本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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赤く丸い形をしただるまは縁起物として知られています。選挙のときに当選したらだるまに目を入れるなどすることも多いですね。
だるまといえばあらかじめ片目にだけ入れておいて、願いが叶えばもう片方の目を書いてあげるなどします。
ではなぜ片目だけいれるのでしょうか。また、両名を書き入れるのはどのタイミングなのでしょうか。
ここではだるまについてご紹介します。
ではまずだるまの意味や由来についてご紹介します。
日本では「七転び八起き」というように、倒しては起き上がる「起き上がりこぼし」が古来より縁起物とされていました。それと同じようにだるまもなんども起き上がる縁起の良いものだとされてきました。
さらにだるまは無病息災や家内安全などさまざまなことを祈願する縁起物で、「七転び八起き」の意味が込められています。
だるまはインドの達磨大師というお坊さんがモデルであると言われています。達磨大師は9年もの間壁に向かって座禅をしつづけたことで手足が腐り、手足を失ったという伝説があります。この手足を失った姿が現在のだるまに表されているというのが通説となっています。
ただし、赤い袈裟を身に着けていたとされており、この袈裟で手足が隠れて見えなくなっている様をあらわしているとも言われています。
だるまを購入したとき、目は両目とも書かれていない状態になっており、願いを込めるときに片目を描くとされています。この片目だけ入れることを「開眼(かいげん)」と呼び、願いを込めるために片目だけ入れます。
そして願いが叶ったら願いをかなえてくれただるまに感謝しながら左目を描きます。そして左目を描き込んだだるまは神社に持って行って供養してもらいます。
だるまは真っ赤な色が特徴的ですが、この赤色は魔除けの効果があると古くから言われています。赤色は火や血の色と同じで、様々な災いや病気から守ってくれるとされていました。神社の鳥居も赤いですが、神聖なものに赤色を用いることが多かったとされています。
ちなみに上州だるまというだるまは、15種類の色のだるまがあります。それぞれの色によって意味が異なりますので、気になったらチェックしてみると良いでしょう。
だるまを購入したときは目がついていませんので、片方の目に目を描きいれる必要があります。ここでは目入れ方法についてご紹介します。
だるまの片目に目を描く前に願掛けを行います。このときにだるまに向き合って願を掛けます。口に出さなくても大丈夫です。
そしてだるまの左目で自分から見て右側の目を入れます。
願いが叶ったら感謝しながら目を描きいれお焚き上げをしてもらいます。
目の入れ方は白目が残るように黒目を描きいれます。白目の部分を黒で塗りつぶすのではなく、白目を残すように書きます。
左右のどちらから入れるのかについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
だるまの目入れはさまざまな時期に行います。ここではだるまの目入れを行う時期を紹介します。
初詣に行って、だるまを購入する人も多いでしょう。このような人は1年のことをお願いすることが多いですので、家に帰って片目を入れましょう。
例えば、「書道を上達させる」「サッカーでレギュラーになる」というような物事のゴールではなく、今年ゴールを迎え来年に伸ばしていけるようなお願いがいいでしょう。
選挙などが代表的ですが、何かを達成したいときは達成したいことを始めるときに片目を入れます。例えば選挙なら出馬をするときに片目を入れます。
願い事が達成できたときに両目を入れてどんど焼きの日が来るまで待つか、神社やお寺でお焚き上げをしてもらいましょう。
目を入れるのに決まった日はありませんが、日本では古くから物事を行うのに良いという旧暦で表した日があります。
だるまに目玉を入れるなら大安や先勝が良いでしょう。
大安は毎月4回~5回ありますので、1回逃したからもうダメだとがっかりする必要はありません。
木のクズを固めた木地に、西陣織やちりめんなどの高級生地を木目込むことで、塗るタイプのだるまでは出せない高級感のあるだるまです。
目入れの際には、フェルトでできた目を接着剤で貼ることで目を入れることができます。
一つ一つ職人が丹精込めて作る手作りのだるま。納期は約1ヶ月程度かかりますが、とても可愛らしいだるまですので、飲食店などの開店祝いに特におすすめです。
大きさも手のひらサイズの小と、それよりも少し大ぶりな大の2種類があり、表面にあしらう生地の種類によってバラエティに富んだだるまを取り揃えています。ぜひ下のだるま達の中からお気に入りのだるまを探してみてくださいね。
今回はだるまの目入れに関して、片目だけ入れる意味、両目に入れるタイミングなどを解説しました。だるまというと結構な大きさのものを想像しますが、手のひらサイズのだるまも実はあったりします。インテリアの中でも悪目立ちをしない、ポップでありつつ上質なだるまを一つ置いてみてはいかがでしょうか。
だるまの片目入れは、願い事をする際の縁起物で、願いが叶ったらもう片方の目を入れることで両目を完成させるという意味があります。片目だけ入れておくことで、自分の目標や願いを常に意識し、努力し続けることを表しています。詳しくはこちら。
だるまの両目を入れるタイミングは、願い事が叶った時です。最初に片目を入れ、願いが実現したらもう片方の目を入れることで、両目を完成させることが目的です。そのため、自分の目標や願いが達成された時に両目を入れます。詳しくはこちら。
だるまの目入れに縁起がいい日として、大安とされる日が一般的です。大安は、五行思想に基づいて決まる六曜の一つで、吉事を行うのに適した日とされています。だるまの目入れを大安の日に行うことで、願い事が叶いやすくなると言われています。詳しくはこちら。
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