
70歳をお祝いする「古希」。
古希を迎える両親や祖父母に、どのようなものをプレゼントしたら良いか悩んでしまいますよね。
古希祝いは人生にたった一度だけ。
心から喜んでもらいたいと思うほど、迷ってしまうものです。
この記事では、古希のお祝いに喜ばれるプレゼントの選び方やマナーについて解説します!
古希の基礎知識やお祝いの方法についても解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
さらに、こだわりの日本製品を熟知しているBECOSJournal編集部が厳選した、古希祝いにおすすめのプレゼントを20種類紹介します。
古希祝いにぴったりのプレゼントばかりなので、ぜひご覧ください。
目次
古希ってどういうお祝いなの?
古希(こき)は、日本における長寿祝いの一種です。
数え年の70歳をお祝いします。
ここからは、古希について詳しく解説していきますね。
古希のプレゼントを選ぶ前に、どのようなお祝いなのかをしっかり理解しましょう。
古希は詩の一節から由来したお祝い
古希は、詩の一節がお祝いに由来していると言われています。
日本の長寿祝いは、中国の風習を取り入れられたもの。
奈良時代から今日にいたるまで続いてきました。
70歳を祝う古希は、唐時代の詩人である杜甫(とほ)が詠んだ「酒債は尋常、行く処に有り。人生七十 古来稀なり」という一節に由来していると言われています。
この一節は、曲江(きょっこう)という漢詩の一説。
なじみのない文章ですが、現代の言葉に訳すと「酒代の借金はどこにでもある普通のことだ。しかし、人生を70歳まで長生きすることは珍しいから、今のうちに楽しんでおきたい。」という意味です。
唐時代というと、今から1000年以上も前。
大昔に70歳まで生きるということは、めったにないことだったのでしょう。
日本の平均年齢が男女ともに80歳を超える現代では、70歳はまだまだ元気なイメージがありますよね。
とはいえ、古来から続くお祝いは大切にしたいもの。
これから先もずっと元気でいてもらいたい気持ちと、人生の先輩に対する敬意を表して古希のお祝いをしましょう。
数え年の70歳でお祝いする古希
古希は70歳で祝うもの。
古希の70歳は、基本的に満69歳をさしています。
古希は、奈良時代から続くお祝い。
日本では、古来より年齢を数え年で数えることが一般的です。
数え年とは、生まれた日を1歳とする数え方。
元日を迎えるごとに、1歳ずつ年齢を重ねます。
生まれ年とは、生まれた日を0歳とする数え方。
誕生日ごとに、1歳ずつ年齢を重ねます。
数え年は、東洋で使われてきた数え方ですが、現代の日本にはなじみが薄いですよね。
じつは、すてきな考え方があります。
生まれたての子どもは何も知らないため、不完全な存在ですよね。
しかし、数え年では、子どもの存在を1つの完成した存在として考えます。
そして、成長とは、1つの状態が変化していくこと。
つまり、数え年では生まれてきた子どもを、何もない0の存在ではなく、1つの価値ある存在と考えるのです。
他にも、お腹の中にいる魂の状態を0歳だと考える、という説もあります。
誕生日でなく元日に歳が増えることにも理由があり、元日に幸福を運んできてくれる歳徳神が、新しい歳も一緒に運んでくれるためだと言われています。
現代の日本では、わかりやすさから生まれ年の70歳で祝うことも多くなってきました。
しかし、古希は日本古来のお祝い。
日本の風習に沿って、数え年の70歳でお祝いするのも良いものですね。
どの数え方で古希を祝うか、家族間で事前に話し合うのがおすすめです。
何より大切なことは、本人の体調に合わせること。
全員が晴れやかな気持ちでお祝いできるように、お祝いの日程を決めましょう。
地域によっては、節分付近にお祝いするところもあります。
住んでいる地域の古希祝いの年齢も、事前に確認をしておきましょう。
古希祝いのテーマカラーは紫
長寿祝いには、お祝いの種類ごとにテーマカラーがあります。
古希のテーマカラーは紫色。
古来より、紫色は特別な意味を持つと考えられてきました。
たとえば、聖徳太子が活躍した飛鳥時代。
貴族の中で階級を分けたとき、もっとも高い身分は紫色でした。
出家をした僧侶でも、紫色の衣を着られるのは、最高位の者のみ。
つまり、紫色は階級が高い人の色だったのです。
他にも、紫色は古来より気分を落ち着ける効果のある色だとも言われています。
古希のお祝いで紫色がテーマカラーとなったのは、古希を迎えた方への敬意と、おだやかな気持ちで長生きしてほしい願いが込められたものだと考えられるでしょう。
他にも長寿のお祝いがある
古希は、長寿祝いのひとつです。
長寿祝いには他にも種類があります。
長寿祝いの種類とテーマカラーを、以下に記載しますね。
- 還暦…60歳(赤)
- 古希…70歳(紫)
- 喜寿…77歳(紫)
- 傘寿…80歳(黄)
- 米寿…88歳(黄)
- 卒寿…90歳(白)
- 白寿…99歳(白)
- 喜寿…100歳(白)
基本的には、還暦のみ生まれ年で数えます。
次の長寿祝いである喜寿を楽しみにして、古希をお祝いしましょう。
古希に喜ばれるプレゼントの選び方って?
