薩摩切子グラスのおすすめ11選！最高級のロックグラスや焼酎グラスを紹介

おすすめは、幕末の大名たちを魅了した美しいカットグラスで、鹿児島県の伝統工芸品「薩摩切子」です。

この記事では、BECOS Journalが厳選した薩摩切子のグラスを種類別にご紹介。

また、薩摩切子の特徴や値段が高い理由なども解説していくので、納得感を持って薩摩切子グラスを選ぶことができますよ。

薩摩切子グラスのおすすめ一覧を見る！

商品	商品名	特徴	詳細	価格（税込）
	薩摩ブラウン オールドグラス	グラスの底までカッティングされ豪華！ モダンクラシカルが魅力	詳細を見る	49,500円
	オールドグラス (金赤)	純金を使用した豪華な逸品 還暦祝いにおすすめ！	詳細を見る	77,000円
	古式 オールドグラス	アンティーク感＆レース感が魅力 特に女性におすすめ！	詳細を見る	71,500円
	そば猪口2点セット	多彩な使い方ができるペアグラス	詳細を見る	79,200円
	桜島盃	全3色展開 ユニークな「桜島」モチーフ！	詳細を見る	22,000円 ～ 26,400円
	フリーグラス	全6色展開 フルーツ・デザートカップなどにも使える！	詳細を見る	44,000円 ～ 49,500円
	おちょこ	全7色展開 お猪口としては大きめ容量100ml	詳細を見る	26,400円 ～ 33,000円
	酒器3点セット 二重被せ 片口 & お猪口	全2色展開 片口/お猪口のみの単体購入も可能	詳細を見る	118,800円 （緑/瑠璃） 126,500円 （金赤/瑠璃）
	馬上杯	全6色展開 ショットグラスとしてもおすすめ！	詳細を見る	30,800円 ～ 38,500円
	薩摩黒切子 ワイングラス	極上ワインにふさわしい極上グラス	詳細を見る	165,000円
	薩摩黒切子 ビールグラス	ビールの黄金色が映える 容量200mlで様々なドリンクで活躍	詳細を見る	90,200円

「薩摩切子」のグラスとは？

薩摩切子は、幕末の頃に現在の鹿児島県である薩摩藩で生まれた伝統工芸品です。

切子と呼ばれるガラスにカットを施すことで、光を屈折・反射させキラキラと輝く美しいグラスに仕上げます。

薩摩切子の最大の特徴は、「ぼかし」と呼ばれるグラデーションを施す技法。このぼかしは、透明なガラスの上に色ガラスを被せて削ることで生まれます。

色ガラスを削り、色の濃淡を生み出すことで、色ガラスと透明なガラスの境目を曖昧にさせ、同じ色ガラス部分でも彫りの深さによって異なる色合いを生み出します。このグラデーションが、ほかにはない薩摩切子グラスならではの独特な美しさを作り出します。

薩摩切子と江戸切子の大きな違いは？

薩摩切子以外に、江戸切子も伝統工芸品で有名です。どちらも切子で美しいですが、産地以外に技法でも違いがあります。

たとえば、薩摩切子に独特な美しさを生むぼかしは、江戸切子にはない技法。

江戸切子は薩摩切子と違い、色ガラスと透明なガラスの境界線がハッキリしており、色のコントラストが明瞭です。

薩摩切子のグラスは高級品！
値段が高い3つの理由

薩摩切子がなぜ高価なのか気になる方もいるでしょう。ここからは、その理由について解説していきます。

理由を知れば、値段をネックに感じている方も納得して購入できるはずです。

薩摩切子の値段が高い理由①
クリスタルガラスを使用しているから

薩摩切子には、ガラスの中でも最高級といわれるクリスタルガラスを使用しています。

クリスタルガラスは、シャンデリアやバカラなど高級食器に使われ、一般的なガラスよりも光の屈折率や透明度が高いのが特徴。その名の通り、クリスタルのような輝きを放ちます。

