本記事の制作体制
熊田 貴行BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
熊田 貴行BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
香川漆器の伝統技法で仕上げた天然木製レンゲ。食べ口が大きめで鍋料理や雑炊から大鉢の取り分けまで幅広く活躍します。9色のカラーバリエーションはパーティーシーンの一口アミューズ皿としてもおしゃれで、テーブルを華やかに演出。職人・佐々木康之氏による一品で、重さわずか15gと軽いのも魅力です。
カトラリーとは、食卓で使うフォーク・ナイフ・スプーンの総称です。中世フランス語で刃物を意味する「coutellerie」に由来し、中世ヨーロッパの王族が毒殺を避けるためにシルバー製の食器具を使い始めたのが高級カトラリーの起点とされています。
今日、高級カトラリーは素材・技法・産地によって価格も使い心地も大きく異なります。ステンレス製の日常使いセットは数千円台から揃いますが、シルバープレート仕上げのブランド品になると1本数万円を超えるものも珍しくありません。この記事では高級カトラリーブランドを選ぶ際の判断軸を整理したうえで、BECOSが扱う日本の伝統工芸を生かしたカトラリーを具体的に紹介します。
高級カトラリーの素材は主に3種類。それぞれの特性を把握してから選ぶと失敗がありません。
カトラリーの中でも、ナイフは素材と形状の差が使い勝手に直結するアイテムです。食卓用ナイフを選ぶ際に見ておきたいポイントを整理します。
フランスのライヨール(Laguiole)は、オーブ地方の伝統的なナイフ製造の流れを汲み、ハンドルに牛骨・木・樹脂など多様な素材を用いることで知られています。刃に施された独特の蜂のモチーフと手仕事の装飾が愛好家を引き付ける理由のひとつです。燕三条では、ステンレスのダイニングナイフについても鎚起や研磨の技法を応用した製品が作られており、切れ味と艶の両立が特徴です。
海外製カトラリーは欧米人の体格を基準に設計されているため、持ち手が長く、重量も重めになりがちです。カトラリーの長さの基準としては、ディナーサイズ(約20〜24cm)、デザートサイズ(約18〜22cm)などがありますが、小柄な人や日本人の平均的な手のサイズには、デザートサイズに近い長さのほうが扱いやすい場合が多いです。購入前にサイズ(cm)を確認しておくと安心です。
箸文化の日本では、カトラリーが箸と並んで食卓に置かれるシーンも少なくありません。スプーンやフォークが大きすぎると、和食器とのバランスが崩れてしまうこともあります。
ステンレス製カトラリーでよく見られる仕上げの違いが「ミラー仕上げ(鏡面)」と「マット仕上げ(ヘアライン)」です。ミラーは光を反射して高級感があり、マットは指紋が目立ちにくく落ち着いた印象になります。有田焼の磁器スプーンのようにマット釉薬を使った白い仕上げは、どんな食器とも合わせやすいという実用上の強みがあります。
作り手の技が光る本物を、実物写真と送料込みでご覧いただけます。気になる品はそのまま購入できます。
日本の高級カトラリー産地として外せないのが新潟県の燕三条地域です。江戸時代から続く金属加工の集積地で、明治期に金属洋食器の生産が本格化。世界に誇る研磨技術で仕上げたステンレスカトラリーは、今も国内外の高級レストランやホテルで採用されています。
代表的な国内ブランドとしては、SUNAO(燕振興工業)、ラッキーウッド、ノリタケ(1904年創業)などが挙げられます。なかでもSUNAOは「日本の食卓に合うカトラリー」をコンセプトに、箸と並んで置かれることを前提にしたサイズ感と重量バランスを追求した日本製ブランドとして知られています。
