
プレゼント選びって意外と時間がかかりますよね。大切な相手に贈るもので相手の喜ぶ顔が見たいなど、自分以外の相手のことを思っているからこそ時間もかかります。
最近は、メイドインジャパンが再注目されていたり、日本らしいものが好まれたりする傾向があり、BECOSにもたくさんのご相談をいただきます。
大切な人には、日本らしい高級品をプレゼントに選ぶことも1つです。プレゼントを選ぶ時の注意点とポイントを紹介していきます。
日本らしいものって何?
海外の人が思う日本らしいものとは、ハンコ、箸、富士山など、挙げればキリがないほどたくさんありますが、その多くは日本の文化や景観に基づいています。
どこの国にも独自の風土と文化がありますが、日本の風土は四季の明確な変化です。日本人はその四季によって生活様式を変えていることは、日本の文化を構成する大きな基礎となっています。
また、日本はたくさんの島から構成されているという風土から、豊かな自然景観が楽しめることが大きな魅力です。日本人は古来、この自然を敬い、自然と融合しながら生きてきました。
そんな日本で、古くから日本人の生活と自然環境に密着し、継承され続けてきたものが伝統工芸です。伝統工芸は日本全土にわたって特定の地域で、その土地の生活の慣習に根付いて発展してきたものです。
また、工程の大半が手作りで、国産の原材料を使っていることや、古くから継承され続けてきた卓越した技術が特徴です。日本らしいものとは、日本の風土と文化に古くから根付いた伝統工芸だとも言えます。
贈る際のマナー
贈り物を贈る時には、お祝いや季節の贈り物など色々なシーンがあります。感謝の気持ちを込めて贈るもの、人生の節目を祝って贈るもの、または、人間関係をスムーズに深めるために贈る場合もあるかもしれません。贈るシーンによってもマナーが変わるので注意が必要です。
日本独特のマナーであり、日本の贈答の特徴と言えるのが、のし紙です。水引とのしを印刷したものをのし紙と言い、実際に水引やのしをつけていなくても、のし紙を付けることで、改まった気持ちで贈呈するという意思表示になります。
生鮮品以外の贈り物にはのし紙を付けることがほとんどとも言われています。なお、のし紙には慶事用や弔事用など贈るシーンによって、印刷されている水引の色や種類が変わるため、使い分けが必要です。
また、日本では縁起の悪い贈り物というのがあります。例えば、お祝い事の時にはお茶やハンカチなどは贈るのを避けた方が良いと言われています。お茶は弔事の時に贈ることが多いためであること、ハンカチは漢字で書いた時に「手切れ」を連想させるためです。
その他にも、結婚祝いには包丁やハサミ、鏡や陶磁器は縁を切ること、割れることを連想させるため、贈るのは避けた方がいいと言われています。
贈って喜ばれる日本の工芸品
実際に贈り物を受け取った方の感想の中では、使い道に困るもの、口に合わない食べ物、どこでも手に入るものなどが貰っても嬉しくないという意見が少なくないでしょう。中でも、口に合う、合わないは個人の味覚なので難しいかもしれません。
しかし、使い道や希少価値を考えた時には、使いやすいものや希少価値が高いものなどが一般的に喜ばれるということになります。日本の工芸品はこの要素にぴったり該当します。
日本の工芸品は、日本人の生活に密着した製品であること、日本の伝統工芸技術を活かして、国産の原材料を使い、職人が多くの工程を手作業で行なっていることから、私たち日本人が使いやすくて希少価値が高い製品が多いです。日本の風土が育んだ品物を使うことで日常生活に「癒し」の要素が入ったと感じる意見もあります。
最近は大量生産で価格が安くてもデザインが良く使い勝手の良いものがたくさん溢れています。そんな時代であるからこそ、日本の工芸品の価値はより高く感じられるかもしれません。
日本国産の高級品をプレゼントに
具体的にプレゼントとして喜ばれそうな品物を8つ紹介します。
GOSU・豆皿(5点セット)
ブルーをベースにした色違いの小皿が5枚入ったセット。呉須(GOSU)とは、古くから染付などの磁器に使われている青色の顔料で、日本全土で広く使われています。季節や天候、湿度によって発色が変わるというのが呉須(GOSU)の特性なので、同じものは2枚と作れません。美しいブルーの高級な色合いと1点ものだということが喜ばれそうな品物です。
花結晶(炭青)・酒器(3点セット)
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お酒好きの方に贈るなら、京都で作られている磁器の花結晶(炭青)・酒器(3点セット)が喜ばれます。山吹色とブルーの美しいコントラストで、描かれた花が立体的に映し出されて見えます。花結晶シリーズにはビアカップやぐい呑などもあるので、ビール好きか日本酒好きかお酒の好みによっても選択肢があります。また、急須やお茶呑みなどにも展開しているのでお茶が好きな方にも喜ばれます。
