モダンでおしゃれな九谷焼のマグカップ10選

Journal編集長
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ちょっとした時のプレゼントにオシャレな九谷焼をもらったら、豊かな気持ちになりませんか?
ペアのマグカップで、しかもモダンなイメージの物ならなおさら。

九谷焼といえば、とても派手な絵が特徴的ですが、最近の九谷焼はモダンでおしゃれなものも増えています。

今回は、BECOS編集部が厳選したモダンでおしゃれなマグカップを紹介したいと思います。

九谷焼についての基礎知識もお伝えしまうので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

九谷焼の歴史と特徴

九谷焼は、1655年加賀藩の命で有田に技を学びに行った、後藤才次郎(ごとうさいじろう)により始められました。

加賀藩ということは、現在の石川県金沢市あたりが九谷焼きの産地ということですね!

100年足らずで廃れてしまいましたが、江戸時代後期に瀬戸で磁器産業が成功したことで、加賀でも再び陶磁器が作られるようになりました。

その後、1823年に地元の豪商である吉田屋伝右衛門(よしだやでんえもん)を中心に、九谷村の後藤才次郎が建てた窯跡に登り窯がつくられ、本格的に九谷焼が焼かれるようになりました。

明治時代に入ってからは、絵師である九谷庄三(くたにしょうざ)の作品が有名になり、ちょうど1873年にウィーン万博が開催されたことも重なり、「ジャパンクタニ」として、世界で有名になりました。

九谷焼の種類はとても多く、日用品から美術品まで存在し、いずれも独特で豪快な印象を与える作品が多いですが、現在では伝統を受け継いだものから、今どきのモダンな感じのものまでさまざまな作品があります。

 

九谷焼のおすすめマグカップ10選

稲積佳谷 (うつつ窯) 九谷焼 マグカップ

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金沢市にある「うつつ窯」で作品作りをされている九谷焼女流作家 稲積佳谷(いなずみ かこく)さんの作品です。

下地のマグカップは、赤土のうえに白い化粧土をつけたもので、そこに釉薬を重ね書きし、一筆一筆描いていく方法で作られています。

質感の違う釉薬を背景と花の部分で使うことにより、マグカップに深みが加わり、作品をより一層引き立てていますね。

すべて手作業でされているため、一点一点色や柄の大きさなどに違いが出てくるところが、「ものづくり」の味のあるところです。

・価格:6,500円
・サイズ:口径9.0cm×高さ8.5cm・容量300cc

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柴田博作 九谷焼 マグカップ 釉彩

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九谷焼の作家「柴田 博」さんの作品です。

「博峰窯」で作られた多くの作品は、人間国宝三代目 徳田八十吉さんが初めて生み出した技術「釉彩」を使った作品が多いため、間違われることも多いですが、実は使っている絵具も、窯の温度も全く違います。

柴田博さんは、日展で入選されているばかりではなく、作品の多くを外務省にも提供されています。

また、石川県立美術館に永久保存作品として登録されている作品や、九谷焼資料館永久保存作品として登録されている作品も数多くある、九谷焼を代表する名匠の一人です。

柴田さんの作品の特徴である鮮やかな青い色は、一度手にした人たちの心に深く浸透していき、多くの人の心をとりこにしてしまいます。

その技は、古くから九谷焼に伝わっているもので、現代の若手職人にも多大な影響を与えているといって過言ではありません。

価格:17,280 円
サイズ:約径8.3×高8.7cm

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宗秀窯 九谷焼 ペアマグカップ

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どことなく和のモチーフでありながら、モダンな印象がするペアのマグカップです。

九谷焼の伝統技である「釉裏銀(ゆうりぎん)」の手法で、銀箔を貼り付けたうえに色をつけ、焼き上げていきます。

特徴としては、銀箔がはがれにくく、さびにくいため、長期で使用でき、絵がふんわりやわらかい色で仕上がることや、九谷焼の色使いからするとかなり抑えた質感と色あいになっていること。

グラデーションがとても綺麗で、金沢市でほぼ100%仕上げられるため、とても希少なマグカップとなっています。

ぜひ、金と銀のコントラストが生み出す、宝石のような鮮やかな色合いをお楽しみください。

価格:7,000円
サイズ:ストライプ 口径7.2×高さ8.4cm ナチュラル 口径8.5×高さ8cm

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河村澄香 九谷焼 マグカップ 可憐

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九谷焼の伝統技法である「粒打技法」で作られたマグカップです。

伝統的なこの技法にオリジナル性をプラスし、優しくポップな女の子が大好きなかわいらしい模様に仕上げました。作家は、若手の河村澄香さんです。

ピンク・イエローの花の模様に、持ち手を水色にすることにより、キュートさがより際立っています。

価格:3,000円
サイズ:径8.8×高さ9cm

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美山窯 九谷焼 荒削マグカップ 手描桜

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九谷焼の歴史でも紹介した、「美山窯」の作品です。

「美山窯」は、明治後期から続く九谷焼上絵つけの窯元で、伝統を重んじつつ、現代にも通用する感覚を取り入れ、うまく融合させて作品を作っています。

現代にはどのような形や色、デザインが好まれるのかを常に研究し、ニーズに合ったものを数多く作っておられる窯元として、多くの方に人気がありますよ。

落ち着いた色合いの中にも、どことなくモダンな印象があり、眺めているだけで心豊かになる、そんな一品。

九谷焼の荒削りマグカップで、鮮やかなピンクと白の花柄、そして緑の葉を地色のグラデーションがとても映えています。

価格:3,200円
サイズ:径8.3×高さ9.8cm

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文吉窯 九谷焼 マグカップ トクサ緑

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新しいスタイルを取り入れつつ、変化していく流行性こそが本質であるという思いから生まれた「文吉窯」。今までとは違う、まったく新しい発想と技法を用いて作られたモダンな九谷焼のマグカップです。

