
長い社会人生活の中では、お取引先の社屋の落成祝いなどに贈り物をする場面ってありますよね大体は胡蝶蘭を送りますが、もはや定番すぎて貰う側も多すぎて困ってしまうのも事実。
今日はそんな落成祝いに、胡蝶蘭以外に何を贈ったら良いかわからない!という方にピッタリなモノを紹介します!ぜひ参考にしてみてください。
まずは、落成祝いの基本的な知識を紹介いたします。
意外と知らない!落成祝いの基礎知識
落成祝いって?
落成祝いは、企業の社屋や公共施設が完成した時のお祝いで渡します。
基本的には、完成を記念する落成式などに招待された時に用意するものです。
個人の住宅のお祝いは落成祝いには含まれません。
ですから、人によっては馴染みが無い場面だと感じる方も少なく無いと思います。
胡蝶蘭は落成祝いに多い贈り物
落成祝いでよく登場する贈り物は胡蝶蘭です。
落成祝いをした事がない方でも、社名が入った木札の着いた胡蝶蘭はイメージできると思います。
なぜ胡蝶蘭が良く選ばれているのかというと、見た目の煌びやかさと、「幸福が飛んでくる」という花言葉が、開店・開業、新しい事業を始める方への贈り物にピッタリだとされているからです。
もちろん、胡蝶蘭のような美しいお花を貰うことは嬉しいですが、あまりに貰いすぎても置き場所が無くてかえって困ってしまいますよね。胡蝶蘭以外の贈り物を探しているという方は、ぜひこのあと紹介する上質な縁起物の商品を参考にしてください。
落成祝いの値段相場
落成祝いは、基本的に祝う側と祝われる側との関係性によって値段の相場が変わるとされています。
主にビジネスシーンに多いイベントですが、親族が贈る場合もあります。
- 身内や親戚は10,000円〜15,000円程度
- 友人や知人は15,000円〜30,000円程度
- ビジネス関係は30,000円〜50,000円程度(関係が深い場合は〜100,000円程度)
が目安とされています。
しかし、この金額設定は、胡蝶蘭のグレードに合わせた相場である場合が多いため、これといった金額の決まりがあるわけではありません。
胡蝶蘭やお花ではない贈り物にあまりに大金をかけてしまうと、かえって受け取る側もプレッシャーに感じてしまうことがあるかもしれません。
自分が貰うときに、気持ちや意味が込められていれば値段はあまり気にしませんよね。
落成祝いも張り切り過ぎず、相手に喜ばれるモノを贈るのがベストです。
できれば避けたいNGな贈り物
落成祝いに限らず、贈り物受け取る際に不吉なことを連想させてしまう物はNGです。
落成祝いの場合は火に関する贈り物は、建物の火事などの不幸を連想させるため避けた方が良いとされています。
ですから、ライターや灰皿、キャンドルや暖房器具などは選ばない方が無難です。
また、鳥の描かれた物なども、落ちること(業績不振や倒産など)に関連づけて考えらる場合があるのでやめておいた方が良いでしょう。
落成祝いに合う縁起が良いものって何?
日本には七福神や守り神、神社仏閣に関係する縁起の良い動物などがたくさんいます。
しかし、日本には意味のある物が多過ぎてどのシーンにどの縁起物をプレゼントを贈ったらいいのかわからなくなってしまうこともあります。
落成祝いのシーンに合う縁起物は、会社のさらなる発展を願う場合が多いので、商売繁盛や魔除け、厄除けなどの意味を持つ贈り物が喜ばれます。
では、実際にご紹介します!
