本記事の制作体制
熊田 貴行BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
熊田 貴行BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

招き猫の右手と左手では、招くご利益がまったく異なります。右手を上げた招き猫は「金運・幸福」、左手を上げた招き猫は「人・縁・千客万来」を招くとされています。まず「自分は金運を高めたいのか、人とのご縁や集客を願うのか」——その一点を決めると、選ぶべき招き猫がすっきり絞れます。
この記事では、招き猫の手の意味(右・左・両手)を軸に、手の高さ・色・置き場所・由来・産地別の特徴まで一記事で解説します。後半ではBECOSが扱う伝統工芸の招き猫も紹介しますので、購入を検討している方はあわせてご覧ください。
📚 招き猫とは?意味・由来・歴史から選び方・置き場所まで完全解説 を読む →
縁起物として店頭や家庭に置かれてきた招き猫ですが、上げている手の左右によって意味がまったく異なります。近年は海外でも「Lucky Cat(ラッキーキャット)」として親しまれていますが、右手と左手の違いを知っている人は意外と少ない。まずここを押さえると、選び方が一気に明確になります。

右手を上げた招き猫は、「金運」や「幸福」を招くとされています。財運・出世を願う場面で選ばれることが多く、一般家庭に置かれるケースも目立ちます。
なぜ右手が金運なのかについては諸説あります。「多くの人が右利きで、お金を右手で扱うから」という説が広く伝わっており、「打ち出の小槌を振る手が右手だから」という解釈も添えられます。いずれも確かな史料があるわけではなく、長い年月をかけて定着した言い伝えです。
また、昔の京都では右手を上げた招き猫(雄)が昼の商売繁盛のために置かれていたという説もあり、商いとの結びつきを感じさせる話として伝わっています。常滑系の招き猫では「右手はお金を招く」という解釈が定番となっており、産地の職人の間でも広く共有されています。

左手を上げた招き猫は、「人」を招くとされています。小売店・飲食店・宿泊施設など、多くの来客を求める場所で重宝されており、開店祝いや開業祝いの定番ギフトとしても知られています。
左手が人を呼ぶ理由については、「遊女が客を手招きする姿に由来する」という説が伝わっています。昔の京都では左手を上げた招き猫(雌)が夜の商売繁盛のために置かれていたという話も残っています。
人間関係の向上や恋愛成就にもご利益があるとされることから、一般家庭でも左手上げを選ぶ人が増えています。集客を願うお店はもちろん、人との縁を大切にしたい方にも向いています。

両手を上げた招き猫は、右手の「金運・幸福」と左手の「人・縁」を同時に招くとされ、一挙両得を期待できます。ただし、両手を高く上げた姿が「お手上げ(降参)」を連想させるとして、縁起が悪いと考える人も一定数いるのは事実です。
産地や作り手によって見解はさまざまで、「すべての福を招くのだから問題ない」という考え方も根強くあります。開店祝いの贈り物として選ぶ場合は、受け取る相手の考え方を踏まえて判断するのが無難です。デザインによっては「祈っているポーズ」として作られているものもあり、見た目の印象で選ぶのも一つの方法です。
招き猫は上げている手によって性別が異なるとも言われています。右手上げがオス猫、左手上げがメス猫とする説で、雄猫の方が体が大きく右足で踏ん張る力があるため、より遠くに手を伸ばせるという解釈も添えられています。厳密な根拠があるわけではなく、産地や時代によって変遷もあったとされる言い伝えです。
招き猫は手を上げる高さによっても意味が変わります。一般的に「手を高く上げているほど、より遠くから大きな福を招く」とされています。
