夏の必需品「扇子」とは~歴史や種類を紹介!

Journal編集長
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暑い夏の日は誰だって涼みたいと思いますよね。そんな時はうちわで仰ぐ?エアコンの効いた部屋にこもる?いえいえ、そんな時こそ扇子の出番です。

「わざわざ扇子じゃなくてもいいじゃないか。」と思われる人もいるでしょう。しかし日本の伝統工芸品である扇子は、職人により作られた他にはない機能性と、和を感じさせるデザイン性が両立した粋なオシャレアイテムとして、その価値が見直されています。

最近では外国人観光客がたくさん来日していますが、日本観光のお土産に扇子を買い求める外国人も増えています。

最近では若者向けに、現代風でありながら和を重んじているオシャレなデザインの扇子も多くあるのです。 ここでは、そんな扇子の魅力についてお話しながら、今注目の扇子を紹介致します。

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扇子とは

一言で扇子と言っても様々な種類があります。よく知られているところでは、夏の暑い日に涼をとるための物ですが、扇子は仰ぐためだけではありません。その用途によって様々な種類の扇子があるのです。

長い歴史を持つ扇子は、「末広がり」と言われ、古くから縁起物としても愛されてきました。また、外国人からは「折りたためるうちわ」として、その機能性は高い評価を受けています。

扇子は英語で何と言う?

外国人観光客が増えたこともあり、街中で外国人を見かけることも今では珍しくなくなりました。道を歩いていて英語で話しかけられ戸惑ったことがある人も少なくないのではと思います。

ある程度はジェスチャーで通じるものですが、中にはそれだけでは通じないものもあります。寿司や天ぷらなど、日本独自のものは「Susi」、「Tenpura」で良いのですが、扇子は英語で何というのでしょう?

扇子をそのまま「sensu」と言ってしまうと、英語では全く違う意味になってしまいます。センスと言うと英語で「sense」つまり「感覚」や、「五感」と言った意味になってしまいます。

扇子を英語で言う時は、「folding fan」です。foldingは日本語で「折りたためる」、「折り重なる」という意味です。fanがうちわや扇風機など「送風するもの」を指す言葉なので、folding fanで扇子を上手に表していますね。

他にも日本式のうちわという意味で「Japanese fan」という呼び方もあります。また、「paper fan」という呼び方もあります。paperは紙なので、骨組みに貼られた和紙の事を指し、「和紙で出来たうちわ」という事です。

「folding fan」、「Japanese fan」、「paper fan」と、色々な呼び方がありますが、どれも扇子の特徴を捉えた伝わりやすい言葉です。

では、外国人に扇子を説明する時はどうでしょう?簡潔に説明する例文として、 「Sensu is folding fan of paper on a banboo frame」 「扇子とは折りたたみ式の風を送る、竹の枠組みの上に紙が貼ってあるものです。」

これで伝わるでしょう。もし英語で聞かれたら日、本の伝統工芸品として自信を持って教えてあげて下さい。

扇子の数え方は?

日本語は難しいもので、モノによって数の数え方が違います。数珠なら「巻」、お寿司は「貫」と言うように、珍しいものだと、どう数えればよいか分からないものもありますよね。

扇子もまた数え方がちょっと特殊なので、せっかく扇子を持つのなら覚えておきましょう。

扇子は閉じた状態と開いた状態で数え方が違います。閉じた状態だと「1本、2本」というように「本」で数えます。それに対して開いた状態では「面」または、「枚」で数えます。閉じた状態と、開いた状態で数え方が違うので、覚えておくといざと言う時に役に立つでしょう。

夏の日に浴衣に合わせて扇子を持ち歩くのであれば、間違った数え方で恥をかかないよう、正しい数え方を覚えておいた方が、扇子を使いこなしている人に見えてカッコいいですよね。

扇子の種類

一言で扇子と言っても実は様々な種類があるのをご存知ですか。種類によって用途や製造方法が違うので、その特徴も覚えておきましょう。

紙扇子

扇面は紙が使われています。地紙を3枚貼り合わせており、そこに扇骨を差し込むという扇子ならではの製造方法が用いられています。ものにより、紙に手書きや刷毛引きが施されたものもあります。

生地扇子

紙扇子と違い、扇面が生地でできているので、刺繍やプリントなどで加工されており、より華やかな扇子となっています。ちなみに生地は、片面貼りになっています。

白檀(びゃくだん)

