
キャンプや登山などのアウトドアでは、大自然の中で調理し食べる食事もまた楽しみの1つですよね。そんなアウトドアで使う食器は、普段家で使うものとは違いアウトドアに向いている食器を使いたいと思う人も多います。
そんな時はアウトドアに使える漆器がおすすめです。
天然木を使った漆器は、自然豊かなアウトドアの環境に溶け込み、よりアウトドアの楽しみが増すでしょう。
ここでは、アウトドアで使えるおすすめの漆器9選を紹介します。
アウトドア用食器の選び方
アウトドアで使う食器は、普段家で使っている食器とは使い方が違います。
その為、求められる性能も違ってきますが、具体的にどのようなものが求められるのでしょうか。
丈夫で割れにくい
アウトドアの食器を選ぶ際、丈夫で割れにくい事は必須です。
不安定な足場に屋外という不慣れな場所での使用になるので、すぐに割れてしまう素材だと、せっかくのアウトドアが台無しになってしまいますよね。
楽しい思い出を残すためにも、食器は割れづらい丈夫なものを選ぶようにしましょう。
軽いもの
食器に限らずアウトドアで使うなら重さも気にしなければなりません。
理由は持ち運ぶ必要があるからです。
家族など大人数でのキャンプでは使う食器の数も増えるので、その分荷物が重くなってしまいます。
アウトドアでは出来るだけ荷物が軽くなるように、食器も軽いものを選びましょう。
漆器はアウトドアに向いている
漆器には軽くて丈夫、そして高い抗菌性という特徴があります。
これはアウトドアで使う食器に求められるものと同じですよね。
実は漆器はアウトドアに向いているのです。
その為、近年アウトドア用の漆器も数多く製品化されています。
ここで紹介するのは、その中でも特におすすめの漆器です。
アウトドアで使いたい漆器9選
塗師Kiyoカップ 新潟漆器【小林仏壇店】
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木目が美しい新潟漆器のカップです。錫粉を使った漆塗りのカップでおよそ100gと軽く、使い勝手がとても良いです。
口に当てる部分が広く作られているため、口当たりがとても良いです。コーヒーカップよりも一回り大きいため、スープなどを入れてスプーンを使って食べる用途にも使えます。
漆器では珍しい、錫粉を使っているため見る角度によっては、メタリックに輝きます。
価格17,000円
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ノダテマグ タナゴコロ【Local to Global】
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革紐のストラップが付いたオシャレで機能的な木製本漆マグです。
天然木をろくろびきし、漆塗り、拭き漆仕上げ、革紐付けまで全て日本の伝統工芸を受け継ぐ職人たちの手によって1つ1つ手作業で行われています。
こちらの漆器で使われている栃の木は広葉樹としては珍しい色白で、キメの細かい美しい木目が特徴的な樹木です。
水目桜の堅牢性はハードに使う事の多いアウトドアシーンでも安心して使えます。
革紐のストラップは気分で麻紐に付け替える事もできます。
バックパックに下げて登山へ持っていく事もできる、まさにアウトドア向けの漆器ですね。
万が一割れたりかける事があってもアフターフォローまでしてくれます。
堅牢性と抗菌性があり、さらにアフターフォローまで付いているので、どんな険しい山奥でも安心して持っていくことが出来ますね。
価格:5800円
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おとも椀 ケヤキ アウトドア漆器【erakko】
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「旅やキャンプなど、アウトドアで過ごす大切な時間に天然素材でおともしたい」という思いから作られたのがこちらのおとも椀です。
カエデ・ケヤキ・ヤマザクラ・ウォールウッドなど様々な樹種が使われていますが、それぞれの持つ個性を引き出すために拭き漆を行っています。
拭き漆は漆塗りの原点と言われており、塗り込んだ漆を拭き取り乾かすという作業を繰り返すことで完成する、とても手間のかかる手法です。
その特徴は他の漆塗りと比べて木目が際立ち木肌の風合いを感じられるところにあります。
また、おとも椀はアウトドアで使う事を考え、高台をなくしています。
これにより重心が低くなるので倒れにくくなるのです。
天然木を拭き漆という手間のかかる手法で魅力を引き出し、アウトドアに特化したデザインで使いやすさを追求したおとも椀は、木の風合いをより感じられる、アウトドアにぴったりのお椀ですね。
サイズ:直径11cm×高さ5.5cm
材質:ケヤキ、漆
価格:8640円
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kiik mug 変り塗り【mumonline】
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岩手県に次いで、漆産出県として全国第2位の茨城県。
しかも茨城県の漆はとても良質なものとして知られており、輪島塗や春慶塗など高級漆器の仕上げようとしても使われています。
また、漆芸家で人間国宝の大西勲氏も使っているほど、その品質は認められています。
そんな茨城県の漆を使って作られたのが、こちらのアウトドア用お椀です。
