
仏壇の中に故人の写真を飾ろうと思うけれど、なかなか仏壇の中にマッチするフォトフレームが見つからなかったり、サイズ感がしっくりこなかったりして困っていませんか?
仏壇という特別な場所に置くのですから、暗く地味すぎる雰囲気が強すぎるものではなく、毎日気持ちよく拝むことができるモダンなデザインのフォトフレームがおすすめです。
ここでは、仏壇に置くためのフォトフレームの選び方と、すっきりとしたコンパクトサイズの高級フォトフレームを厳選して4つ紹介します!
目次
仏壇に置くフォトフレームの選び方のポイント
仏壇に置くフォトフレーム選びのポイントは以下のようになります。
- 黒にこだわらずに色や柄を選ぶ
- 材質・素材・造りがしっかりとした日本製を選ぶ
- 形状は定番の長方形を選ぶ
それぞれについて見て行きましょう。
黒にこだわらずに色柄を選ぶ
昔は、観音開きの箱型の仏壇の中に、黒枠などの地味な写真立てが置かれているのが一般的でした。
しかし今では、仏壇そのものの大きさがコンパクトになり、その色合いや形も黒と金とは限らずさまざまな色やデザインに変化しています。
仏壇というとイコールお葬式のイメージと結び付けて考える人も多く、『黒系』を選ぶのは自然かもしれませんが、仏壇にマッチする色には、シルバーやゴールド、柄物の中にもあります。
自然な感じで仏壇に置きやすく、周りのインテリアにもなじみやすいので黒にこだわらずに選ぶことをおすすめします。
材質・素材・造りがしっかりした日本製を選ぶ
仏壇に置くフォトフレームは、一度購入したら頻繁に買い替えるよりも、長く使い続けることになるものが多いでしょう。
そのため、造りがしっかりとしていて、材質や素材にもこだわってつくられたものを選ぶことが大切です。
すぐに色が剥げ落ちてしまったり、壊れてしまったりするようなフォトフレームは避けましょう。
造りがしっかりとしたモノを探すなら、少々高級ではありますが、日本の伝統工芸で職人が丁寧につくったものが一番です。
形状は定番の長方形を選ぶ
仏壇に置くためのフォトフレームの形状は、オーソドックスな長方形がおすすめです。
フォトフレームは、さまざまな形のものが売られていますが、仏壇にはお花やおりんなどいろいろなアイテムが置かれているはず。
そのため、フォトフレームのデザインがあまりに奇抜なものや、不規則な形状のものを選ぶと、まわりに置いてあるモノとの調和やバランスが取りづらくなってしまいます。
狭くならずにスッキリと置けることを考えても、長方形型のフォトフレームが一番使いやすくおすすめです。
仏壇に置きたい!おすすめのモダン高級フォトフレーム4選
選び方のポイントを押さえながら、現代の仏壇やインテリアに違和感なくマッチして置きやすいサイズのフォトフレームを4つ厳選しました。
それぞれの特徴をチェックしてみてくださいね。
【江戸木目込み】柿沼人形 木目込みフォトフレーム (シルバー)
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節句人形などで知られる伝統工芸、『江戸木目込』みでつくられたフォトフレームです。
桐塑 (とうそ) と呼ばれる型に刻まれた溝に、布を埋め込む技法でつくられています。
使われている布は、上品で高級な西陣織のシルバー系。
色の組み合わせもとても落ち着いているので、全体的にクールな印象にまとまっています。
仏壇の中に飾っても違和感なくなじみますよ。
- 価格:23,000円
- サイズ:W22.0×D17.0×H2.5cm
- 重量:460g
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【現代仏壇・写真立て】ロッソ フォトフレーム ゴールド
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『ロッソ フォトフレーム ゴールド』は、”漆宝”と呼ばれる漆工芸と七宝工芸の特徴を融合させた樹脂加工仕上げ素材と金メッキのコラボレーションが美しいフォトフレームです。
”ロッソ”とはイタリア語で『赤い』という意味をもつ言葉。
漆宝が生み出す赤は、明るすぎない深みのある色なので、仏壇にも違和感なく置けて故人の写真を優しく彩ってくれます。
台座部分や枠組み部分には、厚みのあるゴールドメッキが使われているので、耐久性も抜群です。
- 価格:30,000円
- サイズ:W10.5×D3.5×H15.0cm
- 材質:真鍮,クリスタルラッカー(漆宝樹脂)
- 備考:金メッキ仕上げ
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【山田平安堂】フォトスタンド 白檀 大
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宮内庁御用達の老舗漆器店『山田平安堂』がつくる、こちらのフォトスタンドは、枠部分に”白檀塗り技法と呼ばれる伝統工芸”が使われたモダンなデザインが特徴です。
伝統的な塗り方である白檀塗りは、完成までに手間と時間がかかるため長い間使われなくなっていましたが、山田平安堂の手によって7年ほど前に復活した希少なものです。
和風な仏壇だけでなく洋風な仏壇にも置きやすい、現代のインテリアによくマッチするモダンなデザイン。
あめ色に輝く白檀仕上げは、使うほどに独特の光沢を放ちます。
- 価格:10,000円
- サイズ:W18.5×D1.2×H18.5cm (写真2Lサイズ対応)
- 重量:約580g (化粧箱込み)
- 備考:カシュ―塗,木質繊維板,支え棒=金属製
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【現代仏具】木製フレーム「景 KESHIKI」
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温かみのある木製フレームの『景 KESHIKI』は、フローリングや家具などに多く使われている”ナラ材”でつくられています。
そのため、平行に整った木目(柾目)が美しく、反りにくくて丈夫なのが特徴です。
内側には約5cmの奥行があるので、写真だけでなく祈りの像や花を飾ることもできます。
シンプルな簿とフレームなので、自分なりのアレンジがしやすいのも嬉しいですね。
仏壇写真の置き場所にこだわらず、好きな場所に移動しやすい”安定感のある造り”のフォトフレームです。
- 価格:28,000円
- サイズ:W15×D6.5×H16cm
- 重量:不明
- 備考:材質=ナラ材
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まとめ
今回は、フォトフレームを仏壇に置きたいときの選び方のポイント3つと、おすすめの商品4つを紹介しました。
フォトフレームは、絵画で言えば額縁の役目と同じです。
素敵なフォトフレームが見つかったら、笑顔の写真やペットと一緒に映っている写真、故人がお気に入りだった写真などを選んで入れて飾りましょう。
そうすれば、気軽に話しかけるような気持ちで手元供養ができますよね。