ここからは、どのようにして古希祝いのプレゼントを選べば良いかを解説していきます。
よろしければ、参考にしてくださいね。
地域によって金額相場は異なる
古希のお祝いにプレゼントをしようと思ったとき、どのくらいの価格で探せば良いか悩んでしまいますよね。
古希祝いの相場は、相手との関係性によって異なります。
古希祝いのプレゼント相場は以下です。
- 両親…10,000〜100,000円
- 祖父母…10,000〜30,000円
- 親戚…10,000円前後
住んでいる地域によっても金額相場が異なるので、事前に確認するのを忘れないようにしてください。
年齢を重ねている方は、礼儀や風習を大切にしていることが多いです。
相場を見てわかるように、古希祝いのプレゼントは価格帯が幅広いもの。
結婚祝いのご祝儀のように、はっきりと決まった相場がないためです。
人生で一度きりの古希は、相手が心から喜ぶものをプレゼントしましょう。
迷ったときは、上記の相場を参考にすると選びやすいですが、必ずしもこの価格帯でというわけではありません。
親族でお祝いをする計画がある場合は、参加者で出し合ってプレゼントをすると、質の良いものを買いやすいですよ。
実用的なプレゼントは使ってもらいやすい
古希祝いのプレゼントには、実用的なアイテムを贈ると喜ばれます。
普段から使ってもらえそうなアイテムだと、プレゼントした側も使用しているところを見られて嬉しいですよね。
たとえば、食器や小銭入れは実用的で使いやすいアイテム。
パートナーがいる方への古希祝いなら、ペアの湯のみが喜ばれるでしょう。
ホッと一息つきたいときに、2人仲良くおそろいの湯のみでお茶を飲むと、まったりとした時間が過ごせますよ。
散歩するのが好きな方には、小銭入れがおすすめ。
さっと取り出しやすい小ぶりな小銭入れは、身軽に散歩したいときに重宝します。
実用的なアイテムは普段から使用できるため、お互いが嬉しくなるアイテムですよ。
好きなものをプレゼントして元気でいてもらおう
古希祝いには、相手の好きなアイテムをプレゼントするのがおすすめ。
好きなものをプレゼントされて、嫌な気持ちになる人はいませんよね。
さらに、自分の好きなアイテムは、見ているだけでも元気をもらえます。
たとえば、おしゃれが好きな方には、アクセサリーをプレゼントすると喜ばれます。
プレゼントしたアクセサリーをつけて、どこかにお出かけしたくなるでしょう。
お酒が好きな方には、酒器が良いですね。
「次はこの酒器でどんなお酒を飲もうかな?」と、ワクワクとした気持ちになれます。
相手の好きなアイテムをプレゼントすると、70歳を楽しく生きる手助けができますよ。
いつまでも元気でいてもらえるように、好きなアイテムをプレゼントしましょう。
古希のプレゼントを選ぶときに気をつけることは?
