本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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神々や天皇に捧げるために、いにしえより醸造されてきた日本酒。その流れを汲み、現在でも多くの人々がお酒の生活文化に親しんでいます。
日本酒の醍醐味とは、銘柄や飲み方へのこだわりにとどまりません。そこに付随する「酒器あそび」などもまた一興です。
本記事では、酒器の中でもさまざまな用途を持った、おしゃれなおちょこを厳選して紹介します。
おちょことは、徳利(とっくり)とペアで扱われる小ぶりな酒器のことです。
語源は「ちょこっと」や「ちょっとした」などの擬態語に由来しており、いずれも小さな身ぶりを連想させます。そのほか、動作的な「ちょくちょく」や、朝鮮音で酒の器を意味する「鐘子(チョンスー)」、「鍾甌(チョング)」から転じたとも考えられています。
おちょこは、日本酒の伝統文化とともにあり、万人の心を癒やしてきた由緒ある酒器の一つです。
おちょこは陶製やガラス製を中心に、「蛇の目猪口」や「錫器(すずき)」などの種類があります。
蛇の目猪口とは、器の内底の「見込み」と呼ばれる箇所に、青い二重丸が描かれたもの。蛇の目にも似たその模様は、日本酒を見極める「利き酒」のために使われます。2色の境界線にも着目しながら、白い部分でお酒の透明度を確認し、青い部分で光沢を測るのです。
また、金属の錫で作られたおちょこも人気を博しています。錫には不純物を吸収し、浄化させる力があることから、お供え器具にも用いられてきました。日本酒の雑味を除いてまろやかにする錫器は、物事の繁栄を願う縁起物としても好まれています。
おちょこの形状や材質によって、日本酒は違った表情を見せるものです。
口径が広く底がすぼんだ形であれば、お酒の香りが引き立ち、芳醇なコクが生み出されます。逆に飲み口が狭く、丸いシルエットの容器はお酒の香りを閉じ込め、すっきりとした風味になるのです。
また、素材が金属製やガラス製の酒器は、口触りに清涼感があり、陶製や漆器はマイルドな温かみがプラスされます。熱燗は陶磁器やアルミ、塗物などがよく合い、冷酒であればガラスや竹素材、錫器がお酒の質感を引き上げてくれます。
そのほか、飲み口の薄いおちょこは日本酒を繊細に、対して厚ぼったいものは酒質を柔らかくするのが特徴です。
伝統酒としての日本酒は、「酒器あそび」によっても視野が広がるものです。今やワイングラスに冷酒を傾けることも、時代の流れを象徴しています。
ただ、古い慣習を取り払う一方で、あらためて伝統を重んじるのもブームです。
こちらでは、和の伝統品でありながら、モダン且つおしゃれなおちょこの商品リストを取り上げていきます。
アクアリウムのような涼感を放つ「津軽びいどろ」のおちょこです。色鮮やかな斑点模様は「ねぶた祭り」の情動を表現しています。
縁側や庭先に座り込み、キリリとした冷酒を注いで嗜めば、思わず笑顔が溢れてしまいそう。手の平に馴染むサイズ感が愛着を生み、お酒の席は至極和やかになるでしょう。
酒器に限らず、季節の前菜や薬味入れとしても活躍します。
アデリア
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) ねぶた 盃
こちらは幕末の薩摩藩で作られていた猪口の復刻デザインです。薩摩切子は、鮮やかな色彩と繊細な模様が特徴です。伝統的な技法を用いて手作業で作られ、一つ一つに職人の手仕事の繊細さが感じられます。
贈り物や特別なおもてなしにぴったりであり、晩酌のひとときを格上げしてくれます。お酒の色合いが美しく映え、食卓を華やかに彩ります。日常使いはもちろん、特別な日の演出にも活躍します。
薩摩びーどろ工芸
【お猪口】金赤 おちょこ | 薩摩切子 | satuma
国宝である「耀変天目茶碗」を再現した、京の陶芸家による作品です。耀変天目は、天目茶碗の最高峰を指しています。
窯の中で焼き浮かぶ大小の斑文や、その暈(かさ)を含めた光彩は、いまだ解明できていない代物なのだとか。「小碗の中の大宇宙」とも言われる、神秘的な姿がそこにあります。
透明度の高い日本酒を継ぎこみ、ゆらゆらと揺れる銀河世界に酔ってみてはいかがでしょうか。
陶葊
【盃】星雲天目 | 京焼-清水焼 | 陶葊
黒地の中に、金銀や虹色の斑文が散らばった、見目麗しい盃です。漆黒の宇宙を背景に、生命や星の誕生を描いたような文様は、まさにこの一品ならではのキセキ。
口径がやや広く、手元の日本酒がスルっと飲み干せてしまうのも御自慢です。
お酒の等級を上げてしまうほどの堂々たる出で立ちは、陶芸作家の矜持と心掛けによる賜物でしょう。
陶葊
【盃】黒曜虹彩 盃 | 京焼-清水焼 | 陶葊
こちらも、ほとんど現存しない「耀変天目茶碗」を現代に蘇らせた盃です。
黄やオレンジなどの暖色に、寒色のミントブルーを差し入れ、色彩の調和がとられています。まるで菜の花やフリージアの配色がイメージされ、花見酒の一杯としても絵になりそう。
高温でも鮮やかに発色する、清水焼の釉薬技術が成しえた作品です。
陶葊
【盃】黄瀧天目 | 京焼-清水焼 | 陶葊
こちらは、富士山をモチーフにした薩摩切子のおちょこです。
薩摩切子は、厚い色ガラスによって生まれる「ぼかし」が最大の特徴です。
