茶碗・飯碗のブランド【有田焼・美濃焼・波佐見焼や洋食器など】厳選商品10選も紹介

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

目次

毎日使う茶碗!ブランド選びのポイント

1日3度の食事のうち、どの器よりも高い頻度で登場するのが茶碗や飯碗。あまりに日常になじみすぎて、こだわりを感じることがないアイテムかもしれません。しかし毎日無意識に使うものほど、少しいいものを選ぶとより気持ちを高く保っていられるもの。この機会に、ぜひ素敵な茶碗を見つけてみてください。

日本の焼き物のブランドから選ぶ

日本各地で生み出されている陶器や磁器は、それぞれに異なる特徴を持っています。陶器と磁器の差だけで言うと、土のあたたかみがあったり、つるりとした無機質な質感であったり、という程度ですが、そこに各ブランドのデザインやこだわりが詰まっているため、その魅力は無限。

茶碗選びに迷ってしまっているという人は、有田焼、美濃焼、波佐見焼など、代表的な日本の焼き物の特徴をあらかじめ知っておくと、ブランド探しもスムーズ。和食器を扱うブランドだと必ずと言っていいほど茶碗でも数種類の扱いがあるため、お好きな焼き物を扱うブランドから探してみるとお好みのものが見つかりやすいでしょう。

以下に代表的な日本の焼き物をご紹介します。もちろんこの限りではありませんので、産地だけにとらわれず、お好みのイメージの陶磁器を探してみてください。

有田焼の特徴

有田焼は、佐賀県の有田町と周辺の地域で作られている磁器製品。生まれたのは約400年前と言われ、日本における磁器文化の起源とも言われています。つるりとした手触りが特徴の磁器に、職人による絵付けなどが施され、芸術性の高い製品が多く生み出されています。有田焼のブランドは数々ありますが、伝統的な絵柄を楽しめるものからモダンでスタイリッシュなものまで、ブランドによってさまざまなイメージの商品を選ぶことができます。

美濃焼の特徴

美濃焼は、岐阜県の土岐市や多治見市など東部の地域で生産されている陶磁器のこと。岐阜県は日本でもっとも大きな陶磁器の生産拠点です。絵付けが鮮やかな有田焼などとは異なり、焼き物らしい器が多いのが特徴。釉薬の味を活かした素朴なテイストのものも多く、器の種類を問わず日常使いに取り入れやすい焼き物のひとつ。

波佐見焼の特徴

長崎県の中央より北、波佐見町近辺で生み出される陶磁器が、波佐見焼。波佐見町は有田焼が作られている有田町のほど近くに位置しています。波佐見焼は約400年前の歴史がありますが、発祥当時の藩主が朝鮮から連れ帰った陶工の技がその発端と言われています。現在では白磁などの磁器に絵付けの技術を活かされたものが多く、日常で使える丈夫な器であることが特徴。

洋食器ブランドにも茶碗はある?

茶碗や飯碗は、主にご飯をよそう器であるだけに、和食器ブランドだけの取り扱いをイメージしますが、実は洋食器ブランドでもライスボウルなどとして販売されていることがあります。通常のボウルよりも小ぶりで、まさに茶碗として利用できるアイテム。

和食器とはまた異なる魅力があるため、来客用としてラグジュアリーブランドのライスボウルをいくつか揃えておくのもおすすめ。もっとも、ご飯を食べやすい深さと手になじみやすい形であれば、ライスボウルとうたわれているもの以外でも代用は可能です。

海外ブランドのライスボウルは、シンプルな形状のものも多く、フルーツボウルなどとして使用できるものもあります。あまり使い方にとらわれず、汎用性の高い器を探している場合には、そのようなものだと使い勝手がいいでしょう。

食洗機やレンジでも使えるかチェックしておこう

普段使いで使用したい場合には、食洗機の使用が可能か、など扱いについてもチェックしておくことをおすすめします。日々、大切な器は手洗いする、という場合はどんな素材のものでも問題ありませんが、忙しい毎日のなかでは食洗機に頼ることもあるでしょう。また、電子レンジでご飯を温め直すということもあるかもしれません。

特に細やかな技術を駆使した工芸品の茶碗などは、食洗機や電子レンジの使用が不可であるものも多いです。その繊細さこそが、工芸品と呼ばれるものの良さでもありますので、ぜひ特別な日に使いたいものと日常用のものをうまく使い分けして食卓をコーディネートしてみましょう。

PICK UP
【大谷焼】OTANIYAKI tamura 1784 茶碗 ターコイズブルー
【大谷焼】OTANIYAKI tamura 1784 茶碗 ターコイズブルー
爽やかな海を思わせるターコイズブルー!

