職人技が光る!日本酒の酒器ブランド9選

飯島るり
飯島るり(ギフトコンシェルジュ)

日本酒好きなあなたは、どんな酒器を使っていますか?お気に入りの銘柄を見つけたら、ぜひ酒器にもこだわってみてください。それまで呑んでいた日本酒の味が、より一層美味しく感じられるはずです。

そしてその選び方のコツは、一つ一つ丁寧に専門の職人の手でつくられた日本製の酒器を選ぶことです。

見た目の美しさはもちろんのこと、使いやすくて大切にずっと使い続けたくなる日本酒の酒器が揃っているブランドを紹介します。

日本酒の酒器の選び方のコツ

酒器を選ぶときにはまず、日本酒について知っておくことが大切です。

日本酒には純米酒と本醸造酒の2種類あり、その中でさらに大吟醸酒や純米吟醸など8種類に分けられます。

それらを踏まえて、日本酒の酒器選びのコツをつかんでいきましょう。

4種類に分けられる味と香りを知る

日本酒は精米や熟成、製法によってその味と香りが変わります。大きく分けると次の4つです。

  • 燻酒(くんしゅ):大吟醸や吟醸酒など香りの強い日本酒
  • 熟種(じゅくしゅ):長期熟成された日本酒、古酒
  • 爽酒(そうしゅ):普通酒、本醸造酒、生酒
  • 醇酒(じゅんしゅ):純米酒、生酛

燻酒や熟酒は比較的香りが強め、爽酒や醇酒は香りが控えめの日本酒です。

味と香りによる選び方を知る

日本酒そのものが持つ味と香りから、自分に合った銘柄が決まっていきますが、時にそれらを冷やしてみたり、熱燗にしてみたりというアレンジや、合わせる料理やおつまみによって器選びは変わってきます。

一般的には、大吟醸や吟醸酒の香りを楽しみたいな…と思ったときは、呑み口が広がったラッパ型がおすすめです。

生酒などはお猪口などの小さな器でクイッと。

純米や生酛は素焼きなどの素朴で和風なものが似合う…。などと言われています。

しかし、「呑みたい人が好きな酒器」をインスピレーションで選ぶのも悪くないものです。

日本酒の酒器の素材や性質を知る

ガラス製や土物から作られている陶器、石物から作られる磁器、アルミや真鍮などの金属系など、日本酒を飲むための器の素材は実にさまざまです。

ガラス製などはその透明感を生かして、キンキンに冷やした冷酒を楽しむのに最適ですが、中には耐熱性のものもあります。

見た目の素材だけでなく、熱に強いものかどうかや、食洗器にかけられるかどうかなど、手入れの仕方などについても知っておくとその酒器と長く付き合っていけるでしょう。

職人技が光る!おすすめ日本酒の酒器ブランド5選

日本酒は世界中の人に愛されるお酒というだけでなく、その趣のある酒器もとても注目されています。

職人技が光る酒器ブランド9選をご紹介します。

箔一

箔一

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元々は美術品の材料としてのみ使われていた金箔という素材を、もっと身近なモノに使えないだろうかと生み出された金沢箔工芸品を販売しているのが「箔一」です。

工芸品と言っても伝統だけを重んじた堅苦しいものではなく、現代の暮らしにマッチした革新的なデザインや素材、独自の製法が特徴です。

硝子の中に金箔を閉じ込めた、美しい酒「貫入」をはじめ、金箔入りの化粧品や食用金箔を使ったお菓子など幅広い金箔製品を取り扱っています。

  • 社名:株式会社 箔一
  • 創業:1975年
  • 本社所在地:石川県金沢市森戸2丁目1-1

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アデリア|津軽びいどろ

アデリア|津軽びいどろ

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漁業用の浮き球を作っていた北洋硝子は、宙吹き技法によってつくられる美しい硝子製品の製造開発を続け、1977年には美しい色ガラスを使用した津軽びいどろを生み出しました。

青森県の大自然の中で丁寧に作り上げられる津軽びいどろの魅力は、それぞれの作品が日本の四季を絶妙な色合いで表現しているところです。

春・夏・秋・冬で使い分けたくなる酒器や食器を始め、花瓶や箸置き、インテリアに最適のオイルランプなどもあります。

ぽってりとした質感と澄み切った透明感が魅力で、幅広い世代から愛されるブランドです。

  • 社名:北洋硝子株式会社
  • 創業:1949年
  • 本社所在地:青森県青森市富田4-29-13

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陶葊「京都|清水焼」

陶葊「京都|清水焼」

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陶葊は、京焼の種類の一つである清水焼の窯元です。草花のモチーフを中心に、酒器・皿やマグカップなどの食器類を「色絵付け・花結晶・天目・染付」の4つのカテゴリーで展開しています。

中でも、結晶釉によって器の表面にパッと花が咲いたような花結晶シリーズは、シンプルな中に独特の個性があり、2つとして同じ模様が作れないという魅力で人気を集めています。

