本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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調理器具で活躍する「鍋」。出番が多い分、劣化しやすいものでもありますよね。だからこそ、長く使っても性能が落ちにくい、一生モノの高級鍋を購入したいと思いませんか?
この記事では、高級鍋の中でも人気のココット鍋やタジン鍋、馴染み深い土鍋など様々な種類を厳選紹介します!
失敗しない鍋選びのポイントや、どの鍋がどんな料理に合うかも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
安くて消耗品のような鍋ではなく、一生使えるような最高級の鍋を購入する際、失敗しないための選び方のポイントが大きく4つあります。
せっかく高い鍋を買ったのに活用できずしまいっぱなし…なんてことにならないよう、事前に確認しておきましょう!
鍋には、ライフスタイルや作りたい料理によって適したサイズがあります。
【16cm程度のサイズの鍋】
一人暮らしの方、お弁当用のおかずをちょっと作るときに活用しやすいサイズです。
【20cm前後のサイズの鍋】
2~3人前程度の料理を作るときに、最も使いやすいのがこのサイズです。
【25cm以上の大きな鍋】
4~5人前の料理や、カレーなど多めに作り置きしておきたい料理に向いています。パスタを茹でることもできるため、家庭に1つあると便利なサイズといえます。
大きいサイズの鍋は場所を取ってしまうため、購入前に今一度収納スペースを確認しておくと良いでしょう。自分に合ったサイズを見極めることが、鍋選びの大きなポイントになります。
【カーボン製の鍋】
カーボンは炭素のことです。遠赤外線の効果で炭火と同じように食材の旨みを閉じ込めてくれるので、普段より一層美味しい料理が作れます。熱伝導率が高いため、火が通るのが早く時短にも有効です。
【ホーロー製の鍋】
ホーローは、鉄または銅製の鍋の表面にガラス質の釉薬を塗った鍋です。酸に強く保温性に優れている一方、ホーロー鍋は衝撃に弱いというデメリットもあります。また、急激な温度変化にも弱く、熱していたものを急に冷やしてしまうと割れる恐れがあるので取り扱いには注意が必要です。
【銅製の鍋】
銅は鍋に使われる素材の中で、最も熱伝導に優れた素材といわれています。そのためプロの料理家にも多く愛用されています。見た目にも華やかで魅力的な鍋ですが、長く使うためには手入れが必要なため少々手間のかかる素材といえます。
カーボンは少ない手間で長く使うことができるので最もおすすめですが、ホーローや銅も取り扱いに注意していれば一生モノの鍋となります。それぞれの良さがありますので、好みの素材で鍋を選ぶようにしましょう。
鍋を長く使うためには、機能面も重視しましょう。
たとえば、食材がこびりつきやすい鍋は洗うのも大変になりますし、あまり使いたいと思うものではありません。その点、フッ素加工された鍋ならこびりつきにくいのでおすすめです。
また、購入を検討している鍋の熱源が何に対応しているかもしっかりと確認するようにしましょう。たとえば自宅がIHならIH対応の鍋を選びます。
ちなみに、銅製の鍋はIH非対応だったり、性能が劣ったりするものがあるため注意が必要です。
食卓に並ぶこともある鍋ですので、見た目にこだわってみるのもいいでしょう。
好みのデザインで選ぶか、テーブルコーディネートしやすいものを選ぶか、高級感で選ぶかなど、何を重視して選ぶかはあなた次第!