パッと目を引く大胆で美しい青が印象的な茶碗です。

長年研究を重ね、釉薬の色むらによる深いブルーと、煌めく結晶を生み出しました。

優しい丸みのあるデザインなので、手にしっくり馴染みます。

ごはん茶碗としてはもちろん、1人前のスープやヨーグルトを楽しみたい時にも、ぴったりのサイズです。

ぜひ日常使いでお楽しみください。

有田焼・美濃焼・波佐見焼・洋食器まで!
茶碗のおすすめブランド&商品10選

伝統工芸品を広く扱うブランド「中川政七商店」
土の風合いが魅力的な茶碗

美濃焼の飯碗

奈良で1716年に創業して以来、手績み・手織りの麻織物をつくり続けてきた中村政七商店。日本の工芸品を後世へと繋いていくため、様々なジャンルの伝統工芸の産地・職人とともに事業を手がけるブランドです。

日常で気負わずに使える日本の焼き物の器を展開する「きほんの一式」シリーズの茶碗。美濃焼の窯元と協力して作られました。高台には釉薬は使われず、土そのものの質感が感じられるデザイン。底を水切りの良い構造にするなど、細部にまでこだわられています。カラーは3色。電子レンジの使用が可能。

中川政七商店
美濃焼の飯碗

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波佐見焼の陶磁器ブランド「白山陶器」
青い花が優しく咲く茶碗

ブルーム お茶わん

「時代を超えたスタンダード」な製品づくりを目指す、波佐見焼の陶磁器ブランド、白山陶器。スタイリッシュなデザインながら、実用性に富んだ製品は、どれも日常で活躍できるものばかり。

白磁のベースに、瑠璃色で優しい印象の花が描かれた「ブルーム」シリーズの茶碗。2サイズ展開で夫婦茶碗として揃えたり、プレゼントにも。湯のみやティーポット、プレートやマグカップなど、同シリーズでさまざまな種類の器が作られているので、揃えてコーディネートするのもおすすめ。

白山陶器
ブルーム お茶わん

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有田焼と波佐見焼のブランド「KIHARA」
ほっこりできそうな陶器製の茶碗

ほっこりポッタリー めし鉢

有田焼と波佐見焼の製品を扱うブランド、KIHARA。職人の手によって伝えられてきた伝統の技術と知識を現代のスタイルに合わせて商品に投影し、日々の生活で使いやすい製品の開発を行っています。多くの工程に専門の職人を配置し、オリジナリティに富んだシリーズを展開しています。

ネーミングがかわいい、陶器製の茶碗。磁器のように薄く作られているため軽いのが特徴。茶碗だけではなく小鉢としても使えます。乳白・黒唐津・柿赤の3色展開。家族で揃えるのも素敵ですね。電子レンジの使用が可能です。

KIHARA
ほっこりポッタリー めし鉢

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木と漆の食器ブランド「YOKOHAMA WOOD」
お子様にもおすすめの木製食器

ナツメ椀

300年の歴史を持つ小田原漆器箱根細工の伝統工芸技能師により立ち上げられたYOKOHAMA WOOD。毎日口に触れるものだからこそ、器も食べ物同様に安全なものを。その考えのもと、原木など素材選びからこだわり、安心して使える食器を製造しています。

ごはん茶碗としてだけではなく、汁椀としても使えるナツメ椀。木製ならではのあたたかみが魅力です。安全性が高い素材が使われているうえ、ワレモノではないので、お子様の使用にもおすすめできる茶碗です。

YOKOHAMA WOOD/ヨコハマウッド
ナツメ椀

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有田焼のブランド「アリタポーセリンラボ」
プラチナカラーが上品な印象の茶碗

