
子どもが入学したとき祖父母や親戚からお祝いをいただくことがありますが、10万円以上もらった場合、なにを返せばいいのかわかりませんよね。
BECOSでは、コンシェルジュがお客様のプレゼントの相談に乗ることが多いのですが、4月・5月などの入学シーズンは、返礼品やお返しのご相談がとても多いです。
そこでこの記事では、10万円の入学祝いのお返しをする際に知りたい金額の相場や定番アイテム、厳選したおすすめのお返し品を紹介します。なにを贈ったらいいか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
また、入学内祝いに関するマナーも解説します!感謝の気持ちをしっかりと伝えられるように、最低限のマナーを守ることもとても大切ですよ。
10万円の入学祝いのお返し!
贈って喜ばれる上質アイテム11選
10万円の入学祝いのお返し①
最高級の肌触り!希少な素材を使った今治タオル
内祝いとして、年代や性別を問わず贈ることができる定番人気ギフトのタオル。素材や肌触りにこだわった上質のタオルは、使うほどにその良さが分かります。
タオルソムリエが厳選した希少素材を使用し、熟練の職人により生み出される、しっとりとした肌触りが特徴のタオル。タオルづくりの老舗ブランドが手がけるギフトセットは、水引飾りがとても上品で高級感があるのもポイントです。
sara-la
「縁・en」バスタオル×2 & フェイスタオル×2
10万円の入学祝いのお返し②
本物志向の方へのお返しに!国産漆のコーヒーカップ
国内で使われている漆の90%が中国産というなか、希少な日本産天然漆だけを使用したコーヒーカップセット。創業130年以上を誇る、老舗漆器店「八雲塗やま本」のアイテムです。
カップの内側がひとつは黒、もうひとつは赤で異なる表情を楽しめます。また、ソーサーがデザイン違いになっているのもポイント。飲み物だけでなく、デザートカップやソーサーを小皿として使え、使い勝手の良いセットですよ。
八雲塗やま本
カップ2点セット(皿・スプーン付き)
10万円の入学祝いのお返し③
程よい深さで万能な吹きガラスの器セット
吹きガラスの技法で作られた、しっかりと深さのある器のセット。吹きガラスならではのフォルムと、温かみが魅力の「SUN GLASS STUDIO KYOTO」のアイテムです。
直径8cmと12cmのお皿のセット。サラダを入れたりフルーツを入れたり、なにかと重宝する使いやすいサイズ感。大きすぎないので、お返しとして送っても収納に困ることもありませんよ。
SUN GLASS STUDIO KYOTO
ゆらぎ 器 2個セット
10万円の入学祝いのお返し④
まるでハンドバッグ!おしゃれでハイセンスなティーセット
なんとティーポットの持ち手が本革の、スタイリッシュなデザインが目を引くティーセット。美濃焼と本革の斬新な組み合わせです。
個性的なデザインとシンプルで清楚な印象のホワイトカラーが、テーブルコーディネートを上品に見せてくれる逸品です。高価なティーカップセットはなかなか自分で購入する機会がないため、感謝の気持ちと共に贈れば喜んでもらえますよ。
晋山窯ヤマツ
ティーポット&ミニカップ 3点セット Voyage
10万円の入学祝いのお返し⑤
洋風の食事にも合う!金箔と漆塗のボウル
金沢箔で有名な「箔一」が手がける、深みのある漆塗の天然木に、金箔でおぼろ月が描かれたボウル。職人によって表現された月の美しさは、なんとも言えない情緒にあふれています。
直径は30cmと大きめながら、木製なので軽くて割れにくいのが特徴。和風の印象が強いですが、パスタなど洋風の食事にもよく合います。程よい深さがあるため、来客時に小包装のお菓子を盛りつけたり、フルールなどを入れて置いたりと、色々な使い道があるのがポイント。ペアセットにしたり、数枚セットにして贈るのもおすすめです。
箔一
おぼろ月 ボウル10寸
10万円の入学祝いのお返し⑥
ご年配の方へのお返しにもぴったり!縁起物の高級箸