落成祝いにピッタリな縁起が良い贈り物11選
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その1
古来より親しまれてきた魔除けアイテム「鬼瓦」
手仕事で鬼瓦を作る三州の鬼師(鬼瓦を作る職人)の技術によって、愛嬌あふれる笑顔の鬼が作り出されています。魔除けと、招福の二つの意味が込められていて、落成祝いにまさにぴったり。壁掛けと据え置きどちらにも対応していてユーザビリティが高いのもポイントです。
新東
三州鬼瓦 鬼瓦家守 (新東) 室内に飾る笑鬼瓦:山下敦
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その2
商売繁盛や金運向上の意味を持つ「だるま」
このだるまには、昭和53年に国の伝統工芸品に指定された「江戸木目込み人形」の歴史ある技術が活かされています。さらに、友禅染めの技術も使われているので高級感もありますね。さまざまなカラーや絵柄のだるまが揃っているのでぜひチェックしてみてください。
柿沼人形
江戸木目込み 江戸だるま
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その3
右手と左手で意味の違う「招き猫」
また、招き猫は色によってさらに細かな意味が込められているという説もあります。落成祝いには、金運上昇の金色か、魔除けの意味を持つ黒色がオススメですが、もちろん贈る企業の雰囲気にあわせて選ぶのもおすすめ。こちらの商品も先ほどの達磨と同じで木目込み人形の技術で職人が手作業で作っています。木材と生地で作られているので落としても壊れにくく、インテリアとしても置き場所に困らない商品ですよ。
柿沼人形
江戸木目込み 招き猫
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その4
豪華!金沢箔を贅沢に使ったアートパネル
自然界をモチーフに制作されたアートパネルは、「燻し」の技法で生まれるマーブル模様、独自技術によるクラック柄、金糸の繊細な重なりあい、現代アートのようなドリッピング、伝統的技法のちぎり箔など、古今のアートを横断する多彩な表現技術が使われています。複雑な光の反射がもたらす金沢箔の美しさは、和洋問わずどのような空間にもマッチすることでしょう。
箔一
アートパネル LUXE BROWN
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その5
実は貯金箱!陶器でできたスタイリッシュな「招き猫」
シンプルでモダンな印象を受ける招き猫ですが、実はコレ、ただの陶器ではないのです。首に巻かれたリボンで隠れていますが、首元にはちょっとしたへそくりを隠せるようにお金を入れる穴が空いています。ご祝儀などを入れてプレゼントすると、話題になってその場が和むこと間違いなし。シンプルなデザインの招き猫なので、白や黒を基調としたスタイリッシュなオフィスにとても合いますよ。すらりとした体型のものと、ぽっちゃり体型の招き猫があるのでお好みでえらんでくださいね。
WakuWaku Office
肥前吉田焼 Kata Koto へそくりの招き猫
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その6
睨んだ顔の鬼瓦ティッシュケース
職人の手で丁寧に作られた鬼瓦は、撫でれば撫でるほど風合いが増し、経年変化を楽しむことができます。「睨んだ顔」は邪気を払う「魔除け」「厄除け」の縁起物ですので、落成祝いにピッタリの縁起が良い贈り物として喜ばれますよ。
鬼福
三州鬼瓦 鬼福製鬼瓦所 睨んだ顔の鬼瓦 ティッシュケース
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その7
美しい音色が邪気を払う風鈴
風鈴は吊るす場所が無いという空間でも、気軽に置いて楽しむことが出来るので、もらった方のライフスタイルに合わせて使うことが出来ます。スタイリッシュなデザインは風鈴は、鉄瓶のような独特の風合いを持ち味わい深い黒銹(Kokushu)と、美しくモダンな要素を持つ花結晶(Hanakessho)という2種類があるので、お好きな色を選べますよ。
=K+
【京焼-清水焼】=K+ 涼の音 置型風鈴
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その8
めでたい松竹梅のアートパネル
こちらは「松竹梅」が描かれた京からかみの波型の壁掛けパネル。松竹梅はおめでたい三樹とされて新年やお祝い事に使われるモチーフですが、古くからの文様とは思えないほど新鮮な印象を与えてくれるデザインです。また、リブ形状が作り出す直線とのコントラストも楽しめます。
丸二
京からかみ Karakami wall panel 松竹梅
落成祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その9
縁起の良い赤富士と桜の陶額
こちらは縁起の良い赤富士と桜が美しい陶額。早朝に富士山が朝日に染まって起こる現象「赤富士」。青い富士山が朱色に染まる赤富士は、吉兆のきざし縁起の良い光景とされています。また、日本を象徴する花として古くから愛されている桜が華やかさを添えています。
柳屋
有田焼 中村一代 陶額 赤富士 桜
落成祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その10
九谷焼の美しい打ち出の小槌
こちらは、振ればさまざまな願い事を叶えると伝えられる打ち出の小槌。また、慶事にかかせない松竹梅を豪華に飾った縁起のいい置物です。
九谷焼 打ち出の小槌 (錦座布団付き)
落成のお祝いにピッタリな縁起の良い贈り物 その11
福をかき集める意味を持つ「熊手」
この酉の市自体も、鷲や鳥にゆかりのある神社(鷲神社など)で開かれているイベントなんです。この熊手は、職人が一つ一つ手作りで制作しているため、細部までとても作り込まれています。見た目も豪華で、サイズも大中小から選べるので、飾る場所によって幅広く選べる商品となっています。
開運・熊手
贈る心をラッピングに添えて
「BECOS」こだわりのラッピングサービス
BECOSでは「最高級の素材」「職人の技術」「日本のマナーやしきたり」「感動のオプションサービス」の4つにこだわったラッピングサービスを展開しています。
のし紙の付け方や渡す際のマナーなど、専門知識豊富なコンシェルジュに相談することも可能です。
プレゼントを贈る際にはぜひ活用してみてください。
まとめ|落成祝には長く愛される縁起の良いモノを。
いかがでしたか?
今回紹介した商品はどれも胡蝶蘭よりもインパクトがあり、長く使えて喜ばれるものばかりです。
落成祝いは胡蝶蘭を贈る人がほとんどですが、大量の胡蝶蘭は置き場所に困ったり、枯れた時の処理が大変だったりします。
職人の手によって一つ一つ丁寧に作られた商品は壊れにくく、長く使うことで味が出たりするので良いことだらけです。
これをきっかけに、次の落成祝いには、胡蝶蘭ではなく、貰う側の想像がつかないプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。