カラーは全部で5色あるので、家族で揃えてみたり、カップルでチョイスしてみたりするのもいいですね。

1つずつ手作りなので、グラデーションのラインの太さが違っていたり、色の濃淡があったりと様々ですが、それこそが手作りの味。

ぜひ手にとってリラックスタイムを過ごしてください。

価格:3,000円
サイズ:径8.2×高さ8.5cm

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佐藤剛志 九谷焼 マグカップ 大華

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約360年ほど前から使われてきた技法を受け継ぎつつ、佐藤剛志さんによりアレンジされた作品です。

九谷焼は、「呉須(ごす)」とよばれる藍青色の線で縁取りをし、その中に「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色の絵具を厚く盛り上げて塗る方法で作り上げられます。そして、焼きを入れることにより鮮やかな色合いへと変化。

こちらの作品は、マグカップの形もオシャレなうえにシンプルな花の模様ですが、存在感抜群なうえにモダンで、日常使いのみならずプレゼントとしてもおすすめの一品です。

価格:4,500円
サイズ:口径9×高さ9cm

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相川志保 九谷焼 マグカップ 一珍花詰

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伝統的な九谷焼の作風を受け継ぎつつ、新しい独自の技術も習得された、九谷焼の女流作家、相川志保さんの作品です。

相川さんは、人気若手作家のひとりで、特殊な道具を使って絵具を盛り上げ、立体的な線を描く手法「一珍技法」を使って作品を作られます。この「一珍技法」はとても特殊な方法のため希少ですが、近年人気が沸騰している絵付け方法でもあります。

大胆な絵柄の中にも美しさとわくわくするような色合いや風合をまとった存在感抜群の器。
そこにあるだけで気持ちを明るくしてくれる作品の数々は、人々の心を引き付けてやみません。

和のモチーフを好む方にも、洋のモチーフを好む方にも受け入れられているこのデザインは、マグカップとして使用するのみならず、飾り物として飾っておくだけでも私たちの心を豊かにしてくれます。

価格:7,500円
サイズ:口径8.3×高さ8.5cm

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九谷焼 ペア マグカップ 釉彩

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現代の九谷焼の新しい技法を用いられてつくられた、絵具を何重にも重ねて作り上げられたとても幻想的な模様がとても美しい作品です。

一昔前では考えられなかった、コンプレッサーを使い、霧状の絵具で絵付けするこの技法は、今まで筆でしか表現することが出来なかったグラデーションに、新しい風を吹き込みました。この革新的な絵付けの技法は、シンプルでありながら深みやモダン的な表現を残しつつも、和の美しさをも残すことのできる数少ない方法の一つです。

シンプルながら少しあか抜けている。そんなイメージを私たちに与えてくれるこちらの作品は、日常的にも使え、また新築祝いや引っ越しのお祝い、結婚祝いなど様々な場面で大活躍してくれます。

シンプルだけど少しデザイン性のあるものも好まれる方に、プレゼントしてみてはいかがでしょう?

価格:6,000円
サイズ:径 約8.3cm 高 約8.6cm

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九谷焼 7色から選べる銀彩ツムマグペア

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「銀彩」という技法を用いて作られた作品です。「銀彩」とは、銀箔をガラス質の絵具で塗りこめた九谷焼の技法で、銀が空気に直接触れることがなく、酸化して黒ずむこともないため、銀の独特な美しい光沢を長く楽しめる逸品となっています。

また、「スタッキングマグ」の、重ねられるマグカップという特性を生かし、家族使いやプレゼント、カップルや夫婦のペアマグカップとして、また来客用のマグカップとしてなど、様々な用途で使えるうえにコンパクトな収納もできる作品です。

こちらの「スタッキングマグ」は「美山窯」で発案され、いまなお多くの方々に愛用されています。

価格:7,000円
サイズ:径7.6×高さ6cm

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まとめ

九谷焼は一度、廃れましたが、人々の手により復活し現在に至ります。古きものを伝えつつ、そこに新しい息吹も加え、九谷焼はモダンな作品へと変化しつつあります。

若い作家さんたちも多く生まれ、「一珍技法」や今まで考えられなかったコンプレッサーを用いた技術など、さまざまな新しい技術も生まれました。

約360年続く歴史で培われた、豪華華麗な色絵装飾を中心とした、独特な作風を残しつつ、現代風の感性も合わさって、そこにあるだけで心安らぐ作品の数々。

なめらかな質感を備えた和絵具で絵を描いていく技術と、焼きを入れることにより鮮やかになる5色の色合い。

今後も九谷焼は新風を起こしつつ、日本を代表する「ジャパン・クタニ」として、世中から評価され続けることでしょう。