手を耳より高く上げているものを「手長(てなが)」と呼び、遠い場所や遠い未来から福を呼び込む力があるとされています。反対に耳より低いものを「手短(てみじか)」と呼び、身近な福を招くとされます。
三毛猫のイメージが強い招き猫ですが、実際にはさまざまな色のバリエーションがあります。色によってご利益の意味が異なるため、手の左右と合わせて選ぶとより目的に合った一体を見つけやすくなります。なお色の意味は産地や作り手によって異なる場合もあり、厳密な統一ルールがあるわけではありません。
「金運を招く右手上げ×金色」の組み合わせは財運を重視したい人向け、「人縁を招く左手上げ×ピンク」なら恋愛運を高めたい人にフィットします。手の向きと色の掛け合わせで、ご利益を重ねることができます。
作り手の技が光る本物を、実物写真と送料込みでご覧いただけます。気になる品はそのまま購入できます。
「どれを選べばいいかわからない」という方のために、目的とシーン別に整理しました。
| 目的・シーン | 手の向き | おすすめの色 | 置き場所の目安 |
|---|---|---|---|
| 金運・財運アップ | 右手上げ | 金・黄・白 | 玄関・仕事部屋・金庫の近く |
| 商売繁盛・集客 | 左手上げ | 白・黒・金 | 店の入口・レジ周辺 |
| 人間関係・縁結び | 左手上げ | ピンク・白 | リビング・玄関 |
| 健康長寿を願う | 右または左 | 赤・白 | リビング・寝室 |
| 開業・開店祝いのギフト | 左手上げ(または両手) | 白・金 | 贈り先の入口付近 |
| 引越し・新生活の祝い | 右手上げ | 白・黄 | 玄関・リビング |
開業・開店祝いのギフトとして贈る場合、両手上げは「お手上げ」の連想を避けるため左手上げが無難という考え方もあります。一方で「すべてを招く」として両手上げを喜ぶ方もいるため、迷うときは左手上げを選ぶのが安全策です。
招き猫の主な産地は愛知県の常滑・瀬戸、石川県の九谷焼です。産地が異なるとフォルム・色づかい・価格帯が大きく変わります。
| 産地 | 主な特徴 | 印象 |
|---|---|---|
| 常滑焼(愛知) | 丸い大きな目・二頭身の王道フォルム。招き猫製造が盛んな全国有数の主要産地。現在のスタイルは昭和以降に確立された | 王道・定番 |
| 瀬戸焼(愛知) | すっきりした顔立ちと繊細な絵付け。生きた猫の姿を模したスリムな造形が特徴。常滑と並ぶ日本六古窯の産地 | 上品・端正 |
| 九谷焼(石川) | 赤・青・緑・黄・紫の五彩を使った鮮やかな色絵が特徴。品のある横座りのフォルムも人気で、贈り物需要が高い | 華やか・コレクション向け |
| 江戸木目込み(埼玉ほか) | 着物生地や正絹を木目込む技法。布地の温かな風合いと繊細な仕上がりが持ち味。伝統工芸士の手仕事によるものも多い | 格調・贈答向け |
| 肥前吉田焼(佐賀) | 磁器の白い肌を活かしたシンプルでモダンなデザイン。現代のインテリアにも溶け込みやすい | 現代的・スタイリッシュ |
産地の選び方は、置く場所のインテリアや贈る相手の好みで決めると失敗が少ない。伝統的な和室には九谷焼の五彩が映え、モダンな空間には肥前吉田焼のシンプルな白磁が溶け込みます。江戸木目込みは布地の質感が独特で、置物というより工芸品としての存在感があります。
BECOSでは常滑・瀬戸・九谷に加え、埼玉の江戸木目込みや佐賀の肥前吉田焼による招き猫も取り扱っています。産地・技法・価格帯から選べるのが強みです。
招き猫は江戸時代後期に起源を持つ縁起物とされています。江戸の町人文化から生まれたといわれ、浮世絵には露天商が招き猫を売る姿も描かれています。「千客万来」と書かれた小判を持ち、片方の前足を上げて招く仕草をした置物として、飲食店をはじめとした店頭に広く置かれてきました。
