本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
普段は、着物ブランド「VEDUTA」のデザイナーをしておりますが、世界のファッショントレンドを掴むためにセレクトショップには毎週欠かさずと言っていいほど足を運んでいます。そんな「セレクトショップマニア」と言ってもいい私が、日本のセレクトショップについて徹底的に解説していきたいと思います。
『セレクトショップ』とは、複数のメーカーやブランドの商品を扱う小売店のことです。では百貨店との違いは何でしょうか。
経済産業省が実施する商業統計調査の基準によれば、百貨店は下記のように定められています。
衣・食・住の商品群の販売額がいずれも10%以上70%未満の範囲内にあると同時に、従業者が常時50人以上おり、かつ売り場面積の50%以上において対面販売を行う業態。
つまり、百貨店は衣食住を総合的に提案する巨大なセレクトショップであるのに対し、セレクトショップは、規模に関わらず、衣なら衣、に特化したセレクトショップであると言えますね。
百貨店のメリット・魅力とは何でしょうか。「高級感」「品揃えの充実」「接客」など、直接の商品以外の特徴を百貨店来訪者は気に入っている事が分かります。百貨店に置いてあるアパレルで言えば、基本的にドメスト(国内)ブランドも、インポート(海外)ブランドも、ハイブランドやラグジュアリーブランドが多いです。
なぜなら、限られたテナント面積で高い売り上げを確保しなければ成り立たないからです。ここから生まれる『高級感』がまず挙げられます。
『品揃えの充実』も大きなポイント。テイストは多種多様で、カジュアルからモード、ストリートまで、1度に幅広く見ることが出来る便利さがあります。まだ自分の好きなテイストが見つかっていない方、新たな発見をしたい方は、まずは百貨店の、ドメストフロアやインポートフロアに行ってみるのがオススメします。
詳しく言うと、①百貨店のバイヤーが仕入れた商品を百貨店のスタッフが販売するスタイルと、②アパレルショップやセレクトショップなどが百貨店の店舗スペースをレンタルして販売を行うスタイルがあるのですが、いずれにせよ、幅広いジャンルのアパレルを一度で見ようと思うなら、まずは百貨店に行くのが手っ取り早いです。
『接客』に関して言えば、正直、ブランド知識や商品知識は、スタッフによってマチマチではありますが、概ね接客は丁寧で、レベルは高いです。また、百貨店で購入する際の大きなメリットの1つに、『安心感』があります。オンラインストアなどで高額なブランドを購入するのは、安心、安全面で躊躇する事も今だにあると思われます。
しかしながら百貨店は、幾度と厳選な仕入れルートを経て、店頭に並んでいる事を踏まえると、コピー品や模造品など、変なものは掴まされない、『安心感』は、一際大きいでしょう。
百貨店でアパレルを買う際のデメリット、これは、上で述べた3つのメリットの裏返しとも言えます。まず1つ目は、『値段が高い』という事。つまりそれは正規価格であるから、良い事なのですが、セレクトショップやオンラインストアなどで、割引された同一商品を見かける事もありますね。
そこは、安心を正規価格で買う、という意味で、百貨店の方が間違いない部分はあるのですが、自身でその目利きが出来る人にとっては、必ずしも百貨店を通して買わなければならない理由も無い、という事になります。
『品揃えの充実』というのも諸刃の剣であると言えます。つまり、商品展開が『浅く広い』のです。百貨店も商売です。同じスペースで、なるべく売上を確保するためには、尖った商品は置きずらくなりますよね。取り扱うブランドが多い分、それぞれのブランドの、いわゆるアイコン的な商品、売れ線が並ぶ事が多くなる傾向があります。
後ほど述べる、セレクトショップのメリットは、これに対しての、『深く狭い』奥行きにあるでしょう。巨大な組織である百貨店に比べて、セレクトショップは、仕入れ可否の決裁者までの道のりが短い。店長がバイヤーを兼任していたり。その分、比較的自由な、つまりは尖った商品のラインナップも許される土壌があります。
むしろ、セレクトショップでは、『どこにでもあるもの』は敬遠され、『ウチにしか無いもの』をセレクトしてくる所に、セレクトショップたる美学があるのです。
