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世界に4点しかなく、国宝に指定されるほどの美しさを持つ耀変天目。 そんな耀変天目の美しさを作り出した再現品があればほしいとは思いませんか?
完成度の高い陶芸品は、リビングに飾るインテリアに、またはいつのも時間を贅沢にしてくれる湯飲み茶わんにと、色々な使い方が出来ます。
ここでは神秘的な美しさを放つ耀変天目の再現品をご紹介いたします。
耀変天目とは世界の陶芸史上で最大の謎に包まれ、そしてもっとも美しい幻の茶碗と言われています。
その歴史は古く、約800年前に中国南部の福建省で作られ、鎌倉時代に中国との交易品として日本に伝わりました。
その美しさに、室町幕府の足利将軍は、「この世にこれ以上美しいものはない」と最大級の称賛で讃えたという記述が残っています。
耀変とは、もともと陶磁器を焼く時に、窯の中で予想だにしない色に変わるという意味の「窯変」。
または「容変」という字が使われていましたが、黒釉という黒いうわ薬の下地に、大小さまざまな虹色や、瑠璃色に輝くまだら模様が点在し、それが星のように輝いて見えることから「星」、「輝く」という意味の「耀」という字が使われるようになりました。
天目の語源は中国の天目山という名前に由来すると言われていますが、これは諸説あり実際の所はわかっていません。
現在では、黒いうわ薬を使った茶碗全般を天目と読んでいます。
耀変天目茶碗は中国で800年前に生まれ、今は世界に4点しかありません。そしてその4点全てが日本にあるのです。
ちなみに1点を除き、全てが国宝に指定されているということを考えるとかなりの高額が予想されますね。
実際は国宝なので値段をつけることが出来ませんが、耀変天目茶碗4点の中で最も美しいと言われる「稲葉天目」は、小学校教員の初任給が12〜20円だった大正7年当時に、16万8千円で売買されています。
現在の貨幣価値に換算すると16億8千万円です。
あまりにも高額すぎて想像も出来ませんが、耀変天目はそれだけの価値がある美しさだということです。
ここでご紹介するものは耀変天目の再現品です。
本物には劣るかもしれませんが、その美しさを再現するために専門家が研究に研究を重ね、出来上がった一品はどれも素直に美しいと感じるものばかりです。
無駄をそぎ落としたシンプルでスタイリッシュな急須セット!
「frustum」はお茶の良さを再認識するために、現代のシンプルなライフスタイルにマッチするよう考案された茶器です。
デザインの肝である土瓶本体の中腹で切り替わるエッジは、日本の東北地方で作られる鉄瓶などで古くから見られる形を引用しました。
そのようなデザインが世界的に権威あるデザイン賞「red dot design award 2020」の受賞に繋がり、国際的にも認められました。
見た目は重そうですが、実際には軽くて丈夫な作りです。
「白」「黒」はつるっと滑らかな質感、「素焼」「白藍」はマットな質感を楽しめますので、4色からお好きなものをお選びください。
>【京焼-清水焼】陶葊 青霰天目 盃をもっと詳しく見てみる。
京都で1922年に創業した「陶葊」。
こちらで作られた「青霰天目 盃」は現代の陶工で耀変天目を見事に再現しました。
お酒やお茶を飲むにも良いですが、見る角度や光の具合で表情を変える姿はインテリアとしても最適です。
美しさの秘密は独自の技法にあります。
通常なら釉薬を施し、本焼成してから上絵具を描き800°の低温で焼く上絵付と呼ばれる技法が一般的ですが、陶葊では先に絵を付けてから釉をかけて、1200°以上の高温で本焼きする下絵付と呼ばれる技法を30年以上前から続けています。
このやり方は多様な色を出すのが難しいと言われていますが、長年の研究と試行錯誤により、透明感の溢れる見事な色彩を表現することに成功したのです。
陶葊は現在4代目の当主となります。長い間、京都・清水焼の伝統を守りつつも、他とは違う革新的な作品作りと、それを支える技術革新を続けてきました。
そんな陶葊から生まれる作品は常識にとらわれず、常に今のニーズをとらえ、陶器の他にインテリア装飾品なども手掛けています。
技術力に信頼のおける陶葊だからこそ出来た、耀変天目の再現品である「青霰天目 盃」はその美しさから飽きる事がありません。
容量:170ml
寸法:径8.5×高さ4.5cm
重量:100g
¥5,000税抜
>【京焼-清水焼】陶葊 青霰天目 盃をもっと詳しく見てみる。
油滴天目とは元々、南宋の陶工が皇帝や知識人など位の高い人の為に作り残したもので、釉面にまるで、水に浮く油のように見える斑点模様があることから、その名が付けられました。
こちらの「油滴 特上品」を作った桶谷洋は、天目釉を得意とし多くの受賞歴を持つ桶谷定一の跡を継ぎ、多くの美術陶芸品を作ってきました。
作品の評価は高く、日本伝統工芸近畿店で受賞歴が10回、日本伝統工芸展でも3回の入選をしています。
そんな桶谷洋氏が作ったこちらの「油滴 特上品」は高級感のある黒色が上品に輝き、まさに特上品と言えます。
まるで小宇宙のような油滴の模様は豪華でありながら決して主張しすぎない、そして光の当たり方で変化する表情は、部屋に飾りたくなる美しさです。
寸法:径12.8㎝×高さ7.0cm
32000円
>【肥前有田焼 四郎窯】耀変天目円錐小鉢をもっと詳しく見てみる。
こちらで紹介する耀変天目円錐小鉢を作っている四郎窯は、辰砂と天目を中心に様々な作品を作り出している第一人者です。
辰砂とは深みのある赤の事、そして同じく深みのある黒の天目と、どちらも安定した発色を出すのが難しく、多くの人は敬遠されますが、それを見事に発色させた小鉢が出来上がりました。
美しい円錐の口と、光が当たることで輝く深みのある黒い色合いは、他では真似できない職人の技のたまものです。
サイズ:径98×高さ50mm
3500円
>【肥前有田焼 四郎窯】耀変天目円錐小鉢をもっと詳しく見てみる。
深みのある黒に鮮やかに輝く虹色が特徴のゆず肌天目茶碗「虹の器」。
この虹色は最近になって生み出された技法で、職人たちによる試行錯誤の末に成功したものです。
熟練の職人でも難しい技法で焼成に失敗する事も多く、これほど綺麗な虹色を出すのに成功する事は少ないそうです。
ずっと眺めていても飽きる事のないシンプルなフォルムと、手触りの良い質感。そしてなんといっても虹の器と言う名の通り、珍しい虹色に輝く茶碗は、いつもの一息を一段と贅沢な時間にしてくれるでしょう。
サイズ:径127mm×高さ69mm 高台径42mm
重さ :221g
129600
陶芸史上もっとも美しく、そしてもっとも謎に包まれた耀変天目は、誕生から800年たった今でも見る者を魅了します。
そんな耀変天目の美しさを再現しようと試行錯誤を繰り返した職人たちの手によって作り出された作品はどれも美しく、自分へのご褒美に、そして大切な人へのプレゼントにも喜ばれる作品となっています。
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