発祥については諸説あり、代表的なものが以下の三説です。
どちらが「本当の発祥」かは史料的に確定していません。複数の説が並び立ちながら、招き猫の文化が育まれてきたと考えるのが自然です。なお、9月29日は「招き猫の日」とされており、各地の招き猫にゆかりのある寺社や産地でイベントが行われることもあります。
右手上げの招き猫が広まった経緯についても諸説あります。着物の左たもとにお金を入れる習慣があったため、お金を出し入れする右手を上げた招き猫が「お金招き」として定着したという説の一つです。元々は左手上げが主流だったとする見方もありますが、確かな文献的根拠はなく、産地・時代によって変遷があったと見られています。

招き猫はもともと、人が行き交う場所でその力を発揮するとされています。店舗であれば入口やレジ付近、家庭であれば玄関やリビングが定番です。個室に閉まってしまうより、人の目に触れる場所に置く方がよいとされています。
古くなったり割れたりした招き猫は、定期的に新しいものを迎える習わしがあります。数年を目安に買い替えるのがよいとされることが多く、処分する際は神社・寺のお焚き上げに持参するのが丁寧な方法とされています。塩で清めてから紙に包んで処分する方法も広く行われていますが、自治体のルールに従って通常のごみとして処分しても問題ないとする考え方もあります。神社・寺のお焚き上げか、塩で清めてから処分するのが丁寧な方法です。
【箸】 縁起物 招き猫 | 能登ヒバうるし箸 | 橋本幸作漆器店
¥1,980
BECOSで見る →
BECOSでは、伝統工芸の作り手による招き猫の置物から招き猫モチーフの実用品まで取り扱っています。量販店の大量生産品とは異なり、各産地の技法・素材・職人の手仕事が込められた一体です。開店祝い・開業祝い・新生活の贈り物にも、ご自身用にも選んでいただけます。
【招き猫】正絹緞子 (特大) | 江戸木目込み | 柿沼人形
¥31,350
BECOSで見る →
伝統工芸士・柿沼東光が手がける江戸木目込みの招き猫。正絹緞子を木目込んだ特大サイズ(高さ18cm・重さ約500g)で、布地の光沢と重厚感が存在感を引き立てます。従来の木目込み人形にはなかった素材を取り入れた意欲作で、開店祝いや開業祝いの贈り物としても選ばれています。
光彩レーヨンを使った招き猫で、光の当たり方によって表情が変わる華やかさが特徴。SサイズとLサイズの展開があり、予算や置き場所に合わせて選べます。柿沼人形の招き猫の中では比較的手の取りやすい価格帯です。
ちりめん生地を贅沢に使い、多色の組み合わせが華やかな一体。レーヨン素材の軽やかな質感で、インテリアのアクセントとしても馴染みます。Lサイズは高さ15.5cmで、玄関や棚に置いてもしっかりとした存在感があります。
金彩の生地を木目込んだ格調高い一体。高さ10cmのSサイズながら、金の艶が品格を添えます。財運・出世を願う右手上げの招き猫として、ビジネスシーンの贈り物にも選ばれています。
白地に金襴の生地を組み合わせた、清潔感と華やかさを両立した一体。高さ10cmのコンパクトなサイズで、デスクや棚など狭いスペースにも収まります。白は開運招福の縁起色でもあり、贈り物として幅広いシーンに使えます。
右手(前脚)を挙げた招き猫で、金運を招くとされます。首の後ろにお金を入れる仕様で、リボンで隠れているため普段は見えない設計。へそくりを貯める実用的な使い方はもちろん、ご祝儀を入れて開店・開業祝いとして贈るユニークな使い方もできます。黒は厄除け・魔除けの縁起色でもあり、金運招きと厄除けを重ねたい方に。
同シリーズの白。白磁のシンプルな佇まいは現代のインテリアにも違和感なく溶け込みます。白は開運招福の縁起色で、右手上げの金運招きと組み合わさり、財運を願う場所に置くのに向いています。