古希のプレゼントを選ぶとき、気をつけたいポイントが2つあります。
相手に喜んでもらえるように、確認しておいてくださいね。
年齢を感じさせるもの
古希祝いのプレゼントを選ぶとき、年齢を意識させてしまうプレゼントは避けます。
古希は、70歳の長寿祝い。
しかし、昔と今の70歳は大きく違いますよね。
平均寿命が年々引き上げられている日本で、70歳はまだまだ元気です。
仕事を現役でバリバリこなしている方もいるかもしれません。
元気に過ごしている気持ちの若い方に、杖や補聴器をプレゼントすると「年寄り扱いをされた」と嫌な気持ちにさせてしまいます。
相手からの希望がある場合でなければ、年齢を意識させてしまうプレゼントは避けておきましょう。
これから先も、年齢を感じずに元気でいてもらうために、見るだけで明るい気持ちになれるようなプレゼントがおすすめです。
アイテムが持つ意味にも注意
古希祝いのプレゼントには、意味を持つものがあります。
意味を知らずにプレゼントして、悲しい気持ちにさせてしまわないように、ここでしっかりチェックしておいてくださいね。
下着・肌着
日常的に使いやすい下着や肌着を、古希祝いでプレゼントしようと考える方も多いでしょう。
下着や肌着には、生活に困っている人へ贈るものという意味があります。
古希のお祝いには、ふさわしくないアイテムです。
靴・スリッパ・靴下
靴やスリッパ、靴下のような足下で使うものは、目上の人には避けた方が良いアイテムです。
踏んで使うことから、踏み台にするという意味が込められます。
ハンカチ
ハンカチは、女性に贈るプレゼントの定番ですが、縁切りを連想させるアイテムだと言われています。
昔のハンカチは、手巾(てぎれ)と呼ばれていたことから、手切れと同じひびきで悪いイメージを連想させてしまうためです。
定番のアイテムなのでプレゼントしたくなりますが、相手との関係性によって見極めが必要です。
文房具
文房具には、勤勉にという意味があります。
しかし、手紙を書くことが多い方にとっては、実用的で使いやすいアイテムなので、喜ばれることも多いです。
櫛
櫛(くし)は言葉のひびきから「苦」や「死」を連想させてしまいます。
昔から、お祝い事のプレゼントに向かないとされているので、注意しましょう。
刃物
刃物は切れることから、縁を切るという言葉を連想させると言われているもの。
しかし、未来を切り開く、のように良い意味として捉え、人気のあるアイテムでもあります。
実用的で喜ばれることもあるので、料理好きな方など、相手によってはプレゼントしても良いでしょう。
日本茶
日本茶は、香典返しやお悔やみの場で使用されることが多いですよね。
古希祝いのようなお祝いの場では、ふさわしくないプレゼントとして知られています。
古希はどんな風にしてお祝いするの?
古希祝いのプレゼントを選んだら、どのようにして古希をお祝いするか悩んでしまうでしょう。
ここからは、古希の祝い方を解説しますね。
お祝いの席をもうける
古希をお祝いするときは、お祝いの席をもうけましょう。
年齢を重ねるごとに家族が集まる機会は減ってきてしまうので、全員で過ごす時間を作ると喜んでもらえます。
「結婚式で会ったのが最後で、もう何年も会っていない…」という方も中にはいるかもしれません。
古希祝いの席をもうけると家族がそろうきっかけにもなり、顔を見せられるので、さらに元気になってもらえますよ。
なかには、古希のお祝いをオープンにしたくないと思う方もいます。
古希祝いを「年寄り扱いされた」と思ってしまうためです。
オープンに古希祝いをされたくない場合は、顔を見て直接プレゼントを渡すだけでも十分です。
直接会って話をして、一緒に時間を過ごすだけも、気持ちはしっかり伝わりますよ。
本人の意思を確認して、お祝いの席をもうけるようにしましょう。
紫のちゃんちゃんこを着てもらおう
古希のお祝いでは、テーマカラーである紫色のちゃんちゃんこを着てもらいましょう。
テーマカラーについては、前項までで触れたように、相手に対する敬意と長生きの願いが込められています。
長寿祝いは、各年齢でテーマカラーのちゃんちゃんこを着る風習があるもの。
最初の長寿祝いである還暦では、赤いちゃんちゃんこを着ます。
新たな明るい人生をスタートできるように、という願いが込められているためです。
還暦祝いに着る赤いちゃんちゃんこがきっかけで、各長寿祝いに風習が引き継がれ、古希でもちゃんちゃんこを着るようになりました。
さらに、女性が着る着物の袖に例えられた説もあります。
成人式で、女性は振袖と呼ばれる袖の長い着物を着ますよね。
成人式の振袖は、多くの人の力を借りて生きているという意味。
結婚すると、振袖を留袖にする風習があり、袖丈をおよそ半分の長さにします。
このように、女性の袖はライフステージが変わると短くなるもの。
人の力を借りて生きてきた女性が、自立していくことを意味しています。
袖がないちゃんちゃんこを古希で着るのは、人間として成長した証だということですね。
しかし、まだまだ年寄り扱いされるのは嫌だと思う方も多いもの。
ちゃんちゃんこに抵抗がある方には、おしゃれな紫色のベストでも良いかもしれませんね。
必ず着用するべきものではないので、相手に合わせて見極めましょう。
古希祝いのマナーは?
