
酒呑みの人にとって、家で飲むお酒の器にこだわるということは、一種のステータスと言っても過言ではないでしょう。私も自分専用の酒器を集めて楽しんでいる一人です。
実は、津軽びいどろで作られた、お酒用の器が密かに注目を集めています。
今回は一部で注目を集めている津軽びいどろの、おちょこ・酒器・グラスのおすすめをご紹介します。
津軽びいどろとは
津軽びいどろは江戸時代ごろから、青森の工芸品として、「笛吹き」という紀元前から続く技法を用いて作られた和ガラスです。
また、息を吹き込んで形作る特性上、ひとつひとつがハンドメイドで作られているため、ひとつとして同じものはないので、あなたの所有欲を満たしてくれるでしょう。
津軽びいどろの多くは、青森の四季を表現した模様が多いのが特徴的です。
また、青森で有名なねぶた祭りをイメージしたような、華やかな模様が施されたものも数多くあります。
これには、青森が日本の中でも四季がはっきりしている県だから、という理由があります。
四季折々の時間が流れている津軽で生まれたからこそ、このような季節をイメージさせる津軽
びいどろが生まれたのかもしれませんね。
日本酒好きなら押さえておきたい!メジャーな器3種
まずは、今回ご紹介する、おちょこ・酒器・グラスについて、それぞれどんな特徴があるのかをおさらいしていきたいと思います。
おちょこ
日本酒といえばおちょこと言ってもいいほど、メジャーな器です。
以前は陶器のものが、おちょことしてはメジャーだったのですが、最近はガラス製や木製のものも増えてきており、いまでは素材は特に関係ないものとされています。
今回、紹介する津軽びいどろは、ガラス製ですがおちょこと呼んで間違いは無いということですね。
酒器
酒器というと、お酒を飲む際に使う器全般を指す言葉でもあるのですが、今回は盃などのような、おちょことは違う器を指してご紹介しています。
酒器もおちょこも基本的には、日本酒を飲む際に使われていますが、こちらはお神酒などを飲む時にも使われるなど、祭祀器としても側面もあります。
グラス
日本酒用グラスというと、背の高いものからおちょこサイズのものまで、幅広いタイプのものがあります。
おちょこサイズのグラスについては、その小さなサイズから器がお酒の味に与える影響が小さいので、デザイン性の高いものが選びやすいことが特徴です。
今回紹介する津軽びいどろはもちろん、江戸切子というガラスカットも日本では有名なので、色々と探してみると面白いですよ。
プレゼントにおすすめな津軽びいどろのおちょこ・酒器・グラス8選
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) ねぶた 盃
- 【価格】1,000円(税別)
- 【容量】85ml
- 【重さ】150g
- 【伝統工芸】津軽びいどろ
盃と名前がついていますが、サイズと形としてはおちょこに近いタイプです。
名前にある通り「ねぶた祭り」をイメージして作られた、華やかな盃です。
飲み口が広めに作られているので、日本酒の香りを最大限に楽しみながら飲むことができます。
ハンドメイドで作られている津軽びいどろながら、比較的に手頃な値段ですので、ぜひご一考してみてください。
暑い夏にカラフルな盃で、冷えた日本酒を飲むのは最高の贅沢ですよ。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) 金彩碧瑠璃 酒器セット
- 【価格】20,000(税別)
- 【容量】盃 : 80ml, 片口 : 180ml
- 【重さ】360g
- 【伝統工芸】津軽びいどろ
津軽びいどろで作られた酒器セットです。
碧色のガラスをベースとした見た目は、落ち着いた印象を与えていて、非常に大人っぽくおしゃれな一品です。
盃の高さは80mlと比較的に高めなので、一杯でしっかりと日本酒を楽しみたいという方には、おすすめです。
盃が2つとと片口が1つで、誰かと一緒に飲むにはぴったりなので、あなたの大切なパートナーと使うものとしていかがでしょうか。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) 五様 ミニグラスセット
- 【価格】5,000円(税別)
- 【容量】盃 : 80ml, 片口 : 180ml
- 【重さ】360g
