本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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これから結婚する2人にとって「引き出物決め」は結構面倒なこと。品物は何にする?いくらのものにする?誰に何を渡す?考えることが山のようにありますね。この記事を執筆している僕自身、結婚式には出席したことはありますが、結婚はしていません。引き出物はどうすべき?という未知の難題に対して、318人の人へのアンケートをもとに僕も考え、僕なりの結婚式の引き出物を決めてみようと思います!
今回記事を執筆しました眞柄(マガラ)です!
34歳、独身。地元を離れて札幌で一人暮らしをしています。引き出物の記事の執筆を通して、自分ごととして引き出物について考えていきます!
せっかく自分たちの結婚式に来てくれたのだから、喜んでもらえる引き出物が大前提ですね!
どんな引き出物が喜ばれるんでしょうか?
今まででもらって嬉しかった・もらえたら嬉しい引き出物は何ですか?
1位:カタログギフト(239人:約78%)
2位:洋菓子(24人:約8%)
3位:洋食器(10人:約4%)
4位:陶器(7人:約3%)
5位:タオルギフト(6人:約2%)
6位:石鹸、洗剤、入浴剤(6人:約2%)
7位:グラス、ガラス食器(5人:約2%)
8位:酒類(5人:約2%)
9位:キッチン用品(4人:約2%)
10位:和菓子(4人:約2%)
なんと「カタログギフト」がダントツ一番人気ですね。個人的には洋菓子かなと思ってましたが、ここまで差が開くとは…笑
引き出物はあなどれませんね。どんな理由でそれぞれ選ばれたのか、コメントピックアップしてみましょう。
なぜ嬉しかったのですが?実際にどんなものをもらいましたか?
カタログギフトの強みは「自分の好きなものを選べる」「持ち帰りが楽」のようですね。
僕としてはタオルセットも魅力かなと感じました。生活で絶対に使うものですし、割れ物でもなく、日持ちも関係ないですし。
でもカタログギフトにもタオルが含まれていることもありますし、数多の商品から選ぶのではなく、カタログを選ぶことに集約できるのは大きなメリットですね。
これは気になりますね。引き出物選びの反面教師として参考にします!
もらって困った引き出物はありますか?
おお、自分がこれまでに行った結婚式でも新郎・新婦の名前と写真が印刷された皿をもらって困ったことがあります。結局引越しの最中に真ん中から割れてしまってものすごく申し訳ない気持ちになりました…。
あとは、持ち帰りに関してコメントしている方が多かったですね。量や重さはもちろん、特に遠方から出席してくれる方にとって、日持ちも考えるべきポイントですね。
こうみてくるとやっぱりカタログギフトがいいのでしょうか。でも、ここまで圧倒的だと逆に「何か落とし穴は?」と勘繰ってしまいますよね。
一生に一度…にしたいところの引き出物選び!結婚の門出をなるべく問題なくスタートダッシュ切れるように、カタログギフトについてもう少し突っ込んで見ていきます。
カタログギフトをもらったことがある方にお聞きします。「選びたいものがない」という経験はありますか?
全体の4割の人が、「カタログギフトで選ぶものがなかった」経験があると回答しています。確かに、品数が多くて、そこから商品を選ぶのも、ワクワクする反面、面倒に感じてしまうかもしれませんね。
僕が結婚式をする場合、盛大に大勢呼んでっていうよりもある程度の関係性で比較的小規模でやると思います。それであればそれぞれの好みもなんとなくわかって、「食べ物が好き」「雑貨が好き」などが大体当てをつけることができそうなので、ジャンルを絞ったカタログギフトが良さそうですね。
引き出物はふたりが選んだギフトとカタログギフト、もらうならどちらがいいですか?
これは意外ですね。
「ふたりが選んだギフト」が約2割なのに対して、「カタログギフト」が8割でした。
先ほどの話も踏まえると、あれこれ入っているオールジャンルのカタログギフトよりも、食べ物とか雑貨とか、ジャンルがある程度決まっているカタログギフトの方が喜ばれそうですね。
執筆していて、頭の中が「カタログギフト」一辺倒になってきました。ここで、もう少し視野を広げて、「喜ばれる引き出物の条件」について見ていきたいと思います。
もらえて嬉しい引き出物の条件は何ですか?
