【高級ブランドの和包丁8選】出刃包丁や柳刃包丁などこだわりの品を種類別に紹介!

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

目次

和包丁とは?

「和包丁」は日本料理を作る際に使われる包丁のこと。基本的に片刃の品が多く、「出刃包丁」や「柳刃包丁」など、主に和食で使われる点が特徴です。片刃が基本の和包丁は切った際に食材が離れやすく、調理しやすい点が魅力。一方の「洋包丁」は、両刃が基本。家庭でもよく使われる「三徳包丁」や「ペティナイフ」などは洋包丁に分類されます。料理の美味しさや出来映えをよくする和包丁を使うなら高品質な高級ブランドの品を選んで楽しみたいですね。

購入する前に知っておきたい和包丁の選び方

購入する前に知っておきたい和包丁の選び方1
【種類で選ぶ】

和包丁にはいくつか種類があります。特に家庭でよく使われる和包丁は「出刃包丁」「柳刃包丁(刺身包丁)」「菜切包丁(薄葉包丁)」の3つです。

出刃包丁:魚をさばく際に使われる包丁
柳刃包丁(刺身包丁):お刺身のサクを切り分けるときに使う細長い刃の包丁
菜切包丁(薄葉包丁):野菜の切るのに適した包丁

それぞれに用途が異なるため、自分の求める種類のアイテムを選択しましょう。

購入する前に知っておきたい和包丁の選び方2
【材質で選ぶ】

和包丁を選ぶ際には刃の材質にも着目しましょう。材質には「鋼」「ステンレス」「セラミック」「チタン」「複合材」などがあり、切れ味やお手入れのしやすさが変わります

●「鋼」…重みがあるため切れ味が鋭く、魚や肉の骨もよく切れる。こまめな手入れが必要
●「ステンレス」…耐久性が高く、錆にも強いためお手入れしやすい
●「セラミック」…金属臭がなく軽量で錆びない
●「チタン」…切れ味は鋼製に比べて劣るが金属臭がなく錆びにくい
●「複合材」…鋼やステンレスなどを組み合わせた複合材で切れ味や手入れのしやすさを併せもつ

切れ味を重視するなら鋼製ですが、お手入れのしやすさを優先するならステンレス製の包丁を選ぶとよいでしょう。

購入する前に知っておきたい和包丁の選び方3
【刃渡りで選ぶ】

刃渡りは包丁の扱いやすさに関係します。サイズは種類によって異なるため、包丁ごとに家庭でよく使われるサイズを確認しておきましょう。出刃包丁の場合、イワシやアジなどの小型の魚をさばくなら100mmほどの「小出刃包丁」が向いています。大きめの魚をさばくなら家庭でも扱いやすい150mm~180mmほどの出刃包丁がおすすめ。柳刃包丁はプロが使うような刃渡りが長いものは扱いずらいため一般家庭では210~240mmほどのサイズが向いています。菜切包丁は150mm~200mmほどのサイズが一般的。手の大きさや調理するキッチンの広さなども考慮してサイズを選択しましょう。

購入する前に知っておきたい和包丁の選び方4
【有名な産地やブランドで選ぶ】

和包丁を選ぶ際には刃物の産地として知られる地域で作られたアイテムや有名ブランドのアイテムを選びましょう。刃物の産地として知られるのは福井県越前市や大阪府堺市、岐阜県関市などが挙げられ、熟練の職人によって作られています。業務用のほか家庭でも使える質の高い日本製の和包丁が欲しい人におすすめ。ブランドでは「堺實光」や「関孫六」といったアイテムも名が知られており人気です。

種類別に紹介!
高級ブランドの和包丁8選

有名な産地で作られた品やブランドの和包丁をご紹介します。和包丁のなかでも一般の家庭でよく使われる「出刃包丁」「柳刃包丁(刺身包丁)」「菜切包丁(薄葉包丁)」のなかから厳選。ギフトにも最適なアイテムをお届けします。