扇面には紙も生地も貼らないで、香木である白檀の木片を重ねた板扇です。透かし彫りや描き絵を施し、品のあるデザインとなっています。招涼に使うよりは、白檀の香りを楽しむ為の持扇となっています。

飾り扇子

玄関や床の間に飾る為の扇子です。特に日本間にはよく合います。長寿や繁栄など、縁起の良い絵が描かれており、付属している扇子立てに乗せて使います。

扇子は、末広がりという意味で縁起が良いとされているので、飾りとしても用いられています。

舞扇子

日本舞踊や能など、伝統芸能の分野で使われる扇子で、他とは違う用途から竹骨に鉛を埋め込むなど、その作りには他にはない特徴があります。 扇面には雲や霧、水などの絵が使われることが多く、華やかで上品な扇子となっています。

茶扇子

茶席に用いられる紙扇で、女性用は五寸、男性用は六寸のものが使われるのが一般的です。 茶道は室町時代から発展し始め、それに伴い用いられるようになった扇子です。

祝儀扇

扇子は「末広がり」と言い、縁起物とされています。そんな冠婚葬祭用の扇子が祝儀扇です。 縁起物だけに約束事が多く、一般的には黒塗りの新骨に金銀の地紙を貼ったものが多いですが、男性用・女性用で地紙や扇骨に違いがあります。

檜扇

紙を使わない木製の扇子で、檜の薄板を綴り合せ、要をとめて先は絹の糸で編み綴った作りになっています。女性が使うものは衵扇(あこめおうぎ)とも呼ばれており、主に宮中で使われていました。

京扇子と江戸扇子の違い

伝統や文化は地域によって独自の発展をしていくもので、扇子に関しても同じ事が言えます。中でも京扇子と江戸扇子は、代表的な二代扇子と言えるでしょう。

一見すると似ているのですが、作りや製造工程が違うため、それぞれの持ち味となる特徴があります。京扇子と江戸扇子の2つを比べながらその違いについて説明致します。

雅な京扇子

元々、扇子は京都で生まれたものです。現在では京扇子と定義されるものは、京都扇子団扇商工協同組合に所属する企業が取り扱っているもののみを指します。その特徴は、扇骨の数が多くその分扇面の折り幅が狭いところにあります。

緻密な作業が得意な京都の工芸品らしい、華やかで細々とした細工が施されており、現在では様々な色や形のものが出回っております。華やかな柄と細かい細工、そして全体的な線の細さから、女性らしい印象を受けるのが京扇子の特徴です。

粋な江戸扇子

それに対して江戸扇子は、扇骨の数が京扇子と比べて少なく、折り幅も広めです。 柄も京扇子のように華やかなものではなく、シンプルで落ち着いたデザインとなっているものが多いです。

江戸扇子は、京都で生まれた扇子が江戸へ伝わり、独自に発展し受け継がれてきたもので、現代では、江戸扇子は東京で作られている扇子の事を指します。

しっかりとした扇骨と骨太な形状、そして味のあるデザインから、男性らしい印象を受ける扇子となっています。

次に製造工程ですが、扇子にはとても多くの製造工程が存在します。その為、京扇子の場合は分業性で作られているのです。

分業性にすることで作業効率が上がり、製造数を増やせる上に、各工程に専門の職人を置くことで、その技術を遺憾なく発揮することが出来る、効率の良い方法と言えるでしょう。

それに対して江戸扇子は、絵付けや扇骨作りを除いて、一人の職人が最初から最後まで全て行います。京扇子と比べて作業効率が悪い気がしますが、その分職人の拘りが一貫して表れる点が江戸扇子の魅力と言えるでしょう。

江戸扇子の職人は求められる技術が多いため、長い修行期間が必要になります。その為、職人の数は減少傾向にありますが、それでもその技術に憧れ、修行期間を経て技術を受け継ぐ人達がいることを考えると、江戸扇子にはそれだけの魅力があると言えるでしょう。

扇子の歴史

扇子の歴史はとても古いです。中国から伝来したと思っている人も少なくないようですがれっきとした日本生まれの伝統工芸品です。

扇子が生まれたのは今から約1200年前、平安時代初期まで遡ります。この時代は紙がとても貴重なものだったので、当時の扇子は紙ではなく木や竹を短冊状に切り、張り付けていました。 そして、使用方法も今とは違います。現代では扇子は風を仰ぐために使われますが、この時代は行事の式次第や短歌などを書くなど、メモの道具として使われていた檜扇と呼ばれるもので、これが扇子の始まりと言われています。

