【伝統工芸イベント情報】全国各地で開催された展示即売会やワークショップなどを紹介

伝統工芸のイベント情報を紹介

伝統工芸に関するイベントは全国各地で開催されています。イベントは一般の消費者が商品を購入できる展示即売会のほか、参加して伝統的なものづくりを体験できるワークショップなど形態はさまざま。本記事では伝統工芸イベントのなかから実例を取り上げてご紹介します。

伝統工芸イベントの種類

伝統工芸のイベントの実例をご紹介する前にイベントの種類について解説します。イベントといっても「展示即売会」「展示会」「ワークショップ」「展覧会」などがあり、行われる内容も異なります。それぞれのイベントの内容をご確認ください。

伝統工芸イベントの種類1
【展示即売会】

伝統工芸のイベントとしてよく行われる展示即売会。展示即売会形式のイベントとして「陶器市」や「クラフトマーケット」などが開催され、人気を博しています。陶器市は主に陶器の生産地で行われるイベントで、通常の販売価格より安く購入できる点がメリット。有名な陶器市は多くの人でにぎわいます。クラフトマーケットはハンドメイド作品を販売するイベント。工芸品以外のアイテムが多く並ぶクラフトマーケットはさまざまなアイテムを見たい人におすすめです。

伝統工芸イベントの種類2
【展示会】

伝統工芸のイベントとして市場動向や情報交換、業者向けの商談などを行う展示会も開催されています。大規模なイベントも多く、展示会のほかにカンファレンスが設けられていることも。伝統工芸の今後の動向などを学びたい人にぴったりのイベントです。

伝統工芸イベントの種類3
【ワークショップ】

ワークショップは参加者がものづくりを体験したり学習できたりするイベントです。伝統工芸の制作を自らの手で実際に行える点がメリット。ものを購入するだけではなく、実際に自分のオリジナルアイテムを手に入れたい方におすすめです。ワークショップは全国各地で開催されており、伝統工芸の技法を用いた陶芸や染物、アクセサリー作りなど内容もさまざま。旅行した際の思い出作りにもぴったりです。

伝統工芸イベントの種類4
【展覧会】

展覧会は博物館やイベントホールなどで伝統工芸品の展示を鑑賞するイベント。伝統工芸品の展覧会は大規模な催しから小規模な催しまで全国各地で行われています。展覧会は鑑賞がメインですが、ギフトショップで商品を購入することや、ワークショップのような体験ができるイベントも存在します。

伝統工芸イベントの実例

全国各地で開催されている伝統工芸イベントの実例をご紹介します。これまで行われてきた実績のあるイベントを中心にお届け。気になるイベントがあればぜひ参加して伝統工芸の良さを味わってくださいね。

伝統工芸イベントの実例1
【日本橋人形町で開催「人形町せともの市」】

「人形町せともの市」は毎年8月に日本橋人形町で開催される陶器市。美濃焼や有田焼、沖縄のやちむんといった全国各地の陶磁器が展示販売されるほかガラス食器や漆器も販売されます。特別価格で出品しているアイテムが多く、お値打ちに購入できるのも魅力。窯元や作家のアイテムを直接商品を購入できる機会になっています。

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伝統工芸イベントの実例2
【石川県の工芸の魅力が体験できる「いしかわ伝統工芸フェア」】

「いしかわ伝統工芸フェア」は、石川県の伝統工芸として知られる九谷焼や輪島塗、加賀友禅などの新作を展示販売するイベント。県内の36業種の伝統工芸をまとめて体験でき、それぞれの魅力を知ることもできます。

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伝統工芸イベントの実例3
【熊本の工芸品がお得に買える「工芸品フェスタ」】

熊本で開催の「工芸品フェスタ」は、地元で作られるガラス工芸や木工郷土玩具、包丁などの工芸品が購入できるイベントです。割引価格でお得に購入できる点も魅力。商品の展示販売以外に和菓子の実演販売といった楽しい催しも体験できます。

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伝統工芸イベントの実例4
【金沢で開催の大規模イベント「KOGEI フェスタ」】

「KOGEI フェスタ」は、金沢市で開催される伝統工芸の大規模な催しです。石川県内の作家が作ったさまざまなジャンルの工芸品を購入できるマルシェのほか、金沢箔や加賀友禅などの石川県の伝統工芸を体験することも可能。工芸を見て触れて楽しめるイベントです。

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伝統工芸イベントの実例5
【日本の地域産業を支援する「JAPAN BRAND FESTIVAL」】