古希祝いは目上の方にプレゼントするからこそ、マナーには気をつけたいもの。
ここからは、古希祝いのマナーについて解説します。
熨斗をつける
古希祝いのプレゼントを送るときは、お祝いの気持ちを伝えるためにも熨斗(のし)をつけましょう。
以下に一般的な書き方を記載します。
- 表書き…上部:御祝・祝古希・古希御祝・長寿御祝
下部:自分の名前・家族一同・子供一同
熨斗をつけてプレゼントすることで、きちんとした雰囲気を演出できます。
年を重ねると礼儀を大切にする方も多いため、熨斗をつけてプレゼントすると喜ばれますよ。
水引をかける
熨斗をつけたら、水引もしっかりかけましょう。
長寿祝いは、これから先に何度あっても嬉しいもの。
水引には、蝶結びを選びます。
結び切りを使ってしまうと、一度だけで良い、という意味になってしまうので注意してくださいね。
古希祝いにおすすめ!気持ちが伝わるプレゼント20選
ここからは、古希祝いにおすすめのアイテムを紹介します。
厳選したものを20種類紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
上質なものを。日本のいいもの10選
古希を祝う70歳は、ある程度のものはそろえられているでしょう。
特別感を出せるように、日本製の上質なアイテムをプレゼントすると喜ばれますよ。
吸い込まれそうなぼかしに魅了される「薩摩切子のグラス」
- 価格…45,000円(税別)
- 技法…薩摩切子
- 素材…クリスタルガラス
- サイズ… 直径8.0cm×高さ7.3cm
- 重さ…270g
- 容量…125ml
薩摩びーどろ工房が手がける、薩摩切子のフリーカップです。
薩摩切子は、鹿児島で生まれた伝統工芸品。
分厚い色被せガラスにカット加工を施して作るので、ぼかしと言われる美しいグラデーションが特徴です。
こちらのフリーカップは、古希にぴったりな紫色。
お祝いの気持ちが伝わる逸品ですね。
大胆ながらも繊細なカットと、思わず引き込まれそうなグラデーションが目をみはります。
フリーカップなので、自分に合わせた使い方ができるのが嬉しいポイント。
大きすぎないサイズ感で、飲み物を入れるグラス以外にも、料理の器として使っても良いでしょう。
特別な古希祝いにおすすめのアイテムです。
お酒が好きな方にプレゼントしたい「盃セット」
- 価格…5,000円(税別)
- 技法…津軽びいどろ
- 素材…硝子
- サイズ… 直径7.4cm×高さ4.7cm
- 重さ…400g
- 容量…85m,60ml
こちらは青森県で生まれた津軽びいどろの盃4点セットです。
津軽びいどろの特徴である様々な色使いが活きており、なんとも華やかなセットですね。
4種類の盃は、それぞれ四季を表しています。
春は花見酒、夏は涼味酒、秋は月見酒、冬は雪見酒と季節の移ろいが感じられる逸品。
盃はそれぞれ異なる形をしているため、手に持ったときの質感の違いも楽しめます。
季節に合わせて盃を変えると、同じお酒でも違う味わいになるでしょう。
箱を立てておくことができるので、インテリアとしても楽しめますよ。
お酒好きな方の古希祝いにプレゼントしたい、風流なアイテムですね。
愛くるしい表情に癒される「江戸木目込みの招き猫」
- 価格…Mサイズ:5,000円(税抜)
- 技法…江戸木目込人形
- 素材…ちりめん,高機能樹脂
- サイズ…Mサイズ: 高さ11.5cm×横幅8.0cm奥行き6.0cm
- 重さ…Mサイズ:95g
日本の伝統が光る招き猫。
江戸木目込みの技法が使われています。
1950年に東京で創業された江戸木目込みを用いて、節句人形を主制作している柿沼人形が制作。
伝統工芸士の職人技が光る逸品です。
こちらの招き猫は、個性的な紫色。
古希のお祝いにぴったりですよね。
目にはスワロフスキーをあしらっており、なんとも愛くるしい表情で癒されます。