1位:選択肢が豊富だった:例)品揃えが豊かなカタログギフト(238人:約43%)
2位:日常生活であって嬉しいもの:例)洗剤、生活雑貨、キッチン雑貨など(129人:約24%)
3位:自分にとって特別感がある:例)ハイブランド品、話題の品、高級品、珍しい品など(104人:約19%)
4位:使用を想定した配慮が見られた:例)グラスとワインのセットなど(68人:約13%)
5位:結婚式という特別感がある:例)自分の名前が名入れされたものなど(18人:約4%)
6位:普段自分で買うにはちょっと買いにくいもので、かつ、消費できるものがいい。(1人:約1%)
ここでもカタログギフトの人気は強いですね。ただし、他のアンケートと異なって、2〜4位もそこそこ票を伸ばしています。
2位:日常生活であって嬉しいもの:例)洗剤、生活雑貨、キッチン雑貨など(129人:約24%)
日常生活において有用性を感じられる品物ですね。例えばタオルや洗剤など「生活をしていて絶対に使うもの」がここに当てはまります。あとは食べ物もここですね。また、雑貨ならば「持ち帰りの負担にならないもの」でなくてはいけないので、そうなると「小さな何か」ってことですね。
3位:自分にとって特別感がある:例)ハイブランド品、話題の品、高級品、珍しい品など(104人:約19%)
簡単に特別感が出せるものとして、ブランド品や珍しい品などですね。僕は食べ物が好きなので、「ブランド牛」や「ブランド米」、「海鮮の珍味」などが自分にとって特別感が出ますね。
4位:使用を想定した配慮が見られた:例)グラスとワインのセットなど(68人:約13%)
仕様を配慮したもの…。なかなか難しいですね。セット商品などがあてはまりますが、結婚式の準備などでてんやわんやしているときにここに注力するのは難易度が高い気がします。1年とか準備期間が長い場合はここも気にかけてあげるといいかもしれませんね。
ここからは実際に引き出物を贈ったことがある既婚者の方に、下記のことを聞きました。
実際に引き出物を決めた方々に、リアルな引き出物にまつわる上記の疑問をぶつけてみました!これまでのアンケートとは違って生々しい結果が得られました。
また、「贈り分け」って言葉はご存知でしたか?僕は今回のアンケート内容を考えている際初めて知りました…。僕と同じように「初めて聞いた…」という人は一緒に勉強しましょう!
初っ端から生々しい予算の話です。希望はいくらだったのか、そして結果いくらに着地したのかを聞きました!
ご自身の結婚式の引き出物に関して、メインギフト(記念品)・引き菓子・縁起物の3種類の合計の希望の予算はいくらでしたか?
多くの人は5,000〜10,000円未満で考えているようです。
ちなみにこの引き出物の金額はメインの引き出物を含めた3種合算の金額を指しています。引き出物にはメイン・縁起物・お菓子の3種類を含めることが一般的です。
引き出物は出席してくれる人の人数分かかるので、結婚式費用でも大きな比重を占めると聞きます。
5,000〜10,000円未満の金額帯は僕も同意見ですね。このぐらいに抑えられたら会場代や衣装代にも予算を振り分けられますからね。
ご自身の結婚式の引き出物に関して、メインギフト(記念品)・引き菓子・縁起物の3種類の合計の実際の金額はいくらでしたか?
実際の金額を見てみると、5,000〜10,000円未満と10,000〜15,000円未満が若干減少、15,000〜20,000円未満と25,000〜30,000円未満の金額帯が増えていますね。
現実は甘くはなく、安くて5,000円からMAXで20,000円ぐらいの幅の中に落ち着くようです。引き出物のメインとなるカタログギフト選びが肝になりそうですね。
いよいよ核心に迫る部分です。引き出物はどのように決めたのか、そして何にしたのか、結果の満足度はどの程度なのか。
まずは引き出物決めの方法について見てみましょう。
ご自身の結婚式の引き出物はどのように決めましたか?