福井県の若狭塗箸のブランド「箸蔵まつかん」が手がける高級箸。丁寧に使えば、10年でも20年でも愛用することができる逸品です。
しなやかな孟宗竹を使用し、熟練の職人によって箸先まで見事な六角形に仕上げました。握りやすく、食材を掴みやすいのがポイント。箸が縁起物と知っているご年配の方へのお返しとして、特におすすめですよ。
箸蔵まつかん
六角竹乃箸 夫婦箸
10万円の入学祝いのお返し⑦
インテリアとしても映える切子の花器
伝統工芸の江戸切子と、モダンを融合させた作品が魅力のブランド「東京ガラス工房 凛然」。切子の特徴であるカット技術と、手間を惜しまない職人による丁寧な手磨きが生み出す輝きが特徴です。
丸い形の花器は珍しく、窓辺に飾っておくだけでも陽光をキラキラと反射するインテリアアイテムになります。きれいなものはどんな機会にもらってもうれしいもの。お花好きの方だけではなく、どんな人にもおすすめできる逸品です。
凛然
まあるい花器 夜遊び
10万円の入学祝いのお返し⑧
実用的で贈りやすい!花結晶が美しい湯吞み
京焼・清水焼の窯元「陶葊(とうあん)」の湯呑みは、結晶釉と呼ばれる、焼いて冷却すると花が咲いたような花結晶が最大の特徴であり魅力。同じ柄は、どれひとつとしてない一点モノです。
実用的な湯のみは、お返しは必要ないと言われた祖父母などの身内にも贈りやすいアイテム。毎日使えるものだからこそ、お祝いのお返しとして選ぶ場合は特別感のあるものがいいですね。カラー展開も豊富ですので、ぜひチェックしてみてください。
陶葊
花結晶 湯呑み2点セット
10万円の入学祝いのお返し⑨
5種の味で飽きがこない!素材にこだわったどら焼きセット
お祝いのお返しとして一般的な食べ物も、素材にこだわって作られたものなら安心して贈ることができます。京都の和菓子店が手がけるこちらのどら焼きは、素材の産地と製法にこだわり「皮」の美味しさを追求した商品。
国産の良質な素材だけを使用し、味は和三盆・豆乳抹茶・栗・ゆず・ほうじ茶の5種類。しっとりソフトな口当たりは、つい「もう一つ」と手を伸ばしたくなる味です。個数によって価格も異なるので、別の商品とあわせて贈るのにもおすすめです。
鈴屋将経
どら焼きセット 5種
10万円の入学祝いのお返し⑩
美しい西陣織をお皿で楽しむ!食卓やインテリアとしても活躍
着物で有名な西陣織を、お皿で楽しむことができる、新しいカタチの西陣織。特殊なガラスコーディングを施しており、美しい色や模様が褪せることがありません。
豪華なデザインなため、普段使いしにくい印象ですが、実は色んな料理に合い食卓を華やかに演出してくれます。直径約20cmで、盛り皿や取り皿としても使えるほど良いサイズ感。また、小物入れとして使うのもアイディアのひとつですよ。
RE:NISTA
ORI-ZARA (華七宝) ホワイト&ブラック 2点セット
10万円の入学祝いのお返し⑪
見た目も美しくおめでたい錫製酒器
おめでたい印象を与えてくれる、金箔のゴールドカラーと錫だけの素材を使用したシルバーカラー2種の盃セット。業界初、曲がる食器を生み出した高岡銅器のブランド「能作」のものです。
錫は、イオン効果でお酒の味をまろやかにしてくれるのが特徴です。また、酒器としてだけでなく、前菜やちょっとしたフルーツを入れたり、小鉢として使えるのも魅力。高級感あふれる専用ボックス入りですので、お返しギフトとしてぴったりですよ。
能作
盃 Kuzushi-Yure- 小 錫・金箔セット
入学祝いに10万円以上もらった場合のお返しの品
相場はいくらくらいなのか、定番のアイテムからちょっとサプライズになるような品物まで紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
入学内祝いの相場
入学内祝いの相場は、もらった金額の3分の1から半分といわれています。つまり10万円の入学祝いをいただいた場合は、約3万円~5万円ほどお返しするのが良いということです。
