
今回は、日本製のおしゃれな蝶ネクタイ(ボウタイ)について紹介したいと思います。
首元をおしゃれに着飾る方法はいくつもありますが、よりパーティーなどの華やかなシーンにおいて使えるアイテムとして、蝶ネクタイがあります。
まず、はじめにこの記事では基本的に「蝶ネクタイ」と呼びますが「ボウタイ」という呼び方もあります。これは、棒のようなネクタイだから「ボウタイ」ではなく、蝶ネクタイを英語で “bow tie”と呼ぶためです。
百貨店などに行った際には「ボウタイ」と呼ぶと一目置かれるかもしれません。
ネクタイと聞くとフォーマルな印象がありますが、蝶ネクタイの場合は全く違うベクトルのアイテムであり、カジュアルさも引き立てることが可能です。
海外製の物が多い中で、日本の高い技術を活かした蝶ネクタイも魅力的です!
ここでは、蝶ネクタイを選ぶ際のポイントや、おすすめできるアイテムを厳選して紹介します。
目次
蝶ネクタイを選ぶ2つのポイント
蝶ネクタイにはあまりバリエーションがないように思えるのですが、実に個性的で魅力あるものが多数あります。
それを理解しつつ、自分に似合ったアイテムを見つけ出すことが重要なのです。
ここでは、主に蝶ネクタイを選ぶ際に着目したいポイントを2点紹介します。
蝶ネクタイの形状
蝶ネクタイは、まるで蝶々が羽を広げて羽ばたいているように見えるデザインが印象的ですよね。
ベースの形状は確かに一緒なのですが、縦幅の違いなどによって主に4種類の形状が存在しています。
代表的な形状としては、バタフライ型があります。
バタフライ型は、リボンの縦幅が広めに取られていて、最も蝶々に近い形状となっています。
一見すると華やかさが強すぎて、フォーマルシーンに合わないイメージが有るのですが、実際身につけると最もフォーマル向きな形状としても知られています。
次に、セミバタフライ型と呼ばれる、バタフライ型よりも縦幅が短めなものがあります。
すっきりしたデザインなので、様々なスタイルに合わせやすく汎用性の高いネクタイであると言えます。
ストレートエンド型は、縦幅が短く細長い形状をしています。
コウモリの羽のように見えることもあって、別名バットウィングとも呼ばれていて、カジュアル目でスマートな印象を与えることが可能です。
リボンの両端が尖っているポインテッドと呼ばれる蝶ネクタイは、個性的なデザインなので癖が強いですが、うまく取り入れるとおしゃれさをアピールすることが可能です。
柄も重視する
ネクタイ同様に、蝶ネクタイにも柄がいくつかあります。
最もスタンダードなのが無地でありますが、無地でもカラーリングが多数あるのでバリエーションは豊富です。
他では、ドット柄はさり気なくカジュアルをアピールすることができますし、小さなドットですとパーティーシーンでも問題なく着用できます。
チェックやストライプは、よりカジュアルさを引き出すには重要な柄です。
ただ、よりネクタイのようなイメージもでてしまうので、使用するシーンと柄には最大限注意したいところです。
おすすめの日本製蝶ネクタイ6選
ここでは、日本製のクオリティが高く、今すぐにでも身につけたくなる蝶ネクタイを6点紹介します。
BOWTIE
こちらの蝶ネクタイは、光沢のあるサテンを使用しています。
結び方によって様々な表情を楽しめますが、特にポインテッド型に向いたものとなっています。
HAKEというメーカーのアイテムですが、メトロポリタン美術館収蔵の歴史的アーカイブを参考として、高いクオリティを確保しています。
独特な丸みのあるデザインは、ハンドメイドによって形成しているので、個性もアピールすることができます。
価格:4,536円(税込み)
サイズ:11.0cm ×4.5cm × 2.0cm
シルクボウタイ 手結び:BLACK
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オーソドックスな蝶ネクタイを紹介します。多少訓練は必要ですが、慣れれば容易に結ぶことができます。
シルク100%で非常に肌触りがよく、更に上品な光沢も楽しめますよ。
価格:5,940円(税込み)
サイズ: 36cm~44cm
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ローズ蝶タイ BLACK
華やかなシーンでは絶対欠かせないものとして、バラがあります。
バラは棘があるものの、その美しさからファッションアイテムにも多く適用されています。
この蝶ネクタイでは、情熱的なレッドではなく、あえてシックなブラックのバラをモチーフとして、セクシーさも感じられる仕上がりとなっています。
適度なボリューム感があるので、首元に華やかさをより強調することができ、結婚式などのシーンでも問題なく使用できます。
一見女性向きに見えますが、カラーリングやデザインなどから、男性にもぴったりなアイテムです!
価格:12,960円(税込み)
サイズ: 11.5cm × 6.5cm
ストライプ柄手結び蝶ネクタイ
トラディショナルなレジメンタルストライプが印象的なストライプ柄の蝶ネクタイです。
カラーはミッドナイトブルーとホワイトの2本線となっていて、スタンダードな中にもオシャレ感が漂います。
手結びならではの表情豊かな形状を楽しむことができますし、蝶タイの後ろがフックになっていて、手軽に外せる仕様となっています。
よって、結んだまま取り外し可能ですので、頻繁に脱着する方におすすめです。
どんなシーンにも合わせやすいデザイン性も良いですね。
価格:7,000円(税抜き)
サイズ:6cm ×36cm~44cm
CONCERTO 漆 蝶ネクタイ (九曜紋)
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螺鈿という珍しい技法を使用して九曜紋を表現した蝶ネクタイです。
九曜紋とは、伊達家の家紋としても有名であり、由緒正しい模様となっています。
ストラップには京都の西陣織を用いていますが、これは経済産業大臣賞を受賞したネクタイの生地と同じですのでクオリティの高さは別格です。
最高級絹糸を贅沢に織り込んでいて、独特の光沢感と質感を味わうことができます。
15gととても軽く、1日中付けたままでも不快感がない点も魅力的ですし、専用の樹脂ケースが付いているので、外した際に収納しておける点も評価できます。
価格:49,000円(税抜き)
サイズ: 11.7cm ×4.3cm ×1.5cm
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和紙と漆で蝶ネクタイ
岐阜県の美濃和紙に様々な絵柄をデザインして、漆でコーティングした珍しいアイテムです。
同じものが存在しないこともあって、世界に一つの優越感を得ることが可能です。
手触りが非常に良く、結んだときの適度な弾力も魅力となっています。
価格:6,480円(税込み)
まとめ
蝶ネクタイにも、日本の伝統技術を感じさせる要素が存分に見られます。
また、独特な柄のものもありますので、柄という面でも日本の技術を楽しむのも良いでしょう。