撥水加工の風呂敷の用途や選び方、メリット・デメリットを解説！おすすめ商品も紹介

撥水加工の風呂敷とは？

撥水加工の風呂敷は、布地の表面にコーティングが施されており、それにより”水をはじく”仕様のアイテムです。素材にはポリエステルが使われることが多く、布には細かな隙間があいているため、通気性を保つことが可能。

「撥水」に似た言葉で「防水」も知られていますが、こちらは”水を通さない”仕様のアイテムを指します。防水加工の場合は、生地にゴムや塩化ビニルなどが使われ、水や空気を通しませんが、蒸れやすい点がデメリット。撥水加工の風呂敷は、「超撥水風呂敷」「撥水風呂敷」などとも呼ばれています。

撥水加工の風呂敷のメリットや用途

撥水加工の風呂敷のメリット

風呂敷を撥水加工にする大きなメリットは先述のとおり”水をはじく”こと。雨の日でも安心して使えます。水がついても弾いて玉になってコロコロと転がるさまは感動を覚えるほど。

また撥水加工していることで、汚れがつきにくく、洗濯をしても簡単にキレイにできます。普通の風呂敷にはできないさまざまな使い方ができる点も大きなメリットです。

撥水加工の風呂敷の用途

撥水加工の風呂敷は、両端を結んでエコバッグとして使えます。汚れても簡単にキレイにでき、結露がでる冷たい飲み物や商品を入れても大丈夫。

バッグに入れて携帯しておけば、雨が降ってきたときに頭や肩にかけて傘代わりに使える雨よけにもなります。また、レジャーシート、赤ちゃんのオムツ替えマット、スカーフ、テーブルクロス、防寒具、授乳ケープ、バッグカバーなど、使える用途はさまざま。仕事へ行く際や、レジャーの際のお供にぴったりのアイテムです。

撥水加工の風呂敷は水も運べる

「平織」や「サテン」の生地で作られている風呂敷は、水を入れて運ぶバケツの代わりとして使えます。入れた水で膨らんだ風呂敷をしぼると、布の細かな隙間から水が出てシャワーのようにも利用可能。

コンパクトに持ち運べてさまざまな使い方ができることから、災害用の防災ふろしきとして携帯すると、いざというときに役立ちます。

撥水加工の風呂敷のデメリットは？

撥水加工で使われることの多いポリエステルですが、素材の性質上、冬場に使っていると静電気が起こりやすくなります。

綿に撥水加工を施したアイテムも販売されていますが、ポリエステルの場合、結んでも比較容易に結び目がほどけて、お手入れもしやすいことから重宝されています。

静電気が苦手な方は比較的起きづらい夏場に使用するなど工夫するとよいでしょう。

撥水加工の風呂敷の選び方

撥水加工の風呂敷の選び方①
【サイズで選ぶ】

撥水加工の風呂敷は、大きなものから小さなものまでいくつかのサイズで作られています。90cm以上の風呂敷はバッグカバーにもできるほどの大きさ。1m以上の大判ふろしきになるとレジャーシートがわりや日よけなどアウトドアシーンでも活躍します。

そのほか、70cmは古くからある風呂敷として重宝されるサイズ。菓子折を包むことやバッグインバッグにちょうどいい大きさ。45cmから50cmほどの小さなサイズはお弁当箱を包むのに適しています。使いたい用途に合わせてサイズを選びましょう。

撥水加工の風呂敷の選び方②
【色・柄・デザインで選ぶ】

一般的な風呂敷と同じように、撥水加工の風呂敷にはさまざまな色・柄・デザインの商品が販売されています。美しいものからかわいらしいもの、大人っぽい柄の風呂敷もあるので、好きなテイストのアイテムを選ぶことが可能。日本製のこだわりの品を数多く紹介しているBECOS Journalがおしゃれで便利な撥水加工の風呂敷をご紹介します。

おしゃれで便利な品を厳選！
撥水加工の風呂敷おすすめ7選

撥水加工の風呂敷おすすめ1
【色合いが美しい！朝倉染布の超撥水風呂敷（平織）】

超撥水の風呂敷を独自の技術で生産している群馬県の朝倉染布。十二単の春バージョンの品は色合いが柔らかでデザイン性の高い風呂敷です。

平織のなので、水を入れてバケツとしても使える品。96cmと大きなサイズはエコバッグはもちろん、防寒具やスカーフ、雨よけなどとしての利用が可能です。十二単のほかにポップな花柄の「華々」やメリーゴーランドが描かれたカラフルな色合いの風呂敷なども取り揃えています。

朝倉染布
【超撥水加工】十二単 春（平織96cm）風呂敷

撥水加工の風呂敷おすすめ2
【ブルー系の色が爽やかな朝倉染布の超撥水風呂敷（ちりめん）】

「鶴霞（たづかすみ）」と呼ばれる鶴がたくさん描かれたにぎやかな超撥水風呂敷です。素材には「ちりめん」が使われており、独特の風合いが魅力の逸品。

96cmの風呂敷は、ワインや日本酒などのボトルをそのまま包んで持ち運べる大きなサイズ。テーブルクロスとしてかけて使ってもステキです。ブルー系の色合いに鶴の白と赤がアクセントになったおしゃれなアイテムです。

