丸亀うちわとは?おすすめのうちわを紹介!

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

Journal編集長
Journal編集長

プレゼントをするときに、何を渡せばいいか悩むことはないでしょうか? 相手の趣味や好きなことを思い浮かべて、一生懸命考えてもなかなか思い浮かばない、そんな方もいると思います。

せっかくのプレゼントだから、相手が喜ぶ顔を見てみたい。

そんなあなたに是非おすすめしたい商品があります。丸亀うちわです。

丸亀うちわは古くから伝統があり、1つ1つ手作りで作られています。

きっと多くの人に満足してもらえると思います。

ここからは丸亀うちわについて紹介していきます。

目次

丸亀うちわとは?

丸亀うちわは、香川県丸亀市で生産されているうちわです。

江戸時代初期、金刀比羅宮参りのお土産として、天狗の羽うちわにちなむ朱色に、丸金印の渋うちわ作りを考案されました。

その後、丸亀藩が藩士の内職にうちわ作りを奨励するなどして、産地として基盤を築いていったことが、始まりといわれています。

丸亀は材料すべてを近隣で揃えることができる、非常に恵まれた土地でした。

やがて、全国から特色のあるうちわ作りを次々と任されるようになっていきました。

柄と骨とが一本の竹から作られる本来の「丸亀うちわ」と、各産地のさまざまな要素が融合していき、やがて、現在の丸亀うちわへと形作られていきました。

いまでは国内シェアが9割にのぼり、年間約1億本もの生産量を誇っています。

丸亀は、国内のうちわ作りにおける、一大拠点となりました。

平成9年には国の伝統工芸品に指定されました。

丸亀うちわの粋と技

丸亀うちわの工程は、大きく分けて「骨」「貼り」があります。1本のうちわができるまで、実に47に上る工程があるのです。

温かみのある愛らしいうちわが完成するまでには、気の遠くのなるような手作業から生まれています。

丸亀うちわの特徴は、柄と骨が一本の竹で作られているものが多いことです。

柄は丸柄と平柄の両方があります。

うちわの骨の部分は竹を削って作ります。次に出来た骨に丁寧に和紙を貼り、色を付ける場合は柿渋や天然の漆を塗ります。

竹と和紙のみで作られているので、軽くて仰ぎやすく、柔らかくて心地よい風が生み出されるのです

昔は、うちわ作りは作業が細分化されていました。

骨を作る職人と、紙を張る職人、それぞれの工程で名人と呼ばれる職人がいました。

うちわが日常の生活に深く浸透していて、うちわ作りが非常に盛んだったことが分かります。

近年は、生活様式の変化によって需要が減っており、すべての工程を1人でこなす職人が多くなっています。

台所からかまどや七論が消え、エアコンの普及などによって、暮らしの中でうちわを使う機会が減ってきています。

また、海外の安いポリうちわなどの影響もあり、厳しさは増しているのです。

丸亀うちわはインテリアに使えるデザインうちわや、民芸品としての高級うちわなど、さまざまなものがあります。

また、 丸亀うちわの特長である、竹を使ったうちわは、 ほとんどの工程を手作業で行うため、ポリうちわにはない温もりと気品があるのです。

大量生産ができないため、職人の鮮やかな手仕事によって一本一本味わいの異なるうちわを生み出しているのです。

丸亀うちわのココが良い!

丸亀うちわはさまざまな用途で使うことができます。風を起こして涼をとるのはもちろんのこと、陽射しをよけたり、虫を払ったり、ファッションや飾りなど、そのバリエーションはさまざまです。

形、図柄、種類なども豊富にあるため、選ぶ楽しさも魅力の1つです。

色鮮やかなバリエーションもあり、華やかさを演出してくれます。

小ぶりで持ちやすく、手に馴染むので、持ち運びにも邪魔になりません。

丸亀うちわを1つ持っているだけで、粋な雰囲気を醸し出すことができます。

丸亀うちわはプレゼントにおすすめ

うちわはたいていどの家庭にも置いてあります。

学校や町内会で配ったりもしていて、うちわを持っていない人はあまりいません。

しかし、たいていはポリうちわで、宣伝や簡易なキャラがプリントされているものが多いのです。

竹で作られた丸亀うちわを1つ持っているだけで、オシャレ度がアップします。

細かいところまで気を使える人として、周囲から注目を浴びるでしょう。

うちわを自分で買うことはあまりありません。だからこそ、プレゼントで渡すのは最適なのです。

PICK UP
【扇子】箔彩 ベージュ 6.5寸 | 京扇子 | 米原康人
【扇子】箔彩 ベージュ 6.5寸 | 京扇子 | 米原康人
銀箔と和紙で織りなされる凛とした京扇子