「JAPAN BRAND FESTIVAL」は、日本のさまざまな地域産業が集うカンファレンスと展示会のイベント。地域産業のサポートをするイベントとして行われ、2023年で8回目を迎えます。国内外の企業・団体によるカンファレンスや作品・サービスの展示を実施。伝統工芸についての取り組みや今後について学ぶことができるイベントです。

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伝統工芸イベントの実例6
【経産省が主催する伝統的イベント「KOUGEI EXPO」】

「KOUGEI EXPO」は、国の指定を受けている伝統的工芸品の普及と理解を目指して行われるイベント。昭和59年から行われているイベントで毎年11月の伝統的工芸品月間に開催されています。毎年違う地域で行われ、開催地域の伝統的工芸品や県指定の工芸品のほか、全国の伝統的工芸品も観ることが可能。商品の販売や製作体験、実演コーナーなども行われる伝統工芸好きにおすすめのイベントです。

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伝統工芸イベントの実例7
【東京の伝統工芸品の魅力を発信する「東京手仕事」】

「東京手仕事」は東京の伝統工芸品の魅力を発信するイベントです。江戸切子や東京打刃物などの工芸品を百貨店やギフトショーなどに出展。イベントによっては展示のほか商品の販売や職人の実演が行われることも。東京の伝統工芸に触れてみたい人にぴったりのイベントです。

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伝統工芸イベントの実例8
【京焼・清水焼の生産地で開催「清水焼の郷まつり」】

京都最大級の陶器市「清水焼の郷まつり」は京焼・清水焼の生産地「清水焼団地」で開催される陶器市です。国の伝統的工芸品に指定されている「京焼・清水焼」など、京都府内から80ほどの製陶事業者が出展する陶器好きにうれしいイベント。会場には飲食できる屋台やフードトラックも来るので郷土料理も楽しめますよ。

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伝統工芸イベントの実例9
【伝統的工芸品の文房具だけを集めた「工芸文具展」】

「工芸文具展」は、伝統的工芸品に指定されている文房具だけを集めた展示会です。山口県の「大内塗」を用いて作られたボールペンや東京都の「江戸からかみ」を使ったグリーティングカードなど、さまざまな文房具を展示。文房具を好きな人が楽しめるイベントです。

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ワークショップがメインの伝統工芸イベントの実例

ワークショップがメインの伝統工芸イベントも多数開催されています。関東・関東・中部・九州地方で体験できるイベントをご紹介します。

ワークショップがメインの伝統工芸イベントの実例1
【繊細なカットをグラスに施す東京「江戸切子」のワークショップ】

グラスなどに繊細なカットを施す技法が特徴的な東京の伝統工芸品「江戸切子」。江戸切子の技法をもちいたオリジナルグラスの制作がワークショップで体験できます。世界にひとつだけのオリジナルの江戸切子は自分用やプレゼント用のギフトにも喜ばれますよ。

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ワークショップがメインの伝統工芸イベントの実例2
【包丁の街・大阪府堺市で体験する「包丁づくり」】

国の伝統的工芸品に指定されている「堺打刃物」。包丁の街として知られる大阪府堺市では包丁づくりが体験できます。柄付けや研ぎ方の体験や包丁の名入れサービスも可能。完成した包丁は一生もののアイテムになります。自分用にもプレゼントにも喜ばれるアイテムです。

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ワークショップがメインの伝統工芸イベントの実例3
【愛知県の伝統工芸「尾張七宝」のアクセサリー作り】

愛知県の伝統工芸「尾張七宝」の技法を使ったアクセサリー作りもワークショップで体験できます。尾張七宝の特徴ともいえる「有線七宝」によってペンダントまたは帯留めの制作が可能。自分のイメージしたデザインを落とし込んだお気に入りの作品が作れますよ。

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ワークショップがメインの伝統工芸イベントの実例4
【博多地区で作られる「博多人形」の絵付け体験】

国の伝統的工芸品に指定されている福岡の「博多人形」。博多地区で作られている素焼きの人形は400年近い歴史があります。博多人形のワークショップでは絵付けが体験が可能。個性的なオリジナルの博多人形を作ってくださいね。

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伝統工芸のイベントではどんなことが行われますか？

伝統工芸のイベントは商品を販売する「展示即売会」や、製作体験ができる「ワークショップ」などいくつか種類があります。伝統工芸イベントの内容と実例を知りたい方はこちらをご覧ください。

伝統工芸のイベントはどこで行われていますか？

伝統工芸のイベントは全国各地で行われています。伝統工芸の生産地で開催される催しから東京や大阪などの大都市で開催される大規模なものまでさまざま。伝統工芸イベントの実例を知りたい方はこちらをご覧ください。