『接客』においては、その百貨店の歴史に培われたマニュアルがある分、レベルが高いです。看板を貶めるような接客をしているスタッフは居ません。しかしながら、先述の『品揃えが浅く広い』に通ずる部分もあるのですが、テナントの店員に販売を任せ、商品知識をほとんど持たない百貨店店員がいるのも事実です。
もちろん、物凄く商品知識やコーディネートセンスに長けているスタッフもいるでしょうが、一部のテナントの中の、一部のスタッフに限定される感があります。
つまり、多数あるブランドを『横断的に』説明できる人が、常に店頭に立っているわけでは無いのです。恐らく、ここに百貨店のバイヤーが立っていれば、より詳しい商品説明を受けることは可能でしょうが、百貨店の機能上、なかなかそういうわけにもいかないのでしょう。
例えばBEAMS、UNITED ARROWSなどの大手ほど、他ブランドの服をセレクトするというよりは、自社のオリジナル製品を展開している割合が圧倒的に多いです。ブランドだと30,000円もするデニムの隣に、物凄く似たデザインで9,000円のオリジナル品のデニムが置いてあったり。もちろん素材や縫製などコストの分品質は落ちているでしょうが、少なくとも選択肢が増える分、消費者側からすれば有難い話です。
店舗数の多さから抽出された過去の売上実績データや最新のトレンドマーケティングを基に、ツボを押さえた質の高いショップオリジナル商品が内製できます。通常のブランド品は「ブランド→買い付けた小売店→お客様」という流れになりますが・・・セレクトショップオリジナル品は、「セレクトショップ→お客様」という流れで販売が出来ます。ブランド品の場合、当然小売店にも利益が発生するように値段設定しています。
一方、セレクトショップオリジナル品は他者が介入する部分がなく、対お客様だけを純粋に考えれば良いので、価格を手頃に抑えることが出来るのです。
それゆえ同レベルの素材や縫製を使っても、ブランド品より安くなります。無難なセレクトショップで買い物をすれば、たとえファッション初心者であっても、リーズナブルで、適度に流行をおさえ、品が良くまとまる、ということが言えますね。
セレクトショップにも大きく分けて2種類あると考えます。無難な店と、尖った店です。無難な店は先ほども述べた、BEAMS、UNITED ARROWSなどの大手です。尖った店、例えば、gr8 、nubian、why are you here?などは、オリジナルをほとんどやりません。
最先端の旬なイケてるアイテムを高度なセンスで仕入れ、世界のトレンドと同じ速度、基準で並べてくれます。値段は安くはありません。それでも、ファッション感度の高い方々は、ここしか行きません。アイテムのクセや主張が強いものが多いので、それらを着こなせる、自分の魅せ方を理解し、アイテムを選べる玄人向けです。
また、新進気鋭だったり、まだあまり知られていないブランドに巡り会える可能性もあります。周りと被りたくない、差をつけたい方々は、これらの最先端のセレクトショップをオススメします。
百貨店のようにブランドの店ごとテナントに入っているわけではなく、『アイテム』ベースで並ぶセレクトショップでは、店員さんがブランドをまたいで評価できる、というのが大きなメリットです。百貨店のように、ブランドの店ごと入っていたら、その店の店員さんは自社ブランドしか推せませんよね?セレクトショップは違います。あらゆるブランドをアイテムベースで公平に扱います。
「今季のこのブランドはニットが良い、でもパンツならこっちのブランドが秀逸、コートはこのブランドが面白いの出してますよ。あなたに似合うのは~」といった感じで、あらゆるブランドを横断的に、俯瞰でオススメしてくれます。
また、服の構造、生地、ブランドストーリー、最新のトレンドなどの知識量も半端ではありません。マニアです。一流のアパレルのセレクトショップの店員さん、中でもバイヤーとして海外に買い付けに行くクラスの店員さんくらいになると、本当に服好きで知識量が半端じゃない方が多いので、話してて楽しいですし、勉強になります。
信頼できますし、何より、コーディネートセンスが抜群なので、安心して任せられます。
ある1つのブランドを、目一杯見たければ、そのブランドの直営店に行くのが1番良いです。百貨店もセレクトショップも、バイヤーというフィルターを通した、選ばれたアイテムしか入って来ないので。そしてそれは、あくまで、そのバイヤーのセンスに依拠します。自分の目で、より多くのラインナップを全て見に行こうと思ったら、直営店に行くべきです。