カトラリーの製法としては、金属板材をプレス加工で立体的な形状に仕上げる工程が基本で、スプーンのくぼみやフォークの刃先は型に押しつけて成形されます。燕三条では、伝統技法「鎚起銅器(ついきどうき)」——一枚の金属板を金槌で叩いて形を作る技術——も現代のカトラリー製作に受け継がれており、機械プレスでは出せない微妙な曲面と肉厚の均一さを実現しています。
海外の高級カトラリーブランドでは、フランスのクリストフル(Christofle)が特に知られています。エリゼ宮の公式晩餐会でも使用される同ブランドのシルバープレートカトラリーは、その品質と歴史的な格式で世界的な評価を得ています。具体的な価格や仕上げの仕様はシリーズによって異なるため、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
ポルトガルのクチポール(Cutipol)は、スタイリッシュなデザインと比較的手に取りやすい価格設定で、高級ホテルやモダンなレストランで採用されることが増えています。細身でスリムなシルエットは日本人の手にも馴染みやすいと評価されています。
フランスのライヨール(Laguiole)はナイフの産地として名高く、独自の装飾と切れ味で愛好家が多いブランドです。ハンドルに牛骨・木・樹脂など多様な素材を選べるため、用途や好みに合わせたカスタマイズ感も楽しめます。
デンマークのカイ・ボイスン(Kay Bojesen)は、北欧デザインを代表するカトラリーブランドのひとつとして広く知られています。日本の技術と北欧デザインが融合したカトラリーとして紹介されることが多く、購入後に語れるストーリーを持っています。
BECOSが扱うカトラリーは、ステンレスの量産品とは一線を画す「伝統工芸×食卓道具」の視点で選ばれたものです。香川漆器、美濃焼、有田焼——それぞれの産地の技と作り手の個性が、日常のティータイムや食卓に小さな非日常をもたらします。
【87.5】レンゲ 9色|香川漆器|3,520円
佐々木康之氏が手がける香川漆器のレンゲは、天然木に漆を塗り重ねた一品。重さわずか15gと極めて軽く、お鍋や雑炊の取り分けから、パーティーで一口アミューズを乗せるプレートとしても使えます。9色展開で、食卓の雰囲気に合わせてカラーを選べるのも魅力です。
【87.5】子供用スプーン 9色|香川漆器|2,200円
同じく佐々木氏の作。重さ6gと驚くほど軽く、幼児期から使い始められるサイズ感です。デザートスプーンやコーヒースプーンとしても使えます。出産祝いのギフトとしても選ばれています。
【美濃焼】花びらスプーン|1,320円 / スプーン|2,200円
愛知県を拠点に活動する器作家・山田晋一朗氏の作品は、日本最大級の陶磁器フェア「やきものワールド」に出展されている受注生産品です。花びらスプーン(W9.0×D5.0cm)は小ぶりで食卓のアクセントに、スプーン(W15.5×D3.3cm)はデザートやスープにも使えるサイズ。陶磁器ならではの素地の質感と、一点一点異なる表情が「量産品にはない個性」を食卓にもたらします。
【2016/】藤城成貴 スプーン(ホワイト)|1,650円
取っ手の接着角度に徹底してこだわった有田焼のスプーン。マット仕上げの白磁は30gと手に馴染む重さで、どんな食器とも合わせやすい仕上がりです。
【2016/】クリスチャン メンデルツマ スプーン(スプリンクル)|2,640円 / スプーン(ホワイト)|1,650円
オランダ人デザイナー・クリスチャン メンデルツマ氏と有田焼が協働した作品。布を重ねた形状をスプーンに落とし込んだ独自の造形で、ティータイムのテーブルに独特の存在感をもたらします。
【2016/】インゲヤード ローマン ティースプーン(ホワイト マット)|5,170円
スウェーデン人デザイナー・インゲヤード ローマン氏と有田焼のコラボ作。横幅を広くとった設計でお茶の葉をすくいやすく、実用性を突き詰めたシンプルな美しさが特徴です。重さ15g、W8.0×D3.8cmと手のひらに収まるサイズ感で、上質な日常使いに向いています。
