鍋料理がごちそうに!土鍋のブランド10選【伊賀焼・萬古焼など】炊飯・小容量タイプも

家庭の味方!自由に楽しめる鍋料理

肌寒くなってくると、無性に食べたくなる鍋料理。野菜も肉もバランスよくたくさん食べられてしかも手軽、となれば毎日でも食べたいものです。そんな時に活躍するのが、土鍋。

鍋料理とひとことで言っても、さまざまなレシピがありますね。王道の和風から、いろんな食材を楽しめる中華風、トマトやチーズを入れて洋風の鍋など、その種類もさまざま。味わいを変えて自由にあれこれ楽しむのが、鍋料理の醍醐味とも言えるでしょう。

土鍋のデザインも、最近では純和風のものからスタイリッシュなものまでさまざま揃っているので、料理にあわせて使い分けるのもおすすめです。家族での食事はもちろん、来客時に皆であたたかい鍋を囲むのも和やかなひとときとなるでしょう。

ここでは土鍋を選ぶ際のポイントと、おすすめのブランド・商品をご紹介します。ぜひ素敵な土鍋を見つけて、鍋料理を楽しんでくださいね。

土鍋の良さとは?

土鍋は金属の鍋に比べると熱伝導性は低いですが、蓄熱性は高く、じっくりと素材を加熱するため旨味を引き出すことができます。なかなか通常の鍋料理でその違いを確かめるのは難しいかもしれませんが、違いがよくわかるのはお米。炊飯専用の土鍋もたくさん販売されているので、鍋料理だけでなく毎日のご飯も土鍋で炊くことでさらにおいしくいただくことができますよ。

また、保温性が高いのも土鍋の良さ。特に、いわゆる昔ながらの土の目の荒い土鍋は素材に空気を多く含むため、より保温力に優れています。卓上コンロで加熱しながら鍋料理をいただくことももちろんできますが、おでんやポトフなどすでにじっくり煮込んだ料理であれば、キッチンで温めてそのまま火から下ろして食卓へ持って行けばゆっくりと食事を楽しむことができますね。

ただ手間をかけず具材を入れて食べるということだけではなく、炊飯や煮物など、土鍋の特性を活かす料理にも使用することで、家庭での活躍の幅も増えるでしょう。

土鍋選びのポイント

焼き物の産地や素材に注目してみよう

土鍋はさまざまな産地で作られていますが、その土地の焼き物ごとに異なる特徴があります。代表的な焼き物や素材をご紹介しますので参考にしてくださいね。

伊賀焼

土鍋でよく知られる焼き物のひとつである伊賀焼は、三重県の伊賀市で作られている陶器です。伊賀焼の土鍋は荒い土からできているため、独特の質感としっかりとした見た目が特徴。耐火性と蓄熱性にも優れています。じっくりと火を通したい煮込み料理などには特に向いています。

萬古焼

伊賀焼同様に、土鍋ではポピュラーな萬古焼も非常に耐火性に優れています。陶土に含まれるリチウム鉱石の含有量が多く、強い火に耐えうる強度をもちあわせているためです。陶板、ご飯釜、タジン鍋などさまざまな商品が萬古焼で開発されていますが、火に強いためだと理解できますね。万が一空焚きしてしまっても割れにくいため、長く愛用できます。

信楽焼

信楽焼は滋賀県甲賀市で生産されている、良質な粘土そのものの風合いを活かした焼き物。大きなたぬきの置物でおなじみのとおり、大物作りに的した土質が特徴。そのため、土鍋もしっかりと厚みがあり、大きいサイズのものが多く販売されています。

セラミック製や耐熱陶器製も

セラミック製や耐熱陶器製の土鍋も最近では多く販売されています。IHと直火両方に対応できたり、電子レンジやオーブンの使用が可能なものも。つるりとした質感でモダンなイメージのものが多いため、料理の幅も広がりますね。食洗機に対応していたりと手入れのしやすさもメリットです。

土の風合いを感じる土鍋とは印象がガラリと変わりますので、こういった素材の中から、お好みのデザインで選ぶのもひとつです。

形状や容量もチェックを

土鍋の形状は、浅い形状のものからしっかりと深さがあるものまでさまざまです。汁気の多い煮物や炊飯に使う場合は深型の方が使いやすいでしょう。しっかりと容量が確保できるので、大量に調理したい場合には便利です。

逆に、小人数で鍋料理をつつく、という時には、浅型の方が早く煮えてとりわけもしやすいと言えます。また、煮込みハンバーグなど、洋風の煮物や汁気の少ない料理にも使いやすいですね。蓋がこんもりと高いものであれば蒸し料理にも適しています。