なぜこちらがアウトドア用なのかと言うと、別売りのIP-110ガス缶の入るクッカー収納可能なサイズとなっているからです。
さらに専用ポーチが付き、持ち運びもしやすくなっています。
漆の強度、そして殺菌作用や安全性といった特徴を活かしたこちらの漆器は、釣りやキャンプなど様々なアウトドアシーンで活躍してくれるでしょう。
サイズ:直径9.2cm×高さ6.6cm
重量:70g〜80g
容量:82ml
材質:ミズメ材、漆、寒冷紗、錫粉
価格:24849円
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富貴漆応用器 コットン 応量器/応量椀 木製漆塗り 入れ子お椀セット【漆器の井助】
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僧侶が托鉢で使う応量器と呼ばれる器を応用して作られたお椀のセットです。
丼にもなる大きなお椀から、汁椀、飯椀、小鉢、皿まで6点がお揃いになったセットです。
応量器とは、禅宗の修行僧が食べ物を摂る時に使う器です。
曹洞宗では応量器と呼びますが、臨済宗では「持鉢」、黄檗宗では「自鉢」と呼ぶように、宗派によって呼び方は違います。
昔は鉄や石でできた応量器が主流でしたが、16世紀ごろからは鉄などの材料が手に入らない事から漆器を使うようになりました。
シンプルなデザインに機能性を兼ね揃えた歴史の深い応量器を現代で使う器としてアレンジしているので、和を感じられる美しい漆器に仕上がっていますね。
薄挽きの技を生かし、極限まで薄く仕上げた造形は、見た目の重厚感からは予想もできない軽さを実現しています。
変形が少なく丈夫な水目桜の木地に拭き漆を施し、素朴で美しい木目をより一層際立たせています。
6つの漆器が1つになったこちらのセットは、家族でキャンプする時にもみんなで使えますね。
価格:32400円
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【香川漆器】87.5 レンゲ 9色
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キャンプの必需品カトラリーも、漆器で揃えてみてはいかがでしょうか。
こちらは、香川県で作られるカラフルなカラーバリエーションが楽しいレンゲです。
お食事用のスプーンとして、スープを飲んだり、大皿料理の取分け用に使ったり、少しおしゃれな食事にするならお皿に並べて一口アミューズを楽しんだりと、使い方は広がります。
仲間とキャンプを楽しんでいると、つい自分のカトラリーどれだったか分からなくなってしまうという経験はありませんか?このレンゲなら、色分けしてあるので、自分のカトラリーを見失うこともありませんよ。
価格:¥2,300
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【香川漆器】87.5 カラーディッシュ 6色
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こちらは、先程ご紹介した香川漆器のお皿シリーズです。
21cmと24cmの2種類の大きさがあるので、シーンに合わせてお好みのサイズを選べます。
キャンプで作ることが多い炒め物等、油を使った料理を乗せてもOK。
スタッキングしやすく、持ち運びもかさばらないので、キャンプに最適です。
お皿の縁がカラフルにカラーリングされているので、並べるだけで食卓が楽しくなりそうですね。
価格:¥7,000
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【越前漆器】thermo mug × 土直漆器 うるしアンブレラボトル 宝尽くし (レッド)
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こちらは、持ち運びに便利な漆の水筒です。
1,500年の歴史を持つ越前漆器の技を継承する職人と、サーモマグのコラボ商品です。
抜群の保温・保冷性能と高い密閉性を持つスクリュー蓋により、いつも携帯できるモバイルタンブラーになっているので、アウトドアにも最適です。
珍しい漆のタンブラーは、きっとキャンプ仲間からも注目の的。
しっとりとした優しい質感を楽しんでくださいね。
価格:¥6,000
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パン皿 栃 一本線 |木製漆塗りの中皿
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キャンプの朝食で役に立つのが、程よい大きさのパン皿です。
こちらは、シンプルなデザインですが、ろくろで表面に付けたゆるやかな凹凸と、 縁取りの線がアクセントになったモダンなお皿です。
朝ごはんのワンプレートディッシュに使ったり、おやつタイムの取り分け皿にも最適です。
縁に少し高さがあるので、サラダのドレッシング等多少汁気の有るものを載せても安心です。
キャンプ仲間と色違いで揃えて、楽しみたいですね。
価格:4,400円(税込)
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まとめ
漆器の堅牢性、そして軽さはアウトドアにとても向いています。
天然木を使った漆器は大自然の中で過ごすキャンプや登山でも周りの環境に良くなじむことでしょう。
家族や友人とアウトドアを楽しむのであれば、漆器でより楽しい時間にしてみましょう。