モダンでおしゃれな漆器のタンブラー4選

BECOS代表
BECOS代表

ナチュラル志向の人々が街中を行き交い、楽しそうに手にしているもの。そんな絵図を思い描かせるものが、トレンドのマイ・タンブラーです。

タンブラーには数多くの種類や用途があり、エコロジー社会においてますます主流となっていく可能性を秘めています。

今回は、日本の伝統工芸「漆塗り」を主テーマに、漆器のタンブラーが持つ利点やおしゃれな商品をご紹介します。

漆器(しっき)って?

漆器とは、加工された紙・木材・金属などの素地(きじ)に、漆を何度も上塗りする工芸品の総称です。これらは食器だけではなく、服飾品やインテリアをはじめ幅広いカテゴリーを持つに至っています。

塗料であるウルシノキの樹液は、かねてより接着剤として使われてきたもので、耐水性や防腐・防虫効果が高く、器物が長持ちする特徴があります。

そんなウルシノキは東南アジアに広く分布していますが、日本の漆こそ名高く、最高峰というよりほかにありません。なぜなら、日本の漆には「ウルシオール」という成分が豊富にあり、漆塗りの潤いや質感は群を抜いて美しいからです。

日本の「侘び寂び」の精神とも通じる内世界があり、諸外国では漆器こそ「JAPAN」の代名詞であるかのように表現されています。

漆器の歴史と歩み

漆器の発端は縄文時代早期にさかのぼると見られ、事実6000年〜9000年前の各都市遺跡から、漆塗りの装飾品が出土されました。

古来より漆工技術は脈々と受け継がれ、中世では仏教の繁栄にともなって仏具や建造物などの加飾を担ったと考えられています。特に藤原一族が建立した「中尊寺金色堂」は、漆芸術の頂点とも評され、今なお目を見張るような輝きを悠然と放っています。

また町人文化が咲き誇った江戸期になると、さまざまな漆芸家が台頭し、蒔絵(まきえ)などを施した生活雑器が一大文化を築き上げました。

それが今や、漆工品は代表的な伝統工芸として世界に発信され、芸術作品やアートとして飛躍し続けています。

漆器の特徴とお手入れ方法

漆工品は、日常使いとしても優遇される代物です。耐久性や保温性が高いため、器の中身が冷めにくく、持ち手に伝わる熱をも和らげてくれます。

そのほかの工芸品と比べても割れにくく、欠けにくいことがいえ、一部がほころびてしまっても漆を上塗りして蘇らせることができます。また漆は使うごとに艶が深まり、その時々で質感を豊かに見せてくれるものです。

一般的な漆器の取り扱い方としては、直射日光と過度な乾燥・湿気を避け、汚れを「乾拭き」でさっとなぞります。保存の際は、装飾を傷つけないように、漆器同士を上下に重ねておくのがベターです。

「漆器」×タンブラーのコラボレーション

タンブラーとは単なるカップグラスを指すこともありますが、通常は頭に蓋があり、ボディが2層構造になっている保温容器のことです。

環境保護の観点からタンブラーが再評価され、エコボトルやランチボックス、花器、小物収納としても用途が広まりつつあります。なかでもコーヒーショップにマイ・タンブラーを持ち込む自然派スタイルは、現代的なファッショントレンドでもあります

そんなコーヒーボトルが、漆塗りの技巧をまとい、互いの長所を活かし合ったものが「漆器」×タンブラーです。漆の繊細な肌触りと高い保温性が組み込まれ、タンブラーの性質を補強するのに一役買っています。

また、和のこだわりを連れ歩くことで心が癒やされ、日常のふとした時に伝統工芸ならではの重みを感じさせてくれます。

モダンでおしゃれな漆器のタンブラー4選

タンブラーの種類は手広くありますが、「漆」が組み入るだけでも品質は別物になります。こちらでは、漆器の長所がふんだんに取り込まれたタンブラーのコラボ商品をご紹介します。

URUSHI MOBILE TUMBLER(うるしモバイルタンブラー)蒔地/SHU(朱)KURO(黒)

URUSHI MOBILE TUMBLER(うるしモバイルタンブラー)蒔地/SHU(朱)KURO(黒)

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保温・保冷性に優れた2層構造の「サーモマグ」と、「土直漆器」がコラボレーションしたタンブラーです。「土直漆器」は装飾性に長けた越前漆器の伝統を汲みながらも、自由な発想を持ち味としています。

こちらは漆塗りを丹念に施し、地の粉を蒔(ま)くことで独特の風合いを醸し出したもの。濡れたような漆黒と、目を見張るような朱色の2色展開がなされています。

  • サイズ:直径97mm、高さ138mm
  • 容量:300ml
  • 材質:18-8ステンレス(真空2重構造、漆塗装)
  • 価格:10,800円(税込)

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漆磨(シーマ)2重構造ロックカップストレート(赤漆流し)

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こちらは三者三様の匠の技を集結させた、漆塗装が温かな印象のタンブラーです。「燕の研磨技術」と伝統工芸「山中塗」、福井県の「越前和紙」がコラボレーションし、1つ1つの工程が手作業によって重んじられています。

熱燗やホットは飲みごろが続き、冷酒や水割りは涼やかに、ほどよい冷たさをキープしてくれます。

  • サイズ:直径80mm、高さ100mm
  • 容量:250ml
  • 材質:18-8ステンレス(本漆塗装)
  • 価格:8,640円(税込)

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大阪錫器 吉祥錫 タンブラー黒漆(削り)

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錆びたり変色したりしにくい、金属の錫(すず)で形作られたタンブラーです。錫は熱を伝播しやすいため、ホットドリンクはいっそう温かく、冷たい飲み物はキンキンとした口当たりに感じられます。

市松、唐草、麻の葉などの伝統的なデザインには、どこか異国風のモダンさがあり、持っているのが嬉しくなるようなスタイルです。

  • サイズ:径64*90mm
  • 容量:180ml
  • 材質:本錫
  • 価格:8,100円(税込)

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漆塗り二重構造ロックカップ ステンレスタンブラー

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どこも一様ではない漆の加飾具合が奥深く、見る者を心酔させる作品です。石川県加賀市の「山中漆」と燕三条の研磨技術により、用の美と機能性を兼ねたタンブラーに仕上がっています。

カップの内側には螺旋状の磨き筋があり、ビールやカプチーノなどの泡立ちが細かくなるように工夫されています。まるで飴色のダルマを思わせるフォルムが愛らしいタンブラーです。

  • サイズ:80×80×H100mm
  • 容量:250ml
  • 材質:18-8ステンレス(本漆塗装)
  • 価格:8,640円(税込)

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まとめ

漆器は、諸外国にて「JAPAN」の異名をとるほどに、日本人の精神が内在した工芸品です。滑らかな手触りと、優雅な面持ちがいつの時代にも魅了され、さまざまな漆工文化が花開いたことで知られています。

今や漆器は現代的なニーズにも上手くはまり込んでおり、その成果の一つとしてタンブラーとのコラボが挙げられます。

漆器のタンブラーは耐久性や保温性が高く、見た目も麗しいため、トレンドのマイボトルとして活用するのがおすすめです。

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