
日本の伝統模様である印伝は、特に甲州印伝が有名ですが多種に派生して、今では数多くのものが存在しています。
これは、アイテムでも同様で、ちょっとした小物から本格的な財布まで、数多くあります。より身近なアイテムとしては、小銭入れとしても広く活用されています。
では、印伝模様の小銭入れには一体どのようなものがあるのでしょうか?この記事では、職人技が光る印伝模様の小銭入れを紹介します。
おすすめの印伝の小銭入れ7選
ここでは、特におすすめしたい印伝模様を取り入れた財布を7アイテム紹介します。
おすすめの印伝の古銭入れ その1
赤地に白漆のとんぼ柄が可愛い印伝の小銭入れ
赤地に白漆でとんぼの模様をあしらった小銭入れ。真っ白ではなくクリーム色がかった白いとんぼ柄が可愛い一品。
母の日のプレゼントやお母さんの誕生日プレゼントにはもちろん、レトロファッションのワンポイントアイテムとしてもおすすめです。
印傳屋
とんぼ (赤地×白漆) | 甲州印伝 | 小銭入れ
おすすめの印伝の古銭入れ その2
桜の花のパターンがレトロな印象の印伝の小銭入れ
小ぶりな桜の花柄が可愛い赤い印伝のがま口の小銭入れ。小桜の花柄は白漆で描いています。ボタンやファスナーでは出せない、がま口独特のレトロな風合いが面白い一品です。
自分用にもギフト用にもピッタリ。日頃のコーデの細部にレトロなテイストを演出できますよ。
印傳屋
小桜 (赤地 × 白漆) | 甲州印伝 | 小銭入れ
おすすめの印伝の古銭入れ その3
紺地に白いうろこ模様をあしらった小銭入れ
紺地に白浪状の魚のうろこ柄をあしらった小銭入れです。実はうろこ柄は厄除けの願いが込められた吉祥文様。ラウンド式ファスナーで仕切りが4つあり、紙幣や小銭、カードなどを分けて収納できます。
父の日のギフトやお父さんの誕生日プレゼントなどにもおすすめです。
印傳屋
波うろこ (紺地×白漆) | 甲州印伝 | 小銭入れ
おすすめの印伝の古銭入れ その4
赤地に赤漆のバラをあしらった印伝小銭入れ
真紅に赤漆のバラをあしらったがま口の小銭入れ。女性の手にも収まる小ぶりなサイズ感です。
大人な印象を与える真紅の小銭入れは、レトロなファッションアイテムでありつつ、子供っぽい印象を避けたい人におすすめです。
印傳屋
薔薇 (赤地 × 赤漆) | 甲州印伝 | 小銭入れ
おすすめの印伝の古銭入れ その5
白と黒の七宝繋ぎがおしゃれな印伝の小銭入れ
「七宝繋ぎ」柄をあしらったシックな色合いの小銭入れ。「七宝繋ぎ」柄は古くから円満やご縁など、縁起のよい吉祥柄として知られています。
白と黒のシックなデザインは大人な印象を醸し出しつつ、がま口で飽きのこないデザインとなっています。
印傳屋
そよか | 甲州印伝 | 小銭入れ
おすすめの印伝の古銭入れ その6
あじさいの模様がレトロなかわいさを醸し出す印伝小銭入れ
真紅に漆であじさいの柄があしらわれた小ぶりな小銭入れ。ファスナー使用なので、小銭がこぼれるのを防いでくれます。
お札は二つ折りで収納でき、手のひらにすっぽり収まるスリムなサイズ。小さなバッグを持ってのお出かけ時にも重宝しますよ。
印傳屋
あじさい (赤地 × 白漆) | 甲州印伝 | 小銭入れ
おすすめの印伝の古銭入れ その7
縁起物の赤富士をあしらった印伝の小銭入れ
赤富士山をかたどった柄をあしらった小銭入れ。ポケットにも無理なく入る、約10cm角のコンパクトな財布で、小さなかばんでお出かけの時にも便利。
外側にあるポケットはボックス型に開くので、小銭が出しやすいデザインです。
印傳屋
たかね (赤富士) | 甲州印伝 | 小銭入れ
手元から大正レトロを感じさせる印伝の財布・小銭入れ
印伝の小銭入れの魅力は個性豊かなところ。人と違うオリジナリティを演出したい、でも全身コーデはハードルが高いと思っている方は、印伝の小銭入れでまずは手元からオリジナリティを出してみてはいかがでしょうか。また、伝統的な柄を生かしているので、ちょっとレトロなファッションにチャレンジしてみたい人にもおすすめです。
印伝の小物入れを選ぶ2つのポイント
小銭入れというと、常に出し入れするアイテムですので、よりこだわって選ぶ必要があります。
では、一体どんなポイントで選べばよいのでしょうか?
ここでは、重視すべきポイントを2つに厳選して紹介します。
傷がつきにくい素材であるか
印伝は、ベースとして鹿革を用いてデザインされています。鹿革は、ディアスキンとも呼ばれていて、軽くて丈夫な革となっています。
また、キメが細かいのでしっとりとした肌触りを得ることができます。他にも、水に強くて通気性が確保されています。
小銭入れにはあまり通気性は関係ないように感じるかもしれませんが、ポケットなどに入れておくと蒸れてしまう傾向があります
そんな時に、蒸れにくい鹿革というのが効果を発揮します。
ただ、鹿革は非常に個体差が大きな素材であり、中には期待する効果を発揮しないものもあります。
しっかりと質感などを確認して選ぶことが望まれます。他にも、レザー特有の臭いが気になる方の場合は、鹿革の防臭性もしっかりと確保しているかの確認もしたいところです。
模様が頑丈であるかどうか
印伝模様では、漆にて独特な模様を形成していきます。これによって、美しい光沢を放つ模様が出来上がるのです。昔ながらの上質な印伝のアイテムでは、使い続けることで模様がより際立って美しさを増す傾向があります。
ただ、機械仕立ての模様であったり、漆の質が悪いと模様がくすんだり、最悪の場合は模様自体が剥げ落ちてしまうことがあります。
パンツのポケットなどの、擦れやすい場所に収納して利用する場合、なおさら頑丈さが重要なテーマとなります。印傳屋を筆頭としたクオリティの高い技術を誇る小銭入れであれば、そのような心配がありません。
小銭入れの場合は、コインの収納方向によっては、過度にストレスが掛かる部分が発生しますが、その場合でも模様を維持しやすい素材であったり漆の仕立て方をしているものですと、より安心して利用することができます。
まとめ
印伝小銭入れは、コンパクトなものもあれば、キーケース付きで多機能なものまで多数存在しています。
がま口スタイルも人気であり、自分のスタイルに応じたものが必ず見つかりますよ。