
最近飲み物を飲む時、グラスやコップではなくタンブラーを使っている人が、非常に増えてきていますよね。
すでにあなたもいくつかタンブラーを使ったことがあるかもしれません。
ですが、錫製のタンブラーとなると、ピンと来る人はほとんどいないのではないでしょうか。
あまり知られていないのですが、実は錫のタンブラーは、とてもメリットが多くおすすめできるものなのです。
プレゼントでタンブラーをあげるということは、それほど珍しいことではないと思うのですが、錫のタンブラーとなると、知る人ぞ知るといった感じがして、プレゼントをもらった人はより嬉しくなるでしょう。
今回はそんな、プレゼントにもおすすめできる、タンブラーをご紹介していきたいと思います。
もちろん、自分のために買うとしても、とても良いものですよ。
目次
そもそも錫とは何か
冒頭で、「錫のタングラーがおすすめです」とお伝えしましたが、錫はあまり普及しているものではないので、そもそも錫は何なのかということからご説明していきます。
錫は金属の一種なのですが、希少性が高く、金と銀の次に希少なものとされています。
また、錫の歴史は古く、約1300年前に海外から日本に伝わったとされます。
海外では、紀元前1500年ごろにエジプト王朝で使われていたのではないか、という証拠が残っており古くから人の歴史に登場してきました。
錫のタンブラーをおすすめする2つの理由
錫とは何かということはわかりましたでしょうか。
次はなぜ、錫製のタンブラーをおすすめしているのかについて、大きなメリットを2つあげて説明していきたいと思います。
熱伝導率が高い
熱伝導率が高いとはどういうことかというと、錫が周りの温度にすぐ反応し同じ温度に変わるということです。
タンブラーに置き換えると、冷たいものを注げばタンブラーも冷たくなり、暖かいものを注げばタンブラーも暖かくなるということです。
これを最大限に活かした、おすすめの使い方があります。
冷たい飲み物を飲む時は事前に冷蔵庫に入れておくと、飲み物をキンキンに冷えた状態で楽しむことができます。
逆に暖かいものを飲む時は、事前にお湯などを注いでタンブラーを温めておくことで、長く暖かいままの飲み物を飲むことができます。
錆びにくく抗菌効果が水やお酒をおいしくしてくれる
錫は金属の中でも錆びにくできています。
酸化スピードが非常に遅く、適度な手入れをおこなえば一生錆びることはありません。
錆びにくいというのは、うちに触れるものにとって、とても大きなメリットです。
また、このサビにくさは錫が持つ高いイオン効果によるものなのですが、これは入れた飲み物にも作用し、水でもお酒でも雑味を取り除きまろやかな味わいにしてくれるのです。
錫のタンブラーおすすめ3選
大阪錫器 タンブラーかたらい 大
【価格】12,000円(税抜き)
大阪錫器のシルキータンブラーです。
330mlというちょうど良い大きさで、特にビアグラスとして使っていただくのが、おすすめのタンブラーです。
大阪錫器はひとつひとつを手作りで作っているため、それぞれ色や形が若干違ったりと、手作りならではの味わいがあります。
手作りでていねいに磨かれた飲み口は、口触りも滑らかで、非常に飲みやすく作ってあります。
ビール好きには特におすすめの、錫製タンブラーです。
能作ビアカップ-L (桐箱入)
【価格】9,000円
同じくビアタンブラーとしておすすめなのが、能作ビアカップです。
こちらは4つのサイズバリエーションがあり、ビールはもちろんのこと水やその他の飲み物など、ものを選ばずに使えるのが嬉しいタンブラーです。
このLサイズについては、最大容量380mlと350mlの缶ビールがちょうど入るサイズになっているので、普段缶でビールを飲んでいる人には、このタンブラーをぜひ一度試してみてもらいたいです。
試す機会があった時は、ビールをそそぐまえに、必ずビアカップを冷やしておくことを忘れないでくださいね。
錫 タンブラー 清流加工 190ml
>錫 タンブラー 清流加工 190mlをもっと詳しく見てみる。
【価格】9,180円(税込)
模様が涼しげな錫のタンブラーです。
小ぶりなサイズですが、日本酒や焼酎やソフトドリンクを飲むのにピッタリなサイズです。
シンプルな形状ながら、持ち手の部分はなんとも言えないおしゃれな模様をしていて、逆に内側はつるつると錫らしい滑らかな見た目をしています。
毎日の晩酌や普段の食卓に、存在感のあるこの錫製タンブラーが日常を少し良いものと変えてくれることでしょう。
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錫製タンブラーのお手入れ方法
最後に、毎日使うものだからこそ気になる、お手入れ方法をご説明します。
ですが、ご安心ください。
錫のタンブラーは特別なお手入れは必要ありません。
通常の食器と同じように食器用洗剤と、柔らかいスポンジで手洗いしてもらえば問題ありません。
ただし、ふたつ注意してもらいたいことがあります。
錫は柔らかい性質上、たわしで洗ったり、クレンザーで研磨してしまうと傷がついてしまいます。
また、食洗機も注意が必要です。
熱が伝わりやすく柔らかいため、場合によっては変形してしまうからです。
これらを注意してもらえば、あとは普通に洗って問題ないので、日々のお手入れはとても簡単ですね。
まとめ
今回は錫のタンブラーをおすすめしてきましたが、錫の魅力が伝わればとても嬉しいです。
冒頭で説明した通り、錫は貴重な素材なので、若干値段の高めなものが多いですが、その分メリットがたくさんありますし、大切に使えば一生使い続けることができるものです。
あなたの晩酌のお供として、普段の食卓を少し良いものへと変えるため、錫のタンブラーはあなたの日常を、より良いものへと変えてくれることは間違い無いです。
タンブラー選びの参考としてこの記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。