鈴にはパワーストーンを取り入れているので、良い気をもらえそうですね。
目に届くところに置いてもらって、たくさんなでて癒されてもらっちゃいましょう。
会津塗が高級感を演出「木目込みフォトフレーム」
- 価格…23,000円(税抜)
- 技法…江戸木目込み
- 素材…正絹,桐
- サイズ…22cm×17cm×2.5cm
- 重さ…460g
会津塗と江戸木目込みの技法で作られたフォトフレーム。
招き猫でも紹介した柿沼人形が手がけています。
木目込み人形は、桐塑(とうそ)という型へ刻んだ溝に、布を埋め込んで作られるもの。
こちらのフォトフレームにも、同じ技法が使われています。
木目込んでいるのは、豪華絢爛で有名な西陣織。
シルバーで落ち着いた雰囲気を演出しながらも、上品な華やかさが見受けられます。
枠には会津塗を採用。
高級感が漂うフォトフレームです。
古希祝いのプレゼントに贈るなら、家族の写真を入れて渡すのがおすすめ。
もらってそのまま飾れるので、喜ばれること間違いなしですよ。
お風呂上がりに癒しの時間を「今治バスタオル」
- 価格…12,100円(税別)
- 技法…今治タオル
- 素材…メキシコ綿
- サイズ…60cm×120cm
- カラー…ホワイト、ブルー
- 重さ…600g
年齢を重ねた肌にこそ、やわらかで上質なバスタオルを使いたいものですよね。
こちらは、さわやかなブルーと清潔感のあるホワイトのセットギフト。
今治タオルの産地問屋であるsara-laのバスタオルです。
sara-laは、今治タオルを世界的なブランドにした縁の下の力持ちとして知られています。
顧客のニーズに答えることを大切にしながら、成長を続けているブランドです。
sara-laのバスタオルは、タオルソムリエが厳選した素材と職人によって作られているもの。
タオルのプロが選んでいるので、古希のお祝いにも安心ですね。
素材には、高品質なメキシコ綿を使用。
希少な素材と、今治の不純物が少ない水を掛け合わせることで、やわらかくてしっとりとした質感を生み出しました。
もちろん、今治タオルなので、吸水性も優れもの。
さらに、sara-laのバスタオルは、洗濯を重ねても高い吸水性と心地良い肌触りが長くので、洗うたびに嬉しくなりますよ。
やわらかくてしなやかなsara-laのバスタオルは、もらった人を笑顔にしてくれます。
健康に気遣ってもらいたい「温湿度計」
- 価格…15,000円(税別)
- 技法…津軽塗
- 素材…天然木
- サイズ…16cm×16cm×3.1cm
- 重さ…320g
毎年少しずつ、暑い日が増えてきている日本。
熱中症が心配ですよね。
こちらは熱中症対策に最適な温湿度計です。
エンペックスと津軽塗のコラボレーションで誕生しました。
津軽塗の高級感が、単調になりがちな温湿度計を格上げしてくれます。
電池を使わずに動くため、交換の手間がないのも嬉しいですよね。
メンテナンスを行うだけで、半永久的に使えますよ。
古希祝いにプレゼントして、熱中症対策に役立ててもらいましょう。
友禅とコラボレーションした「おしゃれなだるま」
- 価格…8,000円(税抜)
- 技法…江戸木目込人形
- 素材…着物生地,ウレタン樹脂
- サイズ…高さ11.5cm×横幅10.0cm奥行き9.5cm
- 重さ…150g
柿沼人形が手がけるだるまです。
柿沼人形は、江戸木目込みで70年の歴史がある企業。
伝統的な技術を生かしつつ、常に新しいものづくりへ挑んでいます。
こちらのだるまは、江戸木目込みと友禅のコラボレーションで生まれました。
だるまの肌に、赤や白、紫などの鮮やかな花が咲き乱れています。
なんとも華やかで、心奪われる逸品。
だるまは昔から縁起が良いものとされ、人々に親しまれてきたものなので、古希祝いにもおすすめのアイテムです。
これからも元気でいてもらいたい願いを、おしゃれなだるまに込めて、プレゼントしてはいかがでしょうか?