変色しやすい銀箔を絵の具のように用いて、和紙を彩った大人の雰囲気漂う京扇子です。

スリムな形状、コンパクトなサイズで、カバンの中や着物の帯に差した時にすっきりと綺麗にお使いいただけます。

末広がりで縁起物の扇子。相手の幸せを願う気持ちを、扇子に込めてプレゼントしませんか。

丸亀うちわ、おすすめ4選

丸亀うちわの魅力について見てきました。実際に選ぶときにどれを選べばよいのでしょうか?ここではおすすめの丸亀うちわを4点紹介します。

おすすめの丸亀うちわその1
天然染料の「柿渋」を使用

渋うちわ 丸亀うちわ 柿渋 天然竹 日本製 うちわ職人さんの手づくり (オレンジ)

「柿渋」で染めている丸亀うちわです。和紙に柿渋を塗って仕上げたシックな味わいのうちわで、使えば使うほど味が出てきます。

色違いで購入される方や、使い心地の良さにリピート買いをされる方も多い人気商品です。

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渋うちわ 丸亀うちわ 柿渋 天然竹 日本製 うちわ職人さんの手づくり (オレンジ)

おすすめの丸亀うちわその2
アウトドアにもおすすめ

丸亀うちわ(渋うちわ)と今治ミニタオルの四国旅気分セット 柿渋 竹うちわ 日本製 今治タオル 夏ギフト 疫病退散 (赤)

丸亀うちわ(渋うちわ)と今治ミニタオルがセットになったアイテムです。丸亀うちわには天然染料の柿渋を使用。柿渋には年々色が濃くなる特徴があるので、経年変化もお楽しみいただけます

使いやすいサイズの今治タオルもセットになっており、キャンプやフェスに持っていくのもおすすめです。贈り物にもいかがでしょうか?

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丸亀うちわ(渋うちわ)と今治ミニタオルの四国旅気分セット 柿渋 竹うちわ 日本製 今治タオル 夏ギフト 疫病退散 (赤)

おすすめの丸亀うちわその3
サスティナブルなうちわで夏を過ごす

丸亀うちわ 和花柄 琉球紅型風 竹うちわ 疫病退散 お中元 夏ギフト アウトドア キャンプ SDGs サスティナブル

和花柄の丸亀うちわです。琉球紅型(びんがた)風の色鮮やかで上品な模様が魅力。夏にぴったりな雰囲気の柄です。

天然竹と和紙を使用し手作りで作られたこのアイテムは、多少の個体差がありますが、それもひとつの味。お中元や夏ギフトにもおすすめします。

5sense(5センス)
丸亀うちわ 和花柄 琉球紅型風 竹うちわ 疫病退散 お中元 夏ギフト アウトドア キャンプ SDGs サスティナブル

おすすめの丸亀うちわその4
注染手ぬぐい×丸亀うちわ

日本製 丸亀うちわ 注染 手ぬぐい 37x17cm 竹製 布うちわ 大きい 団扇 内輪 夏祭り 浴衣 父の日 母の日 単品

注染てぬぐいを使用した丸亀うちわです。持ち手部分は竹、うちわの表部分には注染手ぬぐい、裏には紙を使用しています。

猫やハトなどの動物柄や金魚やあじさいなどの夏っぽい柄まで、さまざまな種類があります。手ぬぐいと合わせてプレゼントするのもおすすめです。

IKS COLLECTION(イクス コレクション)
日本製 丸亀うちわ 注染 手ぬぐい 37x17cm 竹製 布うちわ 大きい 団扇 内輪 夏祭り 浴衣 父の日 母の日 単品

まとめ

いかがでしょうか?

日本には多くの人に知られていない、優れた伝統文化がたくさんあります

デザイナーは現代の生活にマッチしたデザインを考慮し、職人は使い勝手を考えながら、さまざまなものを生み出しています。伝統文化は決して古臭いものではありません。日々進化を遂げているのです。

日本の大切な伝統文化を守りながら、未来に受け継いでいく・・・。

丸亀うちわもまた、先人が培った大切な技術の1つなのです

これを機会に、大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか?

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