本記事の制作体制
熊田 貴行BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
熊田 貴行BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
本記事はメンズシャツを中心に紹介します。
「日本製シャツ」というラベルが意味するのは、最終工程(縫製)を日本国内で行ったという事実だけです。日本の原産地表示は「1工程ルール」を採用しており、海外で裁断・整理加工した生地を輸入し、国内の工場で縫い上げれば「Made in Japan」と表示できます。
生地の製造から縫製まで一貫して国内で完結させたシャツは、現在の市場ではさらに希少な存在です。経済産業省の繊維・生活用品統計によれば、衣料品全体の国産比率は数量ベースで1%台前後にとどまっており、日本製を選ぶこと自体がすでにひとつの見識です。BECOSが扱うシャツは、産地の素材と国内縫製にこだわった作り手のものに限定しています。「なぜそこで作るのか」という理由が、着心地と品質の差に直結しているからです。
生地品質を判断する基準として最もわかりやすいのが「糸番手」です。番手の数字が大きいほど糸は細く、生地は薄くてしなやかになります。ドレスシャツには一般的に50〜120番手が使われ、80番手を超えると肌に触れた瞬間の質感の差が分かります。
さらに、2本の糸を撚り合わせた「双糸」は、同じ番手の「単糸」より生地にコシと光沢が生まれます。スペック表示に「80/2」とある場合は「80番手双糸」を意味し、それ自体が品質の根拠になります。価格に対してどれだけの糸が使われているかを見る目が、良いシャツを選ぶ第一歩です。
着用シーンと首のプロポーションで、最適な襟型が変わります。
首が短めであれば、開き角度が小さいレギュラーカラーや小ぶりの台衿が首元を長く見せます。首が長めであれば、ワイドカラーのほうが顔まわりとのバランスが整います。なお、台衿の高さが高いシャツは第一ボタンを閉じたときのシルエットが崩れにくく、仕立ての良さが分かるポイントのひとつです。
ビジネス用途なら、まず無地のホワイトまたはサックスブルーを1枚用意するのが合理的な順番です。ストライプを選ぶ場合、細すぎるピンストライプはカジュアル寄りに見えることがあるため、ビジネス用途ではヘアラインより太めのものが無難です。カジュアル用途なら、オックスフォード素材のチェックや播州織の先染め柄が着こなしに変化を加えやすい選択肢になります。
日本製シャツの価格帯は素材・縫製仕様・ブランドによって大きく異なります。大まかな目安は以下のとおりです。
なお、オーダーシャツの場合は数万円台からが相場ですが、枚数をまとめることで割引になるケースもあります。既製品と比べてサイズフィットの精度が上がるため、体型に悩みのある方には選択肢になります。
日本製シャツの「着心地の違い」は、縫製の精度だけでなく生地の産地にも由来します。産地ごとの特性を知ると、商品を選ぶ目が一段階上がります。
縫製技術の面では、日本の工場が評価される理由は「素材の特性に応じて針目や張りを微調整できる精度」にあります。第一ボタンホールの向きひとつ、袖付けの運針ひとつが、着用時のシルエットと耐久性に積み重なっていきます。たとえば、あるブランドでは第一ボタンのボタンホールを横向きではなく斜めに付けることで台衿が下がり過ぎず、Vゾーンが崩れない工夫を施しています。こうした細部の判断が、量産品との差として体感できる部分です。
「日本製」と「海外製(イタリア製・中国製など)」を比較するとき、何を基準に差があると言えるかを整理します。
なお、イタリア製シャツはカッティングの大胆さやドレープの美しさに強みがあり、「人の手を多く介するからこそ生まれる不完全な風合い(インパーフェクト)」が高感度なバイヤーに評価されることもあります。日本製は精緻さ、イタリア製は個性——どちらが優れているかではなく、何を優先するかで選ぶのが正しい判断軸です。
以下は、産地・素材・縫製のすべてで一次情報を確認できる、BECOSが実際に取り扱うアイテムです。用途・価格帯・素材の特性ごとに紹介します。
1956年創業のニット専業メーカー「丸和繊維工業」が手掛けるブランド「糸針(itohari)」の半袖シャツ。細番手の鹿の子生地はポロシャツ的なサラリとした肌触りを持ちながら、ビジネスカジュアルに耐えるきちんと感を備えています。特許技術「動体設計」により、体型をスリムに見せながら腕と肩の可動域を確保。夏のオンオフ両用として完成度が高い一枚です。
1993年創業のメーカーズシャツ鎌倉(鎌倉シャツ)は、「最高品質のシャツを納得価格で」という理念のもと、国内縫製にこだわり続けるブランドです。この「パルパー」は、再生ポリエステルにコットンを巻き付けた特殊糸を使用したイージーケアシャツ。綿100%に近い肌触りを持ちながら洗濯後にアイロン不要で、形態安定シャツにありがちなテカリも抑えられています。毎日着回す前提のビジネスシャツとして、入口として選びやすい一枚です。
熊本県人吉市を拠点とするHITOYOSHIは、日本を代表するシャツ専業ファクトリーブランドのひとつです。形態安定ラインの「TRAVELLER」、着心地を優先した「COMFORT」など複数のラインを展開しており、ビジネス用途に絞った選択がしやすい。産地の工場が直接ブランドを運営しているため、中間マージンが抑えられ、品質に対しての価格の納得感があります。
兵庫県西脇市の播州織産地を拠点とするShuttleNotes(シャトルノーツ)のシャツは、糸を先染めしてから織る播州織の特性を最大限に活かしたカジュアルラインです。後から染めた生地と比べ、色の奥行きが深く、洗いを重ねるほどに風合いが安定していきます。週末のカジュアルコーデに、産地の個性を感じながら着られる一枚です。
BECOSが取り扱うGALLIPOLI camiceriaは、愛媛県今治市の楠橋紋織社と共同開発したマイクロパイル生地を採用したシャツを展開しています。タオル産地として知られる今治の技術をシャツ用途に転用したこの生地は、内側に毛足の短いパイルを配置することで夏は汗を素早く吸収し、冬は薄手ながら保温性を発揮します。オールシーズン使える機能系シャツとして、着用シーンを選びません。
静岡・愛知の遠州・三河産地で織られた綿紬素材を使ったカジュアルシャツ。平織りをベースにした素朴な表情の生地は、洗いを重ねるごとに肌なじみが増し、デニムに近い「育てる」感覚で着られます。価格帯は1万円台前半が中心で、日常使いの週末着として産地の背景を感じながら選べます。
国内縫製工場が手掛けるビジネス向けの形態安定シャツ。80番手以上の双糸生地を使いながらも洗濯後のシワが出にくい加工を施しており、着用頻度が高いビジネスマンの毎日の着回しに応えます。縫製の運針ピッチが細かく、エントリーラインとは明確に異なる縫い目の密度が、長期着用での型崩れのしにくさに現れます。
産地の縫製職人が丁寧に仕上げた、3万円以上のハイエンドライン。ボタンホールの向きや台衿の高さなど、仕様の一つひとつに根拠があり、試着した瞬間に「違い」が分かります。素材は80〜100番手双糸のコットン生地を使用し、着込むほどに体に沿うように変化します。特別な一枚として、あるいはギフトとして選ぶ価値がある仕上がりです。
ビジネスにもカジュアルにも使えるイージーケアタイプから入るのが現実的です。洗濯の手間が少なく着回し頻度が上がるため、日本製の着心地を毎日実感できます。鎌倉シャツのパルパーのような、綿に近い風合いのイージーケアシャツは入門として合理的な選択です。「まず日本製を試してみる」という段階ならば、1万円台前半で選べるアイテムから始めると、国内縫製の質感の違いが明確に分かります。
産地・作り手の背景が分かるシャツは、贈答品として差別化できます。「播州織使用」「今治産地のパイル素材」など、素材の由来が伝えられるものは、受け取る側にとっても記憶に残りやすい。BECOSのギフト対応アイテムでは、産地ストーリーをそのまま贈り物として届けられます。父の日・誕生日・昇進祝いなど、渡す相手の好みのシーン(ビジネス寄りかカジュアル寄りか)を先に絞ってから選ぶと、外しにくくなります。
80番手以上の双糸生地を使った一枚は、袖を通した瞬間にその違いが分かります。国内縫製の丁寧な仕上げは長く使うほどに馴染み、素材の風合いの変化そのものが着る楽しさになります。毎日着るものだからこそ、素材と縫製に一度投資する価値があります。
日本製の上質なシャツを長く着るためには、洗濯とアイロンの扱いが品質の維持に直結します。
「日本製」という表記は縫製地の情報であって、生地の産地を保証するものではありません。本当に国産素材から作られたシャツを選びたいなら、産地・素材・縫製の三点を確認できる作り手から買う必要があります。
選び方の軸は、①糸番手で生地の質を見る、②シーンと体型で襟型を選ぶ、③価格帯で用途を絞る——この3点です。播州織・今治・遠州といった産地の背景を知ることで、価格の根拠が見えてきます。BECOSのシャツカテゴリでは、産地と作り手を明示したアイテムのみを扱っているため、「何を買っているのか」を理解した上で選べます。
1位