まるでジュエリーのような美しいカットから放たれる輝きは、正に職人の技の結晶です。
重厚感のあるお猪口は、その美しさを愛でながら、ゆっくりお酒を嗜む優雅な時間を演出してくれそうです。
高級感のある桐箱に納められているので、大切な方への御礼の品や、縁起の良い富士山のモチーフは、ハレの日の贈り物としても最適ですよ。
【盃】富士山盃 (藍) 青富士 | 薩摩切子 | satuma
黄金に輝く、華やかなぐい呑みです。磁器土でロクロ成形した後の削り跡が光の具合により表情が変わり、飽きることがありません。
陶芸家の藤岡光一氏の作る、モダンなオブジェのようなおちょこは、重厚感の有る見た目ですが、磁器なので軽く、飲み口の部分は口当たりが良いように設計され手作りの温かみを感じられる逸品です。
藤岡光一
【陶芸家】藤岡光一 黄金 ぐい呑み
絢爛豪華な古伊万里の図案が、新しいモダンな印象に生まれ変わったおちょこ。
斬新な色彩を施し、花鳥風月を独特な雰囲気で表現したおちょこは、かつて、欧州の貴族が「オールドイマリ」と呼んで愛用していた古伊万里を復活したもの。
鮮やかなピンクが入ることで、いにしえから伝わる美しい古典的なデザインもスタイリッシュに見えます。
林九郎窯
【古伊万里焼】林九郎窯 朧 盃 beni
ナチュラルな木目が美しい漆器のおちょこも粋なものです。
こちらは、老舗の仏具職人が熟練の技を応用して作る、メタリックな輝き特徴的なおちょこ<c/strong>です。
錫粉を使っているので、独特な光沢が出て従来の漆塗りには無い味わいとなっています。
木製なので非常に軽く、耐久性も抜群な漆器はお酒好きな方なら1つは持っていたいアイテムの1つです。
塗師Kiyo (小林仏壇店)
【新潟漆器】塗師Kiyo (小林仏壇店) おちょこ・ぐい呑 (銀)|BECOSオリジナル
錫を贅沢に使ったこちらのおちょこは、大阪の錫器職人が丹精込めて作ったもの。
昔から錫は、お酒の味をまろやかにすると言われており、錫製のおちょこに注いだお酒の美味しさは格別です。
籐がアクセントになり、金属なのに温かみのある質感を感じさせます。
ナチュラルモダンなおちょこは、オープンエアな空間で一杯やりたくなるようなアイテムですよ。
大阪錫器
【ぐい呑】籐巻き | 大阪浪華錫器
華やかな花が咲いたような結晶釉が美しい「ぐい呑み」です。
お猪口よりもやや大振りに作られており、飲みやすいよう天目型になっております。お好きな日本酒、その他、アルコール度数が強めのお酒を飲む際に、是非ご利用ください。
結晶釉は様々な形状が現れる特性を持った釉薬です。2つとして同じものができないのも特徴のひとつで、世界で一つだけあなただけの逸品になります。
陶葊
【ぐい吞】花結晶 (白) | 京焼-清水焼 | 陶葊
京都で生まれ育った樹木を使って作られた八角形のおちょこです。京都産の上質な木材「みやこ杣木」を使用しました。
古来より日本では「8」という数字は縁起が良いとされ、八角形はすべての方位から幸運を引き寄せるとして、多くの人に好まれています。
ひねりを加えたデザインが斬新な逸品です。木製のため熱伝導率が低く、熱燗を注いでもしっかり持つことができます。
口が当たる部分は薄く仕上げてあり、お酒をより美味しくいただけます。
山田木工所
【おちょこ】八角 | 木工 | 木の幸
5色のバリエーションが美しいおちょこです。
漆のもつ独特の色合いをベースに、縁の色をそれぞれを変えたシンプルなデザインです。
指で挟めるほどの小さな盃は、おつまみをいれる小鉢としても使えます。
また、中国茶を楽しむ茶器など、お酒をいれる以外にもさまざまな使い方をお楽しみ下さい。
5色全部合わせて購入するのも食卓が華やかになり素敵ですね。
井助商店
【おちょこ】IRO-IRO | 漆器 | isuke
盃に映るさかさまの月をイメージしたお猪口です。
つやのある漆に金の蒔絵をほどこした、筒型のデザインが魅力です。
木製なので軽いうえに、熱が伝わりにくく持ちやすいので熱燗をいれても冷めにくいのが特徴です。
やや大きめのサイズ感なので、海外の方へのプレゼントにもおすすめです。
井助商店
【おちょこ】さかさつき お猪口 | 漆器 | isuke
おちょこは、その小さな姿で人々を魅力し、日本酒の生活文化を支えてきた酒器です。陶製や竹製、ガラス製、錫器などがあり、形状や口径によってもお酒の滋味は変化します。
時代とともに酒器あそびの境界線はなくなりつつありますが、昔ながらのおちょこは風情からして格別です。
ぜひ伝統技術が盛り込まれた盃を手にとり、いにしえの日本魂さえも味わってみてください。
1位
「彩-irodori-」バスタオル2枚 & フェイスタオル2枚セット。あらゆる贈答シーンに対応し、どのような方も思わず笑顔にさせる大満足の逸品です。
税込 16,500 円
★★★★★
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4位
【牛刀】210mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 。「縁起の良い贈り物」として包丁のプレゼントはおすすめです。
税込 24,750 円
★★★★★
(3レビュー)
\ BECOS編集部が厳選 /
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