お気に入りのデザインの鍋は自然と沢山使いたくなるので、惹かれるデザインの鍋を選んでみてください。
直火やオーブン、IHにも対応した、鍋の蓋まで全てカーボン製のココット鍋。
火の通りが早く、遠赤外線効果で炭火と同じように素材の旨味を閉じ込めます。特に煮込み料理が得意で、短時間でグッと美味しくなるのが最大の魅力。また、保温性が高く、調理後はそのまま食卓にサーブできます。
無駄のないシンプルなデザイン、そして鍋の内側にはフッ素加工が施されているためお手入れしやすく、日常使いしやすいのもポイント。
サイズは大・小の2展開ですので、人数や用途に合わせてお選びください。
日本国内の熟練職人によるMade in Japanの製品で、細部にまでこだわった最高級品。お値段は張りますが、一生ものの鍋として世代を超えて受け継いでいける逸品です。
ここからは、料理がもっと楽しく美味しくなる人気ブランドの高級鍋をご紹介!人気ブランドのココット鍋をはじめとした、各種鍋を厳選していますので、ぜひチェックしてみてください。
フランスの伝統的な錫物ホーロー鍋を作っているのが「STAUB/ストウブ」。ストウブの最大の特徴は、そのフタに隠されています。フタに付いた突起「ピコやシステラ」により、食品から出た蒸気を鍋の中で雨のように降らせる「アロマ・レイン」は、通常のフタの9倍の効果をもたらすとされています。
楕円形のオーバルは魚や鶏を丸々一匹調理することができ、利便性の高いフォルムとなっています。セルフ・ベイスティング・システムというストウブ独自の機構により、食材の旨みを逃がさずふっくらとした仕上がりになります。使いこなせれば料理の幅が広がるココット鍋なのでとてもおすすめです。
STAUB/ストウブ
ピコ・ココット オーバル
元々はフランスのノルマンディー地方で、教会の鐘を作っていた工房。食材を買い付けに来たシェフの依頼で鍋を作り評価を得たことから、今の「ムヴィエール」を創業。過去には、かの有名なモン・サン・ミッシェルの伝統的なオムレツを作るのに使用されたり、豪華客船タイタニック号のキッチンでも使われていたという逸話を持っています。
純銅製のココット鍋。銅の輝きが高級感を漂わせ、食卓に出せば華やかなテーブルコーディネートを演出できます。オーバルなのでお魚料理にも使用できるのが魅力の1つです。様々な調理に活用できる大きめのココット鍋は、とても重宝するのでおすすめですよ。
Mauviel/ムヴィエール
オーバルココット
キッチンウェアのパイオニア的存在として、1925年に誕生したのが日本でも大人気の「ル・クルーゼ」。確かな機能性とデザイン性の高さで、世界で愛されるブランドです。今もなお変わらず、職人たちによって一つ一つ手作りされており、実はそれぞれに個性があるのがル・クルーゼの鍋です。
高品質なキッチン用品で人気のル・クルーゼによるココット鍋です。独自のスチームコントロール機能を備えており、食材の雑味を逃がしつつ旨みと栄養をしっかりと閉じ込めてくれます。美味しく健康によい料理が作れるので、とてもおすすめのココット鍋です。
LE CREUSET/ル・クルーゼ
シグニチャー ココット・ロンド
メイド・イン・ジャパンの「バーミキュラ」は、1936年に愛知県で創業された老舗鋳造メーカー「愛知ドビー」が生み出しました。素材本来の美味しさ楽しみ、世界中に手料理のある暮らしの素晴らしさを届けることを使命としています。
職人の手仕事による0.01㎜の精度でフタと本体の接合部分を削り出し、そこに独自の熱伝達テクノロジーを重ねることで、究極の無水料理を現実。バーミキュラの鍋を使い出してから、これまで食べられなかった野菜が食べられるようになった、調味料が減ったなど、暮らしに変化をもたらしてくれる鍋です。
Vermicular/バーミキュラ
オーブンポットラウンド
鍋としても器としても使える便利なココット鍋です。職人の伝統技術を活かして、伝統的なデザインだけではなくモダンなデザインも追求している池永鉄工です。人々の夢を実現するための生活環境を創造し、伝統技術、環境との調和を図っています。
