「国宝にんげん」に紹介された職人のアイテムを購入できるサイト一覧

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

Journal編集長
Journal編集長

令和という新時代を迎えて日本ならではの優れた技術や才能が改めて注目されています。1年間で100人以上の職人さんにお会いしていますが、こんなすごい職人さんいたんだ!ということがまだまだたくさんあります。

フジテレビ放映の「国宝にんげん」は、そんな新しい時代につなげていきたい人間国宝級の職人、4人に密着取材した番組です。

職人それぞれの緻密な手仕事によって生み出されるアイテムたちは、まさに一生もの。余計なモノは持たず、本当に良い物だけ厳選して生きて行きたい大人にふさわしいものばかりです。

各職人のプロフィールやアイテムを購入できるサイト・実店舗についても紹介します。

 

目次

【皇室御用達スリッパ職人】髙橋直道

1939年(昭和14年)生まれの髙橋直道氏は、20歳で靴職人の道に入り40歳で独立。実に60年以上のキャリアを誇る靴職人です。

ヨーロッパから学んだ靴づくりの技法と独自の技術が認められ、1982年には昭和天皇からスリッパづくりを依頼され現在に至ります。

ドクタースリッパとも呼ばれるmocoは、体内静電気除去技術で特許を取得しています。

人間工学に基づいて設計されているインソールは、土踏まず部分に低反発クッション材が使われているので長時間履いていても疲れ知らずです。

髙橋直道氏のスリッパを購入できるサイト

牛・羊・豚の3種類の皮を使い、ダイニング製法(袋縫い製法)と呼ばれる接着剤を一切使わない製法で作られた「日本最高級のスリッパ」はSANAX(サナックス)公式オンラインショップにて購入できます。

金糸・銀糸のどちらかでイニシャルを入れれば、オリジナルスリッパとしてさらに愛着が増すことでしょう。自分用はもちろん、お客様へのおもてなしスリッパとしてまたはギフトとしても最適です。

  • 製品名:moco(サナックス)本革スリッパ
  • 価格:28,600円(イニシャルは金糸・銀糸とも+2,000円)
  • サイズ:0~27.5㎝
  • カラー:ブラック・ネイビー・ブラウン・レッドなど

>髙橋直道氏のつくるスリッパの購入ページはこちら

【あんこ職人】小幡寿康

 

小幡寿康氏(72歳)は元皇室御用達の菓子職人ですが、その素顔は謎に包まれています。

自分の店を持たず、あんこ炊きに革新をもたらし、常識をくつがえす製法を伝授していく「さすらいのあんこ職人」とも呼ばれているからです。

その味はまさに極上と言われ、小幡氏のつくるあんこの技術を伝授された和菓子店は約30件。店の再建にもかかわったそうです。その中からオンラインで購入できるアイテムやお店を紹介します。

小幡寿康氏のあんこを使った和菓子店

日本最古のあんこ屋と言われている「きたかわ商店」のあんこは日本一美味しいと言われています。

  • 社名:株式会社きたかわ商店
  • 店舗名:一寸法師
  • 創業:明治22年
  • 所在地:和歌山市東紺屋町77
  • 電話:073-422-0518、FAX:073-436-1673

きたかわ商店が営む和菓子の店一寸法師では一般向けサイズのあんこやお菓子の小売りをしており、どら焼き・最中・アイスキャンディ、「あずきの力」という小豆100%のドリンクも販売されています。餡匠きたかわでは業務用のあんこをオンラインでも購入することができます。

>小幡寿康氏のあんこの購入ページはこちら

【ふとん職人】丹羽正行

丹羽 正行


丹羽 正行 Masayuki Niwa
マーキュリーアカデミーHPより引用

創業150年の「丹羽ふとん店」の四代目が丹羽正行氏です。神の手を持つと言われる正幸氏は藍綬褒章を受章。ふとん業界ではじめて「内閣総理大臣賞」も受賞しています。

日本全国だけでなく海外のお客からも注文が殺到し、1日3~4枚しか作れないこだわりのふとんはなんと3年待ち状態です(現在は予約一時停止中)

現在は五代目丹羽拓也氏とともにふとんづくりをしており、拓也氏はLEXUS NEW PROJECT 2019にも参加。アパレルブランドとコラボしてふとん生地を使った衣類などの展開や、ふとんのソファー、ごろ寝まくらなども制作しています。

丹羽正幸氏のふとんが購入できるのはココ

極上の一生もののふとんを作る名古屋にある丹羽ふとん店の店舗は、熱田神社にほど近い場所にあります。

  • 店名:丹羽ふとん店
  • 住所:名古屋市熱田区河田町116
  • 電話・FAX:052-671-6473
  • アクセス:電車 地下鉄名城線「日比野駅」3番出口徒歩12分、近隣に駐車場あり
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:日曜祝日

>丹羽正幸氏がつくる そば殻綿枕の購入ページはこちら

【帽子デザイナー】平田欧子

平田欧子


平田欧子
J-WAVE TOPHPより引用

世界的な帽子デザイナー故・平田曉雄氏(享年89)を父に持ち、パリ生まれの平田欧子さんは父の跡を継いで上皇后美智子さまの帽子デザイナーも務めました。

欧子さんは父同様、「モデイスト」と呼ばれるオートクチュールに匹敵する高級帽子をつくることができる希少な帽子デザイナーです。

書籍美智子さまのお帽子の中では、本邦初公開となる愛用帽子と飾り花、帽子に込められたメッセージの解説も担当。

平田欧子さんの帽子は店舗&通販でも購入可能

通販では Akio Hirata というブランド名で、楽天市場などで販売されています。東京西麻布に本店とアトリエがあり、都内伊勢丹などの各デパート、静岡・大阪・三重など全国にも取り扱いショップがあります。

  • 店名:Boutiqut Salon CoCo
  • 住所:東京都港区西麻布4-8-1
  • アクセス:東京メトロ「日比谷線」広尾駅4番出口より徒歩5分
  • 電話:03-3406-3681
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 休日:第1・3土曜日、日曜祝日

>Akio Hirata氏のつくる帽子の購入ページはこちら

まとめ

時短や便利、コスパばかりが重視されている現代ですが、そんなあわただしい世の中にあっても、動ずることなく「ものづくり」を続ける日本の職人は世界中から注目される存在です。

まさに国宝級の職人たちが作り出す「本物」にぜひ触れてみてください。

職人だけが持つストーリーと歴史や思い入れのある作品たちは、言葉にすることができないエネルギーに満ちています。そのため、自分には高級すぎるのではないかとか敷居が高いと感じてしまう人も多いかもしれません。

しかし、日本の職人がつくる食べ物は材料や製法にこだわっているので体に優しく、生活で使うモノや雑貨は、すぐれた材料を使って丁寧に作られているので丈夫で長持ちします。

「そろそろ良いものだけを取り入れて、シンプルに暮らしてみるのもいいかな…」と思い始めた大人たちにこそ味わってほしい、使ってみてほしいモノばかりなのです。

まずは気軽にサイトをチェックしてみることから始めてみませんか。

 

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