日本酒がもっと美味しくなるおしゃれなおちょこ9選

飯島るり
飯島るり(ギフトコンシェルジュ)

季節を問わず、美味しく楽しめるお酒「日本酒」は、SAKEとして世界中から愛されています。 そんな日本酒は使う器によって、風味も味わいも大きく違ってくるから不思議ですよね?

いつもの日本酒をもっと美味しく味わいたいなら、一つ一つの形や色合いに違いがある、職人手作りの日本製をチェックしてみてください。

見た目の美しさや素材へのこだわりだけでなく、手元、口元にしっくりとくる、おしゃれなおちょこを厳選して紹介します。

日本酒を飲むときの酒器の違い

日本酒を飲むときに選ばれる器は、ほんとうに人それぞれです。

手近にあるコップやマグカップでカジュアルに呑むという人もいれば、専用のおちょこを愛でながらちびりちびり、ぐい呑みでぐいぐいと豪快に…など、実にいろいろな器が使われています。

まずは、そんな日本酒専用の代表的な器の違いから見ていきましょう。

最初に日本で使われるようになった酒器は「盃(さかずき)」と呼ばれ、真ん中がくぼんだお皿状のものに、ちいさな高台が付いた形をした器です。

その大きさはさまざまで、神にささげる盃や結婚式の三々九度など、さまざまな儀式で使われており、現在も日本酒のCMでは、昔ながらの盃で飲んでいる場面を見かけることがありますね。

どこか凛とした佇まいが素敵です。

おちょこ

日本酒を飲む器の中では、もっとも小さなサイズなのがおちょこです。

「ちょっと」の語源といわれる「猪口(ちょく)」が訛って「おちょこ」になったと言われており、お蕎麦を食べる時につゆにつける容器のことも「蕎麦猪口(そばちょこ)」と呼ばれています。

お酒用のおちょこは小さいため、時間をかけてちびりちびり、徳利からちょこちょこ注ぎながら呑んだりするのが好きな人に好まれるでしょう。

入る量が少ないので、お酒の香りも変わらず燗も冷めにくいと言った特徴があります。

ぐい呑み

「(器を)ぐいっとつかんで呑む」とか「ぐいぐい呑める」から、ぐい呑みだと言われていますが、はっきりとした理由はわかっていません。

おちょこに比べて、サイズが大きめなのが特徴ですが、何センチからがぐい呑みだという、規定などはありません。

ぐい呑みも含めて、おちょこと呼ばれることも多いようです。

お酒好きな人が何度も注ぎ足さずに、効率よくぐいぐい呑める、ちょっと豪快なイメージがあるのが、ぐい呑みですね。

飲みたい温度によって選ぶ器は違う

硝子などの、目にも涼やかなおちょこやぐい呑みは、キリリと冷やして美味しい銘柄の「冷酒」を入れると格別の美味しさを味わえるでしょう。

お燗した日本酒なら、磁器などのしっかりとした器で冷めずに美味しく楽しむのが向いています。

ほかにもぬる燗や人肌、飲みごろなど、いろいろな温度で楽しめるのが日本酒の醍醐味ですね。

日本酒がもっと美味しくなるおしゃれなおちょこ9選

日本酒党の人の必需品ともいえるおちょこには、さまざまな素材や色、デザインがあります。

価格も数百円から数万円するものまで実に幅広いのです。

しかし、好きなお酒をゆったりと楽しむなら、見た目におしゃれなのはもちろん、その質も良いものを選びましょう。

ぐい呑みも交えて厳選した9つを紹介します!

【京焼-清水焼】陶葊 花結晶 [銀藤] ぐい呑み

  • サイズ:直径5.0×4.0㎝
  • 重量:60g
  • 価格:2,000円

京都で作られる清水焼のぐい呑みです。

銀色の花がパッパッと咲いたような、結晶釉(うわぐすり)によって自然に生まれる大きめの花模様が、いつもの日本酒を華やかに彩ります。

おちょこよりも少し大きめで、丸みを帯びてコロンとした姿が愛らしく、手になじんで持ちやすいつくりです。

晩酌の定番器にこそ、こんな贅沢なぐい呑みを選んでみませんか?

【津軽びいどろ】北洋硝子 [アデリア] 四季の盃

  • サイズ:直径74×高さ47mm(商品によって違う)
  • 総重量:400g
  • 容量:60ml、85ml
  • 価格:5,000円

昔ながらの宙吹き(ちゅうぶき)という、硝子を吹く技法による、津軽びいどろで作られたおちょこです。

独自の調合で作られた美しい透明感がまぶしい色ガラスは、ポッテリと厚みのある質感が特徴です。

クリアな冷酒をさらに透き通らせ、美味しくしてくれるだけでなく、小鉢やおつまみ入れとしても使えます。

春の花見・夏の涼味・秋の月見・冬の雪見と四季に合わせた色と柄で一年中日本酒を楽しみたい人に。

専用箱は立てて置いてインテリアとして楽しむのもおすすめです。

【京都-清水焼】陶葊 星雲天目 盃

  • サイズ:直径8.5×高さ4.5㎝
  • 重量:100g
  • 容量:170ml
  • 価格:5,000円

800年前、中国福建省で作られ、世界の陶芸史上最も美しいと言われる耀変天目(ようへんてんもく)茶碗は、いまだにその製法が謎に包まれたままです。

それを現代の陶工が再現して作られたのが、この盃です。

見る角度や光の当たる角度によって、その表情が変わる神秘的な色合いが楽しめます。

特別な日本酒を開けるとき、日常の忙しさを忘れてゆったりと味わってみませんか?

