赤ちゃんにはカーペットより「畳・い草ラグ」がおすすめ！おしゃれなラグ2選も紹介

赤ちゃんが生まれて変わることと言えば生活リズムや働き方などもありますが、一番身近なことといえば“部屋のインテリア”ではないでしょうか？

そこで今回は、私も自宅で使っている「畳・い草ラグ」を、赤ちゃんのいるご家庭でこそ使ってほしい理由を解説します！畳・い草ラグは和室がない部屋でも畳・い草の上で子育てができるアイテム。デザイン性にも優れたイチオシのい草ラグも紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

畳・い草は赤ちゃんの子育てに向いている！理由は？

現在、和室のある家庭は急激に減少しており、畳やい草を見る機会も減っています。両親二人だけで暮らしているのであれば、フローリングの部屋だけでも不都合はないのですが、赤ちゃんが生まれ幼児の子育てをする場合には、畳・い草の部屋をおすすめします！

ベッドから落ちる配がない

生後4~5ヶ月を過ぎて寝返りができるようになってくると、赤ちゃんはコロコロと動き回る様になり、予想外の動きでひやっとすることも多くなります。

洋室だと、少し目を離した隙にベッドから落ちてしまったり、ソファーやテーブルなど家具の下に入り込んでほこりを食べてしまったりと目が離せないものです。

また、フローリングは床が固く冷たいため赤ちゃんをそのまま寝かせておくことができませんが、畳・い草の場合はそのままゴロゴロと寝転がせて遊ばせておくことができます。

布団が畳・い草の延長のため、ベッドのように万が一にも高いところから落ちてしまう心配もありません。

畳（い草）は、空気を浄化し湿度も調整してくれる。

畳の原料であるい草には、ぜんそくの原因となる「二酸化窒素」や「二酸化硫黄」などのホルムアルデヒドを吸着し分解してくれる効果があります。また、い草は湿気を吸ったり吐いたりする吸放湿性も兼ね備えているため、天然の加湿器の役割を果たしてくれます。

体温が大人より高い赤ちゃんは、たくさん汗をかくため、夏場はどうしても寝つきが悪くなってしまいます。

そこで畳の上に寝かせることでい草が汗を吸ってくれて、さらっと爽快な寝心地となり寝つきが良くなります。また、い草はたくさんの空気を蓄えることができるため、冬には暖かな空気を外に逃がさない効果もあります。

畳・い草は音も衝撃も吸収してくれる。

マンション暮らしで心配なのは音の問題。小さなお子さんが走り回ったり、飛び跳ねたり、おもちゃを投げたり、近隣のお宅へ音が響いていないか心配は尽きません。

そこでも畳・い草が有効な解決策になります。畳はい草を織り込んで作られており、音を吸音する効果もあります。

さらに、衝撃も吸収してくれるので、万が一転んだ際に赤ちゃんへのダメージを軽減できるだけではなく、近隣への音も吸収できるでしょう。

フローリングの部屋しかないなら「畳・い草」ラグを！

畳・い草の効果は理解できたけれど、現実的にマンションなどで家に和室がない場合はどうしたら良いのでしょう？

そこでおすすめしたいのが「畳・い草ラグ」。聞き慣れないかもしれませんが、い草で作られたラグ・カーペットと考えていただいて間違いありません。フローリングの上に敷くことで、和室がなくても畳・い草の上で子育てをすることができます。

畳・い草ラグと綿やポリエステルのラグ・カーペットはどう違うの？

フローリングの床では通常、毛並みの長いフカフカとしたラグをお使いの方も多いです。

また、最近では赤ちゃん用に手洗いができたり、低反発効果のある厚手のラグやカーペットも売られています。それらの商品と比べてメリットはどこにあるのでしょうか？

畳・い草ラグなら赤ちゃんがほこりやごみを食べてしまう心配が少ない

あらゆるものに興味を持ち、何でも口に入れてしまう赤ちゃん。ほこり、ごみや髪の毛を食べてしまわないか心配なお母さんも多いのではないでしょうか。

私もその一人でした。以前は毛並みの長いラグを使っていたのですが、赤ちゃんが生まれたのを機に畳・い草ラグに買い替えを行いました。

なぜかというと、ラグの毛並みの中には目に見えないほこりや髪の毛がたくさん溜まっており、毎日掃除機をかけたり、コロコロ（カーペットローラー）を使ったとしても、中に隠れてしまっているゴミまでは取ることができません。