檜扇は位の高い男性の持ち物でしたが、次第に色や絵で装飾された檜扇ができ、女性も使うようになりました。その後、木や竹で作った木簡から、紙に変わり「蝙蝠扇」と呼ばれる形になります。

平安時代から鎌倉時代になると、扇子は中国に伝わり、さらにはヨーロッパまで伝わったと言われています。

当時の扇子は骨組みの片面に紙が貼られていましたが、中国に伝わってからは両面貼りになり日本に逆輸入という形で帰ってきます。これ現代の扇子となる原型とされています。「扇子は中国から伝わったもの」というイメージはここから来ているのかもしれませんね。

それまで、扇子は位の高い貴族や神官など一部の人達しか持てませんでしたが、江戸時代に入り状況が変わります。

それは扇子が一般的に広まり、庶民でも持つことが出来るようになっていくのです。扇子が世間に広まるようになり、デザインも様々なのもができ、現代の扇子へとつながっていきます。

扇子の作り方

扇子の製造工程は、竹を切ることから始まり、仕上げまでに80を超える工程があります。職人の手によって丁寧に作られていく工程を簡単に説明していきましょう。

① 骨つくり まずは竹を薄く細く加工し、そこに彫り細工や塗細工を施します。材料となる竹は、3年〜5年の若い竹を使います。

② 紙 扇面の紙は、3枚からなる合わせ紙を作るところから始まります。芯紙を表裏の皮紙で挟むように合わせ、それを扇面の形に合わせ切り抜きます。

③ 上絵 切り抜いた紙に、絵師が絵や模様を付けていきます。

④ 折加工 紙絵を付けたら蛇腹状に折り目を付けます。型紙で上下からはさみ折り目を付けたら、次の工程で骨を差し込むための道を通していきます。

⑤ 仕上げ 折り目が付いた紙には、中骨を通すための道があります。そこに息を吹き込み、穴を広げたら、水糊をつけた中骨を差し込み、紙と接着させます。 親骨は熱して内側にから紙に接着させます。形を整えたら扇子の完成です。

細かく見ていくともっと多くの工程があり、そのどれもが職人の技術を要するものばかりです。こうした繊細な工程をこなしていき出来上がった扇子は、まさに日本の伝統工芸品と言えるでしょう。

扇子の持ち方・マナー

浴衣姿に扇子を持っていると、とても様になりますよね。しかし、その持ち方やマナーがなっていないと、途端に似合わなくなってしまいます。逆に使いこなしていると魅力は一段と増すでしょう。

扇子を持つなら正しい持ち方とマナーは心得ておくべきです。

まずは扇子の持ち方、これはあまり知られていないようですが、実は正しい扇子の持ち方は男女で違います。

ここを間違えてしまうと恥ずかしいことになるのでしっかりと覚えておくべきポイントです。

一番わかりやすい違いは「親指」です。男性の場合、親指以外の4本指で要を持ち、親指は立てます。この時、人から親指が見えているのが男性の持ち方です。

それに対して、女性の場合は、親指以外の4本指を伸ばしたら親指で扇子を挟み、手の甲側を人に見せるように持ちます。この時親指は人から見えていません。

おわかりでしょうか。男性の場合は前の人から親指が見えている。女性の場合は逆に親指が見えないのが、男女別の正しい扇子の持ち方ですので、間違えないように気をつけてください。 次にマナーです。

周りに人がいる場合、扇子の風が後ろの人にあたったり、扇子自体が隣の人に当たれば周りが不快に思うのは誰でも分かりますよね。扇子の使い方には、他者を重んじる日本らしいマナーが存在します。

仰ぐ時は、扇子を胸の高さで持ちます。この時、扇子の裏面が自分の胸と平行になるように持ち、顎に向かって仰ぎます。そうする事で、周りの人に風が向かわないので、エレベーターの中や花火大会など、大勢の人が密集するところでも迷惑になる事はありません。

また、隣の人とはおおよそ50cmの距離をとる。バタバタと音を鳴らしてあおがないなどのマナーもあります。ここまで読んでいただいたら分かると思いますが、周りの人に対して気遣いがあれば、扇子のマナーは自然と身に付くものです。

オリジナルの扇子をつくるには?