魚をさばくときに便利!
和包丁ブランドのおすすめの出刃包丁3選

魚をさばくときに使う出刃包丁は刃は厚みがあり先端が鋭い点が特徴。魚の頭や硬い骨をしっかり切れるように包丁自体に重みがあり、魚の三枚おろしもキレイに仕上げることが可能です。

和包丁ブランドのおすすめの出刃包丁1
【福井県の越前打刃物の出刃包丁(150mm)】

【越前打刃物】本鍛造 風紋 出刃包丁 150mm

福井県の伝統工芸「越前打刃物」の技術によって作られた出刃包丁。伝統工芸士が本鋳造・手打ちにて仕上げた逸品です。「白紙1号鋼」と呼ばれるハガネ材を使用。切れ味、切れ込みともに優れています。

150mmのサイズは一般的なご家庭でも扱いやすく、ブツ切や三枚おろし、あらおろしなど魚料理に役立ちます。柄の部分には耐久性に優れた丈夫な紫壇材を使用。風格のある出刃包丁を求める方におすすめです。

鍛冶工房いわい
【越前打刃物】本鍛造 風紋 出刃包丁 150mm

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和包丁ブランドのおすすめの出刃包丁2
【錆が出にくい堺刃物の出刃包丁(180mm)】

【出刃包丁】180mm INOX本焼 | 堺刃物

刃物の街として全国的に知られる大阪府堺市で仕上げを行った「堺刃物」の出刃包丁です。刃には「モリブデン鋼の本焼(単一素材)」を使用して研ぎあげた逸品。

本商品は錆が出にくく管理しやすい点もメリットです。柄は家庭用の包丁に使われることの多い木材「朴(ほう)」を使用した八角形の形状のアイテム。鞘も付いた本格仕様の一本はプレゼントにも最適です。

山脇刃物製作所
【出刃包丁】180mm INOX本焼 | 堺刃物

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和包丁ブランドのおすすめの出刃包丁3
【最高級の鋼を使用した切れ味が長持ちする堺實光の出刃包丁(120mm)】

紋鍛(青鋼) 出刃(片刃)包丁

最高級の鋼といわれる「安来 青二鋼」を使用した堺實光の出刃包丁。使われている「青鋼」は硬度が高いため、「白鋼」のアイテムよりも摩耗しにくい点が特徴です。

切れ味が長持ちする点もメリット。120mmとコンパクトなサイズなので、小さな魚をさばくことが多い方におすすめです。

堺實光 
紋鍛(青鋼) 出刃(片刃)包丁

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刺身をより一層おいしく!
和包丁ブランドのおすすめの柳刃包丁(刺身包丁)3選

柳刃包丁は「刺身包丁」とも呼ばれるとおり刺し身として切り分けるときに使う包丁です。刃渡りが長く薄い刃がついている点が特徴。魚のサクを引き切りすることで断面を崩さずさないなめらかな切り口のお刺身が味わえます。お刺身の味や食感にこだわりたい方におすすめです。

和包丁ブランドのおすすめの柳刃包丁(刺身包丁)1
【一般家庭で扱いやすいサイズの柳刃包丁(240mm)】

【柳刃包丁】240mm INOX本焼 | 堺刃物 | 山脇刃物製作所

山脇刃物製作所の240mmの柳刃包丁。錆びの出やすさを解消するため「モリブデン鋼」を使った商品です。モリブデン鋼を使うことで錆が出にくく、使い勝手のよい商品に仕上げている点が特徴。

硬度も高いので通常のステンレス製とは一線を画す切れ味です。240mmと一般のご家庭で扱いやすいサイズ感。お刺身をおいしく食べたい方におすすめです。

山脇刃物製作所
【柳刃包丁】240mm INOX本焼 | 堺刃物

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和包丁ブランドのおすすめの柳刃包丁(刺身包丁)2
【切れ味と研ぎやすさが魅力!堺打刃物の柳刃包丁(270mm)】

黒打 極上本霞 安来鋼白二鋼(片刃)朴水牛八角柄 270mm|BECOSオリジナル | 堺打刃物|一刀斎虎徹

大阪府堺市の鍛冶職人・刃付職人が作った柳刃包丁は、鋼材のなかでも不純物が少ない「白二鋼」を使った切れ味が鋭い一本です。研ぎやすさにもこだわったバランスのよさも魅力。