無難なセレクトショップは、無難な接客をしてくれます。尖ったセレクトショップは、接客も尖ってる場合があります。基本、客に媚びません。最新アイテムが入ればすぐ完売、というような最先端のセレクトショップほど、プライド高め。
誰よりも服を愛し、服に詳しいぞ、というオーラがビシバシと伝わってきます。いつもニコニコして、優しそうな百貨店の店員さんに比べたら、無愛想に映るかもしれません。とっつきにくいというか。しかしながら、むしろその方が機械的でなく、人間らしい気もします。初めは口数少なくても、店に通ううちに仲良くなって、人間関係が出来ていく楽しみもあります。
あらゆるジャンルのファッションを幅広く取り扱う百貨店に比べると、セレクトショップはお店ごとにジャンルやテイスト、コンセプトが絞られています。
なので、自分がどういうテイストが似合うのか、好きなのか、ある程度、絞れていないと、お門違いなお店に足を運んでしまう事になります。このあと、テイストごとにオススメの百貨店やセレクトショップをご紹介していきますので、来店される前の参考にしてみてください。
ここに行けば、男の嗜みの全てが揃います。伊勢丹メンズ館のコンセプトは、「男として、そして、人として」(As a man, and As a human)、“○○らしさ”を叶えるメンズファッションストア。特にオススメのフロアを解説していきます。
メンズ館1階
ドレスシャツ・ネクタイ / オーダーシャツ / ベルト・傘 / レザーグッズ / 喫煙具 / セーター・カジュアルシャツ / シーズン雑貨 / フレグランス / ジュエリー / コスメティクス
コスメティクス / フレグランスコーナーでは、スキンケアやヘアケア、ボディケアだけでなくメンズメイク、グルーミング、デオドラントアイテムなど20ブランド以上。さまざまなアイテムを比較しながら、専用機器を使用した肌測定やカウンセリングコーナーなどパーソナルなサービスも充実しています。
レザーグッズ / ベルト・傘コーナーでは、財布、名刺入れなどの革小物やベルトを中心にラインナップ。国内外のファクトリーブランドから一流のラグジュアリーブランドまで幅広いバリエーション。
素材や製法に特化した質の高いレザーアイテムをセレクトし、世界中のこだわりのアイテムが揃います。また、傘コーナーでは、機能性に優れた国内ブランドから本場英国ブランドまでを取り揃えられていて、お洒落な傘を探している方に特にオススメ。
メンズ館2階
メンズクリエーターズ
時代を切り開く、常に最先端の「クリエーション」を提案するフロア。
音楽やアートなどの「カルチャー」を背景に生み出される主張の強いクリエーション、己の美学に宿る「スピリット」から生み出されるクリエーション。2つのクリエーションを体現する、洗練されたブランドのみで構成された「メンズクリエーターズ」。
フロア内の2つのポップアップスペースでは優れたクリエーションに期間限定でフォーカスし、常に最先端の価値提案をしてくれます。
メンズ館3階
メンズデザイナーズ
世界最高峰のメゾンブランドによるモードファッションのフロア。
ファッション界に大きな影響を及ぼす話題性を持つ、発信力の強いデザイナーによるラグジュアリーブランドを展開。
メンズ館5階
メンズテーラードクロージング/ メイド トゥ メジャー / オーダーメイド / フォーマル / メンズウェアリフォーム / サルト
ドレスクロージングの聖地を目指し、品格あるドレススタイルを発信。ワールドワイドなブランドのスーツや、国内外のテーラーが提案するスタイルが一堂に会するメイド トゥ メジャー、オーダーメイド、フォーマルウェアなど、ドレスシーンを格上げするファッションがここに集結。また、トレンド感の際立つアイテムも充実のセレクト。パンツの品揃えは圧巻です。
メンズ館6階
メンズコンテンポラリー
グローバルな感性で、最新最旬なファッションとライフスタイルを提案するフロア。
独自のスタイルを究めたデザイナーやブランドによる、等身大のライフスタイル、ファッションを表現したゾーンと、「ミニマル&トラッド」「ワイルド&スポーツ」のスタイルをベースに最新最旬のファッションを編集したゾーン。
メンズ館 地下1階
紳士靴
バッグ
ラゲッジ
肌着・ナイティ・靴下
ハンカチ
紳士靴シューケア・雑貨
世代や職種、立場を問わず靴選びを楽しめる「シューズテーマパーク」がメンズ館の紳士靴のコンセプト。