  • 社名:株式会社 陶葊(とうあん)
  • 創業:1922年(大正11年)
  • 本社所在地:京都府京都市東山区泉湧寺東林町38

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能作

能作

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金属を熱して液体状にしたものを型に流し込んで冷やして作る鋳物(いもの)を製造していた能作は、もともとは仏具の製造をしていた会社です。

その後、花器や茶道具などの製造を始め、2000年にはベルや風鈴などインテリア雑貨の開発も手掛けるようになりました。

錫(すず)、青銅、真鍮(しんちゅう)などを使い、高い純度でつくられた本物ばかりです。

使い込むほどに味わいの増す、金属製の酒器をお探しの方におすすめのブランドです。

  • 社名:株式会社 能作
  • 創業:1916年(大正5年)
  • 本社所在地:富山県高岡市オフィスパーク8-1

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堀口切子

堀口切子

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 1921年(大正10年)創業の株式会社堀口硝子の創業者、堀口市雄(初代秀石)の孫である堀口徹氏が二代目である小林菊一郎氏に弟子入りし、2008年に独立創業したのが「堀口切子」です。

江戸切子のグラスやぐい呑み、片口、小物入れ、カフスボタンやピアスなども取り扱っています。

昔ながらの江戸切子の製法を忠実に受け継ぎつつも、若い職人がたち新しいカットパターンを生み出し、日々精進し続けています。

  • 社名:株式会社 堀口切子
  • 創業:2008年
  • 本社所在地:東京都江戸川区松江5-10-2

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大阪錫器

大阪錫器

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江戸時代後期に京都から普及した京錫にルーツを持つ老舗。

2012年に厚生労働大臣より「現代の名工」の表彰を受けた今井達昌氏率いる職人集団の作る、贅沢に錫を使用した酒器は実用面で優れているだけではなく、錫の分子は粗く水やお酒の不純物を吸着し味をまろやかにする効果があります。

伝統的な技術の継承を大切にしながら、20年以上前から時代の変化にあった商品開発を続けているブランドです。

●社名:大阪錫器株式会社

●創業:1949年

●本社所在地:大阪府大阪市東住吉区田辺6-6-15

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塗師Kiyo

塗師Kiyo

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江戸時代の昔から新潟で漆器業をルーツに持つ、小林佛檀店の四代目当主。

仏壇の制作・修復をメインとしながらも、漆技術を使った新しい商品開発にも力をいれ、新しいアイテムとして酒器を開発しています。

先代が創り上げた高い技術を要する「金ずり技法」唯一の伝承者であり、2005年に開催された日本国際博覧会(愛知万博)にて展示した仏壇は、各国から高い評価を得ています。

伝統的な漆塗りの漆器という形は留めつつも、その表情にこれまでの漆にはなかったメタリックな質感をプラスし、それでいて原料である木材の木目が引き立つように仕上げる、という2つのことに同時に挑戦しています。

●社名:小林佛檀店

●創業:1904年

●本社所在地:新潟市西区内野999

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恒枝直豆

恒枝直豆

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1971年岡山県倉敷市に生まれの備前焼作家のブランドです。

「生活の中で使うと少し楽しい」そんな器を作っているブランドです。

備前焼は、表面に微細な気孔が空いていて、そこに含まれる空気によってお酒の香りをいっそう引き立てます。

質の良い陶土で一点づつ成形し乾燥させたのち、絵付けもせず釉薬も使わずにそのまま焼き上げており、普段使いできるよう心がけて作られた器は、独特の温かみを感じられます。

窯への詰め方や窯の温度などによって自然に模様が表れるため、同じ模様、同じ色の作品はない全て1点もので貴重なものばかりです。

●社名:恒枝直豆

●創業:2001年

●本社所在地:岡山県浅口市鴨方町地頭上849-2

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輪島塗 ぬり工房 楽

輪島塗 ぬり工房 楽

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千年受け継がれた「木心乾漆」に習い、独自の技術で造形する輪島塗 練乾漆の製品と輪島塗を製造するブランドです。

楽工房ならではの「練乾漆®」という技で、能登の里山の苔むす岩肌・古木を表現した「KOKEMUSU®」シリーズが人気。

KOKEMUSUは、上塗工程で朱合漆の下に緑色の漆を施し、時が経つとともにだんだんと美しい苔色に変化するサプライズのある漆器です。

芸術性だけでなく、もちろん、漆元来の特性(口当たりが良い、殺菌力がある、軽くて丈夫。

氷が溶けにくい)も持ちあわせており、機能性も優れています。

●社名:輪島塗 ぬり工房 楽

●創業:1983年

●本社所在地:石川県輪島市三井町市の坂ニ-59

>輪島塗 ぬり工房 楽の詳しいページを見てみる。

まとめ

忙しい現代ですが、お気に入りの日本酒を呑むときには、日常をちょっと忘れられるような、目にも美しい日本酒用の酒器で、ゆっくり癒しのひとときを味わってみませんか?

自分の好みの日本酒にはどんな酒器が似合うのか、思いをはせるのも楽しみの一つです。

日本の職人たちが丁寧につくり上げたこだわりの酒器で呑むことで、その味わいはさらに格別なものになるでしょう。

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