容量はひとり分から4〜5人用など、おおよその表記がされている場合が多いのでそれにしたがって購入しましょう。1,000ml程度でひとり用、2,000ml程度で2〜3人用、2,500ml以上で4〜5人用として販売されている場合が多いです。あくまで目安ですので、家にある鍋と比較して、どれくらいの容量が使いやすいか調べておくとスムーズに購入できますよ。

使用前の「目止め」が必要かも確認を

土を原料とする焼き物には、表面に目には見えない無数の穴が存在します。それを「目」と呼びますが、土鍋の場合、その目をふさがずに使用すると、そこから水分が染み込みひび割れの原因になったり、におい移りの原因になったりします。

そのようなことを防止するために、必要なのが「目止め」。土鍋を買って最初に使用する時には、おかゆを炊いたり片栗粉を水でといて熱したりしてその穴を塞ぎます。土鍋を綺麗に長く使うために必要な作業ですので、必ず行いましょう。

ただし、素材や商品によって目止めが必要ないものもありますので、商品説明をチェックしてくださいね。

デザイン・使い方いろいろ!
土鍋のおすすめブランド&商品10選

伊賀焼の窯元「土楽」
ユニークなデザインの伊賀焼の土鍋

ねぎぼうず無地鍋

土鍋を主な取り扱い商品としている伊賀の窯元、土楽窯。自然豊かな伊賀の里で職人の手によってひとつひとつ丁寧に作品が生み出されています。

ネーミングも形状もユニークで、シンプルながら存在感のある土鍋。昔ながらの伊賀焼の土鍋ですが、どこか和モダンな印象もうけるおしゃれな逸品です。1人用から4〜5人用まで4種類のサイズ展開がありますので、用途にあわせて選ぶことができます。

土楽窯/どらくがま
ねぎぼうず無地鍋

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京焼・清水焼のブランド「陶葊」
来客時にも活躍する華やかな土鍋

花結晶 土鍋

京焼と清水焼の窯元である陶葊(とうあん)。創業は大正11年で、作り出される焼き物は全て手仕事。陶葊では清水焼に独自の工程を取り入れ、自社で開発した色釉を用いています。そのため、創り出される製品は優れた発色と強度を備えているのが特徴。

花が咲いたような釉薬の美しい模様が特徴の土鍋。ガスの直火、IHどちらにも対応しており、電子レンジの使用も可能です。華やかなカラーで食卓が明るくなりますね。来客時にも活躍するでしょう。同デザインでIH専用の土鍋もあり、直火とIH兼用よりもお値段がお手頃です。

陶葊/とうあん
花結晶 土鍋

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萬古焼のブランド「銀峯陶器」
業務用土鍋として生まれた商品

京三島

1932年、萬古焼の窯元として「萬古新興窯業所」を創業。当時から、大事にしてきたのは品質の高いものづくり。創業時土鍋を主としていた商品は、現在では炊飯土鍋やスープ鍋、無水調理鍋、陶版などをラインナップしています。

京三島シリーズは、もともと業務用として作られた土鍋。重ねて収納しやすい形状や盛り付けが美しく見える口径と容量の調整など、細かなところまで工夫と配慮のいき届いた商品です。通常、土鍋は濡れた状態で火にかけるとひび割れなどの原因となりますが、この土鍋は水に濡れた状態で火にかけることができます。5.5号から10号と、サイズ展開も豊富です。

銀峯陶器/ぎんぽうとうき
京三島

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日本の和食器ブランド「たち吉」
「福」をイメージした信楽焼の土鍋

ふくふく 土鍋

1752年、京都の中心に現在のたち吉の前身となる「橘屋吉兵衛」を創業して以来、260年以上にわたって和食器を作り続けてきたたち吉。日本全国の焼き物をはじめとする生産地の器を豊富に取り扱っています。丁寧なものづくりで長く愛用できる器は、日本らしい四季を感じるものや料理を引き立てるものばかり。

ふくふくと名付けられた信楽焼の土鍋は、あたたかみのある飴色が特徴的。丸いころんとした形状に、幸せがあふれるよう思いを込めて作られています。同デザインで炊飯専用の土鍋もあるので用途にあわせて選ぶことができます。

たち吉
ふくふく 土鍋

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伊賀焼の窯元「長谷園」
蒸し料理やローストにも使える多機能鍋

ビストロ蒸し鍋

三重県伊賀市の伊賀焼の窯元、長谷園。創業は天保3年で180年以上の歴史をもっています。伝統的な技術を伝えながらも、変わりゆく時代のスタイルにあわせて日本の食文化に役立つものづくりを大切にしています。