ファッションデザイナーが手がけたシューズなどを集積した「シューズラボ」、スニーカーやサンダルなどのカジュアルシューズが充実した「カジュアル」、多くのビジネスマンから支持を得る「モデレート」、国内外のシューズメーカーの靴が並ぶ「クラシック」、オーダーシューズやプレステージブランドが揃った「ハイエンド」の5つのゾーンで構成されています。インポートシューズの品揃えは国内でも屈指。
伊勢丹メンズ館は、「高感度なラグジュアリー」を極めた百貨店の王道ともいえる内容になっています。コンセプトである『自分らしさ』に則り、オーダー商品やメンズ化粧品も充実しています。体験ブースの新設に加えてソニーの肌解析システム「BeautyExplorer」を使用した肌測定体験サービスも導入。
このほか、伊勢丹本館でもお馴染みというべきプロモーションスペースやコミュニケーションスペース、国内最大級というオーダーシャツコーナーやコンシェルジュサービスなどもあり、「百貨店らしさ」が色濃く反映されています。
ファッションに強い百貨店、2雄の1つ。阪急メンズのコンセプトは、大阪・東京ともに「世界が舞台の、男たちへ」。特にオススメのフロアを解説していきます。
1st FLOOR
DESIGNERS & COSMETICS
PRINCIPLE
メンズビューティー(フレグランス&コスメティックス)
年齢やジェンダーにとらわれず、ボーダーレスに自己表現する人に向けたメンズコスメティクスを展開。世界のメゾンフレグランスを圧倒的な品ぞろえで紹介する他、多様化するメンズコスメを体験型の売り場で提案しています。
さらに、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」「セリーヌ(CELINE)」「サンローラン(Saint Laurent)」など、いま最も注目されるデザイナーズブランドのショップも。
2nd FLOOR
DESIGNERS
PRINCIPLE
「THE PRINCIPLE」をテーマに、最先端のモードファッションや最高品質のハイエンドファッションを提案。「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」など、先進性とクオリティーを両立する注目の気鋭ブランドが、メンズショップとして百貨店初出店。
3rd FLOOR
LUXURY BOUTIQUES
LUXEMAN
「LUXEMAN」をテーマに「トム フォード(TOM FORD)」や「フェンディ(FENDI)」「トムブラウン(Thom Browne)」など、男性の魅力を押し上げる大人のためのラグジュアリーブランドが出店。
4th FLOOR
AUTHENTIC
GENTLEMAN
●スタイルメイキング クラブ●オーダーサロン
スーツから小物まで、主にビジネスシーンで活躍するオーセンティックなアイテムが集結。「悪目立ちはしたくないけれど、仕事中もオシャレはしたい」という大人の男性を納得させる“本物”を取りそろえられています。
「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」「ラルディーニ(LARDINI)」などのハイエンドなブランドを展開する他、自分だけの一着を作り上げるオーダーサロンや、阪急メンズが独自に編集するセレクトショップ「サードスタイル(3rd STYLE)」を配置。
“5th FLOOR
SHOES
3500 BCE
シューズシューケアグッズ
●シューリペア●ネイルサロン●ビスポークサロン”
伝統的な英国靴からコンテンポラリーなスニーカーまで、世界中からセレクトしたシューズがそろう、シューズマニア垂涎の靴専科フロア。ルーツやデザインの多様性に富んだシューズコレクションを展開する他、メンズショップでは世界初となる「セルジオロッシ(Sergio Rossi)」を始め、「サントーニ(Santoni)」や「ジョンロブ(John Lobb)」といった老舗のレザーシューズブランドもショップを構えています。
また、スーツやレザーシューズなどをオーダー出来るビスポークサロンや、フットネイルを中心としたネイルサロン、シューリペア工房も併設。フロア全体で、靴にまつわる新しい価値観を提案しています。
6th FLOOR
CREATORS
OTHER SIDE
ルールや時流に縛られない、個性的で突き抜けたファッションのヒントが詰まったフロア。