家がパッと明るくなる「津軽びいどろの花瓶」
- 価格…20,000円(税別)
- 技法…津軽びいどろ
- 素材…硝子
- サイズ… 直径18.5cm×高さ17.5cm
- 重さ…1750g
こちらは、青森の津軽びいどろ技法で作られた花瓶です。
「花あかり」と名付けられています。
華やかなピンク色が、おめでたい席の古希祝いにぴったりな逸品。
花あかりという言葉は、桜の花が満開で、夜であっても明るく感じられるさまをいいます。
花あかりという名前がつけられたこちらの花瓶は、まさに夜に咲く桜が満開で明るく感じる様子を表していますね。
さらに、花あかりは、青森県にある弘前城の桜を表現した作品です。
弘前城は、日本一の桜の名所と言われている場所。
花を入れると、よりすてきな景色が浮かぶことでしょう。
金箔があしらわれており、豪華で古希祝いに喜ばれますよ。
花が咲いたように美しい「上質な湯のみ」
- 価格…7,000円(税別)
- 技法…京焼,清水焼
- 素材…磁器
- サイズ… L:直径8.0cm×高さ9.5cm,M:直径7.0cm×高さ9.0cm
- 重さ…L:20g,M:180g
こちらは4代続く窯元で作られた、清水焼の湯のみセットです。
花が咲いたように美しい結晶釉が、見る角度で違う表情を見せてくれる逸品。
焼き物ながらも、鮮やかでツヤのある透明感が見る人を魅了します。
一般的な焼き物で、鮮やかな絵の具を使っているものは、低温で焼き上げることが多いです。
しかし、この湯のみを製作している陶葊は、高温で焼き上げても鮮やかで美しい発色が可能な独自製法を持っています。
良いものを作るという、職人の追求する思いが詰まった湯のみ。
古希祝いに両親にプレゼントすると、夫婦仲良くお茶を飲んでもらえるでしょう。
美しい湯のみの古希祝いは、まったりとした落ち着く時間をプレゼントできますよ。
繊細なカットに心奪われる「薩摩切子の蕎麦猪口」
- 価格…37,000円(税別)
- 技法…薩摩切子
- 素材…クリスタルガラス
- サイズ… 直径7.6cm×高さ6.1cm
- 重さ…240g
- 容量…140ml
こちらは薩摩切子の蕎麦猪口。
鹿児島で生まれた伝統工芸品である薩摩切子は、透明ガラスに色ガラスを手作業で被せた、分厚い色被せガラスで作ります。
薩摩切子最大の特徴は、ぼかしと呼ばれる美しいグラデーションです。
こちらの蕎麦猪口は、透明ガラスに金赤と瑠璃色の2色を被せています。
繊細なカットの奥に、吸い込まれるようなグラデーションが美しい逸品。
蕎麦猪口としてだけでなく、おかずを盛り付けても良いでしょう。
和洋どちらの食卓も華やかに彩ります。
古希のプレゼントにふさわしい、特別なアイテムですね。
男性におすすめアイテム5選
ここからは、男性におすすめのアイテムを5つ紹介します。
シックな色合いで魅力を引き立てる「紫色の扇子」
- 価格…22,000円(税抜)
- 技法…江戸扇子
- 素材…扇子面:和紙,扇子骨:竹
- サイズ…23cm
- 重さ…30g
江戸扇子の技法で作られた、男性用のシックな扇子。
江戸扇子は、江戸の後期から150年以上受け継がれており、現在では2人の職人が伝統を守り続けています。
こちらの扇子の特徴は、閉じたときに「ぱちん」と美しい音色がすること。
気持ち良い音が鳴るのは、良い江戸扇子の証です。
デザインには鮫小紋を採用。
鮫小紋は、江戸時代に、武士の裃(かみしも)と呼ばれる礼服の柄として、広まったデザインです。
昔の礼服に使われる柄を採用しているだけあって、落ち着いた色合いが美しい扇子ですね。
どんなシーンでも使えるため、1つあると重宝するアイテム。
古希祝いにプレゼントすると喜ばれますよ。
実用的で使いやすい「ボックスタイプの小銭入れ」
- 価格…10,000円(税別)
- 技法…革細工
- 素材…松阪レザー(松坂牛の本牛革),ヌメ革
- サイズ…高さ9.7cm×横幅6.5cm×奥行き1.8cm
- 重さ…50g
松阪牛で作られた、ボックスタイプの小銭入れです。
こちらは、国内で唯一、松阪牛の革を加工することを許された株式会社バンビが手がけています。
松阪牛といえば、高級国産牛のイメージがあるかと思います。
じつは、お肉としてだけでなく、牛革としても厳密に管理されているのです。
こちらの小銭入れには、個体識別ナンバーが刻印されています。
元になった松阪牛の生産履歴を「三重県松阪牛食肉公社」のウェブサイトで確認できますよ。
松阪牛の小銭入れは、経年変化を楽しめるのも嬉しいポイント。
松阪牛の革に含まれる油分が、使い込むにつれて少しずつ表面に出てきます。