これに加え、クリスタルガラスの約4割は、製造過程で不純物や気泡が入ることで不良品→廃棄となるため、必然的に売価が高くなりやすいのです。

薩摩切子の値段が高い理由②
着色に鉱物を使用しているから

薩摩切子のガラスの着色には各種の鉱物を使用しており、なかには希少な鉱物を使用することもあります。

たとえば、薩摩切子を代表する「島津紫」「金赤」には「純金」が必要となり、ほかの色と比べても高い値がつけられるのです。

また、二色被せの薩摩切子は、通常2枚使用する色ガラスを「3枚使用」するため、通常の薩摩切子よりもさらに値段が高くなります。

薩摩切子の値段が高い理由③
高度な技術を必要とするから

薩摩切子を製造するためには、カット・着色に高度な技術を必要とします。

たとえば「紅」や「黄色」は発色が難しく、職人泣かせの色とも言われるほど。熟練の職人の技術があってこそ、生み出すことができます。

カットも同様で、一人前の職人になるまでに少なくとも10年は修行する必要があると言われます。

カットは正確な「線」を引き、適切な「角度」で切り込み、カットする「深さ」を自在に調節できなくては、薩摩切子ならではのグラデーションを生み出せません。

そのため、生み出される作品にもその技術に見合った高い値段がつけられるのです。

薩摩切子のグラスの色の種類

伝統的な薩摩切子6色

「藍」「緑」「黄」「島津紫」「紅」「金赤」

これらは、原料となる鉱物や温度の違いによって生み出されます。

現代の技術で生まれた新色

「古式（薄く淡い黄色）」「黒」「ブラウン」

二色被せのガラスを使った「二色衣」の色

「瑠璃金赤（るりきんあか）」「瑠璃緑（るりみどり）」「蒼黄緑（あおきみどり）」

昔ながらの薩摩切子は、透明ガラスと色ガラスの二層構造。そこにもう一枚色ガラスを重ね、三層構造にすることで色に深みとバリエーションを生み出しています。

二色被せは、複数の色合いを同時に楽しめるだけでなく、薩摩切子ならではのぼかしにより、幅広い色の変化を楽しめます。

薩摩切子のグラス！
お酒を優雅に愉しめるおすすめ11選

薩摩切子には、ウイスキーや焼酎に最適なロックグラスやお猪口、馬上杯など様々なタイプから選ぶことができます。

BECOSのラッピングサービスでは、高級和紙や素敵な風呂敷を使ったラッピング、熨斗（のし）などにも対応。大切な方へ薩摩切子を贈る際には、ぜひご利用してみてください。

薩摩切子グラスのおすすめ①
モダンクラシカルが魅力のオールドグラス

薩摩びーどろ工芸
薩摩ブラウン オールドグラス

薩摩切子グラスのおすすめ②
還暦祝いにぴったりなオールドグラス

薩摩びーどろ工芸
オールドグラス（金赤）

薩摩切子グラスのおすすめ③
アンティーク感のあるオールドグラス

薩摩びーどろ工芸
古式 オールドグラス

薩摩切子グラスのおすすめ④
多様な使い方ができるグラスペア

薩摩びーどろ工芸
【そば猪口2点セット】二重被せ（緑-瑠璃, 金赤・瑠璃）おちょこ

薩摩切子グラスのおすすめ⑤
薩摩切子デビューにぴったりな盃

薩摩びーどろ工芸
桜島盃

薩摩切子グラスのおすすめ⑥
実用性抜群のフリーグラス

薩摩びーどろ工芸
フリーカップ

薩摩切子グラスのおすすめ⑦
味わい深いお酒と料理も楽しめるお猪口

薩摩びーどろ工芸
おちょこ

薩摩切子グラスのおすすめ⑧
グラデーションを追求した酒器セット

薩摩びーどろ工芸
【酒器3点セット】二重被せ 片口 & お猪口

薩摩切子グラスのおすすめ⑨
飾り酒器「馬上杯」から始まる新しいトレンド

薩摩びーどろ工芸
【グラス】馬上杯

薩摩切子グラスのおすすめ⑩
極上ワインにふさわしい黒切子の輝き

薩摩びーどろ工芸
【ワイングラス】薩摩黒切子

薩摩切子グラスのおすすめ⑪
ビールの黄金色が映える！おしゃれな黒ビアグラス

薩摩びーどろ工芸
【ビアグラス】薩摩黒切子 ビールグラス

薩摩切子のグラスで格上げ晩酌タイムを！

卓越した職人技と高品質なクリスタルガラスが織り成す、芸術的な伝統工芸品「薩摩切子」。

ひとつのグラスの中で、多くの色彩を垣間見ることができる薩摩切子のグラスは、お酒を一層美味しく感じさせてくれます。

お酒好きな方へのプレゼントや自分へのご褒美に、ぜひ薩摩切子のグラスを手に取ってみてください！