意外と「式場の人に全て決めてもらった」という、一番お手軽なものが一番低く、最も高いのは「全て自分たちで決めた」でした。
自分たちの結婚式ですからね。自分たちの手を加えるのも思い出となるのでしょう。
あとはどの程度自分たちの手を加えるのか、という点ですね。式場の人から提案された選択肢から選ぶのか、自分たちの提案も織り交ぜて選ぶのか。
僕は式場の人の提案と自分たちの案とを掛け合わせて、そこから選ぶのがいいかなと思います。選ぶときに式場の人たちからのアドバイスももらいながら、決めた方が自分たちらしさも出しながら、抑えること路は抑えた引き出物選びができそうと考えました。
ご自身の結婚式の引き出物のメインギフトは何にしましたか?最も近いものを一つお選びください。
11位以下はこちら!
11位:寝具(2人:約2%)、12位:和菓子(2人:約2%)、13位:メイクブラシ(1人:約1%)、14位:掛け時計(1人:約1%)、15位:熊野筆の化粧筆(1人:約1%)、16位:電気鍋(1人:約1%)
1位は安定のカタログギフト。中には「引き物は無し」という決断をした方々もいました。それもまた一つの形であり、その分、料理を豪勢にしたり、何かしらで出席者に還元できると思います。
このグラフは見方を変えると、2位以下の要素が入っているカタログギフトがいいのでは?とも考えられますね。
ご自身の結婚式の引き出物に関して満足度を4段階で教えてください
〜凡例〜
4:大変満足している
3:どちらかと言えば満足している
2:どちらかと言えば満足していない
1:全く満足していない
一番多かったのが「どちらかと言えば満足している」ということで、どちらかというと「満足」寄りの回答でした。
完全に満足というのは理屈的にも難しいでしょう。また、どこまで自分にとって悔いのない選択ができるかが大事かなとも思います。
くわえて、過去の自分自身の選択を「良くなかった」と切り捨てるのってなかなか難しいと思います。ですので、「3」が多くなるのは自然なことで、裏を返すと、3以外の選択肢の割合こそ注目すべきなんじゃないかと思います。
そこで、引き出物の選び方の回答と満足度の回答を掛け合わせて、引き出物の選び方の回答ごとに満足度がどのように変化するのかを見てみましょう。
▶︎「式場の人に選択肢を提示してもらい、その中から決めた」を選んだ人(62人)の満足度
「式場の人に選択肢を提示してもらい、その中から決めた」×満足度
まずはプロの提案の中から選んだという回答の満足度です。他の回答の満足度を同様に「3」が多いですが、唯一「2」が「4」を上回っています。
▶︎「式場の人に全て決めてもらった」を選んだ人(3人)の満足度
「式場の人に全て決めてもらった」×満足度
全て式場の人に決めてもらった場合は母数が3人なのでグラフが極端になっていますが、比較的満足度高めのようですね。
▶︎「式場の人の提案と自分たちの案とを掛け合わせた」を選んだ人(48)の満足度
「式場の人の提案と自分たちの案とを掛け合わせた」×満足度
こちらは「4」と「2」が同数でした。もしかしたら、掛け合わせは僕が考えるほどいい選択肢ではないのかも…?
▶︎「全て自分たちで決めた」を選んだ人(70人)の満足度
「全て自分たちで決めた」×満足度
全て自分たちのアイディアで決めた場合、「3」に次いで「4」が多い結果となりました。比較的満足度が高い結果ですね。
ここまで見てくると、当初、僕は「2人の提案と式場の提案の考えのミックス」がいいのではないかと考えていましたが、考えが変わってきました。
もしかすると、半端に自分たちの意見を掛け合わせるのは得策ではないのかもしれませんね…。
式場の人たちからしても、これから式を挙げる2人はいわばお客様。お客様の意見を無碍にも出来ませんし、可能な限り生かしてくれるでしょう。でも2人のアイディアも所詮は素人の考えであり、結果的に微妙…ってことになるのかもしれませんね。
かたや「自分たちの意見」を入れたいなら、プロには顧問になってもらって、「自分たちはこうしたい!アドバイスをください!」といった具合に自分たちの希望実現のための相談役になってもらうのがいいのかもです。
ここまでは「引き出物をどう決めるか」について見てきました。ここからは決めた引き出物を何セット用意したのか、そして謎の「贈り分け」について深掘りしていきます!