国内外で発掘した新進ブランドを独自に編集するセレクトショップ「ガラージュ D.エディット(GARAGE D.EDIT)」や、日本初のショップ展開となるアメリカのジュエリーブランド「コディ サンダーソン(CODY SANDERSON)」を始め、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」といった日本のストリートシーンを牽引するブランドが出店。
さらに、限定品を中心とした自動販売機やガジェットとギフトなどを取り扱うイベント&ギャラリースペースも。
7th FLOOR
VINTAGE & REVIVAL
BASE MAN
アイウェアウォッチ アートトイインテリアガジェット
●バーバー
歴史や文化に裏打ちされたストーリーのある本物と、現代の要素を掛け合わせて再解釈された新たな価値を持つファッションやライフスタイルを提案するフロア。「ヴィンテージ&リバイバル」をテーマに、ストアコンセプトを最も象徴するフロアに位置づけられています。
一流の審美眼を持つ国内外のプロフェッショナルが厳選したヴィンテージアイテムを中心に、ファニチャー、音楽、雑貨、趣味用品などを幅広く集積し、その楽しみ方も提案。
また、アメリカのブルックリンに本店を構える「ルドロー・ブラント(LUDLOW BLUNT)」とラルフローレン(RALPH LAUREN)による「ダブルアールエル(Double RL)」のコラボレーションから誕生したバーバーなど、話題性のある新業態も並びます。
阪急メンズ東京は、メンズファッション、カルチャーの起点、時代の流れに敏感な男たちの冒険基地です。ストリートウェアや尖ったヴィンテージ商品など、カジュアルかつマニアックなアイテムが目立地ます。
百貨店初となったリスニングルームを導入したレコード・オーディオ専門店「ギンザレコード」、東京のフードカルチャーを代表するトップシェフが喫茶店メニューを現代解釈し再構築したラインナップを展開する「ネオ喫茶 KING」などが出店。
アパレルの隣にホビー、その隣にカフェ…など、様々な商品が同じフロアに展開されている様は阪急メンズ東京ならでは。何事も『初』が多い印象で、まさに百貨店の常識を覆す、「冒険基地」ともいうべき売場構成になっています。「個性が強い」「マニアック」な店舗を新規導入しているのが特色。
ユナイテッドアローズはもともとビームスにいた重松理氏と30名ほどが、「手頃でキャッチーなアイテム」を扱う路線にシフトしつつあったビームスから「本物」を扱うセレクトショップを求めて独立したのが始まりです。ファッション関係のアイテムを中心に小物やライフスタイルに関わる雑貨まで、リーズナブルな価格で様々なアイテムを取り揃える総合的なショップ。
実は、一口にアローズと言っても、ブランドラインが17個もあるので、よく見かけるものを簡単にご紹介します。まず、United Arrows ユナイテッドアローズは、ユナイテッドアローズのメインライン。オーセンティックで信頼感のあるアイテムで、本物を追求した質感が特徴のブランドラインとなります。
http://www.united-arrows.jp/index.html
BEAUTY & YOUTH はユナイテッドアローズの中でも主要なラインの一つ。自由な発想から生まれる遊び心のあるアイテムを、手の届く値段で提供するブランドライン。
常に柔軟性を失わず、奇抜なだけのモードを狙うのではなく、自由な安心感。質にこだわり清潔感と品位から裏付けられた「美しさ」。年齢にとらわれず自由な発想や知的好奇心から得る「若々しさ」。生活を豊かにすることを目的とした、エモーショナルな感覚で品揃えされたセレクトショップです。
http://www.beautyandyouth.jp/index.html
グリーンレーベルリラクシングは、もともと「結婚後、あまり経済的に余裕のない大人の男性でも手に取れる値段で」というコンセプトで作られたブランド。
実際には若い人でも手軽に買える値段で、大人のファッションが手に入るブランドラインとして人気になっています。特にテーラードのアイテムはお得で、TAKEO KIKUCHI タケオキクチで5万円程度で売られているものと同じ生地を使用したジャケットが2万円など非常にリーズナブルな価格設定になっています。ほどよいトレンド感をそなえたショップ。
http://www.green-label-relaxing.jp