西陣織のバッグ「和’g(Wagg)」
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最後に、女性の方への贈り物であれば、京都の西陣織のバッグ「和’g(Wagg)」が喜ばれるでしょう。日本の伝統文様の千鳥文様と市松模様を基に、オリジナルにデザインされたシンプルなデザインは、使うシーンを選ばず飽きのこないデザインです。
【越前漆器】thermo mug × 土直漆器 うるしアンブレラボトル 鳥獣戯画 (ブラック)
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日本の代表的な技術として、漆塗りがあります。
大人気のサーモマグと、1,500年の歴史を持つ越前漆器の技を継承する職人のコラボアイテムです。
抜群の保温・保冷性能と高い密閉性を持つスクリュー蓋により携帯できるモバイルタンブラーなので、気軽にメイドインジャパンを取り入れていただけます。
漆塗りのしっとりとした優しい質感が楽しめる逸品です。
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【越前漆器】土直漆器 うるしの名刺入れ VYAC CARD CASE 市松
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漆塗りの珍しい名刺ケースも人気です。
漆塗りは海外で「japan」と言われるほど、メジャーな技術です。
使い込むほどに、赤茶色に輝きだす名刺は、堅牢漆で傷に強く、美しい艶感と飴色の輝きがビジネスシーンできらりと光ります。
時間経過によって味わい深くなる漆塗りは永く楽しめるアイテムです。
お客様との会話にも花が咲くこと間違いなしですね。
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【和ろうそく】中村ローソク 2匁5本セット 京乃四季
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京絵師が手描きした可愛らしいろうそくの5本セットです。
和ろうそくは全て植物性の原料が使い、職人が一本一本手作りされています。
西洋ろうそくに比べて油煙や煤が少なくお部屋を汚すことがありません。
炎が大きくゆっくりと揺らめき、神秘的で情緒のある雰囲気を醸し出すのが特徴で、和のインテリアとして、人気のアイテムです。
箱に入れたまま飾ることもできるので気軽にメイドインジャパンを楽しめます。
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【甲冑】忠保 ボトルアーマーミニ 徳川家康
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こちらは750mlの日本酒・ワインボトルに着せる甲冑です。
金細工・木工品・京織物・組紐・皮革工芸といった日本特有の技術を集約し、その上で約5000という工程を経て初めて完成する究極の伝統工芸品。
伝統工芸技術の結晶と言われるほど高度な技術が詰め込まれているので、お祝いの記念品としてや、海外の方への贈り物に最適です。
お好きな戦国武将を集めて、コレクションしてみてはいかがでしょうか。
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【有田焼】ZOA (まるぶん) SANSUI (デイリー、プレート)
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重厚なイメージの山水文を、上絵転写を用いてポップなデザインにした伝統的な有田焼です。
カラフルな色使いはどこか北欧風な印象で、洋食にもマッチしますし、モダンでアートな雰囲気なお皿はインテリアとして飾っていただくのもオススメです。
同シリーズのカップと揃えて使っても素敵です。
おうち時間の楽しくなりそうな逸品ですね。
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気持ちを伝える贈り物を
贈り物をする時は、贈る相手の好みや、喜んでくれるにはどうしたら良いかなどを考えて贈った品物であれば、自分の気持ちが相手に伝わる可能性が高いと言われています。
また、何のために贈るのかは、のし紙や贈るタイミングで何となく相手に伝わることが少なくありません。しかし、メッセージカードなどを添えるとより一層気持ちが伝わるでしょう。