ただし、相場はあくまで相場です。相手との関係性によっては、安くした方が良いケースなどもありますので注意しましょう。
入学内祝いの相場①
祖父母の場合
入学祝いはお子さんの成長に対するお祝いの気持ちで、お子さんのために使ってほしいと考えています。そのため高額なお返しはかえって気持ちを無下にしてしまうことになりかねません。
祖父母は入学祝いにお返しを望んでいない場合もあるので、10万円もらったからといって気負い過ぎる必要はありません。
お返しの品を贈る場合は数千円~3万円までを目安にすると良いでしょう。祖父母にはお子さんの成長した姿を見せてあげることが一番のお礼になりますよ。
入学内祝いの相場②
もらった金額の半分を返した方が良いケース
普段あまり付き合いがない人には、トラブルを避けるためにも半額を返した方が無難でしょう。
また、入学祝いをくれる際にお返しを要求してくる人もいますが、そういった人にはしっかり半分返した方が良いといえます。
相場の金額にはあまりこだわり過ぎず、相手との関係性やケースによって臨機応変に対応しましょう。
入学内祝いの定番アイテム
入学祝いのお返しには、一般的にはカタログギフトや商品券、お菓子などを贈る人が多いようです。なかには現金を返す人もいるようですが、そのままお金で返すのはあまりおすすめしません。
高額な現金を頂くと、ついいくらかお返したくなってしまいますよね。しかし、お子さんの成長をお祝いして贈ってくれているものですので、ありがたく頂戴するのが一番の礼儀といえます。そのため、現金以外の方法で感謝の気持ちを伝えましょう。
定番アイテムは確かに外しにくいですが、少々無難に感じてしまいます。普段付き合いのない親戚には無難な物の方が良い場合もありますが、親しい間柄の人へは特別なものを贈った方が感謝の気持ちが伝わるケースもあります。
10万円の入学祝いをもらってお返しをしたいときは、形に残るものを贈るのがおすすめ。どんなものがいいのか悩んでしまうので大変ですが、その分気持ちが伝わりやすいですよ。
入学祝いをもらったときのマナーとお返しを贈る際のマナー
入学祝いをもらったとき、入学内祝いを贈るとき、気をつけるべきマナーがあります。感謝の気持ちがしっかりと伝わるよう事前にマナーをチェックしておきましょう!
入学祝いをもらったらまずお礼を!
入学祝いを受け取ったらまず感謝の気持ちを伝えましょう。
直接頂いたときはその場でお礼を言い、郵送で受け取った場合は電話や手紙で連絡をします。電話の場合はお子さん本人からもお礼を伝えましょう。手紙の場合は入学式のときの写真を添えると良いです。
入学祝いをもらったらまず感謝の気持ちを!
当たり前のことですが、それゆえ疎かにしてしまうと相手との関係性に問題が生じる可能性もあります。お礼は必ず伝えるようにしましょう。
入学祝いにお返しをする場合のマナー
お礼の品は、入学式後1ヵ月以内に贈るのが一般的です。あまり遅くなってしまうと相手に不快に思われる可能性がありますので注意しましょう。
また、もらったものより高価なお返しの品はマナー違反。これも不快に思われる可能性があるので注意が必要です。品物をもらった場合はおおよそで構いませんが、見当がつかない場合はネットなどで調べましょう。
入学祝いをもらってお返しをする場合、もらった品物より高くないものを1か月以内に贈るのがベストです。
親しい間柄であれば多少遅れようと許されることもありますが、普段付き合いのない親戚などには常識がないと思われてしまう可能性があります。
円満な関係性を築くためにも、最低限のマナーは守るようにしましょう。
まとめ
10万円以上の入学祝いをもらった際には3万円~5万円のお返しが相場です。しかし場合によっては高額なお返しは相手の気持ちを無下にしてしまうので、金額はケースバイケースで考える必要があります。
高価な品だからといって必ずしも喜んでもらえるとは限りません。感謝の気持ちを伝えるのは誠意ある行動ではないでしょうか?贈り物ばかりに気を取られずに、しっかりとマナーを守ってお礼の気持ちを届けましょう。