
コーヒーを飲むとどこか落ち着くという方が多いですよね。
実は、コーヒーの香りは脳を活性化すると言われており、科学的にもリラックスできることが証明されています。
コーヒーをただ飲むだけでなく、コーヒーカップがおしゃれなものですとより気分が高揚するものです。
特におすすめしたいのが、赤津焼のコーヒーカップで緑色が美しく見ているだけでも惚れ惚れします。
では、赤津焼のコーヒーカップにはどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、赤津焼のコーヒーカップの選び方やおすすめのアイテムを紹介します。
目次
赤津焼のコーヒーカップを選ぶ2つのポイント
赤津焼とは、奈良時代に焼かれていた須恵器という土器がルーツとなっていて、江戸時代初期に今の伝統的技術や技法や名称が確立されています。
桃山時代から江戸時代初期において、志野、織部、黄瀬戸、御深井などの各種釉薬の技法が確立され、尾張徳川家の御用窯として用いられ、現在まで続いています。
その赤津焼のコーヒーカップを選ぶ際に重視したいポイントとして、以下があります。
サイズ
コーヒーカップを選ぶ際のポイントとして、サイズは重要なファクターとなります。
比較的コーヒーを多く飲む際には、マグカップレベルのサイズを選択することが重要です。
一方で、カプチーノなどの比較的少量のコーヒーを飲む場合は、ティーカップに近いサイズのものを選択します。
赤津焼のコーヒーカップでは、両方のサイズを取り揃えているので自分の使用するシーンにマッチしたコーヒーカップを選びましょう。
サイズ選びで重要なのが取っ手の大きさもあリ、ティーカップレベルのサイズの場合は指が通りにくく持ちにくい可能性もあるので注意が必要です。
あえて取っ手のないコーヒーカップを選ぶのも良いでしょう。
どの釉薬を使用しているか
赤津焼では、主に以下7つの釉薬が使用されています。
- 灰釉(かいゆう)
- 鉄釉(てつゆう)
- 織部(おりべ)
- 黄瀬戸(きぜと)
- 志野(しの)
- 御深井(おふけ)
- 古瀬戸(こせと)
それぞれに魅力があるのですが、微妙に色合いなども異なるので仕上がりに差が生まれます。
最もメジャーなのが織部焼であり、他の焼き物でも取り入れられることが多く、焼けたばかりの状態でうっすらとくもった鈍い色をしているのが特徴です。
仕上がりの綺麗さが魅力的で、コーヒーカップとしても最適です。
また、他の釉薬もそれぞれ味があるので、お好みのものを選ぶようにしてください。
おすすめの赤津焼のコーヒーカップ7選
ここでは、特におすすめしたい赤津焼のコーヒーカップを7アイテム紹介します。
【錦山窯】窯元直売 瀬戸赤津焼 無料名入れオリジナル
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こちらのコーヒーカップは、比較的サイズ的に大きく普段使いに最適な物となっています。
純白に近いカラーリングが清潔感もアピールでき、汚れにくいのも特徴的です。
職人さんが気持ちを込めて一つひとつ手作りしているので、クオリティの高さが垣間見えます。
名前を入れることが可能で、自分で使っても良いですしギフトとしてもおすすめのコーヒーカップです。
価格: 5,212円 (税込み)
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【鈴木克弥作】オフケホタルコーヒー
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愛知県瀬戸市の赤津で作陶活動を続けている、鈴木克弥さんの作品です。
御深井の器となっていますが、、伝統的な赤津七釉の一つであり薄緑の色がとても綺麗な発色が魅力的です。
透かしになっているのも素晴らしく、芸術的な作品と言っても過言ではありません。
比較的モダンなデザインなので、若い方でも使用することができますよ。
価格: 4,399円 (税込み)
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塩草作赤津焼織部碗皿 2客組
伝統工芸士が手がける手ロクロによって作成されたコーヒーカップです。
機械成型では表現することができない、手作りならではの温かみが感じられます。
塩草窯の織部が明るめになっており、現代風の色調が特徴です。
伝統をしっかりと残しつつ、モダンさも取り入れるあたりにバランスの良さが伺えますね。
電子レンジに入れて使用することもできます。
価格: 4,378円 (税込み)
点々マグカップ
美食家として名を馳せている北大路魯山人の名言として、「器は料理の着物」というものがあります。
食器に少しこだわるだけで大きな違いを生むことができますが、正しくこのコーヒーカップはそのイメージを踏襲して魅力あるデザインを採用しています。
灰釉と呼ばれる、日本最古の釉薬を使用しています。
草木の灰類を烙媒として作られており、平安時代前期には平安貴族の食器は灰釉が用いられていました。
所々に黒点がありますが、これがホワイト系のカラーリングに溶け込み独特の存在感を示します。
大量生産では真似の出来ない味わいが感じられるコーヒーカップとしてもおすすめです。
価格: 4,180円(税込み)
【赤津焼】間取り紫花コーヒーカップ&ソーサー
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こちらは、こぶりなサイズ感となっていて軽量なコーヒーカップです。
カップの側面には白い間取りの中に紫色の花があしらわれており、カップ内側とソーサーには刷毛目が手描きでされているのも特徴です。
素地の色を活かしたデザインも魅力的ですし、カップ・ソーサーともに正円形でなくモダンな雰囲気があります。
流れるようにホワイトが入ったカラーリングで、躍動感すら感じられます。
価格: 387円(税込)
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六兵衛窯織部白梅コーヒー碗皿
こちらは、あえてヒビが入っているかのようなデザインが印象的です。
貫入と呼ばれるヒビなのですが、どんぐりを使って渋を出していて使えば使うほど
器に味わいを与えることができます。
白梅の花が描かれていて、くぼみをいれることでぬくもりも感じられます。
価格:2,138円円(税込み)
まとめ
赤津焼のコーヒーカップには、サイズだけでなく製法なども微妙に異なっており様々なアイテムがあります。
ソーサーもセットで販売されていることが多いので、可能であればセットで揃えたいですね。
また、リーズナブルな価格設定も魅力的で、デイリーユースするにも最適です。