オーブンからそのまま食卓に出すことができるので機能的で便利ですね。12センチ、10センチもありますので使いやすいものをお選びください。
池永鉄工
ココット鍋 14cm
南部鉄器で作られたココット鍋です。900年続く伝統と先端の技術をぜひ体験してみてください。使い始めには鍋ならしという手順をすることで焦げにくくなります。
奥州、藤原清衡の時代にはじまり、平安文化の時代を経て、現代に脈々と受け継がれてきたのが水沢の南部鉄器です。伝統的なサビ止め技法を発展させた独自製法(特許製法)を開発する等、伝統と先端の技術で南部鉄器を生み出しています。
及源鋳造
OIGEN 南部ココット ラウンドF-417
優れた熱伝導と蓄熱性のココットロンドです。KELA(ケラ)は1903年創業のキッチンから収納バストイレタリーまでを取扱うドイツのハウスウェアブランドです。煮込み料理を美味しくするココットロンド。内側と外側にエナメルコーティングを施しています。熱伝導が優れていて、食材本来の美味しさを引き出しお料理を風味良く仕上げます。
ガス直火、IH、オーブン、電気プレート、シーズヒーター、ハロゲンヒーターに対応しています。料理が冷めにくく、温かい料理の美しさを一層引き立てます。
Kela
Kela ココットロンド 24cm
1939年アメリカで生まれた「ビタクラフト」。ビタクラフトの名前の由来は、「ビタミン(ビタ)を逃さない、手づくり(クラフト)のお鍋」。その名の通り、職人によって丁寧に作られた製品は、世界の家庭の食卓に美味しさと健康を届けています。
リンゴをモチーフにした、コロンとしたフォルムがかわいらしい「アップルキャセロール鍋」。2層のステンレスと3層のアルミからなる全面5層構造で、熱効率に優れています。ステンレスの保温力と、アルミの熱伝導率の高さの両方を兼ね備えた実力派のお鍋です。ガスをはじめ、IHなど様々な熱源に対応しているのもうれしいポイントです。
Vita Craft/ビタクラフト
アップル キャセロール
土鍋の特性と高精度加工技術を掛け合わせてできたのが、「モラトゥーラ」の「ベストポット」。高度な研磨技術は、鍋とフタの隙間がなんと「1000分の1ミリ」という世界。隙間を無くすことで、熱も旨味も逃さずに調理することができます。
ベストポットの最大の特徴は、蓄熱料理を可能にしたことです。ごはんや肉じゃが、かぼちゃの煮物なら、火に掛ける時間たったの10分!あとは、鍋がじっくりゆっくり調理してくれます。忙しい方にもってこいの、時短&節約ができるうれしい土鍋です。これまでにない、土鍋らしくないスタイリッシュなデザインも魅力のひとつですね。
MOLATURA/モラトゥーラ
ベストポット
とんがり帽子のようなフタが特徴的なタジン鍋。タジン鍋は、帽子のような尖ったフタの部分で冷やされた蒸気が鍋の中を巡る仕組み。フタは重く大きく圧力も掛かるため、圧力鍋のような効果も得ることができます。
蒸し野菜や、本格的なタジン料理を作りたいときに活躍してくれる、見た目にもかわいらしいタジン鍋です。
STAUB/ストウブ
タジン鍋
耐久性が高く、優れた熱伝導率で高温調理が可能な鉄のフライパンは、シンプルなステーキや野菜炒めなどもより美味しくしてくれます。その一方で、鉄のフライパンはプロの料理人が使っていて、お手入れが大変なイメージがある方が多いと思います。
ご紹介するビタクラフトの「スーパー鉄」シリーズのフライパンは、煩わしい鉄のフライパンのお手入れ不要です。鉄フライパンの魅力をそのままに、鉄の弱点である「錆びやすさ」を極限まで軽減。独自の窒素加工により、鉄でありながら錆びにくいフライパンを作り上げました。成形から検品まで、全ての工程が安心・安全の「日本製」です。
Vita Craft/ビタクラフト
スーパー鉄 フライパン