長く使い続けると、エナメルのようにツヤがある光沢感を楽しめますよ。
ボックスタイプで中が確認しやすいので、実用的で喜ばれる古希祝いのプレゼントになるでしょう。
現役で働く方に「おしゃれ色ネクタイ」
- 価格…8,000円(税別)
- 技法…郡内織物
- 素材…シルク100%
- サイズ…8.5cm×148cm
古希を迎えても、現役で働き続ける方もいますよね。
バリバリ仕事をしている方には、こちらのネクタイがおすすめ。
ラベンダーカラーが大人の魅力を引き立てる、シルクのネクタイです。
色味がきれいなシルクのネクタイは、山梨県の富士山麓にある地域で作られました。
郡内織物という技法です。
先染め高密度ジャガード織のシルク100%の素材を使っているので、しっとりとした肌触りが魅力。
ネクタイの裏側には、桜の模様が施されており、見えないおしゃれを楽しめます。
流行に左右されない基本的な太さで、古希祝いのプレゼントにもぴったりですよ。
結び目の三角が美しく整うので、セミウィンザーノットの結び方がおすすめ。
古希祝いのプレゼントを渡すときに、ぜひ伝えてくださいね。
いつまでもおしゃれにきめてほしい「郡内織のストール」
- 価格…9,000円(税別)
- 技法…郡内織物
- 素材…シルク20%,ウール80%
- サイズ…48.0cm×180.0cm
- お手入れ…ドライクリーニング推奨
4つのカラーが楽しめる郡内織のストールです。
郡内織は山梨県の富士山麓で作られています。
こちらのストールは、シルク素材と繊細な極細ウールを使った秋冬向け。
薄い生地に空気を含んだ、二重ガーゼ構造に仕上げてあります。
ウールといえば、チクチクしたイメージが強いですよね。
しかし、こちらのストールは、今までのイメージを覆すでしょう。
ストレスを感じないような、優しい肌触りが魅力です。
グレー、 ブラウン、ネイビー、パープルの4色で作られているので、普通のマフラー巻きだけでも、7通りの色遊びを楽しめます。
いつまでもおしゃれな方の古希祝いに、ぜひプレゼントしたいアイテムです。
メガネホルダーにもなる優れもの「ピンバッジ」
- 価格…9,000円(税別)
- 技法…越前漆器
- 素材…本体:セルロースアセテート(イタリア・mazzucchelli社製),ピン:ステンレス,タック:合金(メッキ)
- サイズ…横幅4.5cm×高さ1.6cm×厚み0.4cm(ピン・タック含め1.1cm)
- 重さ…3g
古希を迎えると、メガネのお世話になる方も多いでしょう。
メガネ型がおしゃれなこちらのピンバッジは、メガネホルダーにもなる優れもの。
普段は、洋服やカバンにピンバッジとしてつけて、おしゃれにコーディネートを楽しめるアイテムです。
「メガネを外したけどケースを忘れた!」「ちょっと外したいだけだから、ケースにしまうのは面倒だな」という場面で、ピンバッジは大活躍。
メガネの耳にかける部分を、ピンバッジの穴に通しておくことができます。
本物のメガネを作る素材で作られているので、小さくても丈夫な点も嬉しいですね。
5つセットなので、その日の気分に合わせて選べますよ。
こちらの記事では、義理のお父さんに贈る古希祝いにぴったりなプレゼントを紹介しています。
よろしければ、ご覧ください。
女性におすすめ5選
ここからは、女性におすすめのアイテムを5つ紹介します。
藤の花のように美しい「紫色の扇子」
- 価格…18,000円(税抜)
- 技法…江戸扇子
- 素材…扇子面:和紙,扇子骨:竹
- サイズ…20cm
- 重さ…20g
末広がりの形で縁起が良く、古希祝いにおすすめの扇子。
こちらは女性用に作られており、落ち着いた紫色で古希祝いにぴったりなデザインです。
わずか2人の職人が今も大切に守り続けている、江戸扇子の技法で作られました。
江戸扇子は、すべての工程を1人の職人が行うもの。
職人はすべての工程を熟知し、丁寧に作り上げます。
素材には、京都産の肉厚で高品質な竹や和紙を使用。
閉じたときに「ぱちん」と美しい音がなります。
きれいで粋な音が鳴るのは、良い江戸扇子の証です。
波型の中央部分が膨らんだものが重なった立涌(たてわく)柄を採用。
立涌は、平安時代から公家の衣装に用いられた模様です。
伝統と格式あるデザインなので、シーンを選ばず使用できますね。
女性用に作られているので、手が小さな方も使いやすいですよ。
たくさん使ってもらえる「牛革の小銭入れ」
- 価格…9,000円(税別)
- 技法…革細工
- 素材…松阪レザー(松坂牛の本牛革),ヌメ革