「彩-irodori-」バスタオル2枚 & フェイスタオル2枚セット。あらゆる贈答シーンに対応し、どのような方も思わず笑顔にさせる大満足の逸品です。
税込 16,500 円
★★★★★
(1レビュー)
4位

【牛刀】210mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 。「縁起の良い贈り物」として包丁のプレゼントはおすすめです。
税込 24,750 円
★★★★★
(3レビュー)

\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめランキング発表

\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめ
ランキング発表
1位

「彩-irodori-」バスタオル2枚 & フェイスタオル2枚セット。あらゆる贈答シーンに対応し、どのような方も思わず笑顔にさせる大満足の逸品です。
税込 16,500 円
★★★★★
(1レビュー)
4位

【牛刀】210mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 。「縁起の良い贈り物」として包丁のプレゼントはおすすめです。
税込 24,750 円
★★★★★
(3レビュー)

\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめランキング発表

\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめ
ランキング発表
私たちは、日本全国の知られざる逸品に出会えるECプラットフォーム「BECOS(ベコス)」が運営するメディア「BECOS Journal(ベコス ジャーナル)」です。 「BECOS Journal」では、歴史を受け継ぎながら新しいモノづくりに挑戦する伝統工芸士たちの想い、作り手のこだわり、伝統工芸品の開発秘話、さまざまなギフトシーンにおけるおススメ商品の紹介、伝統工芸業界の最新ニュースなどを、写真や動画を交えて楽しく身近に紹介しています。 「BECOS」では日本全国に埋もれている魅力的な Made in Japan を発掘&販売しています。 あなたの知らない Made in Japan と出会える場所「BECOS(ベコス)」