JAPAN SNOW 段付飯碗

1804年、初代 弥左ヱ門が窯を開いてから代々続いた家業を、七代目 弥左ヱ門(松本 哲)が継承。世界ブランドにするために「アリタポーセリンラボ」を立ち上げモダンな有田焼を開発しました。「器とともに過ごす豊かな時間」をコンセプトに、デザインだけでなく耐久性や扱いやすさにもこだわった製品づくりを行っています。

日本の粉雪をイメージした「SNOW」シリーズの茶碗。段が付いていて、持ちやすく手になじみやすいフォルム。深みのあるプラチナカラーは、職人が熟練の技でひとつひとつ刷毛塗りで仕上げています。食洗機の利用が可能。

アリタポーセリンラボ
JAPAN SNOW 段付飯碗

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京焼・清水焼のブランド「大日」
釉薬まで手作りのこだわりの焼き物

HiBiKi 月白 茶碗

京焼・清水焼のブランド大日は、1980年の創業。手間を惜しまず、自然の植物から職人自らが釉薬を作り出し、作品を生み出しています。すべてが手作業のため、それぞれに表情が異なるのが魅力。

シンプルな形状で使いやすい茶碗は、なんとも言えない優しい色合いが美しい逸品。ブルーにうっすらと紅色が浮かびあがっています。自然の素材を用いて釉薬をいちから作り出すこだわりが、焼き物の奥深さを作品に映し出しています。食洗機・電子レンジの使用が可能。

大日
HiBiKi 月白 茶碗

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日本の陶磁器ブランド「ノリタケ」
繊細な絵付けが上品な華やかさ

日本の陶磁器メーカーとして、100年以上の歴史をもつノリタケ。材料の開発からデザイン、絵付けまで工程の全てを自社内で行っています。アートの感覚に近い卓越した技術を込めたシリーズから、日常使いしやすいシリーズまで幅広く展開。

「あづまの路」シリーズのペア茶碗は、美しいブルーのたちつぼすみれと、優しいベージュ色のしろつめ草が描かれています。絵そのものは素朴ですが、茶碗の内側と外側両方に描かれているため、上品な華やかさを持ち合わせています。公式サイトでは、個々に茶碗を購入することも可能です。

ノリタケ
あづまの路 飯碗ペアセット

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イングランドの陶器ブランド「Denby」
シンプルで汎用性の高いライスボウル

グリニッジ ライスボウル

イングランドで1809年から陶器の製造を開始した、Denby。特有の粘土を用いて作られるストーンウェア製品のブランドです。日常使いを目的としてデザインされているため丈夫で使いやすく、すべての製品でオーブン・電子レンジ・食洗機の利用が可能。

「グリニッジ」は、深く美しいグリーンの色味が特徴的なシリーズ。直径は12.5cm、深さは6.5cmと小さすぎないサイズ感が魅力。茶碗としての利用はもちろん、フルールボウルやヨーグルトの器としても利用できます。

Denby/デンビー
グリニッジ ライスボウル

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イギリスのラグジュアリーブランド「ウェッジウッド」
使い心地にこだわられたライスボウル

ストロベリー ブルーム インディゴ ライスボール

ウェッジウッドは1759年の創業。培ってきた伝統と各時代で求められるデザイン・機能を融合させて、世界中に愛される食器を創造してきたイギリスのブランドです。テーブルウェアだけではなく、インテリア雑貨なども展開しています。

ウェッジウッドの和食器ライン「ストロベリー ブルーム インディゴ」のアイテム。深さや形までこだわりがいき届いているため、とても持ちやすいのが特徴。MとLサイズがあるので、結婚祝いなどのギフトにもおすすめ。

Wedgwood/ウェッジウッド
ストロベリー ブルーム インディゴ ライスボール

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フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」
白×黒のスタイリッシュなボウル

Rasymatto ボウル

フィンランドのデザインハウスと知られるマリメッコ。個性的なテキスタイルを活かし、ファブリック製品やインテリア・生活用品など幅広く商品を展開しています。シンプルなフォルムにデザイナーたちの個性が巧みな色と柄で表現されたマリメッコならではの製品は、時代を超えて愛されています。

「使い古いしたラグ」という意味合いのラシィマットシリーズのアイテム。白と黒のコントラストがスタイリッシュな印象のボウルです。ご飯をよそうのにぴったりのサイズ感。お茶碗以外にも使い道の多い器です。

マリメッコ
Rasymatto ボウル

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