ディストリクトはユナイテッドアローズの中でも最先端に位置するブランドライン。クリエイティヴィティとクラフトマンシップがテーマで、特にオリジナルの商品は基本的に渋谷のDistrict ディストリクト店舗と限られたショップでしか手に入れることのできないレアアイテムです。
新しい感性を作り出す、いわばコンセプトショップとも言えるディストリクトは、常に実験的。流行を取り入れるのではなく、流行を作り手にあると言っても過言ではないかもしれません。
https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/storelocator/dst.html
UNITED ARROWS & SONSは 、ストリートから生まれるカルチャーを、時代を超えて受け継がれるにふさわしいクオリティとともに提案するコンセプトストアです。
https://store.united-arrows.co.jp/brand/uasons/
1976年、創立とともに生まれたメンズカジュアルレーベル。“BASIC & EXCITING”をテーマに心地良い日常着を追求しています。グローバルな視点からさまざまなトレンドを取り入れつつ、スポーツ、ワーク、ミリタリーと いったカジュアルウェアの基本と、アイビー、ロック、サーフスケートといった着こなしのスタイルを咀嚼し、今日的なカジュアルスタイルを提案します。
1999年、“永年着られる飽きのこない本物の男服”をコンセプトに、<BEAMS>が培ってきた経験を生かした”アメリカがもっとも良かった頃のスタイル”を提案するためにスタートしました。オリジナル、インポート、一点物のヴィンテージクローズ、雑貨などの品揃えで、当時のオリジナルスタイルを継承しながらも、単なるリバイバルやノスタルジーにとどまらない、次世代へと続くカジュアルウェアのオーセンティックを追求しています。
https://www.beams.co.jp/beamsplus/
1978年、“FUTURE”のFをレーベル名に掲げて始まったレーベル。アメリカンカジュアルウェアの<BEAMS>から、より幅広い世界を展開すべく ヨーロッパのクラシックをベースに、常に現代的な解釈を加えたスタンダードを提案しています。着心地と作りの良さを追求した重衣料と、大人のためのエレガントなカジュアルウェアの品揃えで構成しています。
https://www.beams.co.jp/beamsf/
2003年、独自のスタイルを持ち趣味や遊びに情熱を注ぐ大人たちが、さらりと着こなせる服を提案するレーベルが誕生しました。単なるブランドバリューや流行などの情報に頼ることなく、大人の男の色気や遊び心を表現できるアイテムを展開しています。
トラディショナルな要素を今日的な形で表現した“STYLISH STANDARD”をコンセプトに
時代を感じながらも、こだわりのスタイルを提案。
日本だけでなく、グローバルな視点で、スタンダードの本質を見極めた“本物”を送り続けてくれます。
https://www.shipsltd.co.jp/label/ships/
フレンチマインドを通して、洗練された品の良いスタイルを提案。フレンチトラッドをテーマにしているブランドは珍しいです。
「 Elegant / 上品」
「 Contemporary / 現代的、進化」
「 Clean / 清潔感」
「 Comfort / 快適」
BEAMS ビームスやUnited Arrows ユナイテッドアローズなどが安いものから高いものまで幅広く取り揃えているのに対し、EDIFICE エディフィスはその2つのセレクトショップのちょっと高級で質にこだわったアイテムを集めたような印象。
トラディショナル・マインドを大切にしながら、カジュアルからドレスまで、男の新しいエレガンスを提案。オリジナル、インポート、グッズなどをマーケットに合わせて豊富に品揃え。オリジナリティあふれる空間づくり。
アバンギャルドなジャケットやデザイン性に優れたアイテムを揃えていて、BEAMS ビームスやUNITED ARROWS ユナイテッドアローズよりも値段帯は高い分、個性的なのがTOMORROWLAND トゥモローランドの特徴
トゥモローランドが展開する高級セレクトショップ。エレガントな空間の中にインターナショナルなラグジュアリーブランドを、独自の編集によって提案してくれます。
TOMORROWLANDの高級ライン。丸の内に行くと必ず訪れます!