朝倉染布
【超撥水加工】鶴霞 たづかすみ（ちりめん96cm）風呂敷

撥水加工の風呂敷おすすめ3
【ざらっとした素材を使用した70cmの超撥水風呂（アムンゼン）】

大柄の花々が色鮮やかで美しい超撥水風呂敷です。荷物が増えたらエコバックに、突然の雨には傘代わりに、寒い時にはストールや膝掛けに使用できます。

素材はポリエステル100%の平織。ブラウスなどにも使われる織り方で、なめらかでさらさらとした手触りが特徴です。肩や膝にかけてもさらりとした心地よさを楽しめますよ。カバンに一つ入れておくと便利なアイテムです。

朝倉染布
【超撥水加工】朝倉染布 華々 (平織96cm) 風呂敷

撥水加工の風呂敷おすすめ4
【色合いとボーダー柄がシックな超撥水風呂敷】

四角で囲まれたボーダー柄と黒のカラーがシックな印象の「ながれ」の超撥水風呂敷。すべてボーダー柄に見えますが、ところどころに線から丸みのある図形や三角形が飛び出ており、カモメが飛んでいるようにも見えます。

包み方次第でボーダー柄のバッグのようにもできて、幅広い世代に楽しんでいただけるアイテム。平織の96cmのタイプの超撥水風呂敷です。

ながれ
超撥水風呂敷 マリンボーダー

撥水加工の風呂敷おすすめ5
【ミナペルホネンとコラボした撥水加工風呂敷「letter of flower」】

北欧風のテキスタイルが人気のミナペルホネンとアクアドロップがコラボレーションしたアイテムです。たくさんの花が野に揺れる様子を描いたミナペルホネンらしい図柄。同ブランドのファンの方におすすめの逸品です。

サイズは100cmなので、レジャーシートやテーブルクロスなどに利用可能。柔らかい風合いの生地なので、コンパクトに折り畳んで持ち運びできます。

アクアドロップ
ミナペルホネン アクアドロップletter of flower 撥水風呂敷

撥水加工の風呂敷おすすめ6
【幾何学模様とシックな黒が使いやすい大判タイプの撥水加工風呂敷】

京都を拠点に活動するコトノワのふろしきシリーズ「ORIGAMI」の大判タイプ。綿100％に撥水加工をほどこした風呂敷です。

100cmの大きなサイズなので、アウトドアでの使用にもぴったり。シックなブラックに幾何学模様が描かれたデザインなので、街中でバッグとしても使えるアイテムですよ。

コトノワ
撥水タイプ ORIGAMI 大判ふろしき ブラック

撥水加工の風呂敷おすすめ7
【牛を使ったカモフラージュが楽しい！ながれ×イイカモの超撥水風呂敷】

朝倉染布の超撥水風呂敷「ながれ」と、カモフラージュデザインで知られる「イイカモ」のコラボレーションアイテムです。牛の顔や姿が紛れ込んだデザイン。

素材はタフタが使われているので、水を入れて持ち運ぶこともできます。125cmと大きなサイズはアウトドア向き。レジャーシートや日よけ、バケツ、雨よけなど大活躍してくれますよ。風呂敷を入れるケースも付いた特別仕様のアイテムです。

ながれ×イイカモ
ながれ×イイカモ 超撥水風呂敷 COW

撥水加工の風呂敷を使ったエコバッグの作り方

風呂敷を使ったエコバッグの作り方を知りたい方は、下記記事のなかで動画とテキストで紹介しています。風呂敷で作れるエコバッグはいくつか種類があり、用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。作り方を事前に知っていれば、いざというときにも役立ちますよ。

撥水加工の風呂敷はプレゼントにもぴったり

さまざまな用途に使える撥水加工の風呂敷は買いやすい手ごろな価格に加えて実用性の高さからプレゼントにぴったりです。インテリアや食器などのように収納に困ることがない点もおすすめ。お祝いやプチギフトに撥水加工の風呂敷を贈ってみてはいかがでしょうか。

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撥水加工の風呂敷の用途は？

撥水加工の風呂敷はエコバックとして使えるほか、雨が降ってきたときに頭や肩にかけて傘代わりに使える雨よけにもなります。また、レジャーシート、赤ちゃんのオムツ替えマット、スカーフ、テーブルクロス、防寒具、授乳ケープ、バッグカバー、バケツといったさまざまな使い方が可能。販売されている撥水加工の風呂敷の詳細はこちらでご確認ください。

撥水加工の風呂敷を使ったバッグの作り方は？

撥水加工の風呂敷を使ったバッグの作り方はいくつか種類があり、用途に合わせて覚えておくとよいでしょう。バッグの作り方はこちらからご確認ください。