【京都-清水焼】大日 HiBiKi 碧彩 ぐい呑み

  • サイズ:6.0×5.0㎝
  • 重量:200g
  • 価格:2,000円

緋色をベースに空や海のような、さっぱりとしたブルーが美しいコントラストを描く、モダンな雰囲気のぐい呑みです。

陶芸家武村氏自ら育てたひまわりや、果実などの灰から作った釉薬が使われています。

現代では灰づくりの段階から釉薬を作る作家はとても少なくなりました。

印象的なブルーの釉薬が外側に流れている個性的なぐい呑みは、素朴な手触りで呑む人を優しく癒してくれるでしょう。

【陶芸家】藤岡光一 深海 ぐい呑み

  • サイズ:直径8.5×高さ4.5㎝
  • 重量:70g
  • 容量:170ml
  • 価格:5,000円

陶芸家藤岡光一氏による、青と黒のコントラストが印象的な「深海シリーズ」のぐい呑みです。

スッと持ち上げやすい形状になっており、飲み口のカーブのフィット感も絶妙です。

手作業で一つ一つ削った跡は、光によって違う表情を見せてくれます。

土の持つあたたかみはそのままに、どこか都会的な雰囲気をあわせ持つ大人のぐい呑みです。

【肥前吉田焼】副久製陶所 GOSU hana おちょこ 5点セット

  • サイズ:φ6.7*H3.0cm
  • 重量︙各100g
  • 価格:¥6,000

藍のグラデーションが美しいおちょこは、肥前吉田の地で三代に渡り、うつわ作りをしている副久製陶所の作品です。

現在はご夫婦二人で、煉瓦造りの工房で作陶をしています。

GOSUで絵付けされた、藍の色合いが変化していくさまが分かる5点セットは、その日の気分や、お酒に合わせて選ぶことが出来る楽しいセットです。

他の絵の具と違い、呉須は素焼きの状態で着色するためその青色が色褪せることはありません。

お揃いの徳利とセットでコーディネートするのもオススメですよ。

【新潟漆器】塗師Kiyo (小林仏壇店) おちょこ・ぐい呑 (ナチュラル)

  • サイズ:Φ8.0 * H3.0cm
  • 重量︙25g
  • 価格:¥10,000

老舗仏壇やさんの作る、珍しい漆器のおちょこは、錫粉を使った漆塗りでおよそ25gと非常に軽く、使い勝手の良いアイテムです。

伝統的な漆塗りの漆器という形は留めつつも、これまでにはないメタリックな質感をプラスしたデザインはモダンな仕上がりになっています。

それでいて原料である木材の木目が引き立つように計算された正に職人技が光る逸品です。

大切な方への贈り物としても喜ばれるアイテムです。

【大阪浪華錫器】大阪錫器 源氏シリーズ ぐい呑みゆき 6個セット

  • サイズ:径4.5*高5.0cm
  • 容量︙55ml
  • 価格:¥30,000

こちらは、伝統工芸士率いる大阪の錫器メーカーの作るカラフルなぐい呑です。

昔から錫は、不純物を取り除き、飲み物をまろやかにしてくれると言われています。

錫のぐい呑に注ぐことで、お酒の味も美味しく感じられるでしょう。

錫製のぐい呑は、日本酒好きの方なら、1つは持っておきたいアイテムです。

カラフルなデザインは、食卓や宴会シーンも華やかに円室してくれること間違いなしです。

桐箱に入っているので、記念品やプレゼントにもオススメです。

【備前焼】恒枝直豆 ぐい呑

  • サイズ:Φ8.0*3.0cm
  • 重量:200g容量:30ml
  • 価格:¥2,000

土のナチュラルな質感が楽しめる備前焼のぐい呑です。

備前焼は、表面に微細な気孔が空いていて、そこに含まれる空気によってお酒の香りをいっそう引き立てます。

恒枝直豆氏の作る備前焼は、窯への詰め方や窯の温度などによって自然に模様が表れるため、同じ模様、同じ色の作品はありません。

全て1点モノなので、いくつか購入してそれぞれの器の個性を楽しむ方も多いですよ。

まとめ

日本酒を適当な器で呑んでいた人も、お気に入りのおちょこやぐい呑みをすでに愛用しているという人も、ときには違った雰囲気や素材、色使いのおしゃれなおちょこを使ってみませんか?

好きなおちょこで美味しい日本酒をゆっくりと味わってみる…。銘柄は変えていないのに、高級店で特別な一杯楽しんでいるような味わいに感じられるはずです。