トゥモローランドが展開するトレンドフルなセレクトショップ。国内外から独自の視点でセレクトしたアイテムを編集し、トレンドを敏感にとらえた独自のファッションカルチャーを創造しています。“NO FASHION”をキーワードにその時代、その場所にある日常着と、ユースカルチャーから生み出されるスタイルにフォーカス。
「今」を確実に捉えたアイテムを展開。トレンドに敏感な方は是非!
FREAKS STOREは、アメカジをベースにしたセレクトショップで他のセレクトショップに比べるとゆったり目のシルエットが人気です。
アメカジをベースにしているため、ダメージジーンズや革ジャン、ラフなミリタリー系のアイテムなど少し男くさいファッションを得意としています。
他の大手セレクトショップとは雰囲気が違い、結構カジュアルです。アメカジが好きな方ならどハマりするかもしれませんが、キレイめやモードが好きな方だと敬遠するかもしれません。
『日本発を世界へ』をコンセプトに国内のTOKYOブランドにこだわり、TOKYOのリアルなモードスタイルを世界へ発信していくセレクトショップ。商品ラインは「TOKYOブランドをメインに日本人がデザイナーを務めるブランドもの」と「メイドインジャパンにこだわったステュディオスのPB(プライベートブランド)商品」の2つに分かれます。デザイナーズブランドものは当然相応の価格しますが、PB商品は「リーズナブルな価格ながらもメイドインジャパンならではの高品質」。
https://studious.co.jp/shop/c/csm
モードファッションをコーディネートしようと思うと従来は、ヨーロッパ系のハイブランドの高価なアイテムやヨーロッパ系のファストファッションブランドの廉価アイテムという両極端な選択肢がメインで大人の男性にとって丁度良い価格帯を提案するゾーンが空白になっていました。ステュディオスはオシャレな大人男性のかゆいところに手が届くTOKYOブランドやステュディオスPB(プライベートブランド)を展開することで一躍人気セレクトショップの地位を確固たるものとしました。
UNITED TOKYOは、人気セレクトショップの「STUDIOS」を運営するTOKYO BASEが展開しているファッションブランド。「日本の新たなモードスタイルを世界に発信するALL MADE IN JAPANのグローバルコンテンポラリーブランド」というコンセプトのもと、2015年にデビュー。「都道府県まで表記するこだわりのMADE IN JAPAN」、「ミニマルで洗練されたモードデザイン」、「驚愕の価格設定」。TOKYOCOLLECTIONにて新作を発表するなど、世界に向けて発信しています。
https://united-tokyo.com/shop/c/cum/
STUDIOUSの方が若干若いお客さんが多い印象。 STUDIOUSはいかにもモード系だが、UNITED TOKYOはもう少し落ち着いた感じ。
HIPHOPをルーツに、ラグジュアリーストリートブランドからモード、新鋭ブランドまで、国内外の注目ブランドが揃うセレクトショップ。
店舗面積、セレクトブランドの質・量ともに原宿エリアでトップクラスを誇り、ラグジュアリーストリートブランドの代表格「OFF-WHITE(オフホワイト)」や、「M+RC NOIR(マルシェ ノア)」、「HERON PRESTON(ヘロン プレストン)」といった話題のストリートブランドのほか、RICK OWENS(リック オゥエンス)、Maison Margiela(メゾン マルジェラ)などのモード系デザイナーズブランドの取り扱いも豊富。
特に欧米の新鋭ストリートブランドに対する嗅覚が鋭く、次に来るブランドをいち早く察知し、発信しています。他のショップでは中々お目にかかれないレアなブランドにも出会う事ができ、ストリート、モード、ハイブランドが好きなら絶対に訪れるべきショップの1つ。大好き!