柄は「朴」を使用しているため水に強く変色や変形がしにくくなっています。刺身以外にも和食作りに利用できるバランスのよいアイテムです。

高橋楠
黒打 極上本霞 安来鋼白二鋼(片刃)朴水牛八角柄 270mm|BECOSオリジナル | 堺打刃物|一刀斎虎徹

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和包丁ブランドのおすすめの柳刃包丁(刺身包丁)3
【刃紋が際立つ堺刃物の柳刃包丁(300mm)】

【堺刃物】郷右馬允義弘 白二鋼水焼本焼 柳刃包丁300mm 鏡面波浮かし/樋入り 千本黒柿柄鞘仕様

鎌倉時代の刀鍛冶「郷右馬允義弘(ごう うまのすけ よしひろ)」の逸品「水焼本焼シリーズ」の柳刃包丁。刀身の上の部分にあたるヒラ部を鏡面仕上げして刃紋を際立たせた刃渡り300mmの一本です。

大阪府堺市の堺刃物の伝統の技術により生み出された高級ブランドの和包丁。鞘と柄には日本古来の銘木として知られる「千本黒柿柄」を使用った逸品は桐箱入りでお届けするので大切な方へのお祝いの品としてもおすすめです。

山脇刃物製作所
【堺刃物】郷右馬允義弘 白二鋼水焼本焼 柳刃包丁300mm 鏡面波浮かし/樋入り 千本黒柿柄鞘仕様

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野菜の調理に最適!
和包丁ブランドのおすすめの菜切包丁(薄葉包丁)2選

菜切包丁(薄葉包丁)は、野菜調理に適した包丁です。刃の幅が広く薄く作られているので軽くて使いやすい点が特徴。千切りやそぎ切り、桂剥きなど、野菜のさまざまな調理に利用できます。

和包丁ブランドのおすすめの菜切包丁(薄葉包丁)1
【見た目がかっこいいダマスカス鋼 堺刃物の菜切包丁(160mm)】

【菜切包丁】160mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 山脇刃物製作所

こちらも堺刃物を作る山脇刃物製作所によって作られている、菜切包丁です。
上記で紹介している商品と同様、錆が出にくいことが特徴です。摩耗もしにくく切れ味抜群で、柄には柿渋塗が施され、抗菌・防水・防腐の作用があるため、刃も柄も長持ちします。

柄は利き腕を問わない樫八角柄で、皆が使いやすいよう工夫されています。

外国でも人気のダマスカス鋼の包丁なので見た目もかっこよく、デザイン性も優れています。

山脇刃物製作所
【菜切包丁】160mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 山脇刃物製作所

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和包丁ブランドのおすすめの菜切包丁(薄葉包丁)2
【質と価格が魅力!関孫六の菜切包丁(165mm)】

関孫六 ダマスカス 菜切165 

貝印のブランドとして知られる「関孫六」。ダマスカス模様の菜切包丁は、使いやすさと研ぎやすさのバランスがとれた使い勝手の良い商品です。

熟練の職人の刃付けによって仕上げられた品は鋭い切れ味を味わえる逸品。柄は強度の高い「積層強化木」を使用しており、手に持ったときのフィット感の高さも魅力です。

関孫六
ダマスカス 菜切165mm

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和包丁と洋包丁の違いはなんですか?

「和包丁」は日本料理を作る際に使われる包丁のこと。基本的に片刃の品が多く、「出刃包丁」や「柳刃包丁」など、主に和食で使われる点が特徴です。一方の「洋包丁」は、両刃が基本。家庭でもよく使われる「三徳包丁」や「ペティナイフ」などは洋包丁に分類されます。高級ブランドの和包丁をお探しの方はこちらをご覧ください。

和包丁の選び方は?

和包丁は「種類」「材質」「刃渡り」「産地やブランド」で選ぶとよいでしょう。福井県越前市や大阪府堺市、岐阜県関市など、熟練の職人によって作られた高級ブランドの和包丁をお探しの方はこちらをご覧ください。

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