ストウブの「エマイユ(ホーロー)」加工は、耐久性に優れています。ガラスを原料とする「エマイユ(ホーロー)」は食材の酸にも強く、使用していてると気になるニオイ移りの心配がありません。ガスやIH、オーブンでも使用することができます。
「蒸す」と「グリル」、2つの調理方法を両方叶えることを可能にしたのが、こちらの「スチーム&グリル」。内側はストウブ独自のザラザラ加工が施されており、油なじみがよく焦げ付きにくくなっています。調理の際、波型の凹凸によって、野菜やステーキに見た目にも美味しいグリルマークを付けられるのが魅力ですね。
STAUB/ストウブ
スチーム&グリル
ここでは、タイプ別の鍋の特徴やそれぞれの鍋に合ったおすすめのレシピを紹介していきます。
ココット鍋は熱伝導に優れているため、食材をゆっくり均等に温めることができるのが最大の特徴。
そのため煮込み料理に使われることが多いですが、耐熱性にも優れており、直火だけでなくオーブンでも使用できるため、オーブン料理も得意です。
ココット鍋の魅力のひとつは、高い保温性。見た目にも華やかな色合いの物が多いココット鍋は、調理後そのまま食卓に並べることで、熱々の料理を提供することができ、おもてなしにも最適です。
ダッチオーブンと言うと、「キャンプで使う鍋」というイメージではないでしょうか。しかし最近では、家庭でも使えるモデルも多く出ています。
ダッチオーブンは、フタも含めて鍋丸ごとが調理器具として使える万能鍋。金属製の鍋は、分厚い作りでしっかりと重みのあるフタにより気密性が高く、圧力鍋のような使い方ができます。
一台で、「煮る・焼く・炒める・蒸す(燻す)・揚げる」ができるのが最大の魅力。
「ココット鍋」と「キャセロール鍋」、その違いが良く分からないという方もいるでしょう。実際、両方同じように表記しているブランドもあったりします。
違いは、キャセロール鍋と呼ばれるものは、ココット鍋と比べると底が浅く大きいものを指します。
見栄えのする料理を食卓の真ん中に置くことで、メインのお皿として使うことができます。
寄せ鍋やおでんなど、鍋料理で馴染みのある「土鍋」ですが、実はその使い道は鍋料理に限りません!
土鍋は食材への火の通りがゆっくりであることから、煮込み料理に向いており、素材の旨味を引き出してくれます。また、保温性も高く余熱料理も得意です。
近年では、いかにも土鍋といった見た目のものではなくスタイリッシュなもの、そして土鍋本来の特性+特殊な加工技術を施した蓄熱料理ができる土鍋もあります。
とんがった帽子のようなフタが特徴的な「タジン鍋」は、モロッコをはじめとした北アフリカ諸国で使われている調理器具のことで、鍋そして料理どちらも「タジン」と呼ばれています。
タジン鍋の大きな特徴は、無水料理(少量の水を使うこともあります)ができること!素材が持つ水分や脂分を引き出し調理することができるため、本来の栄養をそのままに美味しさも保つことができるのが魅力です。
調理器具の中で、日頃一番良く使うひとつがフライパンではないでしょうか。使い慣れている存在でもありますが、素材(鉄製・錫物など)によっては、普段の料理を各段に美味しくしてくれる身近な調理器具ともいえます。
波型の形状になっているグリルパンは、野菜やお肉に焼き目も綺麗に付けることができ、見た目にも美味しさをプラスしてくれます。また、溝の部分に余分な脂が落ちることで、カロリーカットすることができるのもうれしいポイントですね。
美味しい煮込み料理、炊き込みご飯やスイーツ作りまで、様々なレシピで活躍してくれる高級鍋。種類やデザインも実に豊富で、ブランドも日本のものから世界のものまで多岐にわたります。
キッチンにひとつあると、とても重宝する調理器具です。時短&節約、料理の幅も広げてくれる高級鍋で食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
用途やシーンに合った、一生モノの高級鍋をぜひ見つけてみてください。
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