
新型コロナウイルス感染予防のため、不要不急の外出ができない日が続きますね。
お酒好きは『家呑み』に切り替える人も多いでしょう。
ならばお気に入りの店で呑むように、家呑みをワンランク上にするアイテムを使ってみませんか?
家で過ごさなければいけない今、呑みを存分に楽しみたいけれど、
「家でお酒を呑むとイマイチ美味しくない。雰囲気がお店とは違うから?」
「家で呑むときなんて、近くにあるコップやマグを使えば良いのでは?」
なんて思っていませんか?
それは、家呑みだから盛り上がらないのではなく、まだ良い酒器に出会えてないせいかもしれませんよ。
いつものお酒がもっと美味しくなるおすすめの酒器をビール党・日本酒党に分けて紹介します!
ビール党の方
「とりあえずビールなんて邪道。自分はビールをメインに飲んでいるよ!」
そんなビール党には、ビールを美味しく飲むにふさわしい”タンブラータイプ”の酒器がおすすめです。
陶器・磁器・錫・ガラス・漆器など素材による飲み心地の違いも楽しめますよ。
ビールを缶のままや普通のコップで飲んでいる方は要チェックですね。
- 価格:3,000円
- サイズ:Φ8.0*12.0cm
- 重量:270g
- 素材:陶器
陶芸家、常枝直豆氏による備前焼のビールタンブラーです。
釉薬(うわぐすり)を使わず、素焼きのまま仕上げられた素朴な見た目が特徴。気負わず使える、土がもつ武骨なザラリとした手触りも楽しめますよ。
さらに備前焼の魅力は、タンブラーに注がれたビールの泡のきめ細かさ。極上のクリーミー泡にこだわりたいビール党をうならせること間違いなしでしょう。
- 価格:12,000円
- サイズ:Φ6.5*H10.0cm
- 容量:約200ml
- 素材:錫、桐箱つき
江戸時代から300年以上も続く大阪浪華錫器がつくる錫製タンブラーです。表面が凸凹仕上げで手元がすべらず、持っていて疲れにくい造りです。
錫は分子が荒く、液体の不純物を吸収・浄化する働きをします。ふうわりとした泡と味の違いにきっと驚くでしょう。
また、陶器の約50倍の速さで熱が伝わるので熱いものはより熱く、冷たいビールならより冷たさを楽しめます。金属だけど温かみのあるアイテムになるのが錫なのです。
- 価格:8,000円
- サイズ:Φ9.5*13.2cm
- 重量:約960g
- 素材:ガラス・本金箔
金沢箔とガラスのコラボレーションが美しい華やかなタンブラー。”貫入”と呼ばれる、ひび割れのように見える金箔のスキマから漏れる光は、中の飲み物によって表情が変わります。
ガラス部分は緩やかに波打つような曲線の温かみのある印象で、持った時手にしっくりとなじみますよ。
ビールならば金箔の色と相性が良いので特におすすめですよ。
- 価格:4,000円
- サイズ:Φ8.0*H14.5cm
- 重量:230g
- 素材:磁器
京都の清水焼でつくられた銀藤が美しいビールタンブラーです。
お花がパァッと開いたような文様は、結晶釉を使ったときに焼窯の中で溶け冷却時にできる花結晶(はなけっしょう)と呼ばれるもの。同じ模様は2つとできません。
薄めに仕上げた飲み口部分は、口当たりが柔らかで飲みやすくなっています。
容量も350mlとたっぷりで、ビール好きにはたまらないですよね。
- 価格:17,000円
- サイズ:Φ9.0*H9.0cm
- 重量:100g
- 素材:漆器
小林仏壇店が仏壇をつくる技術を生かしてつくった新潟漆器製のカップです。
落ち着いた色合いの木に錫粉を塗って仕上げるため、全体的にメタリック感が出ていて高級感があります。
伝統的な漆塗りなのに、どこか新しさも感じられるおしゃれな酒器ですね。
ビールタンブラーとしてはもちろん、焼酎の水割りやロックを入れても楽しめますよ。
- 価格:5,400円
- サイズ:徳利:Φ6.7*H15.8,おちょこ:Φ6.7,H3.0
- 重量:徳利:300g,おちょこ:100g
- 素材:磁器
白い備前吉田焼の内側を、青いGOSU(呉須:ごす)と呼ばれる顔料で色付けして仕上げた酒器3点セットです。
GOSUには1.0~5.0の色があり、好きな濃さの青色が選べます。番号が増えるほど色が濃くなっていきます。
GOSUは他の絵の具と違い、素焼き段階で色付けするので青色が色褪せません。発色の良さを長く楽しみつつ家呑みを満喫できますね。
- 価格:100,000円
- サイズ:徳利:Φ8.5*H13.5,ぐい呑み:Φ5.5*H6.0
- 重量:徳利:210g,ぐい呑み:70g
- 素材:磁器
陶芸家、藤岡光一氏による黄金色に輝く酒器セットです。
絶妙な角度の付いた特徴的なフォルムは手になじみやすく、見る角度で変化する陰影が味わい深い表情を見せてくれます。
なめらかに仕上げられた飲み口部分で口当たり抜群。いつもよりお酒が進んでしまうかもしれませんね!
この藤岡作品を購入できるのはBECOSのみ。レアな酒器をお探しの方におすすめします。
- 価格:100,000円
- サイズ:カップ:W5.5*D5.5,片口:W8.5*D8.0*H13
- 重量:320g
- 素材:漆器
KOKEMUSU(苔むす)の名のとおり、使い続けるほど苔がむすように変化する不思議な酒器。
日本を代表する漆器『輪島塗』の武骨な雰囲気は、自然の荒々しさをそのまま器にしたかのようです。
岩のようにゴツゴツとしたリアルな質感は、漆の魅力を生かす『楽工房』独自の技法、練乾漆(ねりかんしつ)によるもの。
お酒を末永く楽しめる健康に感謝しつつ、一生モノと呼べるこんな酒器で家呑みを楽しみましょう。
【天明鋳物】鋳金工房 このはずく 錫製蓮(酒器セット)
- 価格:70,000円
- サイズ:片口:Φ16.0*H4.0*,盃:Φ6.0*H1.0
- 重量:480g
- 素材:錫、銀
100年以上の歴史を持つ、天明鋳物の技法を生かして錫と銀でつくられた酒器セットです。
素材に使われている『錫』は、すべて手作業で表情を付けながら職人が形成しています。
そのため2つと同じ形のものはできず、金属なのにどこか温かみを感じられるでしょう。
「蓮」の葉をイメージした形の片口と盃で、日常を忘れ一口ずつゆったりとお酒を楽しんでみませんか?
まとめ
家呑みを楽しむ人が増えていますよね。
家で楽しく美味しくお酒が呑めれば、毎日のストレスも吹き飛んでリラックスした夜を過ごせますよ。
だけど、お酒が呑めればどんな器を使っても美味しく飲めるわけではありません。
ビール党の方にはビールタンブラー、日本酒党の方には徳利や片口とおちょこの酒器セットがおすすめです。
自分の手にしっくりとなじみ、目で見て美しい酒器は、家で過ごさなければならない時期を楽しみながら乗り切るために欠かせないアイテムと言えるでしょう。