「何かの記念日に」、「チームや団体でお揃いを」など、自分だけのオリジナル扇子を作りたいと思う人も沢山いるでしょう。でもそんな事は可能なのでしょうか。

答えは「可能です。」その方法は2つあります。1つはオリジナル扇子を作ってくれる業者に依頼する事。もう一つは扇子の作成キットを買い、自分で作る方法です。

今はネットで業者に注文ができます。

扇面のデザインはもちろん、扇子のサイズ・骨の色など、親骨に名入れが出来る所もあります。一本から注文を受けてくれたり、見積もりを先に見られるなど、業者によって、細かい所は違いので、直接問い合わせてみると良いでしょう。

作成キットの場合、Amazonや楽天などでも販売しており千円前後からあるので、誰でも手軽に始めることが出来ます。どちらの方法でも、世界に一つだけのオリジナル扇子を作れるので、デザインなど拘りたい人はお試しください。

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【京扇子】米原康人 箔図 天の川 白 焼煤骨 7寸
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大人の品格に磨きがかかる、工芸と日常が繋がる扇子!

天の川の儚さや切なさ、その輝きを箔を使って表現した京扇子です。

扇を開いた瞬間、ふわっと和の香りがほのかに広がります。

扇子はその形状が末広がりであることから、「使う方の繁栄を願う」という意味が込められており、古くから贈り物としても人気があります。

箔の輝きが醸し出す高級感ある扇子をぜひご自分用に、また贈り物にもどうぞ。

老舗の扇子ブランドは3選

扇子は1200年もの歴史を持つ、日本の伝統工芸品です。現代調の扇子を作る新しいブランドもあれば、古くからの伝統を守る老舗ブランドもあります。もちろんそれぞれに特徴がありますが、中でも老舗ブランドには長い期間愛され続けるだけの魅力があります。

時代を超えて愛される、歴史ある扇子が欲しいという方の為に、そんな扇子の老舗ブランドをご紹介します。

白竹堂

1718年に京都で創業し300年もの歴史を持つ「白竹堂」。昔からの古典的な扇子や京扇子はもちろん、モダンなデザインの扇子やアーティストとコラボした扇子など、幅広いラインナップがあります。

伝統を守るだけでなく、時代のニーズに合わせる白竹堂は、京都にある本店で絵付け体験など、多くの人に扇子の文化を知ってもらえるイベントを開催しています。オリジナル写真や直筆メッセージなどで、自分だけの扇子を作ることで、伝統工芸を肌で感じ取ることが出来ます。

新京清堂

東京都千代田区神田に本拠地を置く「新京清堂」は、明治40年に「京清堂」として創業。その後、平成15年に「新京清堂」と改め、現在まで世の中に東京扇子を発信し続ける老舗ブランドです。

「今に生きる文化や考え方」を反映させる考えは、伝統を大切にしながらも時代に合った扇子を作り続けています。

デザインを手掛けるのは、日本画家・陶芸家・書道家・カリグラファーなど様々な分野のクリエイター達です。大人っぽくシックなデザインが多いので、ビジネスシーンでも使える扇子を始め、幅広いラインナップも魅力です。

舞扇堂

伝統的な手法を元に、京扇子だけでなく和雑貨やお菓子まで制作販売している有名ブランドの「舞扇堂」。伝統を重んじながらも時代の感性を取り入れ、新しい京扇子を生み続けています。

舞扇堂には、専属の職人・絵師がいます。それによって匠の技がいかんなく発揮されるので、繊細でありながら華やかなデザインの扇子が作られるのもここの特徴でしょう。ラインナップは布扇子・紙扇子・飾り扇子など豊富にそろえていることも人気ブランドの理由と言えるでしょう。

扇子を買える専門店3選

扇子はデパートをはじめ、最近ではネット通販でも購入できますが、せっかく持つのなら良い扇子を持ちたいと思いますよね。そういう方は扇子の専門店で購入するのをおすすめします。

京扇堂~日本橋人形町~

「伝統のかたち、風流のこころ」をかかげ、技術と伝統が息づく京風堂は日本橋人形町に店舗を構えています。 人形町の下町情緒あふれる雰囲気が扇子をより艶やかに見せてくれるので、初めて扇子を買う人には、おすすめのお店です。

住所:東京都日本橋人形町2-4-3 営業時間:10:00~19:00 定休日:日曜日・祝祭日・年末年始・6、7月を除く各第2土曜日 HP:http://www.kyosendo.co.jp/