引き出物は何セット用意しましたか?
一番多かったのは20〜50セット。両家それぞれ同数の出席者がいるとして、新郎新婦は互いに10〜25組の出席者の顔を思い浮かべながら、引き出物について考えるわけですね。
一方、僕の場合、田舎の出身のため親戚が本当に多く、また関係ある人は全員呼べ!っという文化があるので、70〜100セット、ひょっとしたら100以上かもしれません…。
さて、これは僕が全く知らなかったシステム、「贈り分け」。「贈り分け」は出席者ごとに引き出物を変えるというもの。新郎や新婦と出席者との関係性によって変えるようです。
僕の場合、先に書いたように親戚が多いのと、知り合いを総動員となると関係性のグラデーションがなかなか細かくなることが予想できます。贈り分けをする・しないはともかくとして、「贈り分け」について先輩たちの取り組みを見ていきましょう。
引き出物の贈り分けはしましたか?
約3割の人が「贈り分け」をしたと回答。
意外といるんですね…。
僕は心のどこかで「どこかの地域の独自ルールなのでは?」と思っていましたが、そうでもないようですね。
贈り分けとして何パターン用意しましたか?
贈り分ける際のパターンとしては「2パターン」が一番多く、「3パターン」以上もあるようですね。
僕の頭の中には「5パターン以上」がチラついています…。
みなさんどのような軸で贈り分けをしているのでしょうか。
贈り分けをする判断軸として何がありますか?
これは…。
一番多いのが親族の関係性。親縁なのか遠縁なのか、祖父母の代との付き合いなどですかね。この辺はお葬式の理屈と似ている気がします。自分の兄弟の結婚式に来てくれたかどうか、その際のご祝儀はいくらだったのかなど。
あとは、年齢や性別、既婚・未婚でも分けたりするんですね。
でもそれぞれに品物を考えていたら頭が焼き切れてしまいそう…。
ところが、贈りわけは品物自体を変える他にもパターンの作り方があるようです。
贈り分けの判断基準ごとに引き出物の何を変えましたか?
品物自体を変えるだけでなく、価格帯を変える、品数を変えるなどの手がありました。これであれば価格のバリエーションがある商品を選ぶと良さそうですね。
僕ならカタログギフトの種類を変えると思います。
例えば、僕は一貫して「食べ物が好き」なので、ご年配の方には日本のこだわりの食べ物が載ったものを、一人暮らしの人には「プチ贅沢」が味わえるものを、食べ盛りのお子さんがいる家庭には、ブランド米のカタログギフトやお肉のメニューが多いものなんかが合いそうですね!
今回のアンケート結果の振り返りをしましょう!
アンケート結果の振り返り
ここまで見てきて、自分自身の結婚式の引き出物について、僕なりの考えをまとめました!
引き出物のメインの品物:グルメ系のカタログギフト
贈り分け:あり
贈り分けの軸:親族の場合は関係性。知人の場合は年齢と家族構成。
パターン:カタログギフトの価格の変更
カタログギフトの値段:10,000〜15,000円
僕はやっぱり食べ物が好きだし、僕自身が食べ物が好きだっていうのは出席者の方も知っているので、僕が考える自分らしさっていう点で「グルメ系のギフトカタログ」がいいかなと。
価格は10,000〜15,000円ぐらいで設定しました。食べ物なので、美味しくないものがあっても嫌だなと思って、多少金額が高くなっても、不評よりはいいので!
贈り分けは親族と知人とで分けたいですね。親族は2パターン。親縁と遠縁、知人は未婚と既婚の2パターンで分けようかなと思います。
今回、結婚式の引き出物というテーマで記事を執筆しました。アンケートの結果をもとに、僕自身も大変勉強になりましたし、発見もありました。もし、今後結婚を考えている方がいたら、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!
今回のアンケートに答えてくれた回答者の方々についてご紹介します。
調査概要: 結婚式の引き出物に関する実態調査
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2023/12/10〜2023/12/12
有効回答: 20代〜60代の男女人(男性108人、女性210人)
回答者の年代
回答者の年代をお答えください。
既婚者と未婚者の割合
ご結婚はされていますか?
既婚者は子どもは何人いる?
お子さんは何人いますか?
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