人間業とは思えない!超絶技巧の工芸品・アート5選

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

BECOS代表
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日本にも多くの職人がいるわけですが、中には神業を思わせるような超絶テクニックが随所に盛り込まれたものもありますよね。それを見ていると、日本の技術力の高さに驚かされると同時に、どこか誇らしさも感じさせます。

いわばアート作品に近いものも多いのですが、それを間近に置いておくことで、良いインテリアとなることは間違いありません。

では、超絶技巧の工芸品やアート作品を選ぶ際、どんな点に注意すればよいのでしょうか?

ここでは、超絶技巧が光る工芸品やアート作品の選び方や、おすすめのアイテムを紹介します。

目次

超絶技巧が光る工芸品やアートをより楽しむための3つのポイント

見た目が素晴らしい超絶技巧の工芸品やアートを見る際に、より楽しく鑑賞するためのポイントを紹介したいと思います。

先端を見て楽しむ

超絶技巧の工芸品は、動物や植物を再現したものが多くあります。「神は細部に宿る」という言葉があるように、一流の作品は細部まで再現されています。

関節一つひとつ、花の雄しべ一つひとつなどです。

とくに動物の足先などの先端部分は非常に細かなつくりになっていますので、ぜひ先端に注視してみてください。

独自のデザイン部分を楽しむ

超絶技巧の工芸品の中には、完全に実物と同じように再現したものと、一部を作家が独自にデザインし直したものがあります。

通常ではありえないデザインや模様をアートだからこそ表現できている部分で、とても見ていて面白いです。ぜひ、注意して見てみましょう。

製作背景を知って楽しむ

製作時間がどのくらいかかったのかや、どのような道具で製作されているのか、またどのような工程を経て作品ができるのかなどの背景を知ることでより作品を楽しむことができます。

個展などでは作家さんから直接聞くことのできますので、イベントがあれば参加してみるのもおすすめです。

おすすめの工芸品やアート作品

先に紹介したポイントを加味した上で、特におすすめしたい工芸品やアート作品を5点紹介します。

圧倒的な画力とカット技術が織りなす、異次元の切り絵アート 切り絵創作家 Masayo

圧倒的な画力とカット技術が織りなす、異次元の切り絵アート 切り絵創作家 Masayo

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この作品は、芸術的な切り絵を多く作成する創作家であるMasayoさんの作品です。

幼いころから絵を描くことが大好きであったMasayoさんは、漫画を模写したり、オリジナルキャラクターを描いたりして、技術を磨きました。

高校生の時に友人へ渡す誕生日カードをハート型に切り抜いたことを起点として、切り絵という世界を知り、今に至っています。

切り絵といえば平面的な作品が多く、立体感を出すためには何枚もの紙を重ねる手法を用いなければならず、1枚の紙だけを使って立体感や奥行き感を表現する作品は見られませんでした。

もし1枚の紙だけで立体感を出すとしたら、高い画力とカット技術の両方が求められますが、Masayoさんの作品では幼少期から培ってきた画力と、時計の修理職人として鍛錬してきた指先の器用さからくるカット技術をミックスして、見事に立体感を出すことに成功しています。

サイズの大きな作品の場合、2ヵ月以上の時間をかけて作成することもあるなど、Masayoさんの作品は非常に貴重な作品であります。

この作品も、足の表現が秀逸でまるで海の中で躍動しているかのような雰囲気をうまく表現しています。

このタコの切り絵、作品名「海蛸子」も世界中で話題になった作品です。

海外の展示会などに出していることも多いので、近くの展示会などがあれば、絶対にひと目見に行くことをおすすめします。

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昆虫竹細工 BAMBOO INSECTS

昆虫竹細工 BAMBOO INSECTS

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​こちらは、昆虫竹細工ですが、竹を素材にして昆虫を中心に製作されています。

制作者の齋藤 徳幸さんが作る昆虫は決してリアルではなく、厳密に寸法を測ってプロポーションを決めるよりも、見た目の印象や特徴、感覚を優先させています。

よって、どこかデフォルメされていますが、それでも強調したい部分を誇張して大きく作ったりと、しっかりと昆虫の良さをアピールしています。

ほぼ実物大で作られることもあって、間近にその昆虫がいるように見せることができます。

より色彩を強調して、インテリアとしても最適で実にかっこいいものとなっていますね。

昆虫好きでなくても、欲しくなる逸品です。

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浅草・飴細工アメシン

浅草・飴細工アメシン

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こちらは、昔からある飴細工をより芸術作品にまで高めたものとなっています。

素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する日本の伝統文化として有名で、飴の温めると柔らかく、冷めると固まる性質を使って作るので、短時間ですばやく作り上げなければなりません。

イメージとしては、彫刻と違い削ぎ落とすような動作はせず、あくまでも伸ばしたりカットしたりして作り上げます。

金魚をモチーフとしたものなど、ユニークかつ可愛い作品が多く見られます。

オーダーメイドも可能で、自分だけのオリジナル飴細工も好評を博しています。

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古美術 鐘ヶ江

古美術 鐘ヶ江

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古美術鐘ヶ江は、鐘ヶ江英夫さんが代表を務めるアート集団です。

Japanese Sculpture Next 100 years projectと呼ばれる、古美術鐘ヶ江がこれからの時代を担う現代作家とコラボレーションして、創作活動の手助けをしようというプロジェクトを進行しています。

一見すると奇抜ですが、どこかアートな雰囲気を感じさせる彫刻や金工、竹芸などが魅力で、多くのフォロワーがいます。

単に美しいだけでなく、そのコンセプトに惚れ込む方も多くいるのが特徴的です。

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大森浩平さんの鉛筆画

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鉛筆画なのに写真に見えるほどリアル!と評判になっているのが、大森浩平さんの作品です。

代表作であるボルトとナットの絵は、ボルトとナットを買って撮影しモデルとして、1日に2~3時間のペースで、5カ月かけて完成させました。

既にSNSで大きな話題を読んで、今後も多くの魅力的な鉛筆画を提供してくれるのは間違いないでしょう!

>大森浩平さんの鉛筆画をもっと詳しく見てみる。

まとめ

超絶技巧を感じることができる工芸品やアート作品は、残念ながらレア度が高く早々手に入るものではありません。

ただ、いくら払ってもほしい!と思わせるものばかりであり、日本の技術力の高さを目の当たりにすることができますよ。

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