万葉~雷門~

浅草雷門駅から徒歩3分とアクセスしやすい立地に店を構える扇子の専門店「万葉」。下町らしい小粋なデザインが多く、舞扇子を中心に取り扱っているお店です。

伝統と堅実を追求したデザインは、繊細な技術力を詰め込み、芸術家からも愛されています。

高級感のある扇子を多く取り扱っているにもかかわらず、お値段は1700円からと手の届きやすい設定となっているのも嬉しいですね。

観光のついでに立ち寄る人も多く、自分用のみならずお土産やプレゼント用にも喜ばれる扇子がきっと見つかります。

住所:東京都台東区雷門2-15-2 営業時間:平日は9:00~18:00 土曜・日曜・祝祭日は9:00~17:00 定休日:不定期(日曜・祝祭日・月間1~2日) HP:http://www.asakusa-manyo

松根屋~浅草橋~

日本文化の発祥地とも言える浅草橋で大正時代から店を構える「松根屋」は、既製品よりもオリジナル扇子を求める人におすすめです。

1820円からオリジナル扇子をオーダーでき、お好みの文字や絵をかいて飾り付けした作品をプロの職人がしっかりと仕立ててくれるので、オリジナルでも完成度が高く特別感のある扇子が出来上がります。

なかなか気に入る扇子が見つからないと悩んでいる人は、一度訪ねてみてはいかがでしょう。

住所:東京都台東区浅草橋2-1-10 営業時間:平日は9:00~17:00 土曜日は9:00~13:00 定休日:日曜日・祝祭日 HP:http://matsuneya.jp/

おすすめのレディース扇子4選

沙華扇子セット【白竹堂】

和紙とシルクを組み合わせた扇面に、切り絵職人が一つ一つ手作業で切り出した、日本の花を描いた京扇子です。繊細な切り絵にシルク生地を重ねることで、耐久性のある扇面は、職人の技術がいかんなく発揮されています。 デザインは「桜」・「撫子」・「鉄線」の3パターンから選べます。

親骨にも美しく細やかな螺鈿装飾が施されており、細部にわたり職人のこだわりがつまったこちらの扇子は、伝統工芸品と呼ぶにふさわしい出来栄えです。

名入れサービスも行っており、ちりめん生地に繊細な刺繍を施した扇子袋と、高級感のある桐箱もついてくるので、プレゼントとしても最適で、自分用としてもどんなシーンでも自慢できる一品です。

素材:(扇面)和紙&シルク、サイズ:19cm×21cm、価格:15,000円(名入れサービスは別途500円)

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桜香【山二】

1713年創業の老舗扇子屋「山二」。伝統と品格に遊び心を加えるこちらのブランドからは、上品で華やかな印象を与える「桜香」をご紹介します。

扇面には風に舞うしだれ桜を染めと刺繍で表現。刺繍を施すことにより、立体的に表現された扇面を染めで深みのある柔らかいデザインに仕上げてあります。桐箱入りでこちらもプレゼントとしても喜ばれるでしょう。

「桜色」と「藍白」の2パターンがあり、どちらも華やかで上品なデザインとなっているため、パーティーや婚礼の場でも、映える一品となっています。

素材:扇面 綿、扇骨 親艶塗中染骨、サイズ:21cm、価格:8000円

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藍花月(桐箱入りギフトセット)【舞扇堂】

こちらの扇子は、オシャレな扇子袋と、高級感漂う桐箱に入っているため、ちょっと贅沢な自分用としても大切な人へのプレゼントとしても使えます。

絵師が書いた繊細な手描き原画を元に作った扇面は、深みのある藍ぼかしの中に、桜と撫子が浮かび上がる、優雅で気品あふれるデザインとなっています。カラーは「桜」と、「撫子秋草」の2パターンがあります。

素材:扇面・絹 扇骨・竹 サイズ:21cm 価格:10800円

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蝶の舞【京扇子の井ノ口松寿堂】

京都の職人が一つ一つ丁寧に作り上げた京扇子です。蝶々が楽しそうに飛び交う扇面のデザインは、派手過ぎずそれでいて華やかに女性の手元を彩ります。扇骨には螺鈿細工が施されており、細部にわたり職人の技術が詰め込まれた扇子は、京都らしい気配りの効いた扇子となっています。

素材:扇面・和紙 扇骨・竹 サイズ:長さ19.5cm 横幅33cm 価格:4320円

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おすすめのメンズ扇子3選

輝龍【舞扇堂】

紺と黒の2パターンからなるこちらの扇子は、輝きながら昇る龍を描いています。古来より絶大な力を持ち、あらゆる運気を上げるとされている龍を描いた扇面は、男性らしい力強いデザインとなっています。

