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皆さんは普段、手ぬぐいを使いますか?最近ではハンカチやタオルが主流ですが、昔ながらの手ぬぐいも密かに人気があります。
でも、手ぬぐいって実際どんなものなのか知らない人も多いはず。そこで今回は、手ぬぐいの魅力と共に最高級の手ぬぐい生地「特岡」について紹介します。
これを読めば、きっと手ぬぐいの魅力に引き込まれるでしょう。
【おすすめの手ぬぐい】
創業100年以上の歴史を持つ老舗「ヨアケ」の手ぬぐい
そもそも手ぬぐいは、タオルやハンカチとはどう違うのでしょうか。
手ぬぐいは奈良・平安時代から使われているアイテムで、今でいうハンカチなどの役割を果たしていました。
また、ハンカチなどと違って切りっぱなしになっているのが特徴です。
両端が切りっぱなしになっているので、裂きやすく乾きやすいです。
縦に裂けば、けがをしたときの応急処置などにも活用できます。
細長く裂いて包帯代わりにしたり、そのまま巻いて止血することもできるでしょう。
最近ではオシャレアイテムの1つとして持ち歩く人も増えてきています。
オシャレなデザインのものもたくさん出てきているので、ハンカチ代わりに持ち歩くのもおすすめです。
手ぬぐいには大きく分けて2種類の素材があり、その1つが特岡です。
もう1つが総理と呼ばれ、それぞれに特徴があります。
ここでは、「特岡」と「総理」の特徴や違いを紹介します。
特岡は細い糸を使って作られた布で、柔らかな質感と滑らかな手触りが特徴です。
素材は綿100%で1mあたりの重さが約20mg、1cmの間に糸が24本あります。
かなり細い糸を使い、細かく結われているのが最大の特徴でしょう。
特岡の手ぬぐいは手捺染と呼ばれる染め方をする際に使われることが多いです。
手捺染は捺染と呼ばれる染め方を職人の手で行う技法で、細かな柄や繊細な模様を作り出すことができます。
捺染は布の表面だけを染めるため、裏側には色が付きません。
裏表をしっかり分けて使いたい人には特におすすめです。
総理は特岡とは真逆で、太い糸を使って作られています。
素材は特岡と同じ綿100%ですが。
1mあたりの重さは約30mgで特岡の1.5倍です。
また、1cmの間にある糸は17本と少なめ。
重さや糸の数を比較してみると、特岡と総理の違いがよく分かるでしょう。
総理はしっかりとした使い心地が特徴で、注染と呼ばれる染め方をする際に多く使われている素材です。
注染は捺染とは違い、裏側までしっかり染めるので裏表関係なく使えるのがメリットでしょう。
また、特岡と比べると吸水性が高いのも特徴です。
使い始めはやや粗い印象がありますが、何度か使っているうちに手に馴染むようになります。
職人の手で染められる際に生み出される「にじみ」や「ぼかし」は、ひとつとして同じものにならず、すべてが一点もの。自分だけのものという特別感があって、きっと愛着がわきますよ。
ヨアケ
手ぬぐい 篭染め黒(化粧箱付)
パッと目を引く華やかなデザインのアイテム。手ぬぐいには珍しく専用の箱も付いていて 、プレゼントにもおすすめです。
ヨアケ
手ぬぐい 雪花絞り 青(化粧箱付)
特岡の手ぬぐいはやわらかな肌触りが特徴なので、首に巻くといった使い方をするのもいいですね!
ヨアケ
黒手ぬぐい板シメ絞り(化粧箱付)
こちらは注染で染められているので、両面表として使うことができます。色落ちがしやすいので、ほかのものと一緒に洗って色移りさせないように注意しましょう。使い込んでいくと布がより柔らかくなり、手に馴染んでいく感覚が楽しめます。
戸田屋商店
シャボン玉(ぼかし染)
特岡の生地を使い、通常の1.5倍の時間をかけて染めることで糸の芯までしっかり染料が行きわたっています。こちらは手捺染で染められていますが、長時間染めることで鮮やかな紅白を表現しているのが特徴です。紅白の手ぬぐいは、いろいろなシーンで活躍してくれるでしょう。
加藤萬
加藤萬謹製 手拭い
現在では愛知県有松にある一軒でしか染めることができないため、希少価値が高いといえます。やや高価ですが、限られた職人にかできない技法を使って作られているので、十分それだけの価値があるでしょう。
戸田屋商店
豆絞(板締)
今回は手ぬぐいの基本知識や、おすすめの特岡手ぬぐいを紹介しました。
手ぬぐいはあまり馴染みのないアイテムかもしれませんが、1枚持っておけばさまざまなシーンで役立ちます。
これまで手ぬぐいを使ったことがないという人も、この機会にぜひ購入してみてください。
最近ではオシャレなデザインのものも増えているので、きっとお気に入りの1枚が見つかるでしょう。
手ぬぐいは使い込むほどに味わいが増していくので、その変化も楽しんでみてくださいね。
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