高級カトラリーはギフトとして贈られる機会が多いアイテムです。贈る相手と場面によって選ぶ視点は変わります。
BECOSが厳選した逸品です。用途や贈る相手に合わせてお選びください。
香川漆器の伝統技法で仕上げた天然木製レンゲ。食べ口が大きめで鍋料理や雑炊から大鉢の取り分けまで幅広く活躍します。9色のカラーバリエーションはパーティーシーンの一口アミューズ皿としてもおしゃれで、テーブルを華やかに演出。職人・佐々木康之氏による一品で、重さわずか15gと軽いのも魅力です。
天然木に漆を施した香川漆器の子供用スプーン。重さ6gと非常に軽く、割れにくい素材で幼児期から安心して使えます。デザートスプーンやコーヒースプーンとしても使いやすいサイズで、9色から選べる豊富なカラーが食事の時間を楽しくします。出産祝いや入園・入学のプレゼントにも喜ばれる一品です。
愛知県を代表する伝統技法・美濃焼で作られた、花びら型の個性的なスプーンです。日本最大級の陶磁器フェア「やきものワールド」に出展する作家・山田晋一朗氏による1点もので、ほかにない造形が食卓に独特の華やぎを添えます。受注生産のため手元に届くまでの時間も、作家もの工芸品ならではの特別感といえるでしょう。
「やきものワールド」出展作家、山田晋一朗氏が手がける美濃焼の陶磁器スプーンです。全長15.5cmと使いやすいサイズで、陶器ならではの温かみある質感が食卓に落ち着いた雰囲気をもたらします。1点ものの受注生産品のため、贈り物にも自分へのご褒美にも、世界に一つだけのカトラリーとして長く愛用できます。
佐賀県の伝統技法・有田焼で作られた磁器製スプーン。取っ手の接合角度にこだわり、持ちやすさと使いやすさを両立した設計が特徴です。マットな白色はどんな食器とも相性よく合わせやすく、日常使いに重宝します。電子レンジ・食洗器対応で実用性も高く、毎日のテーブルに取り入れやすい一品です。
布を重ねた形状を有田焼の磁器で表現した、クリスチャン・メンデルツマデザインのスプーン。織り目のような独特のテクスチャーがティータイムの演出を格上げします。重さわずか5gと軽量ながら、電子レンジ・食洗器に対応した実用性も兼備。テーブルコーディネートのアクセントになるスタイリッシュな一点です。
布を重ねた形を磁器で再現したクリスチャン・メンデルツマのホワイトスプーン。有田焼の繊細な技術が生む織り目の表情が、シンプルなホワイトの中にも独特の存在感を醸します。1650円というリーズナブルな価格ながら電子レンジ・食洗器対応で、ティータイムのギフトとしても扱いやすい一品です。
スウェーデン人デザイナー、インゲヤード・ローマンと有田焼の技術が融合したホワイトマットのティースプーン。横幅広めの設計でお茶の葉がすくいやすく、機能美を追求した形状が日常のお茶の時間を豊かにします。電子レンジ・食洗器対応で扱いやすく、上質な暮らしを求める大人への贈り物にも最適な逸品です。
高級カトラリーは素材・産地・製法によってまったく異なる体験をもたらします。燕三条の研磨技術が生むステンレスの艶、香川漆器の軽さと発色、有田焼のデザイナーズスプーンが持つ造形美——どれも「ただの食器具」とは異なる背景を持ちます。
まず素材と価格帯から自分の用途に合うものを絞り、次にサイズと仕上げを確認する。自分用なら日常使いの耐久性を、ギフトならブランドのストーリーと箱の佇まいも判断材料にするといいでしょう。
燕三条の研磨士が磨いたスプーンを手に取るとき、その重さと艶の意味が少しだけ分かる——それが高級カトラリーを選ぶ本当の理由かもしれません。BECOSでは香川漆器・美濃焼・有田焼のカトラリーを作り手別に取り扱っています。産地と職人の背景を知ってから選ぶと、一本のスプーンが持つ意味が変わります。
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