京都の西田染工で丁寧に手染めされた生地を使った扇面は、染料がしっかりと染み渡り、深みがあり重厚感と美しさを兼ね揃えた染め上がりとなっています。また、糸を繰り返し巻くことから「円満」の意味を持つ縁起の良い小田巻の飾り房も、京都の職人が丁寧に仕上げたものを使用しています。

カッコいいだけでなく、重厚感から気品を感じさせるこちらの扇子は、他と差を付けたいと考えている男性にとってピッタリな、夏のアイテムとなってくれます。

素材:扇面・綿 扇骨・竹 サイズ:22.7cm×42cm 価格:10800円

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透涼 扇子セット【白竹堂】

すかし加工がオシャレな「透涼」。オパール加工といって、綿と絹の混合生地に酸をかけ、綿だけを溶かすことによって絵柄をすかす特殊な技法を用いる事で、より涼しさを感じさせるデザインとなっており、黒染した扇骨には細やかなすかし彫りが施されています。

高級感のある桐箱に入っていて、「鮎」・「とんぼ」・「紺鮎」・「紺とんぼ」の4パターンからあります。どのデザインも、オパール加工による透明感とシックな色合いで和モダンなデザインの扇子となっています。

素材:扇面・絹、綿 扇骨・竹(親骨/黒塗り・仲骨・黒染め) サイズ:23cm×24cm 価格:7560円

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特選・扇子「手ぬぐいプリント/紺地:魚・流水」【京都 松寿庵】

明治8年の創業以来、品質にこだわり、京都の風土と文化を大切にしながらも新しい素材・技法を取り入れてきた「松寿庵」からは、男性らしい和テイストの扇子が出ています。

扇面は濃い目の紺地に手ぬぐいなどでよく見かける人気の「流水・魚」をプリント。扇骨にはオシャレな彫り加工が施された変わり骨竹を使用。太めの扇骨になっており、男性らしい力強いデザインと、開け閉めがしやすく丈夫な作りを両立させています。

扇子袋とセットで化粧箱に入っており、高級感と重厚感があるにもかかわらず、コスパの良い扇子となっています。

素材:扇面・綿 扇骨・竹 サイズ:21cm×38cm 価格:2,100円

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扇子のお手入れ・修理方法

外出時に持ち運び、外で使用する事も多い扇子は、汚れや破損のリスクも当然あります。お気に入りの扇子が見つかったら、大事にして長く使いたいと思うでしょうが、お手入れや保存方法で、扇子のもちは違ってきます。

扇子は、製品によって使われている素材が違いますが、その多くは、和紙・木・竹など、水を嫌う素材が多いです。外で使用すればホコリもつくとは思いますが、濡らした布でふき取るのはおすすめ出来ません。乾いた布で、優しくふき取るようにしましょう。

外出時はケースに入れ、自宅で保管する時は山谷が崩れないよう閉じた状態で保存する事で、長く使用できるようになります。

また、手垢が付いた場合は、下手に取ろうと強く擦らない方が良いでしょう。中には張替が可能な扇子も販売されているので、購入する時に、張替えできるタイプかを確認しておくと手垢が付いても安心です。

次に扇骨が折れた時の修理方法ですが、親骨が折れた場合、接着剤で直すこともできますが、薄く削った竹や木の材料を用意し、補強する必要があるでしょう。

ちなみに中骨の場合、自分で直すのは難しいです。プロの職人でも作業中に折ってしまう事があるほど折れやすい中骨は、1本折れただけでも、全ての骨を変えなければいけません。

扇骨が折れた場合は、お店に頼んで修理してもらった方が良さそうですね。これが要の破損であれば、ボールペンの芯などを使って、自分で直すことも出来ます。

まず、扇子を輪ゴムで束ねておきます。そこへ、空になったボールペンの芯を要の部分に差し込みます。しっかりと貫通したら適当な長さで切って、両端を花びらのように広げれば修理完成です。簡単なので、要が壊れたからといってあきらめずに、チャレンジしてください。

まとめ

日本の伝統工芸品である扇子は、今や外国人観光客がお土産に買うなど、世界中に広まっています。1つ持っていると、夏の浴衣姿を引き立て、他と差をつけるオシャレなアイテムとなり、扇子独特の柔らかく涼しい風で暑さを和らげてくれます。

使い方やマナー、そして扇子の歴史なんかも知っておくと、使いこなしている小粋な雰囲気が出て、よりかっこいい印象を与えるでしょう。

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