友禅の着物生地を木目込んだ特大サイズ(高さ18cm)の招き猫。黒地に友禅の文様が映え、凛とした印象を与えます。黒は厄除け・魔除けの縁起色で、空間の引き締め役としてリビングや店頭に置いても様になります。
置物ではなく日常使いで縁起を取り込みたい方には、モチーフをあしらった実用品もあります。BECOSでは漆塗りの能登ヒバうるし箸(招き猫柄・橋本幸作漆器店・¥1,980)や岐阜提灯の招き猫レターセット(オゼキ)など、日本の伝統技法で仕上げたアイテムも揃えています。
BECOSが厳選した逸品です。用途や贈る相手に合わせてお選びください。
伝統工芸士・柿沼東光による江戸木目込みの技法に、正絹緞子という高級着物生地を組み合わせた特大サイズの招き猫。高さ18cmの存在感と重厚な素材感は、開店祝い・開業祝いの贈り物として場に映える一品です。招き猫に込められた意味とともに、特別な節目の祝いに選ばれています。
「星に願いを」をテーマにした光彩仕様の招き猫。レーヨン素材と高機能樹脂を組み合わせた江戸木目込みならではの繊細な仕上がりで、SサイズとLサイズから選べます。手頃な価格帯なので自分用の開運インテリアとしてはもちろん、大切な方への縁起物ギフトにもぴったりです。
伝統工芸士・柿沼東光が手がけた江戸木目込みの招き猫「星に願いを」ちりめん多色版。鮮やかな多色のちりめん生地が目を引き、S・M・Lの3サイズから用途や飾る場所に合わせて選べるのが魅力です。9,350円〜とシリーズ内で取り入れやすい価格帯で、開運の縁起物として日常に取り入れやすい一点です。
金彩を施した格調高い江戸木目込みの招き猫。Sサイズ(H10.0cm)とコンパクトながら30,800円の価値にふさわしい精緻な仕上がりで、座布団付きで届きます。伝統工芸士・柿沼東光の技が光るこの一品は、特別感のある開業祝いや長く飾り続けたいこだわりの自分用にも最適です。
白地に金襴の生地を纏ったSサイズの招き猫は、清潔感と華やかさを兼ね備えた縁起物。白は招き猫の定番色のひとつで、幸福や純潔を表すとされています。座布団付きで届くため、そのまま飾れる手軽さも◎。開業祝いの贈り物や、インテリアとして気軽に取り入れたい方におすすめです。
肥前吉田焼のシンプルでモダンな磁器製招き猫。右手(前脚)を上げており、金運を招くとされる縁起物です。首の後ろにお金を入れる仕掛けがリボンで隠れているユニークな設計で、へそくり貯金はもちろん、ご祝儀を入れて開店・開業祝いに贈っても喜ばれる遊び心ある一品です。
佐賀県の伝統技法・肥前吉田焼で作られたシンプルでモダンな白い招き猫。右手(前脚)を挙げており、金運を招くとされています。首の後ろにお金を入れられる仕掛け付きで、へそくりを貯めたり開店祝いのご祝儀入れとして贈ったりと、実用的な楽しみ方ができる個性派の縁起物です。
着物生地の「友禅」を黒地で纏った特大(18cm)の江戸木目込み招き猫。黒の招き猫は魔除けや厄除けの意味を持つとされ、凛とした存在感が空間を引き締めます。伝統工芸士・柿沼東光の技と着物生地の美しさが融合した一品で、開業祝いや格調ある贈り物としておすすめです。
招き猫選びで迷ったときは、「何を招きたいか」を最初に決めることがポイントです。金運・財運を高めたいなら右手上げ、人との縁や集客を呼び込みたいなら左手上げ——この軸が固まれば、色・手の高さ・産地は自然と絞り込めます。
産地ごとの造形の違い(常滑の王道フォルム・九谷焼の五彩・江戸木目込みの布地感)は、置く場所や贈る相手の好みで選ぶとフィットしやすい。伝統工芸の招き猫は、量産品とは異なる手仕事の厚みが手に伝わり、贈り物としても長く手元に残るものになります。
産地・技法・価格帯ごとの一覧は、BECOSの招き猫ページからご確認いただけます。
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