- 【伝統工芸】津軽びいどろ
色とりどりな、津軽びいどろのグラスセットです。
様々な色・デザインのグラスは、ちょっとしたプレゼントとしてぴったりです。
一般的なおちょこと同じぐらいのサイズで、飲み口も大きめに取られているので、お酒だけではなく、普段の食卓での調味料入れとしても使えるくらい取り回しが良いです。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) 津軽の情景 多様鉢ペアセット
- 【価格】4,000円
- 【寸法】φ159 * H73mm
- 【重さ】800g
- 【伝統工芸】津軽びいどろ
青森の花をイメージした赤と、津軽のさわやかな空に生える海をイメージした青が、あなたの食卓をより華やかなものへと変えてくれます。
背の高めな作りとなっていることから、1杯でお酒の味を存分に味わうことができます。
飲み口の曲線は、ハンドメイドならではの不均等な作りとなっており、ふたつとしてないオリジナルな造形は、あなたの所有欲を満たしてくれること間違い無しです。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) ねぶた 片口
- 【価格】2,000円
- 【容量】250ml
- 【重量】400g
- 【伝統工芸】津軽びいどろ
直接口をつけることはありませんが、日本酒を飲む上で、酒器と同じくらい重要な肩口をご紹介します。
酒器として方口を選ぶ時には、注ぎ口の形状が非常に重要です。
注ぎ口が尖った形のものであれば、お酒を注ぐ際のキレが良くなるため注ぎやすいです。
その点、この片口の大きすぎず、尖った注ぎ口はお酒を注ぐのに最適です。
最初にご紹介した盃と同じく、ねぶた祭りをイメージしたデザインは、お祭りの華やかさをカラフルな模様が再現しており、お酒を飲む時にあなたの気分を高めてくれることでしょう。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) 四季の盃
- サイズ:φ7.4×H4.7cm、容量85, 60ml
- 価格:¥5,000
こちらは四季の盃、4点セットです。
様々な色ガラスを組み合わせることで、春は花見酒、夏は涼見酒、秋は月見酒、冬は雪見酒と季節の移ろいを盃で表現しています。
形もそれぞれ違うので、口当たりや持った時の質感の違いも楽しめます。
季節に合わせて酒器を選ぶのはオシャレで楽しいですね。
箱を立てておくことができ、飾り棚としてインテリアとしても楽しめます。
大切な方に贈りたい逸品です。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) 津軽の情景 フリーグラスセット
- サイズ:φ8.7×H7.0cm
- 価格:¥5,000
こちらは、グラスの4点セットです。
春風に運ばれる桜、青々とした若葉、透き通った空に映える空と海、山の麓に広がる菜の花、津軽の豊かな自然を表現したグラスです。
カラフルで瑞々しさに溢れており、食卓を花が咲いたかのように鮮やかに彩ってくれます。
おちょこよりも、一回り大きいグラスは一杯でたっぷり楽しみたい方にオススメです。
お好きなお飲み物を入れて普段使いできるオールマイティさも嬉しいですね。
【津軽びいどろ】北洋硝子 (アデリア) 北彩 デカンタ
- サイズ:φ18.0×H24.0cm
- 価格:¥25,000
こちらは、番外編ですが、もしワインがお好きな方への贈り物や、日本酒好きの方へひと味違う贈り物をお探しの方にオススメのデカンタです。
複雑な色味が高級感を漂わせます。
デカンタは、ワインを飲む時に、年代物のワインの澱(おり)を取り除いたり、空気に触れさせて香りを開花させたり、味をまろやかにする効果があります。
デカンタージュして、ワンランク上のワインを楽しみたいですね。
日本酒を呑む方には、チェイサーのお水を入れて使っていただくのもオススメです。
置くだけで高級感を演出できるアイテムは、プレゼントにオススメですよ。
まとめ
津軽びいどろの酒器をご紹介してきましたが、魅力はわかっていただけたでしょうか。
お酒をを飲む時に、何を飲むかということ同じくらい、何で飲むかということは重要です。
ぜひ、今回の記事を参考に、あなたにとっての最高の一品を見つけてみましょう。