーディネートが一層引き立ちます。
VEDUTAは、日本の伝統的な着物を現代のスタイルにアレンジし、新しい魅力を引き出すことで知られています。夏祭りや花火大会、お出かけなど、さまざまなシーンでこちらの浴衣を着て、心地よい夏のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
VEDUTA
【浴衣】Diana | 着物 | VEDUTA
伝統的な浴衣のデザインと、モダンなジャージ素材を組み合わせた、新しい浴衣です。ジャージ素材は、伸縮性があり、柔らかい肌触りで、動きやすさと快適さを両立させています。蒸し暑い夏の日でも涼しさをキープします。
洗練されたデザインと独自の色合いで、どんなシーンにもマッチします。シンプルながらも洗練された外見は、夏祭りや花火大会、屋外のパーティーにぴったりです。自分への贈り物として、また大切な人へのプレゼントとしても最適です。
VEDUTA
【ジャージ浴衣】Dragged on ash | 着物 | VEDUTA
浴衣は着付けが大変という印象があるかもしれませんが、メンズ浴衣であればひとりでも簡単に着付けられます。
メンズ浴衣は、黒色や紺色を基調とした落ち着きあるデザインが主流です。しかし、めったに着る機会がないからこそ、あえて個性的な一着を選んだ方が面白いでしょう。
浴衣だからと言って、和風にとらわれる必要はありません。海外の文化を取り入れたオシャレな浴衣も、数多く登場しています。サングラスや帽子など、洋風の小物と組み合わせたい人には、特にオススメです。
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