- サイズ…高さ6.8cm×横幅8.8cm×奥行き2.5cm
- 重さ…25g
松阪牛の革を加工することを唯一許された、株式会社バンビが手がける小銭入れです。
高級国産牛としてイメージが強い松阪牛ですが、革製品に加工しても素晴らしい品質を保ちます。
松阪牛の小銭入れには、ひとつひとつ個体識別ナンバーを刻印。
「三重県松阪牛食肉公社」のウェブサイトで、元になった松阪牛の生産履歴を確認できますよ。
使い始めはマットな質感が楽しめる松阪牛の小銭入れ。
使い込むほどに、エナメルのようなツヤが出ます。
松阪牛の革には、油分が多く含まれているためです。
使い続けるほど、手にしっとりとなじむ感覚を、味わえるようになりますよ。
こちらの小銭入れは、落ち着いたカラーで古希祝いにもぴったり。
サッと取り出しやすい小ぶりな小銭入れは、古希祝いにおすすめです。
普段から使いやすい「おしゃれなかんざし」
- 価格…3,400円(税別)
- 技法…小田巻き
- 素材…絹,金箔
- サイズ…直径2.0cm×15cm
- 重さ…100g
おしゃれな古希祝いには、こちらのかんざしがおすすめ。
きらびやかで豪華な金箔工芸と、絹製の小田巻を融合させた逸品です。
縁起物として古くから親しまれてきた金箔を、コットンパールに贅沢に使用。
京都の職人が、ひとつひとつ丁寧に箔押しを行っています。
小さくて上品な紫色の小田巻きは、一本の糸がぐるぐると切れ目なく規則的に円状に巻かれたもの。
金箔と同様、小田巻きも縁起の良いものとされています。
小田巻きは、糸の始まりと終わりが分からないことから、縁が途切れないと言われているためです。
縁起が良くておしゃれなかんざしは、普段使いもしやすいので、古希祝いのプレゼントに喜ばれるアイテムですね。
華やかで気持ちが明るくなる「木目込みトレー」
- 価格…15,000円(税抜)
- 技法…江戸木目込人形
- 素材…正絹,桐
- サイズ…25.0cm×15.0cm×3.0cm
- 重さ…240g
こちらは小物入れにぴったりなトレーです。
古い歴史を持つ、木目込みの技法で作られています。
木目込みの布地には、京都の西陣織を使用。
西陣織は、雛人形に着せるほど豊かな色彩が魅力の織物です。
ナチュラルな茶色の木枠とかわいらしく合わさり、見るたびに明るい気持ちにさせてくれますね。
立てかけることもできるため、インテリアとして飾れるのも嬉しいポイント。
毎日明るい気持ちでいてもらいたいお母さんへの古希祝いとして、プレゼントしてはいかがでしょうか?
肌触りが気持ち良い「ウールガーゼストール」
- 価格…8,000円(税別)
- 技法…郡内織物
- 素材…ウール100%
- サイズ…68.0cm×180.0cm
- お手入れ…手洗い推奨
上質なウール100%で仕上げた、郡内織のウールガーゼストール。
優しく織り上げた心地良い肌触りが特徴で、敏感肌の方にもおすすめです。
ウール100%ではありますが、オールシーズン使える優れもの。
軽いので、お出かけや旅行先にも持って行きやすいですよ。
平安時代の女性が好んだと言われる「かさねの色目」を採用。
複雑に折り重なった色合いが、顔色を明るく見せてくれます。
お出かけ好きの方に贈る古希祝いに、ぴったりな逸品です。
こちらの記事では、お母さんの古希祝いにおすすめのプレゼントを紹介しています。
よろしければ、ご覧ください。
まとめ
今回は、長寿祝いのひとつである古希祝いについて解説しました。
古希は中国の詩を由来とし、古くからある日本のお祝いです。
数え年か生まれ年の、70歳でお祝いしましょう。
古希のテーマカラーである紫は、敬意と長生きの願いが込もった色です。
古希祝いのプレゼントに取り入れても良いでしょう。
古希祝いのプレゼントを選ぶときは、相手の好きなアイテムをプレゼントすると気持ちが元気になります。
迷ったときは、実用的なものを選ぶと、日常的に使えて重宝しますよ。
年齢を感じさせるアイテムには注意が必要です。
アイテムの持つ意味によっては、縁起が悪いものもあるので、気をつけてくださいね。
古希祝いは、相手の希望に応じてお祝いの席をもうけましょう。
難しい場合は、直接顔を見てプレゼントを渡すだけでも、気持ちが伝わりますよ。
プレゼントを渡すときは、マナーにも気をつけてください。
水引は、何度あっても嬉しいという意味の、蝶結びを選ぶようにしましょうね。
今回紹介した、古希祝いにおすすめのプレゼントは、インターネットで手軽に購入できます。
この機会に、いつまでも元気でいてもらえるようなアイテムを、古希のお祝いにプレゼントしてはいかがでしょうか?