しかし、赤ちゃんはぐりぐりと毛並みをいじくりながら、器用に毛玉やごみを集めてしまいます。

すると、赤ちゃんはごみの付いた手をそのままおしゃぶりしてしまうので、衛生的に心配でした。畳・い草ラグはさっと表面を乾拭きすることで簡単に掃除ができます。

畳・い草ラグにすることで、赤ちゃんがほこりやごみを食べてしまうのを防いでいます。

畳・い草ラグは洗濯する必要がなく掃除が楽で衛生的

赤ちゃんはミルクや離乳食を吐き出してしまうことも多いですよね。私の赤ちゃんもミルクをよく吐き戻してしまいます。

もちろんスタイを付けてはいますが、うつ伏せ時に吐いてしまうと完全に防ぐことはできません。そこでも畳・い草ラグは役立っています。

ウェットシートでさっと表面を拭くだけで汚れが取れるので、掃除がとても楽なのです。元々使っていた毛並みのあるカーペットでは、掃除が非常に大変だっただろうと思います。

たとえ、毛並みのないカーペットでも水分は吸収されてしまいますし、手洗いや洗濯ができるカーペットもありますが、大きく重いため女性が一人で動かしたり、洗ったりするのはなかなか容易ではありません。

その点、畳・い草ラグであれば女性でも片手で持てる重さで、布団と同じように天日干しも簡単にできるため、カビることもなく衛生的です。

畳・い草ラグのダニ対策は天日干しと換気でOK！

畳・い草を使う上で、どうしても気になるのがダニの心配です。万が一、ダニが発生してしまった場合には、天気の良い日に表を1時間、裏を1時間と裏返しながら日光を当ててブラシ掛けを行いましょう。

ダニを発生させないために、普段からダニの主食であるアカ、フケ、カビなどを減らすことが大切です。

定期的に掃除機を掛けたり、天日干しをしたりしてください。また、部屋の換気を行うことでダニの好きな湿気が溜まるのを防いでください。

一般的なフローリングの部屋で使われるような、毛並みのあるラグやカーペットではなく、より掃除が楽で、より衛生的な畳・い草ラグを赤ちゃんのいるご家庭にこそおすすめします。

赤ちゃんにおすすめ！機能的でおしゃれなイチオシのい草ラグ
貴重な国産い草で作る「イケヒコ」のラグ

イケヒコ・コーポレーションは、創業130年を数える老舗の畳・い草メーカー。九州に拠点を置き、い草の生産から加工までを一貫して手掛けています。

今では、中国やベトナムから安価ない草が大量に輸入されていますが、イケヒコ・コーポレーションが作る畳・い草ラグシリーズは、国産のい草を使うことにこだわっているのが特徴。国産のい草は生産量が激減し、じつは非常に貴重な原料となっています。

国産のい草は、海外産のものに比べて一本一本が太く、表皮が厚く繊維がキメ細やか。そのため、弾力性があり耐久性に優れ、安価な海外産い草を使った畳・い草ラグと違い数年で劣化してしまうようなことはありません。

赤ちゃんが毎日触れるものなので、素材や安全性にこだわりたいという方にぴったりです。

赤ちゃんにおすすめのい草ラグ1
畳なのにおしゃれ！カラフルない草ラグ「デニムFジョイ」

赤ちゃんのためを思った子育て仕様のお部屋でも、インテリアにはこだわりたいというお母さん・お父さんも多いはず。「デニムFジョイ」はカラフルなデザインでお部屋をおしゃれに演出してくれます。ラグの縁がデニム生地なのもポイントで、洋室にとてもよくマッチします。

裏側は柔らかいウレタン素材。程よくクッション性がある柔らかな踏み心地で、赤ちゃんを育てるのにぴったりです。

赤ちゃんにおすすめのい草ラグ2
国産い草の品質上位1%で作る最高級ラグ「カロン」

全体の収穫量の1％程度しか取れない136cm以上に成長したい草のみを厳選し、通常の2.2倍もの量を織り込んだ最高級い草ラグ。泥染めしていない無染土い草で光沢があり、肌触りが非常に滑らかです。

い草を4層に織り込んでいるため、耐久性、ボリューム感などで他社製品とは一線を画します。熟練の職人が目を離さずに専用の機械で織り上げ、仕上げには馬毛のブラシを使ってツヤを出すというこだわり。畳・い草の縁には、い草と同じく九州の久留米織を使っています。

原料、加工、仕上げ、全ての工程で職人の技が光る至極の畳・い草ラグ。高級ですが、シックなデザインもおしゃれで、この機会に特別ない草ラグがほしいという方におすすめです。

赤ちゃんの子育てに「畳・い草ラグ」を使おう！

赤ちゃんの子育てにメリットたっぷりの畳・い草ラグ。ラグは赤ちゃんに毎日触れるものなので、素材はもちろん安全性にもこだわりたいところです。ぜひ、ご紹介した国産い草を贅沢に使った畳・い草ラグで安心の子育てライフを送ってみてくださいね！