本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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伝統工芸品の購入心理について約600人にアンケートを伝統工芸品メディアBECOS Journalが実施しました。今回は伝統工芸品を買ったことない人に焦点を当てて、購入したことがない人はどのぐらいの割合でいるのか、なぜ買ったことがないのか、など、伝統工芸品の魅力を発信していくメディアとして深掘りしてみました。これから購入しようとしている人だけでなく、伝統工芸品の製作者の方も是非ご覧になってください。
情報:伝統工芸品の購入心理に関する調査
方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月23日〜2021年12月30日
人数(男性・女性):10代〜70代の男女605人(男性175人、女性424人、無回答6人)
伝統工芸品の購入に関して「買ったことがある」と答えた人が72.9%、「買ったことがない」と答えた人が27.1%と回答。数に直すと442人が購入経験があり、163人が購入経験がないという結果でした。
世代で分けてみると、どの世代も「伝統工芸品を購入したことがある」と回答した人が多い結果に。世代別に見てみると30〜50代の購入者が多い結果でした。
今回のアンケートでは全体の7割が購入したことがある、3割が購入経験がないというのは正直意外でした。意外というのは「意外と多い」ということ。では購入したことがないと回答した人はなぜ購入しなかったのかが気になるところ。
購入未経験者の割合が最も多いのが20代でした。約半数の48%が購入したことがないと回答。逆に最も低かったのは60代の5%。
現在、日本製品は安価な海外製品に押されている状況です。伝統工芸品も例に漏れず海外製品流入の煽りを受けています。ここでは日本製品の価値や、伝統工芸品を「購入したことのある人」と「購入したことのない人」の思考の違い、特に「買ってもいいと思える相場感」の違いについて深掘りしました。
伝統工芸品に対して抱かれるイメージを要約すると、「日本製で安心感がある」、「品質が高い」、「洗練ざれたデザイン」などなど。特に「日本製品」ということに対する安心感は強い傾向があります。とはいえ、現在伝統工芸品は安価な海外製品に押されているのが現状。では日本製品と、それと全く見た目が一緒の安価な海外製の商品とが並んだとき、その価格差をどこまで許容できるのでしょうか。
同等の金額から1.5倍までの金額であれば買うと答えた方が多かったです。一方、1.8倍以上だと買うと答えた人は少ない印象です。
伝統工芸品を買わなかった人に関して、日本製商品と、それと全く見た目が一緒の安価な海外製の商品とが並んだとき、その価格差をどこまで許容できるのでしょうか。
見た目が一緒の海外製品と伝統工芸品を比較したとき、購入したことのない人は「伝統工芸品が安ければ購入する」という回答が一番多い結果になりました。
伝統工芸品を「購入したことある人」と「購入したことがない人」とでは、日本製品に対して期待する価格感の違うようです。前者は少し高くても「日本製品」を購入する。後者は「安い方」を買う。伝統工芸品が普及するためには「金額」は大きな課題のようです。
伝統工芸品は素材へのこだわりや、手作りであるため大量生産がしにくいという点で、金額に関して海外製品にリードを許してしまっているのは事実です。海外製品がもつ「安価」というアドバンテージをどのように克服できるのか、これが伝統工芸品の課題と言えるでしょう。
ここでは伝統工芸品を購入したことがない人がなぜ買わなかったのか、その理由について紹介します。
伝統工芸品を買わない理由として最も多いのが「金額が高い」という回答でした。次いで「どんな商品があるのかを知らない」、「メンテナンスが大変そう」、「利用方法がわからない・利用頻度が低そう」という結果。
伝統工芸品を買わない理由としては、やはり「金額」が一番ネックのようです。また、そのほかの理由を見てみると、共通しているのが伝統工芸品に関して「大変そう」、「知らない」、「好みではない」といった「知らないからこそ抱いてしまうイメージ」が先行している印象です。加えて、目に触れる「伝統工芸品の種類の少なさ」もまた「自分に合ったブランドがわからない」「自分の琴線に触れる伝統工芸品に出会えていない」といったことの原因になっているのかもしれません。
口コミの多くは「自分の生活の中での利用価値と価格とが釣り合っていない」といったものが多い印象。昨今ではショッピングモールやホームセンターで安価に色々なものが手に入るため、「家の中でしか使わないのにそこまでお金をかける必要あるの?」と思うのもわかる気がします。とはいえ、逆に「伝統工芸品は質が高いから価格も高い」という認識は広く持たれている結果とも言えます。
主に用途や素材について知りたいという口コミが多い印象。海外製品と比較したときの強み、価格のギャップを覆せるほどのメリットがあるのかを知りたいようです。デザイン性・用途・原料・製法・性能といった特徴や、現物を確認する方法(画像・動画・手にとって確かめる)をどう伝えるかが課題と言えるでしょう。
伝統工芸品は繊細な技術で作られているため、メンテナンスや丁寧な取り扱いが必要になってきます。ここも伝統工芸品をハードルの高い商品としてしまっている要素と言えるでしょう。包丁なら研ぎ方はどうしたらいいのか、布物なら虫食いが心配、陶器なら食洗機は使えるのかなど。壊さず大切に使うにはどのようにケアしたらいいのか、やってはいけないことは何か。こういった情報を動画などわかりやすく伝える必要はありそうですね。
いかがでしたでしょうか。今回は伝統工芸品の購入心理に関して、購入した人と購入しなかった人、両方の回答や口コミを紹介。特に購入心理を男女別に分析してみたところ、男女によって伝統工芸品に対して魅力に感じるポイントや購入傾向が異なっていました。これからもBECOSで実施したアンケートに関して、分析と記事リリースをしていきますので、購入を検討している人はもちろん、伝統工芸に携わる人も是非参考にしてみてください。
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