
大切な人やいつもの友人などを自宅へゲストとしてお招きする際、ちょっと特別なアイテムでおもてなししたいですよね。
食器が変わるだけで食事の雰囲気や印象もガラっと変わってしまうので、おもてなしの際の食器選びはセンスも問われてしまう重要なアイテムです。
そこで今回は、おもてなしにぴったりなおしゃれな食器を6点ご紹介いたします。
おもてなしにこそ伝統工芸の粋な食器を
いつも食べなれているいつもの食事でも、食器が変わると食事のイメージが変わります。
特におもてなしという特別な時こそ日本の伝統工芸の技術が活かされた粋な食器に食事が盛り付けられていれば、ゲストも大満足のおもてなしになります。
伝統工芸品というと高級でアンティークとして飾って鑑賞するもののように思われがちですが、近年では様々な伝統工芸技術を活かした日常使いの食器も多く製造されているんです。
ひとつひとつが職人手作りで味のあるものだからこそ、特別なひと時をさらに華やかに盛り上げてくれるアイテムとなってくれるでしょう。
【西陣織】ORI-ZARA お皿 (桜) ピンク&ブルー 6点セット(306)
- 価格:27,500円(税抜)
- サイズ:L : Φ20.0cm M : Φ15.0cm S : Φ10.0cm
- 重量:L:250g M:140g S:60g
日本を代表する桜をモチーフにしたデザインの西陣織に、特殊なガラスコーティングを施して作られた鮮やかながらも落ち着きのある華やかな食器のセットです。
Lサイズ2枚、Mサイズ2枚、Sサイズ2枚の6点セットとなっており、取り分け皿からメインを乗せるお皿まで統一され、テーブルを明るくきらびやかに演出してくれます。
職人がきれいに染められた糸を丁寧に織り上げて描き出された模様の中には金銀糸も織り込まれており、陽の光や照明の当たり具合できらきらと表情を変え心を和ませてくれます。
【陶芸家】藤岡光一 ゆきあかり皿-もも
- 価格:4,000円(税抜)
- サイズ:Φ16.0×H2.0cm
- 重量:150g
陶芸家・藤岡光一氏が手がける「ゆきあかりシリーズ」の1つである、ほんわりとゆきあかりのように浮かび上がった色が印象的なやわらかいもも色のお皿です。
ゆきあかりシリーズはお皿の形もしっかりとした円形ではなくやさしい光を表したようなゆるやかな円形をしている点も特徴的で、冷たい陶器に温かみを感じられる作品です。
もも色のお皿は甘い雰囲気の色なので、前菜やデザートをアレンジするとテーブルもやさしい色合いで演出する事ができます。
ゆきあかりシリーズは他にもオレンジやレモン、紫や水色もあり、同じやわらかな色合いのカップもあるのでシリーズで揃えると食卓をやさしく彩ってくれます。
- 価格:5,000円(税抜)
- サイズ:φ74×口径74×H47
- 総重量:400g
- 容量:85ml 60ml
津軽びいどろは長年培われてきた漁業用の浮玉(うきだま)製造の技法を利用し、青森の自然をハンドメイドガラスで表現した作品です。
津軽びいどろを作る北洋硝子は青森県にあり、あるとき職人が思いついて青森で一際美しい海岸の砂を原料に加えた所、えも言われぬ深い緑色となったという偶然から本格的なガラスの色づくりに取り組み、現在の多彩な輝きを表現したガラス製品へとつながりました。
この四季の盃はその津軽びいどろの豊かな表現力を最大限に使った盃で、春は桜舞う鮮やかなピンク色を、夏は涼しげな海を思わせる水色を、秋は静かに舞い落ちる落ち葉の色であるオレンジを、冬は冷たくもきらびやかな雪の白色をメインとした色合いで、それぞれの季節を美しく表現しています。
【京焼-清水焼】陶葊(とうあん) 花結晶 (炭青) 酒器 (3点セット)
- 価格:8,500円(税抜)
- サイズ:徳利Φ7.5×H12.0cm ぐい吞Φ5.5×H5.0cm
- 総重量:400g
- 容量:(徳利)250ml
器を焼き上げる際、熱で溶けて冷却してしまうと結晶が出る特性を持ったうわぐすりを器の表面にかけて生成された、美しい花が咲いたような模様が特徴的な京焼の花結晶シリーズの1つです。
花結晶はとりわけ結晶が大きくなり器の一つ一つに違う表情の美しい花模様を描き出してくれるので、世界に2つとない優美な模様を楽しめます。
こちらの酒器では落ち着いた深い藍色の花結晶に加え、山吹色が美しいコントラストとして加えられており、酒を注いだ際の結晶の揺らぐ美しさも楽しめる一品となっています。
- 価格:14,000円(税抜)
- サイズ:Φ30.0×5.6cm
- 重量:260g
400年もの歴史がある金沢箔は、たった約2g(10円玉の約半分)ほどの金を畳一枚分にまで延ばすという世界にも誇る伝統技術を用いられて作られた伝統工芸です。
その金沢箔の技術を活かし、伝統美が伝える特別感をもっと身近なものとした箔一のおぼろ月シリーズは、熟練した木地師と箔貼り職人の技術が見事にコラボレーションした作品です。
木地師が極限に薄く削りだした天然木に箔貼り職人が金箔のみで情緒ある月を描き出し、漆を何度もすり込んでは拭き取ることで仕上げられた味わいのある器はやわらかな闇に浮かび上がる神秘的な月を見事に表現しています。
高貴ながらもなじみのあるスタイルで、食事をより格別に引き立ててくれます。
【江戸硝子】富硝子 うきよ たまやセット (浅鉢 醤油差し 豆皿)
- 価格:4,080円(税抜)
- サイズ:浅鉢Φ15cm×H2.8cm 豆皿Φ7cm×H2.8cm 醤油差しΦ6.0cm×H8.3cm
- 重量:浅鉢 280g・豆皿 60g・醤油差し 130g
様々なガラス製品を手がける富硝子が老舗の江戸硝子工場とコラボレーションして作られた「うきよシリーズ」。
江戸の文化を現代風にイメージし、ひとつひとつ手作業で色粉をまぶしてガラスに色づけして作られています。
たまやはその名の通り花火の色鮮やかな色合いとそれを眺める華やかな浴衣姿を連想して作られており、涼しげな色合いで冷たい食事を盛り付けるのにぴったりです。