日本製の高級革靴7選～職人がつくる質実剛健の一足

2023年5月30日

赤津陽一

社会人になり大人としての魅力が出てきたときに履きたい革靴。生活が安定して経済的にも余裕が出てきたら一生物の革靴を購入し、気分を挙げましょう。

海外有名ブランドの革靴もいいのですが、日本製の高級革靴は高品質で海外ブランドの革靴と引けを取りません。

革靴といえばビジネスマンの身だしなみに必須アイテムとも言えます。

スーツにお金をかけてしまいがちですが、革靴

今回は革靴の選び方と、おすすめの日本製の高級革靴をいくつかご紹介します。

一生使えるものを！革靴の選び方

ビジネスマンの身だしなみに必要な革靴。

革靴はピンからキリまでありますが、選ぶなら一生使えるものがいいですね。

ここでは革靴の選び方をご紹介します。

予算は高めに設定すること

革靴を購入するときに予算設定をする方も多いと思いますが、できれば高めに設定することをおすすめします。

なぜなら革靴の良し悪しが全体の印象を決めるからです。

「スーツが安物でも革靴が一流ならスーツも高級に見える。ただし逆はない。」

と紳士の伝統として言われています。

特に西欧出身の一流のホテルマンやビジネスマンは相手の革靴を必ずチェックすると言われています。

実際ある商社マンが名刺を渡しているのにも関わらず、海外で商談をしているときに、上司よりも上司扱いされてしまったということもあります。

良い革靴は定期的に手入れをしながら長く付き合っていくものです。

手入れの行き届いた革靴を履いているだけで、「面倒な手入れをこまめにできる人物だから信頼できる人物だろう」という評価を受ける確率が高まるのです。

また、オーソドックスな革靴は流行がなく、10年後履いていてもおかしくありません。

長く履き続けるのであればお金をかける価値があるのです。

スーツやプライベートなファッションの場合は流行に左右されるため、昔の雑誌をみて「古い」と思うこともありますが、革靴はそうではありません。

そのため、革靴の予算は高めに設定しましょう。

一足目は機械式グッドイヤーウェルトを選ぶべし

革靴の製法は手間がかかって高価な順に

手縫いによるグッドイヤーウェルト製法&マッケイ製法
機械式のグッドイヤーウェルト製法
機械式のマッケイ製法
セメント製法

となります。

予算を考えずに選べるなら手縫い式のハンドメイドがいいのですが、値段が高いため、機械式のグッドイヤーウェルト製法の革靴がおすすめです。

クラシックなデザインで男らしいものが多く、流行に左右されません。

靴底がすり減ってきたらオートソール交換をすれば一生使うことができます。

使い続けることで革に味がでて自分の足になじみます。

機械式のマッケイも悪くはありませんが、ソールが薄くて柔らかいことが多いため、寿命が短めなのでお勧めできません。

試着を必ずすること

ネット通販が主流となりつつある現代ですが、靴は試着なしで購入するのは危険です。

もし履いたことがある靴と同じものを選ぶのであれば通販でも良いと思いますが、それ以外はブランドが一緒でもモデル違いや木型違いの革靴をネットで購入するのは避けたほうがいいでしょう。

特にグッドイヤーウェルトの製法の革靴を履いたことがある方であればわかると思いますが、履き始めの硬い状態が足に全く合っていないと歩くことができません。

いくつか試着して自分に合ったものを選びましょう。

ちなみに試着は足が最もむくんでいる17時前後にするのがおすすめです。

17時に試着してやや緩めだと他の時間帯に履いたときにブカブカになる可能性が高いです。

豊富なモデル・在庫があるお店を選ぶこと

自分の足にフィットした革靴を選ぶならお店選びも重要です。

サイズとモデルが豊富にそろっているお店がおすすめです。

在庫を豊富にそろえた店舗でなければ試着もあまりできませんので、お店が大規模で在庫量が豊富なお店か、小規模なお店でも革靴というジャンルや欲しいブランドの革靴に特化しているお店を選ぶようにしましょう。

ずっと履き続けたい！日本製の高級革靴7選

ずっと履き続けたい！日本製の高級革靴
マドラス　ペリーコレクション

マドラスはイタリアの靴づくりの伝統を踏襲しながらも、日本人の求める快適な履き心地と機能性、そして美しいデザインを追求し続けてきました。90年以上伝わるマドラスの靴づくりのノウハウは今もなお受け継がれ進化し続けています。

1965年にイタリア最大のシューズメーカー「マドラス社」と技術提携し、本倍イタリアのクラストマンシップと日本の伝統的な熟練の技の融合を図りました。ストレートチップで内羽根がついた組み合わせは最もフォーマルで観光葬祭でよく使用されています。

マドラス
4047 madras inc ペリーコレクション

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ずっと履き続けたい！日本製の高級革靴
Union Imperial グッドイヤー・ウェルテッド

「世界に誇る靴づくり」を目指し、イタリアの靴づくりを日本でいちはやく取り入れたユニオン・ロイヤル伝統の靴づくりを「ハンドソーン・ウェルテッド製法」で再構築しました。1972年～1974年にイタリアの国際芸術皮革製品コンテストで日本初のオスカー賞を受賞した「Union Imperial」ブランドをリバイバルして、2008年よりスタートしました。

日本人の足型を研究した木型やハンドフィニッシュなどのテクニックを駆使して、昔ながらの手作業より生み出される一足一足はエレガントで履き心地が良く、美しい輝きとシルエットに仕上がっています。

Union Imperial
IMPERIAL ユニオン・インペリアルグッドイヤー・ウェルテッド

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ずっと履き続けたい！日本製の高級革靴
三陽山長シューズ

三陽山長の最もシャープなストレットチップです。木型は小ぶりなヒールカップと低く抑えた二の甲によるしっかりとしたホールド感とスタイリッシュなシルエットが特徴の309を採用し、シャープさとエレガントさを兼ね備えたモデルです。

履けば履くほどエイジングをし、磨けば磨くほど光沢がでるきめ細やかなインポートレザーを採用しています。また、靴になった後に職人が一足一足手作業にて丹念に染色を行う「ハンドフィニッシュ」を施しています。

三陽山長
三陽山長シューズ

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ずっと履き続けたい！日本製の高級革靴
ワインハイマー(旧カールフロイデンベルグ)×皇室御用達大塚製靴

RG-2001 内羽根ストレートチップ/140年の歴史を持つ老舗と伝説のタンナーの後継者のコラボモデル皇室御用達の大塚製靴です。素材は肌キメの細かさ、艶、しっかりと足を包み込み支える堅牢さ、されていて履き続けるほどになじんでいく柔らかさ、デザインが決まっていてもそれだけでは表し切れない色気や気品があります。

ドイツの老舗タンナーのこだわりが凝縮されて生まれた1つの革と140年を超える時間の流れの中で積み重ねてきた日本人のための靴づくりの経験と知識が融合しました。

ワインハイマ―
ワインハイマー(旧カールフロイデンベルグ)×皇室御用達大塚製靴

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