蒸し鍋という名前ですが、焼く、炒める、煮込むなどさまざまな調理に使える多機能鍋。陶器製のすのこと、トングも付属しているため届いてすぐにいろいろな鍋料理にチャレンジできます。2サイズ・2カラー展開。蓋やすのこなど、パーツだけを買い足すことも可能です。

長谷園
ビストロ蒸し鍋

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石川県能登島の釜「独歩炎」
出汁を注ぐことができる小さめの土鍋

白釉片口手付土鍋

石川県能登島の工房、独歩炎があるのは能登島の北部、曲町という海にほど近い場所。陶芸家の藤井博文氏が主宰する窯で、デザイン室をあわせもっています。他ではあまり見ることのない、オリジナティに富んだ作品の数々を生み出しています。

上品な色と質感をもつ片口土鍋。径25×高さ13.5cmと使い勝手の良い小さめのサイズで、縁が高くなっていて吹きこぼれの心配がありません。出汁を片口から注ぐこともでき、ちょっとした鍋料理を食卓でとりわけたい時に活躍します。

独歩炎/どっぽえん
白釉片口手付土鍋

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萬古焼メーカーのブランド「kanae」
毎日使えるだえん型の土鍋

だえん土鍋

kanaeは、三重県四日市市の萬古焼の綜合卸売商社、三陶がデザイナーとともに作り上げた土鍋のブランド。冬だけではなく、1年を通して毎日使える「日常使いの土鍋」がコンセプト。

だえん型の鍋は、焼き物、煮物、蒸し物などさまざまな料理に使えます。広めのリムがふきこぼれを緩和。カラーも上品で、お皿のようにそのまま卓上にサーブできます。蓋のつまみや鍋の持ち手は、ミトンをした手で使いやすい形状。細部にまでこだわりがいきとどいています。容量は3タイプ、サイズ・カラー違いで揃えるのもおすすめ。

kanae
だえん土鍋

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萬古焼窯元の共同ブランド「フォースマーケット」
バイカラーのあたたかみがある土鍋

カセロラ

4th-marketは、三重県萬古焼の4つの窯元がオリジナル商品を生み出している食器ブランド。シンプルで機能性の高い、普段使いにぴったりの製品の数々がラインナップ。食事の時間が楽しくなるように、との想いが込められています。

カセロラはシンプルなデザインですが、どこかあたたかみがあるのが魅力。直火・オーブン・電子レンジの使用が可能。6号なら1人用、8号なら2〜3人で使うのにちょうどいいサイズです。深さがあるので、炊飯やスープを作るのにも重宝します。同シリーズでグリルパンやとんすいもあり。

4th-market/フォースマーケット
カセロラ

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日本のプロダクトブランド「キントー」
ふっくらおいしいご飯が炊ける機能的な炊飯土鍋

KAKOMI 炊飯土鍋

1972年、滋賀県彦根市で食器の卸売業で創業したKINTO。後に日々の生活に溶け込む、長く愛用できるテーブルウェアやインテリア雑貨などのプロダクトを生み出すメーカーに。現在では国内のみならず海外でもその製品が愛されています。

食卓を囲んで楽しい時間を、という想いが込められているKAKOMIシリーズの炊飯土鍋。遠赤外線効果でふっくらとおいしいご飯を炊くことができます。二重蓋で吹きこぼれを防ぐのもポイント。密度の高い耐熱陶器のため、におい移りが少ないのも特徴です。軽量カップが付属しているほか、鍋の内側には水を入れるためのラインが入っていて便利。同シリーズで直火・IHの利用が可能な土鍋もあります。

KINTO/キントー
KAKOMI 炊飯土鍋

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ガラスと萬古焼のコラボ!
ホイッスル付きで炊き上がりがわかる

フタがガラスのご飯釜

ハリオは1921年の創業当時から工場を国内に構え、商品の企画から製造までを一貫して行う耐熱ガラス製品のメーカー。天然の素材にこだわった環境に優しい耐熱ガラスを用いた製品作りにこだわっています。創業時、理化学用品が中心だった商品は、コーヒーサイフォンの開発を皮切りに生活用品の製造も開始。幅広い分野でオリジナル商品を展開しています。

萬古焼の本体に、耐熱ガラスの蓋がセットになった炊飯土鍋。ご飯が炊きあがる様子をガラスごしに見ることができます。蓋にはホイッスルが付いていて、音で炊き上がりを知ることができる便利商品。アウトドアでの使用も可能です。同シリーズの土鍋もあるため用途によって選ぶことができます。

HARIO/ハリオ
フタがガラスのご飯釜

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