ラフォーレ原宿にあるセレクトショップ。
国内外のエッジィなブランドを取り揃え、その奇抜な内装やアイテムでオリジナリティを持っています。世界各地の人気ブランドや気鋭のレーベルを取り扱い、多くのクリエイター、 デザイナーとも親交が深いです。
ストリート・ラグジュアリー系のセレクトショップとして、世界中に知られる「GR8(グレイト)」。エントランスが和風と思いきや、一歩店内に入ると、まるで近未来に飛び込んだかのような宇宙空間が広がります。原宿に行ったら是非、訪れて見てください!圧倒されます!
LA発、世界各国のユニークなストリートウェアやハイエンドなブランドを集め、ストリートシーンを牽引し続けてきた老舗リテーラー「UNION」の国内初の路面店「UNION TOKYO」。
先述のnubianやgr8が、薄暗く、アンダーグラウンドな雰囲気を醸し出す中、こちらのUNION TOKYOは、LA感溢れる、日差しの眩しい開放的な空間が広がります。ハイブランドながら、モード過ぎないブランドも多数!
本物を知る人へ向けた、唯一無二の世界観。
ブラックの巨大なコンテナーをイメージしたミステリアスかつエクスクルーシブな外観です。 B1F、 1F、 2Fの全3フロアは、それぞれファッションやアーティストを生み出すキーとなる世界の主要都市をデザインコンセプトにしています。
中に足を踏み入れれば、様々な表情を持った空間に出会うことに。リステアの名前はRE(繰り返しを意味する接頭辞)とSTIR(かき混ぜる、かき立てる)をあわせた造語に由来。刺激する、革命を巻き起こす、騒がせる、何か新しいものを作り出す、そのような意味をこめてつけられているそう。このリステアのコンセプトにあるとおり、リステアの扱うブランドは世界のラグジュアリーブランド、新進的なブランドをセレクト。
また、リステアでは服・靴・バッグなどだけでなく、コスメや香水の販売もしており、トータルにライフスタイルを提案。大人の贅沢を実現するショップ。
先述の3店舗は、原宿と渋谷でしたが、所変わって、リステアは六本木にあります。大人のための、ラグユアリーブランドのセレクトショップですね!
創業から20年が経ち、今では高感度なアイテムを求めて全国から客が訪れる関西で唯一無二のショップ。
ショップ名の「Why are you here…?」は直訳すると「貴方はなぜここにいるのですか?」だが、「お洒落なものを探していたら、いつの間にかここに来ていた」という意味を込めている。パリ、ミラノ、LAを中心のコレクションブランドやストリート、 ドメスティックブランドなどを取扱っている。
ヨウジヤマモトを日本で初めて取り扱った方がオーナー。メゾンブランドから新進気鋭のストリートブランドまで幅広いセレクションを展開。テーマに「未来へ向かう」を掲げ、店内は宇宙をコンセプトにしたショップとなっている。「新しい販売のスタイルとは?」「新しいモードの見せ方とは?」といった、ファッションの”Why?”を常に探し求める場所であり続けるのが「ホワイ・アー・ユー・ヒアー?」であり、未来に向かうためのセレクトショプの在り方をここから提案していくという。
いかがでしたでしょうか?間違いない百貨店と、セレクトショップの数々をご紹介してきました。きっとどれかにビビッとくるはずです!来店前の参考にしていただければ幸いです。
私がクリエイティブディレクターを務める、ストリート着物ブランド『 VEDUTA 』は、新宿伊勢丹本館様の7階にて、7/7〜7/13まで、ポップアップストアを出店します!ジャージ素材のファスナー付き浴衣や、フード付きの羽織、スウェット生地の袴など、最新のストリートのトレンドを反映させた、全く新しい和服です。是非、お立ち寄りください!
1位
「彩-irodori-」バスタオル2枚 & フェイスタオル2枚セット。あらゆる贈答シーンに対応し、どのような方も思わず笑顔にさせる大満足の逸品です。
税込 16,500 円
★★★★★
(1レビュー)
4位
【牛刀】210mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 。「縁起の良い贈り物」として包丁のプレゼントはおすすめです。
税込 24,750 円
★★★★★
(3レビュー)
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伝統工芸品おすすめランキング発表
\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめ
ランキング発表
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(1レビュー)
4位
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(3レビュー)
\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめランキング発表
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伝統工芸品おすすめ
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